第231回 独りBNIやってます。

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第231回は「独りBNIやってます。」と題してお送りいたします。

安:さて、大野さん、大竹さん、本日もよろしくお願いします。

大野:よろしくお願いします。

大竹:お願いします。

安:今回のテーマが、「独りBNIやってます。」という、結構キャッチーなタイトルなんですけれども、大野さん、これについてお話をしていきましょうか。

大野:はい、これ多分、いろんなチャプターで、特にビジターさんで、こういうふうに、「実は僕独りでBNIみたいなことを今までやってきているので」っていう話をされる方をお見かけすることが結構多いんじゃないかなというふうに思うんですけど、大竹さんどうですか?

大竹:僕も聞いたことありますね。

大野:独りBNIっていうものの考え方と、いわゆるBNIのチャプターという、チームでやるということもちょっと違いを、今日は掘り下げていけたらなというふうに思っています。

安:はい、では私もよく聞くこの「独りBNI」という言葉なんですけど、そもそも独りBNIって何なんでしょうねっていうところが結構気になるんじゃないかなと思うんですけど、大野さん。

大野:おそらく、私も実際自分でやってたりとか、見たことがあるわけではないんですけど、私が思うに独りの方が豊富に人脈を持っていらっしゃって、その方も結構人をつなげるのがお好きなんだと思うんですよね。役に立てるような人をいろいろ自分の人脈の中から紹介をしていくということを積極的にされている、いわゆるギバーなんだと思うんですね、与えることが好きな方だなと思うんですけど、なので、独りでいろんな人のために人を繋いでいますよということが、この独りBNIという言葉で表現されているのかなというふうに思いますね。

安:そうですね、確かに。私がお会いする方も同じようなことをおっしゃいますね。実際に人を紹介していくということに対して、喜びを感じている方がすごく多い印象がありますね。

大野:そうでしょうね。だから、BNIのチャプターと同じことができているかというと、必ずしもそうじゃないというか、むしろ大切な機会を逸してしまっている部分が大きいんじゃないかなと思って、今回このテーマを取り上げているんですよね。

安:ちなみに今おっしゃった、独りBNIをやっていますという方が見落としているというか、やりきれていない部分というのが、まさにBNIの活動の中で得られるものだと思うんですけど、大野さんとしてはそのあたりってどの辺がそうだなと思われるのかちょっとお聞きしてみたいなと思うんですが。

大野:よくぞ聞いてくださいました。BNIって実はチームスポーツとよく例えられるんですけど、先ほどの独りBNIの場合って、チームにはなってないんですよね。一人の方がいろんな方とつながっているので、その人がご自身の人脈のハブになっている。彼を起点としていろんな人をつないでいるということなので、チームではない。1対他という関係性なんですよね。一方でBNIのような、BNIのことをリファーラルグループというふうに表現することができるんですけど、リファーラルパートナーたちがグループの中にたくさん存在していて、お互いにリファーラルを通じて助け合っているという構図ですよね。そのチームとして存在しているだけじゃなくて、これはもしかしたらBNIの特徴というところになるかもしれない。あるいは文化というところかもしれないんですけど、そこのどういうカルチャーを持っているか。BNIとかそのBNIのチャプターがどういうカルチャーを持っているのか。あるいはどういうルールがあって、どういう時間の過ごし方を毎週していてとか。そもそも毎週ミーティングをやっている会というものが多分極端に少ないと思うので、そういった環境ですよね。あるいはコンテクストみたいなものがBNIの場合は、一人ひとりがコミットしやすい、そういう環境になっているということだと思うんですよね。なので、独りBNIはもちろん、その独りの方の頑張りによって、いろんな方がメリットを享受しているわけですけど、チームでちゃんとしっかりと動けるのであれば、それはチーム全員がステークホルダーでありつつ、お互いがコミットすることでさらに大きな成果というか結果をチームとして生み出すことができる、そういう環境を持っているということだと思うんですよね。なのでBNIと同じように、例えば誰かがリファーラルのチームを作ったとして、それが必ずしもBNIのように機能するかというと、そういうわけではないかもしれない。なぜかというと同じ環境設定と同じコンテクストという、特にカルチャーですよね。もう少しBNIよりゆるい方がいいかなとか、もっと楽しく一緒にお酒を飲んだり、食事を楽しむ方に重点を置きましょうとかっていう、いろんなカルチャーの作り方があるので、それによっては必ずしもリファーラルグループが機能しにくい状況だったりするかもしれないということですね。この辺大竹さんなんかご経験ないですか?

