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このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。
第269回は「私のヒーロー」と題してお送りいたします。
大竹:大野さん、ローレンスさんの第一印象って覚えてます?
大野:あんまりパッとしない感じなんですよね。でもわりと笑顔は僕は好きというか、見た目ちょっとぽっちゃりした感じなんで、ちょっとクマさんみたいな感じ。イギリスのそういう小規模事業者の社長さんという感じなのかなという印象でしたね、最初は。イギリスももともと階級社会と言われるじゃないですか。労働者階級って言っちゃうと言い過ぎなんですけど、事業を始められてバイク便みたいなやつなんですよね。ニュースバイクというブランドで特にBBCとかがいいお客さんだったらしいんですけど、ちょっとかっこいい、そういうイメージもあったんですけど、見た目はそんなに世辞にもかっこいい感じはないし、イギリス人のおじさんみたいな感じですね。
安:どうしてその印象だった方が大野さんにこれだけの大きな影響を与えると言うとあれだけども、もたらしたのかなというのがすごく気になります。
大野:出会ったきっかけはビジネスアドバイザー。自分たちの会社に月一で来てくれてた。国から半分補助が出るんでね。それで毎月1回、来てもらってたんですけど。その人も実はいつも感謝を伝えてる人なんですけど、その人が「こういうのがあるから行ってみよう」って言って、僕のビジネスパートナーとその人と3人で行ったのが最初の接点なんですね、BNIの。
安:その時に出会った。
大野:そうですね。行った時に担当ディレクターで立ち上げをしてたので、それから付き合いが始まるわけですけど。
大竹:じゃあローレンスさんと会ったのは説明会の場ですか?立ち上げの。
大野:そうです。ローンチの説明会ですね。多分初回だったんですよね。全然わからなかった。
安:何がわからなかったんですか?
大野:何の会これ、みたいな。
安:連れてこられて、「何これ」みたいな。
大野:そうなんですよ。
大竹:辛いカレーしか覚えてなかったってやつですか?
大野:カレーじゃなくてサモサ。
大竹:サモサだ。そうだ、そうだ。じゃあローレンスさんのお話がすごく良かったから入ったってわけじゃないですね。
大野:一回断ったんですよ。2回目また電話かかってきて、「まだ来ませんか?」って。朝から辛いの食べられませんって言ったんだけど、「今度場所違うから」って言って。ゴルフ場とか言って、ゴルフ場のクラブハウスとかってちょっとオシャレな感じがしたんで、ちょっとミーハー心出して行ってみたというのはある。
大竹:なるほど。2回目行ってみて印象は変わったんですか?
大野:2回目行ってみて。1回目っていろんな人が来てたし、街のそういうお偉いさんだとか何人か来てて、やっぱり挨拶とかしてたんだと思うんですけど、よくわかんないなって。ローレンスさんもMLMやってたんですよね。NIKKENという日本の会社らしいですから。NIKKENのMLMの、例えば靴のインソールとか、あとマットレスとか扱ってる会社だったんですよ。今もあると思うんですけど、そのマットレスの見本みたいなの持ってきて説明してたりするんで、「何の会だろう」と思って。2回目行ったらそういうのではなくて、しっかりローレンスさんのBNIについての話を聞けたので、「面白いかも」って思ってオフィスに戻って検索してみてBNIについてウェブサイトを見てたら、「これなんか聞いたことなかったけど面白そうだからやってみたい」と思ったんですよ。ビジネスパートナーに聞いたら「いやそんなん時間の無駄だ」みたいな。「あんなの時間の無駄だ」みたいな話だったんですけど、「ちょっと俺やってみるわ」と言って通い始めた。
大竹:ビジネスパートナーは知ってたんですね、BNIの存在自体を。
大野:そうですね。知ってましたね。前これお話どっかでしたこともあるんですけど、でも半年ぐらい本当に何も結果出なかったんで、「何やってんのお前」みたいな。「なんで人様の会社のために時間使って自分たちの会社の時間無駄にしてるんだ」みたいな話になって、何も返せなかったんですけど。でもだんだんやっぱり半年過ぎたくらいからリファーラルをもらえる件数も、最初から与えることは頑張ってたんですけどもらえるようになってきて。そうするともう何も言わなくなりましたけどね。最初半年くらいはもうしょっちゅう言われてたね。確かに結果が出てないから何言っても言い訳っぽくなっちゃうし。
大竹:結果が出ない時期に継続できたのは何が支えだったんですか?
