第93回 GAINSプロフィールの意義

参照: 英語版 Episode 208: “Behind the GAINS Profile”

提供:コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社チームビルディング研修のJCTBの提供でお送りいたします。

安:大野さん、今回は「GAINSプロフィールの意義」ということですが、これについてお話をしていただけますでしょうか。

大野:はい。GAINSプロフィールを使った1to1を、GAINSエクスチェンジとかGAINSの交換と言ったりします。あらためてこのGAINSの意味、これは頭文字を取っているわけですけれども、GはGoals、目標です。AはAccomplishments、実績。IはInterests、趣味とか関心事。NはNetworks、人脈。そして最後はSkillsのSになります。
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大野:今回は特に一つ一つの項目の意義を確認していきたいと思っています。
大野:まずGはGoal、目標ということでしたけれども、これはお互いがどう助け合うかを意味すると思うんですね。例えば私が安さんの目標を伺って、逆に私の目標を安さんが理解してもらえると、それはお互いが助け合う方法が見いだせるということになりますよね。

安:そうですね。

大野:そしてAは実績ですけれども、例えば安さんがどんな実績を持っていて、どんなことを誇りに思っているとか、それによって私が例えば安さんに紹介したいなと思っていた人に会った時に、安さんが信頼に足るかを伝えることができますよね。

安:はい。

大野:その人の実績を伝えることで、その人が目の前にいなくても信頼できる人であることを相手の人に伝えることができるわけです。

安:はい。

大野:そしてIは趣味、関心事です。GAINSの1to1をやる時に、このIから始めることをヘーゼルが勧めてくれています。そうすることで相手の人とラポールを築くことができ、その後の会話を続けやすくなるということです。

安:そうですね。

大野:そしてNは人脈です。どんなところに人脈、人のつながりを持っているか。例えば私が安さんの持っている人脈に興味を持つかもしれませんよね。例えばどんなところに人脈を持っていらっしゃいますか。

安:フランチャイズ関連の方ですね。

大野:いいですね。その安さんの持っていらっしゃるフランチャイズ関係の人脈に、私も触れてみたいですね。

安:興味を持っていただけましたか。うれしいです。

大野:そして最後のSです。これも人に紹介をする一つのきっかけになるわけですけれども。例えば安さんは何かスキルといえるようなもの、仕事に関係なくてもいいですが、何かありますか?

安:私は人前で話す機会が多いので、それも一つのスキルになるかと思うのですが、いかがでしょうか。

大野:そうですね。トーストマスターズでもご一緒させていただいたことが何度もありますけれども、話すのが本職じゃないかと思うほど。これを聞いてくださっているリスナーの皆さんも、安さんが社会保険労務士だということを信じられない人もいるかもしれませんね。

安:そうかもしれないです。

大野:直接仕事につながっているわけではないかもしれないですけど、そのスキルというものがきっかけとなって、人とつなげることができる可能性はありますよね。
今、5つご紹介しましたけれども、それぞれの項目の一つ一つの意義、それがどういった意味を持っているかを理解して使うということが大切になってくると思います。

安:はい。

大野:結局、相手の人との共通の項目を見出す、それによって距離を縮める関係を築くきっかけにするということです。GAINSの1to1をやることで、より深い関係を築くことができるというふうにおっしゃっています。

安:はい。

大野:こういったGAINSのシートみたいなものを使わないと、1to1ってややもすると社交の時間になってしまったりすることが多いと思います。例えば天気の話やスポーツの話、最近だとオリンピックなども話題になっています。世間話をすることが悪いわけではないですし、人間関係をつくるのにもちろん役立つ部分もあるのですが、お互いのビジネスについてはあまり建設的ではない、役に立たないということに結果としてなってしまうことがあります。
一方、こうしたGAINSのプロフィールを使うことで、ビジネスとかリファーラルにつながりやすい1to1をすることが可能になるということでしょうね。

安:そうですね。

大野:もう一つ大事なことを、今回ポッドキャストの中で取り上げているんですけれども。これは会話のためのツールであって、質問リストではないというふうに言っています。
これは大事なポイントだと思います。お互いがどうしても質問を投げかけるというスタイルになりがちです。ではなくて、会話の一つ一つのトピックに過ぎないので、スムーズな会話のためのきっかけとして使っていただいて、相手の人を面接しているような使い方にならないように気をつけることが大切と言っていますね。

安:そうですね。

大野:それともう一つ、これは私も素晴らしいアイデアだと思ったんですけれども、GAINSの順番でやる必要はないというふうに言っています。Gから必ずしもスタートしなくて良くて、これは先ほど言いましたけど、むしろIからスタートすることでラポールを築く。それから他の項目へ話を展開していくということがいいのだそうです。これはお互いの共通のベースになって、そこからスムーズな話ができるということでしょうね。

安:そうですね。

大野:最後にもう一つ大切なこと。GAINSのプロフィール、GAINSの1to1は、一回きりで終わらせないということ。もしかしたらメンバー歴の長い人は、「もう10年前に全員とやったから、もう一度やるべき意味が分からない」という方もいらっしゃるかもしれませんが。これは繰り返し同じ人とやることも大切です。
どうしたって人生は変化がつきものです。趣味なども変わるかもしれないし、目標も当然、達成していけば変わっていきますよね。人脈もその時その時で変わって新しくなっていきます。「安さん、前回はこんなことを言っていましたよね。あれからどんな進展や変化がありましたか」というふうに。「何か新しいことはありましたか。達成したこととか、今大切なことは何ですか」とか。なぜそういうふうに変わったのかというのも面白い会話になると思うんです。

安:そうですね。

大野:当然リファーラルにもつながる可能性が出てきます。

安:深みが出そうですね。

大野:そうですね。

安:では、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大野:はい。ぜひ、あらためてこのGAINSのシートを使っていただいて、1to1をチャプターのメンバーの人たちと、まずはやってみていただきたいと思います。すでに何度か1to1をしているメンバーもいると思うんですけれども、定期的にこのGAINSを使った1to1をすることで、より相手の人と深い関係を作っていく、築いていくということが可能になると思います。

安:私のチャプターでも最近、新メンバーの方が多いので、GAINSをやる機会が増えていたのですが、やはり前からいるメンバーとも改めてやってみたいなと思いました。

大野:素晴らしいですね。

安:恐れ入ります。

大野:安さんと私も一度GAINSの1to1をやりましょう。

安:はい、ぜひお願いします。

大野:お願いします。

安:ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社チームビルディング研修のJCTBの提供でお送りいたしました。

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