大竹:そうですね。今お話を聞いていて、独りでBNIをやることによって、自分とその相手との関係はどんどん強くなっていくと思うんですね。これが縦の糸だとしたら、その自分の周りの人たち同士の関係性、この横の糸ですかね。これがやっぱり強くなっていかない。一時的な関係で終わってしまうので、もしそれが横の糸も強いものになっているとしたら、この足し算の成果から掛け算の成果になっていくんじゃないかなというふうに思っていて、会社組織でも結構同じようなことがあるんじゃないかなと思っていて、リーダーと部下との関係性は強くできているんだけども、部下同士が関係性が弱くてチームになっていないと、バラバラだというところで、なかなか会社として目標に対する成果が出ていかないということってあると思うので、同じことが言えるのかなというふうに感じました。そういえば、私BNI加入する前に、ある人からBNIのことを聞きかじったことがあって、面白そうだなと思って、周りの人数名と、ちょっとやってみたことがあるんですね。BNIもどきみたいなのをやってみたことがあるんですけれども、火曜日の朝に毎週集まって、プレゼンテーションとかリファーラルらしきものを、出し合おうという会をやってみて、火朝会って呼んでました。火曜日の朝集まって火朝会とやったことがあるんですけど、7~8人、多いときは10人ぐらいかな、グループにはなったんですけど、まあみんな休むわけですね。休むときは連絡くださいと言ってもなかなか連絡してこないだったりとか、リファーラル毎回、持ってきましょうと言っても、まあ持ってこないとか、パス、パスみたいな感じなんですね。チームとしてコミットメントをきちんと持って、情熱を保ってやり続けるということがいかに難しいかということを自ら体験しました。

大野:ありがとうございます。分かりやすいですよね。実際体験されてるっていうのはなかなかいらっしゃらないので、良かったと思います。ここまでは今、BNIを活用している人と、外の人の対比で話がされてきましたけども、これもうすでに皆さんBNIやってる人の中でも、実は違いがあると思っていて、BNIの仕組みから成果を上げようと思うと、実はBNIのメンバーとだけ、時間を共有すればいいんではなくて、実は外の人とも積極的に会う機会を作っていかないといけないんですよね。そうすることによって、チャプターで揃っているいろんな専門家たちの、ノウハウだとかスキルとか経験というものを生かせる。だから外の人と会った時にその人が何か困りごとを持っているとか、あるいは実現したい夢だとかビジョンを持っているとか、高い目標を持っているということが話を聞けて、その人たちのために役に立てる人っていうのを、チャッターの中から紹介したりとかっていうことができるかもしれないじゃないですか。そういうことを意識して外の人たちと、積極的に定期的に会われているメンバーの皆さんも少なくないんですけど、必ずしもチャプターの全員がそれを、できているわけではないと思うんですよ。特に例えば営業の得意な方っていうのは、BNIやられる前からおそらくいろんな見込み客、あるいは誰でも人と会うたびに 、誰かその人のために役に立てることがないかっていうことを考えながら話をしているんですよね。だから、お役に立てそうだと思えば、さっきの独りBNIみたいに自分の人脈の中からお役に立てそうな人を紹介したり、あるいは自分が持っている情報でその人の役に立てそうな情報を提供するっていうことを、自然とずっとやってこられているので、そういった人たちにとっては正しいことではないんですけど、でもBNIによって、チャプターのメンバー全員がそれをできているわけではないと思うので、できている方はぜひチームのレベルを上げるっていう意味で、色々と関わっていっていただくのがすごく大切かなと思ってまして、BNIってチームスポーツって言われると思うんですけど、チャプターの皆さん一人ひとりが、同じようにギバーズゲインっていう言葉をしっかりと理解して実践できる、BNIの仕組みがどうしたら機能するのかっていうことを理解して実践する、そのために外の人たちに会って、外の人たちにチャプターの力を借りて貢献する、お役に立つっていうことを、皆さんが日頃から心がけてやっていけるようなチャプターができると、例えば50人いるうち、それができてる人が数人しかいないチャプターと、50人全員が日々できてるチャプターだと、まるでそのチャプターが生み出す結果っていうのが、大きさが全然違っちゃうわけですよね。そこはしっかりと皆さんで意識してチーム力っていうものを上げていくっていうことを、意識してほしいなというふうに思いますよね。

大竹:そうですね。意志は環境に勝てないっていう言葉があると思うんですけど、人生でいろんなことが起こる中で、自分の意志だけで実現できることって、本当に少ないなというふうに思うんですね。でも周りも自分と同じように頑張ってる人たち、努力してる人たち、与える人たちがたくさんいる環境においては、多分それをきちんと習慣にしていくことができる。習慣を変えていけると、多分人生を変えていくことができるんじゃないかなというふうに思うんですよね。スポーツジムとライザップの違いみたいなのと思うんですけど、BNIはライザップに近いかなと、要は相手にコミットメントをして、そのコミットメント通りに自分が責任を果たしていくっていうこと、それによって自分も成長するし、相手との信頼関係も強くなっていくっていうこと、なので、それがやっぱりチームであることと独りでやることの違いなのかなっていうふうに感じました。

安:ありがとうございます。まさに一人でやっていることも大事ではあるけれども、BNIの仕組みというものが本当に素晴らしいものなんだなということが、今の大野さんや大竹さんのお話から改めて私分かったような気がいたします。では、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんから、あるいは大竹さんからメッセージはありますでしょうか。