大野:まだ自分で使いこなせてる感もなかったし、しっかりとやれてる感もなかったので、仕組みのせいだとは思わなかったんですよ。むしろ自分が外国人であることとか、英語が拙い英語だった。そんなプレゼン聞いてもよく分からなかったかもしれないし。でも自分にとってはもともと「ビジネスになりそうだ」ということで入ったのではなくて、「人前で話せるようになるとか、あとそうやってイギリスの人たちのビジネスパーソンあるいは経営者の人たちの中に混じって対等にやっていけるようになるんじゃないか」というイメージができたので、そっちの方が魅力感じて入ったんですよね。実際リファーラル出始めて「これすごいな」と思ったのは本当に半年経ってリファーラルもらい始めたので、1年ぐらい経ってから本当にすごい仕組みだなと。それで更新もしたし。
安:その時のローレンスさんとの関わりはもう少し聞いてみたいなと思ったんですけど、ディレクターだったんですよね。
大野:いつも恥ずかしくて「言わないでくれ」って言われてるんだけど、初めてのチャプターだったんで容量悪かったんですよね、きっと。結局1年くらいかかったし。僕は2回目行ったじゃないですか。その時にメンバー登録した人たちで最後までローンチまで残ってたのって3人ぐらいしかいないです。僕入れて3人。あとはその後からまた入ってきてくれたんですけど、説明会の1回目2回目ぐらいからいたのは僕とあと2人ぐらいしかなくて。今でもやっぱりそういうお付き合いがあるし。
安:「こういう言葉をかけてもらえた」とかどうなんでしょう。当時からディレクターの方ってメンバーとの接点をどれだけ作ってたのかも含めつつですけど、大野さんがローレンスさんに何を伝えていきたいのかなというところはぜひお聞きしたいなと思っていて。多分印象に残っているというかお世話になった方だからこそ感謝を伝えたいとかその時のことを伝えたいというのが、あるのかなと思っていて。
大野:新しいチャプターの立ち上げの時の担当のディレクターということで、そういう機会をいただけたということももちろん感謝なんですけど、一番大きかったのはやっぱり一度BNIを日本に紹介するという話がなくなった時があったんですよね。前も話したかもしれないんですけど、マイズナーさんから携帯電話に電話がかかってきて、「日本の件なんだけど他の人に任せることになったからごめんね」という話で。「そうなんですか」。「実は長年一緒に仕事をやってきた気心の知れた人がいるんで彼に任せることにしたから」。あとで知ったんですけどもアメリカのBNIのエグゼクティブディレクターの一人で、「彼に任せることにした」という話だったんですけど。なのでそれは仕方がないなと。もちろん一度ロンドンでお会いはしてるんですけど15分くらいで、舞台の楽屋でお会いしただけでそんな信頼関係と言えるほどの関係はなかったですし。でもその方とは何年にもわたってBNIで仕事をされてきていたので、それは仕方ないなと思ってBNIはもう諦めようと。諦めようというのは、日本に紹介する役割を自分が担うというのはできそうになかったので。でもやっぱりBNIのようなものを日本に伝えるということが日本中の経営者だったり起業家の皆さんにとってはすごく価値が高いことだとその時も感じていたので、実はBNIじゃないBNIの競合組織みたいなやっぱりロンドンにもあったんですよ。割と知られていたというかBNIほどではなかったんですけど、例えばロンドン商工会議所と提携していたりとかという他の団体があって、それを日本に紹介する方に切り替えてみようかなとか、そういう手もあるなみたいなことも考えましたし。でも8月の私の誕生日の日にマイズナーさんからさっきの電話がかかってきて、「悪い知らせ」みたいな話だったんですけど、それが結果として戻ってくるんですけど話が。そこに関わってくれたのがローレンスさんなわけです。なぜそういう流れになったかというのは、BNIを日本に紹介するということでやっぱりナショナルディレクターの話を聞いといた方がいいなということで、イギリスとアイルランドのナショナルディレクターを務められていたご夫妻、マーティン・ローソンさんとジェリー・ローソンさんに会いにいったわけですよ、ナショナルオフィスに。そこをローレンスさんが目撃していたらしく。1メンバーがナショナルオフィスに行くってことはほとんどないんですよね。用事がないはずなんです、普通は。対面でMSPを受けに行くというそういうトレーニングルームみたいなのがあったので、その時は行きましたけど。他にはあんまり行く用事がないので、「なんで行ってたの?」みたいなの聞かれて、「いや実はね…」って。「今度もしかしたら日本にBNIを紹介することになるかもしれないんだ」って話をしてたら、その後にマイズナーさんからのお断りの電話をいただいちゃったんだという話を報告したんですよね。そしたら「ちょっとそれ何とかしよう」って言ってくれて。最初は2人で1 to 1で話をして。彼はまだ新米ディレクターだったので、例えばイギリスのナショナルディレクターのご夫妻ともそんなに関係性が強かったわけではないんですけど、ローレンスさんが彼の上のエリアディレクターの人を紹介してくれて、その人がローソンご夫妻をナショナルディレクターたちをつないでくれたんですよね。