大竹:はい、ありがとうございます。独りBNIっていうのをされてる方、本当に素晴らしいなと思うんですけど、自分一人が与えるのではなくて自分の周りにも与える人を増やしていく、そうすると、多分今やってることはもっと大きな波紋をよんで広がっていくイメージになるんじゃないかなと、閉じちゃってるのがすごくもったいない気がするので、それが少しずつ自分の周りに波紋のように広がっていくと、どんどん自分の周りの人たちの生き方とかビジネスのやり方が変わっていく、そんな世界を体験していただけたら、嬉しいなというふうに思いました。

大野:お話をさっきの独りBNIに戻すと、独りBNIみたいなことをやられている人こそ、BNIっていうコンテクストに、やってきていることをはめると、ものすごい可能性があると思うんですよね。すごくBNIに向いてるっていうふうに思うんですけど、ただそのBNIの持っている特有のコンテクストとか、環境というものを手にすると無敵になると思うんですよね。なので全国の聞いてくださっているメンバーの皆さんも、チャプターにそういうビジターの方が来られたら、「お待ちしてました!」という感じで、BNIのぜひコンテクストを活用して、無敵になっちゃってください、みたいなお話をしていいんじゃないかなと思います。

安:ありがとうございました。まさにご自身のリーダーシップをぜひBNIの環境でも発揮してもらえたら、もっと多くの人が大きなビジネスチャンスを手にすることができるかもしれませんね。大野さん、大竹さんありがとうございました。

大野・大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramや YouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは、次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第230回 トリセツを読まないアナタへ

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第230回は「トリセツを読まないアナタへ」と題してお送りいたします。今回はナショナルカンファレンスの会場、沖縄コンベンションセンターより公開収録でお届けいたします。

安: それでは、大変お待たせいたしました。最後の方です。 5人目の方、塚尾豊さんです。大きな拍手でお迎えください。それでは塚尾さん、自己紹介よろしくお願いいたします。

塚尾:はい、よろしくお願いします。東京港中央リージョン、Anchorチャプターで営業コーチというカテゴリーで活動している、塚尾豊といいます。今日はよろしくお願いします。

安:お願いします。ありがとうございます。本当に塚尾さんにはポッドキャストを、実は裏からたくさん支えていただいている功労者のお一人でもいらっしゃいます。いつも本当にありがとうございます。それでは塚尾さんからは今日はどのようなテーマでお話しいただけますか?

塚尾:はい。今日テーマとして取り上げていただきたいことが、トレーニングの参加価値なんですね。これのテーマを取り上げた私の実体験を少しお話しすると、私は9年目のメンバーです。順風満帆でやってきたかというと、そういうわけではなかったんですけれども、トレーニングやポッドキャストがあったおかげで続けてこれたかなというのが大きいです。というのが何かというと、私、入会1年目のときはすごいしくじってまして。入会してトレーニングこんなに行かなくちゃいけないのとなると、「行かなくちゃいけない」というマインドセットになってしまったので、自分の本業がある中で、時間を割いてとりあえず1周行っとこう、と思って行ったら、しばらく経つともう全然行かないまま、忘れてしまってたんですね。ちゃんとやはり学ぼうと思ったし、お金払ってるわけですから、BNIメンバーになったことで、このリファーラルマーケティングプログラムを学ぶ権利が手に入れられるんだ、という気持ちで、トレーニング行った時に分かってきたことが、トレーニング行かずに自分一人で悩んでた時、皆さんの周りにもいるかもしれませんけど、やっぱり自分なりに考えると答えは出ないんですけど、トレーニング行き出して、ポッドキャスト聞き出して、あ、答えここにあったじゃんっていう感じで、何か遠回りした感じがするんですよね。それでようやく行き続けてもう一回行っても自分では全部覚えれないなと思ったので、果たして僕は何回これを受けたら、ちゃんと頭の中に入って、それ通りの行動ができるんだろうってなってから、トレーニングがだんだんだんだん楽しくなってきた感じですかね。ただ、今回取り上げていきたい対象者が1 年生、2 年生のメンバーで、皆さんの周りにもいるかもしれませんけれども、かつての私のようにトレーニングの参加価値が分からないまま、空いてたら行こう、ぐらいで延々と行かないままになると、モチベーション下がっちゃうんですよね。ですから、そういった方向けに、トレーニングの参加価値っていうのが、ぜひ発信者の皆さんからお伝えしていただけたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。

安:はい、ありがとうございます。トレーニングの参加価値、皆さんも結構長くBNIを活用されている方は、また違った形でトレーニングのこのご質問を聞いていらっしゃったのかなと思いますし、そして初めてまだそんなに間が経っていないメンバーの方は、まさにドンピシャの質問だったんじゃないかなと思います。そのトレーニングの参加価値について、大野さん、ぜひよろしければお伝えください。

大野:はい、ありがとうございます。これもすごくいいテーマですよね。単純に言ってしまえば、トレーニングってBNIの取扱説明書だと思うので。これ私もよく普段やってしまうんですよね。衝動買いしてしまったガジェットたくさんあるんですけど、あまり取扱説明書って読む方ではなくて、とりあえず感覚で使い始めて、だから考えずに使えるものじゃないとすぐ埃を被ってしまうっていうことがいつもあるんですね。それはBNIだったら同じようなことがトレーニングを受けないと起こり得ると思うんですよ。使えてるっていうか。普段、毎週チャプターミーティングに参加したりとかしていると、それはそれで時間を投資するわけだし、やっている感は出ると思うんですけど、でも本当にBNIのメンバーシップの価値を使えているかっていうと、ほんのごく一部だと思うんですよ。90対9990の話聞かれた方も多いと思うんですけど。ミーティングやってるのはたかだか90分そこらなんですけど、ミーティングとミーティングの間にどうBNIを活用するか、どういった行動をするかっていうのが実はBNIから成果を得るために、一番大事な部分なんですよね。9990分の間にトレーニングを受けるだとか、1to1やるだとか、あるいはBNIの外の人とギビングミーティングやるだとか、いろいろ選択肢ある中で、まずトレーニングを受けてないと、どういう選択肢があるかもわからない状態なので、とりあえず週一回のチャプターミーティングに遅刻しないで欠席しないように参加するのが精一杯だと思っているのかもしれないですけど、それだけやっておけばって思ってしまっていると、本当にもう数パーセントぐらいしか BNIを使えてないみたいな感覚だと思うんですよね。そこはまず皆さんに知っておいてもらいたいなと思いますね。どうでしょうか。

大竹:生涯学習をどう捉えるか、っていうことなのかなと思うんですけど。普通学ぶと言ったときに、自分のために学ぶ、というのが通常だと思うんですけど。BNIのトレーニングで素晴らしいのは、チャプターだったりとか、自分の仲間のメンバーにどう貢献するかということ。これを学ぶということ。それが結果として自分にも返ってくる、自分の学びにもなってくるというところ、これが素晴らしいところだなというふうに思っています。マイズナーさんの言葉で好きな言葉があって、我々はリファーラルという言語を話す仲間なんだということなんですね。私たちは何を学んでいるのかというと、世界70 カ国以上で使える共通言語、リファーラルという共通言語を学んでいる。これを一回習得してしまえば、BNIがある国であれば、どこでもそれを使うことができる。それを使って相手に貢献することもできて、その国でビジネスを展開することもできる。すごい学びを手に入れているのではないかなというふうに私は思っています。

安:はい、ありがとうございます。塚尾さん、ポットキャストとトレーニングを組み合わせて、おそらくいつも活用していらっしゃって、そちらをたくさんのメンバーの方に伝えてくださっているんだと思うんですけども、今のお話を聞いて、塚尾さん、いかがですか?

塚尾:そうですね。お話を聞いてみて、今後また知り合った新しいメンバーの方で悩んでいる時があれば、この公開収録で公開されたポッドキャストをまず聞こうという形でデリバリーしてみようと思います。

安:はい、ありがとうございました。ぜひ皆さん、トレーニングの参加価値、メンバーの皆さんに伝えていってください。塚尾さん、ありがとうございました。

 

第229回 チームの◯◯マインドを育む

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第229回は「チームの◯◯マインドを育む」と題してお送りいたします。今回はナショナルカンファレンスの会場、沖縄コンベンションセンターより公開収録でお届けいたします。

安: それでは、続きまして4人目の方をご紹介していきましょう。石丸慎也さんです。皆さん、拍手でお迎えください。では、石丸さん、自己紹介よろしくお願いいたします。

石丸:はい、名古屋から参りました。名古屋リージョンのオーセンティックチャプターに所属してます。カテゴリー、キャラクターブランディングの石丸慎也と申します。よろしくお願いいたします。

安:お願いします。では、石丸さんからは今日どのようなテーマでお話を聞きたいでしょうか?ぜひお願いします。

石丸:はい。私が大野代表にお伺いしたいことがありまして、それはコロナが明けてから、チャプターメンバーが減ってるというお話を聞く一方で、逆にメンバーが増えていたり、高い更新率を維持しているチャプターがあるという話を聞きました。その伸びてるチャプターの(コロナ明けですね)、その特徴について、またそういう文化を育むヒントなど、そういったことをぜひ教えていただきたいというふうに思います。その背景にあるのが、私が入会したのがちょうどコロナ真っ只中、3年半前にBNIに入会いたしました。私が所属しているオーセンティックチャプターは、非常に高い更新率が特徴で、当時90%を超える程更新率がありまして、30人ほどから、私が入って最大45人ほどぐらいまで増えて、そこからコロナの開けたと共に人数が減り、26、7名という数に今なっております。そんな中、今期、私、対面イベント委員というお役をいただきまして、プレジデントの松井さんが掲げてる、チャプター全体で1億円を目指して、そして承認する、文化を育む、そんなコードを承認するような文化を育みましょうというようなところを掲げております。そのイベントを企画する私にとって、何か今日の話がヒントになればなというふうに思っておりまして、ぜひご教示いただければと思います。お願いします。