もちろん僕も面識があって、それでナショナルオフィスに1回お話を伺いに行っているので直接私から頼むこともできたんですけど、「まあそれは無理だろうな」と。要するにマイズナーさんが一度決めたことをひっくり返すなんていうことは、いくらイギリスのナショナルディレクターとはいえ難しいだろうと。でもそんなことをお願いするのもちょっと気が引けちゃうと。恐縮してしまってたんで、私一人の判断ではきっとそんなことはしなかったと思うんですけど。ローレンスさんが「いやこれはもう何とかしよう」と言って繋いでくれて、また今度ローソンご夫妻と話をする機会をもらって、そこでマイズナーさんと話をしてくれることになって結果また話が戻ってきてやらせてもらうことになったんですよね。彼らがすごく関係性が良かったというか、すごく信頼関係があったというのももちろん大きいんですけど。これ余談になっちゃいますけど、日本をやる予定だったエグゼクティブディレクターのリージョンにハリケーンが大打撃を与えて、ハリケーン・カトリーナですね。もう本当に日本どころじゃなくなってしまったということだったんです。それもあってイギリスのナショナルディレクターの2人からの進言をマイズナーさんが聞いてくださって話が戻ってきたということなんですよね。
安:本当にその時に最初ローレンスさんが何とかしようと言ってくださったことが今につながってるというすごい最大の転機というかターニングポイントですよね。
大野:もともとさっきのエディ・オリバーさんが直接の知り合い、一次のつながりだとすると、ローレンスさんは二次的なつながりとも言えるんですよね。その次がエリアディレクターのマーティン・レバーソンさん。その次がナショナルディレクターのお二人。その次がマイズナーさんだから、そうすると五次のつながりまでいってるんですかね。もう一人もしかしたら誰かいたかな。誰か抜けちゃってるかもしれないですけど。よく「六次の隔たり」という言葉は社会学者のスタンレー・ミルグラムさんの研究が有名ですけど、本当にそういった5人の人を介してBNIをやる役割をいただいたというのが裏話というか。今本当に20年間BNIを日本で皆さんと一緒にやってきて、すごく社会的意義が大きい事業でもあると思うので、本当に恵まれていると思いますし、自分でも。そういう機会をもらえたということでローレンスさんにもすごく感謝を本当に何度も何度も伝えたいというぐらいですね。仲良くしてもらってますし、時々海外の出張というかカンファレンスとかでもお会いすると、「久しぶり」なんて言って一緒にご飯食べたりしますけど。
安:大野さんにとっての恩人の一人でいらっしゃるということで、そこから私たちがやっぱりBNIを活用するきっかけをもらえているので、本当に私たちもローレンスさんにお礼をお伝えしたいなって思いますね。
大竹:そうですね。ちなみにローレンスさんはなぜそこまで大野さんに親身になって協力してくれたんですかね?
大野:どうなんでしょうね。聞いたことないんですけど。彼に直接それは聞いてみたい。それは今度ナショナルカンファレンスで来日してくれることになったので、私が時間をもらっているセッションの中でご紹介もしたいしその質問もしてみたいですね。
大竹:ぜひぜひ。
安:楽しみです。ではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへのメッセージはありますでしょうか?
大野:そうですね。私のケースってある意味特殊なのかもしれないんですけど、特殊と言っちゃうとあれですけども。でも本当に5人の人って結構多い人数だと思うんですけど、5人の人を介して私の人生が変えられたという話だと思うんですね。たくさんの人の仕事とかビジネスとか人生に影響を与えることができてるんじゃないかなと日々感じられるそういった機会をもらったという、そういうことがあるので、皆さんもご自身の人脈というか人とのつながりというのがどういうものに化けるかというか、どういうことをもたらすのか、どんな価値をもたらすのかというのはなかなか計算できないことだと思うんですよ。私も別に日本でBNIやるためにエディ・オリバーさんに会ったわけじゃないし、もともとエディ・オリバーさんを紹介してくれたのは僕のビジネスパートナーです。彼も入れると6人ですよね。まさに「6次の隔たり」なのかなと思うんですけど。なのでそういった一次のつながりだけじゃなくて、直接のつながっている人たちだけじゃなくて、その先にどんな人たちがいるのかなということも、いろいろと機会を探っていくということも意識されるといいんじゃないかなという風に思います。
安:ありがとうございます。
大野:ありがとうございます。
安:大野さん、素敵なお話をありがとうございました。そして大竹さんもありがとうございました。最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.



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