安:はい、ありがとうございます。まさにコロナ禍を経て、チャプターの在り方や、やり方も変わってきているというところもあるのではないかなと思います。このコロナ禍を経て、実績や成果をどんどんあげているチャプターの姿とは一体どのようなものなのか、またそれがどのような要素を持っているのか、この辺りをぜひ大野さんからもお聞きしてみたいと思います。では、大野さん、よろしくお願いします。

大野:はい、ありがとうございます。ご期待に添えるような、まだ統計の整理ができていなくて、大変恐縮なんですけど、私の肌感だけでいうと、うまくいってるチャプターっていうのは、環境のせいにしないで、自分たちのチャプターの価値、あるいはBNIの価値っていうのを、常に高めていく取り組みっていうのをされているように思いますね。もちろんどんな取り組みって言われると、それは選択肢ってたくさんあるんですけども、成長マインドっていうのは、ある意味一つのキーワードで言うとしたら、その言葉になると思うんですよ。でも現状満足というか、現状維持っていうところが、もしチャプターの選択肢になっているとしたら、逆にこういった環境の中でも、やっぱり衰退してしまっているチャプターが多いというふうに感じています。だから、メンバーのみなさんがチャプターの中でどういう言葉を口にしているか、さっきの口癖の話がありましたけども、そこはすごく大事だと思うんですよね。

大野:なので、もし環境問わず成長していくということを考えるのであれば、そういう意識が、あるいはそういうコミュニケーション、会話とか対話が、常にチャプターの中でされているっていう環境がコンテクストとして多分必要だと思いますし、逆にそこが後回しになっていると、例えばやっと対面で会えて、オンラインでチャプターミーティングをやってるところがほとんどですけども、飲みに行けるようになってよかったよねっていう、その楽しみの要素だけが強まっていってしまっていると、それはそれでもちろん必要な部分なんです。なんだけれども、やっぱりこのどうやって成長していくのか、何故チャプターを成長させるべきなのか、みたいなところがしっかりと皆さんで腑に落とせてる状態というのは、やっぱり新しい人もどんどん入ってくるので、それをどんどんちゃんと伝えて行けるようなチャプターとしての体制っていうのはやっぱり作っていく、常にそれを磨いていく必要があるかなというふうに思います。どうでしょうか。

大竹:そうですね、伝統と革新ということなのかなと思っているんですけど。チャプターミーティングがオンラインになって革新をしていく中で、私たちが変えてはいけないものについてはどうだろうかということなのかなと思っていて。Amazonのジェフ・ベゾスさんは、Amazonが成功した秘訣として、我々は変わらないもの、顧客が変わらない欲求とは何なんだろうということを大事にして、世界一の企業になったということをおっしゃってたと思うんですけど。BNIの伝統っていくつかあると思うんですけど、例えばエデュケーションとトレーニング。じゃあこの学びの機会っていうのをどれだけ受け取れているだろうか、コロナより前に比べてどうだろうか、その効果効率ってどうだろうかというところだったりとか。じゃあコロナ前より気にかけるということを、大事にできているだろうかだったりとか。あとはオンラインの環境下でも楽しみの要素っていうのを、どれだけ工夫して入れられるように努力しているだろうかということだったりとか。この伝統、変えてはいけないものを、どれだけ変えずに、思いを込めて、チャプターを運営されているかということが結構重要なのではないかなというふうに感じています。

安:ありがとうございます。まさに文化を改めて作っていく、土台を作っていくっていうことの大事さを学んだような今気がするんですが、石丸さん、いかがですか?

石丸:はい、ありがとうございます。コロナ関係なく、前向きな言葉一つ、態度一つっていうところ、前を向く成長マインドっていうところとか、そういったものの中に楽しみであったりとか、成果っていうものが後からついてくるという、そういうものがチャプターの中に育んでいくことこそが、伸びているチャプターなのかなというふうに思いましたので、そういったところの視点を取り入れていきたいと思います。本日はありがとうございました。

安:ありがとうございます。コロナ禍を経て、対面からオンラインが中心になってきた今、いろんな工夫をチャプターでもされてるんじゃないかなと思いますので、是非皆さんのその工夫と文化をまた合わせて、そして成果をみんなで出していくっていう、そういうチャプターのあり方、やり方が進んでいくといいですね。石丸さん、ありがとうございました。

第228回 新しいビジネスチームをつくる意義

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第228回は「ビジター体験を造る」と題してお送りいたします。今回はナショナルカンファレンスの会場、沖縄コンベンションセンターより公開収録でお届けいたします。

安: 3人目の方をご紹介していきたいと思います。次は岡田さえさんです。拍手でお迎えください。

岡田:はい、皆さんこんにちは。大阪東リージョン志チャプターの絵本作家岡田さえと申します。BNI歴は今年の8月で5年になります。

安:ありがとうございます。よろしくお願いします。

岡田:お願いします。

安:それでは岡田さんからはどのようなお話になりますでしょうか。ぜひお願いします。

岡田:はい、ありがとうございます。今回のこのテーマでお話を聞かせていただきたかったのが、新しいチャプターが立ち上がる価値、立ち上げる価値っていうところのテーマのお話を聞かせていただきたいなと思いました。私自身もチャプターを立ち上げる経験をさせていただいて、自分が感じたのは、今のこのメンバーシップ費用、メンバーも私たちもみんな同じ金額を毎月支払いながら、でもトレーニングって一番初めのところから、モジュール1、モジュール2とか、キースキルズとかやりながら、一番上の学びのステップっていうのがあると思うんですけれども、その最後までいくっていうところの学びまでいくと、やっぱりチャプターを立ち上げるとか、チャプターをサポートするっていうところがわかってきて、自分も経験して、これってみんなができることだなと思ったんですね。でもこれをみんながそこまで活用ができてないなと、経験ができてないんじゃないかなと思ったので、このテーマを今回あげさせていただきました。よろしくお願いします。

安:はい、ありがとうございます。まさにローンチ、チャプターを立ち上げるということは、結構みんなが確かにできることかなとは思うんですが、でもそれが全員が体験できるはずなのに、なかなかその体験が限られている、機会が限られている。そこをどんなふうにやっていけば、みんながもっと体験できるようになるかっていうところのポイントということでよろしいでしょうかね。はい、ありがとうございます。では、大野さんからぜひお願いします。

大野:個人的なエピソードからなんですけど、日本で一番最初に、2006年に吉祥寺でBNI J-ONEを立ち上げたんですけれども、その時に立ち上げの話はちょっと横に置いておきますけども、立ち上がって発足が2006年の9月で、それは良かったんですけども、その後、次のチャプターを立ち上げていかなくてはいけないという話をしてる時に、「大野さん、もう次のチャプターの立ち上げですか?」みたいな、「僕たちのことはもうどうでもいいんですよね。」みたいな、ちょっと嫌味というか、言われたことを新鮮に覚えてるんですけど。でもおそらくほとんどのメンバーの皆さん、ディレクターの方は別なんですけど、私もそうだったようにイギリスで3年ほどメンバーとして活動してましたけども、まず新しいチャプターのローンチということの情報に触れる機会が極端に少ないのと、あとそもそも多分関心もなかったと思うんですね、私自身も。ただ今やっぱりディレクターもやってきて、自分のBNIのジャーニーを振り返った時に、皆さんにお伝えしたいのは、BNIをやっているんだったら、絶対にディレクターをやった方がいいですっていうのは、今、さえさんもおっしゃったように、同じ投資をしているわけですよね、金額的には。だけれども、ディレクターの経験ができるっていうのは、座学で、例えばセミナーとか研修で、知識とか学ぶっていうこととはまた違って、いろんな、例えば先ほどの馬場さんのコミュニケーションとかの持っているその学んだことをもう本当にふんだんに使わないと、なかなかできない役割だと思うんですよ。これは別にローンチだけに限った話じゃないかもしれないですけど、サポートグロースのディレクターもそうですが。せっかくBNIに関わっているんだったら、少なくともチャレンジしてみるっていうのは、個人的にはすごくおすすめしたいです。そこでいろんなコミュニケーションのスキルを実践的に学べるのと同時に、リーダーシップで、BNIって世の中的には一番難しい組織と言われていて、なぜかというと、労使の関係があるわけではないし、軍のように指揮系統がはっきりとしているわけではない。極めてフラットな組織じゃないですか。なので、別に言うこと聞かなくたっていいわけですよね。大事なのは、自らやりたい、興味を持って行動するっていうことが絶対必要な組織なので。チャプターレベルでもそうですよね。役割があるので仕方なくやるって人もいるかもしれないけど、でもそこに自分の主体的な関わりっていうのがないと、なかなか形っていうのを作れないので、そういう意味では是非チャレンジするべきだと思いますね。ローンチは特にサイクルが早いので、一つ一つ本当に毎週、毎日のように成果が目に見えるので、私はすごく好きなんですよね。その辺の思考の差はあるかもしれないですけど、機会があればぜひチャレンジしていかれたらどうかなというふうに思います。それが結果として、皆さんのスキルとか、あるいはリーダーシップの経験だとか、巻き込み、どれだけの人に影響を及ぼすことができるか。人に会う人数がものすごく増えるので、そういう意味では自分の人脈とか、自分のビジネスの売り上げにもつながる可能性は十分あるし、やらない手はないなというふうに思いますけど、大竹さん、どうでしょう。

大竹:ありがとうございます。そうですね、チャプタートラフィックライトのサンキュー金額って何なんだろうなって思うんですけど、サーキュライトに金額が乗ってきます、半年間でいくらっていう。あれ年間すると多分ほとんどが数億円以上の価値を生み出していると思うんですけど、そんな組織を3、4ヶ月で立ち上げてしまうわけですよね。これができたときに、私たちは、例えば次の事業にトライするとき、その成長のスピードとか構築のスピードって確実に早まるなっていうふうに思うんですよね。且つ、その金額っていうのは、自分が自分がっていうふうに生み出された金額ではなくて、誰かのために貢献しようと思って生み出された金額なわけですよね。こうやって人が本質的に持っている、誰かに与えたいっていう気持ち、これが数字になって表れたものだと思うんですね。こういった組織、こういったチームを作れることの価値って僕はすごいなと思っているし、そういう権利が与えられている我々は、本当に感謝しなきゃいけないなというふうに思っています。

安:ありがとうございます。まさにたくさんのチャプターを立ち上げてこられた二人の言葉を、私もかみしめながら聞いていたんですが、岡田さん、いかがだったでしょうか。

岡田:はい、ありがとうございます。本当にBNIのこのプログラムって誰でもちゃんとできるものじゃないかなと思うし、日常、本当に息を吸うように、誰か人のお役に立つとか、そういうことを日々ちゃんと実践していくと、きっとチャプターローンチとかもそうですし、サポートもそうですし、日々の私たちの行動一つ一つが必ず未来の人の社会づくりのお役に立つと思うので、みんなでたくさん立ち上げていきたいなって今日改めて思いました。ありがとうございます。

安:ありがとうございました。それぞれの力、チャプターが立ち上がっていくと、もっともっと地域だけじゃなくて、日本全体のビジネスもたくさん盛り上がっていきそうですね。ぜひ私も関わっていきたいと思います。岡田さえさんでした。ありがとうございます。

第227回 「ビジター体験をつくる」

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第227回は「ビジター体験を造る」と題してお送りいたします。今回はナショナルカンファレンスの会場、沖縄コンベンションセンターより公開収録でお届けいたします。

安:それでは、お2人目まいりましょう。次は磯島順一郎さんです。よろしくお願いします。皆様、拍手でお迎えください。それでは磯島さん、よろしくお願い致します。

磯島:はい。東京MSリージョン、リベルタチャプター飲食店向けファンクラブアプリサンキューつけてねの磯島です。よろしくお願いします。

安:はい。このサンキューつけてのアプリを開発されたのがまさに磯島さんです。ぜひ皆さん会員登録してみてください。はい、それでは今日の内容をよろしくお願い致します。

磯島:私が大野さんと大竹さん、安さんにご質問したいのは、ビジターさんが定例会に参加する価値を高める方法についてです。私が前期ですね、プレジデントを拝命した時に、この問題について自分なりに考えました。その時に思ったのは、ビジターさんを迎え入れる準備をするのって非常に大変だし、難しいなと思いました。そう思ったのは、例えば私が本業で非常に大切なお客さんに営業しに行くときは、絶対にホームページはめちゃめちゃ調べますし、代表の方の経歴も調べて共通点を探して、著書があればそれも読んで、共通点も探して準備活動をすると思います。ただ、ビジターさんが例えば20人来るってなると、そこまでの準備をするのは非常に大変で、なかなか現実的には難しいです。私たちのチャプターでは、AIのスペシャリストがいたので、横軸にメンバー、縦軸にビジターを置きまして、それぞれのビジネスのBtoBなのかBtoCなのか、業種は何なのか、メインターゲットの企業規模は何なのか、それを全てAIに読み込ませて、ビジネスマッチングを1から10で算出しました。その点数に応じてブレイクアウトルームを分け、そして8点以上の点数が高い人に関しては、事前にメンバーに何故点数が高いのかを共有しました。これはただ一つの手法に過ぎないと思うんですけれども、大野さんとか大竹さんが考えるビジターさんを迎え入れる、その価値を高める、そのマインドとか、そういったものをぜひお伺いしたいです。よろしくお願いします。

安:はい、ありがとうございます。今の磯島さんのお話は、やはり毎週ビジネスミーティングをすると、ビジターの方を沢山お迎えするかと思います。ビジターの方がどうしても数に皆さん気になってしまって、今日何人だろうねなんていう話をしたりするとは思うのですが、個々のビジターさんの例えば特性だったりとか、どんな仕事をされているのかっていうところをどういうふうにこの事前のミーティングの限られた時間の中で用意していくのか、準備していくのかっていうところが結構皆さんもお悩みのところじゃないかなと思います。ビジターの方を招待して、その方々に問題解決の提供をできる、そういったきっかけをするためのポイント、マインドセットについてお話をしていただきたいということなんですが、大野さん、いかがでしょうか。

大野:これもすごくいいテーマでですね、深いと思うんですけど。私が基本的にビジターさんをお迎えして、ビジターの方々が価値を感じてくれるポイントっていうのが多分大事だと思うんですね。私たちよく見間違ってしまうことが多いなと思うのは、効率と効果の話をするんですよね。効率というのは、例えば今おっしゃってたように、たくさんのビジターさん、例えば20人とか来られると、やっぱり対応が大変じゃないですか。なので、どうしても効率をどうしたら上げられるかということを考えて、もちろんAIとかね、今おっしゃっていただいたのもすごくいい取り組みだと思うんですけど、じゃあそれをビジターさんから見た時にどう価値を感じてもらえるかというところなので、それでマッチングができてビジネスになりました。これはすぐビジネスになるなという。もしかしたら、手っ取り早く仕事を見つける仕組みかなって誤解されてしまうかもしれない。そうではなくて、私たち多分参加してほしい新しいメンバーの方、ビジターの方っていうのは、まず関係を大事にする、メンバー同士の関係を大事にして、その先にビジネスがついてくる。それにリレーションシップファースト、ビジネスセカンドというような形ですね。そういったマインドの人をどうやって見極めるかみたいなところも大切だと思うので、すぐにビジネスになりますよというところをちらつかせるというのも、一つの方法ではあるかもしれないんですけど、優先順位としては、おそらくここの仲間になると、こうやってお互い気にかけてくれる人たちがいて、自分の居場所だというふうに感じてもらえるかどうかだと思うんですね。私もやっぱりビジターとしていくつかのチャプターに訪問させていただいたことが、イギリスの時代の話なんですけど、あるんですけど、やっぱり差が感じられるんです。Aというチャプターと、Bというチャプター、両方同じ週に訪問したんですけど、例えば人数が多ければいいかっていうとそうでもない。もちろんビジネスがたくさん生まれそうだっていう感覚はあるんですけど、私がたまたま行ったチャプターがそうだったのかもしれないんですけど、メンバーが少なかったんだけども、まず最初に受付のところでお迎えしてくださったビジターホストが日本だとよくあるじゃないですか。デスクに張り付いていて、受付のテーブルの後ろで、座って対応してるビジターホストの方もいらっしゃったりするんですけど、その時は本当にテーブルから離れて、ようこそいらっしゃいましたって言って、お待ちしてましたよっていうふうに迎えてくださったんですよ。それがある意味新鮮だったんですけど、こんなに歓迎してくれるんだっていう、やっぱり嬉しさもあったんですよね。ポッドキャストでも話しましたけど、居酒屋系と高級ホテル系の話をしてるんですけど、やっぱり個別のというか、丁寧な対応をしてもらうと嬉しいです。仕組みを作って、例えば誰か来られたら合図をして、皆さんで大きな声で拍手をしてお迎えをするっていうのもアリだとは思うんですけど、それぞれのビジターさんがどういうふうにそれを受け止められるかっていうところがすごく大事かなというふうに思いますね。それが価値を感じてもらえるようなチャプターを作っていくヒントになるのかなというふうに思います。

安:はい、ありがとうございます。大竹さんはいかがでしょうか。

大竹:加入しないビジターさんに対して、どんなBNIの体験を提供するかっていうところを、磯島さんが考えられたのが素晴らしいなというふうに思いました。9割の方は加入されないと思うんですね。その方たちがどういう印象を持って、どういう口コミを周りにするのかということが、リファーラルマーケティングにおいて大事だというふうに思うんですよね。そこにすごくフォーカスされていて、加入する方も加入しない方も、最高の体験をしてもらおうというためにたくさん工夫をされている。これはすばらしいなというふうに思いました。よくマーケティングの世界で顧客の期待を超えるっていう言葉があると思うんですけど、私たちはこのギバーズゲインという考え方をもとに、顧客の期待だけではなくて、利害関係がある人の期待だけではなくて、周りの方すべてに対して期待を超えていこう、期待を超えるギブをしていこうということをしているのが私たちの活動だと思うので、まさにそこに取り組まれている事例だなと思ったので、本当に素晴らしいと感じました。

大竹:ありがとうございます。

大野:大竹さんが9人の方は入れないって言われたので、誤解がないように。私、ちょっとコメントをさせてもらうと、今、確かに大竹さんがおっしゃったように、だいたいビジターさんが来てくれた数に対して、申込書の提出の率がだいたい1割を切って、今5%ぐらい。だから、 20人に一人ぐらいしか加入してないような、日本は状況なんです。世界的に見ると、やっぱり20%、30%と結構普通にあって、マレーシアも最近ちょっと話を聞いたところによると、一時期やっぱり10%ぐらいだったのが、いま20%は当たり前で、チャプターによっては30%以上をコンスタントに出しているところもあるというので、今コンバージョンというところのテーマってまた別のトピックになるので、あまり時間は割かないですけど、そこは一応共有して置きたいなと思いましたので、ちょっとコメントさせてもらいました。

安:はい、ありがとうございます。磯島さん、いかがですか?

磯島:はい。そうですね、やっぱり、これだけの規模になっても、大野さんが言ったようにビジターさんを迎えるマインドだったり、関心、そういうのが大切なんだなということを学ばせていただきまして、やっぱBNIって最高だなって思いました。ありがとうございました。

安:はい、ありがとうございました。効率以上に効果というところで、一人一人のビジターの方の参加価値を一緒に高めていけるといいですよね。磯島さん、ありがとうございました。