第279回 【再配信】第150回 人脈の過小評価

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

今回は、第150回の再配信です。

プロジェクトマネジメントコンサルタントの男性メンバーは、同じチャプターのギフトバスケットを扱っている女性メンバーが、彼にリファーラルを出せるはずがないと思いこんでいた。
ところが、その女性メンバーの父親はその町で最も大きな製造業を営んでいて、まさにプロジェクトマネジメントのコンサルティング先としてはターゲットど真ん中だった。

目の前の人がどんな人と繋がっているのかは、その人を見ただけではわからない。
大切なのは、目の前の人がどんな仕事をしているかではなく、その人が専門としてやっている仕事をしっかりやってくれるメンバーを見出すこと。
周囲のひとたちの行動、振る舞いや言動に注意をすることも大切。

安:それでは、大野さん。

大野:はい。

安:人脈の過小評価というタイトルなんですが。

大野:はい。

安:こちらについてお話をしていただけますでしょうか。

大野:はい。これは英語版のほうの「You Never Know Who People Know」というものを意訳した形なんですけれども。

安:はい。

大野:英語版のエピソード206のストーリーですけども、あるチャプターの2人のBNIメンバーの話を紹介されていましたよね。

安:はい。

大野:プロジェクトマネジメントのコンサルタントの男性のメンバーと、ギフトバスケット、贈答品としてのバスケットですね。いろいろ詰めたというか、そういった贈答品を扱っている女性のメンバーの話ですね。

安:はい。

大野:コンサルタントのメンバーの方がギフトバスケットの女性メンバーに対して、ちょっと失礼な言葉を言ったらしいんですけども。「僕のために君は力になれないし、僕も君のためにできることはないよね」というような感じで、彼女に言ったそうなんですね。

安:いやー、ちょっと失礼ですね。

大野:ええ。ところが実はそのギフトバスケットの女性のメンバーのお父さまが市内で最大の製造会社を経営していて、プロジェクトマネジメントのコンサルタントのそのメンバーの彼が、まさに製造会社というのをリファーラル先として紹介してほしいと日頃言っていたんですね。

安:はい。

大野:彼女がギフトバスケットを商材にしているという理由だけで、彼に対してリファーラルなんかを彼女が出せるわけがないと思い込んでしまっているという構図が今回特徴的ですよね。

安:はい。うーん。何か同じチャプターでこういうやりとりがあるというのが、ちょっとメンバーの私としては寂しいなと思いますね。

大野:残念だと思いますよね?

安:残念ですね。

大野:はい。マイズナー博士が紹介されているストーリーで、25年から30年ぐらい前に、BNIメンバーの化粧品コンサルタントの女性の方が出したリファーラルというのは、最近までBNI史上最大のものだったというふうにおっしゃっていますね。

安:最大のものだったんですね。

大野:その方がロサンゼルスのおそらくお客さまのご自宅に訪問してフェイシャルエステを施していたということだと思うんですけども。女性のお客さまのご主人さまがぶつぶつと不平を言いながら、部屋の中を行ったり来たりしていたらしいんですよね。

安:はい。

大野:何度も行ったり来たりしているもんだから、「あなた、どうしたの?」というふうに当然聞きますよね。

安:はい。

大野:するとその旦那さんは、「実はグラフィックデザイナーが仕事をちゃんとしてくれないんだ」と。「明日にでも彼をそのグラフィックデザイナーを首にしたいから、別のグラフィックデザイナーが今すぐに必要なんだ」みたいな話をされたそうなんですね。

安:はい。

大野:その話を聞いていた化粧品コンサルタントのBNIメンバーは、「私、素晴らしいグラフィックデザイナーを知っていますよ」という話をされたんですね。

安:はい。

大野:「とてもいい仕事をしてくれる人で、私だけではなくて、私の友人の仕事もいくつもやってくれているんですよ」という。「自信を持って彼を薦められますよ」という話をされたんですよね。

安:はい。

大野:そこで彼は、「それは素晴らしい。彼の電話番号を知っていますか」というふうにすぐに聞き返したわけです。

安:はい。

大野:彼女は「ここに彼の名刺がありますよ」ということで、もちろんBNIの名刺ファイルを取り出して、彼の名刺を渡すわけですね。

安:うーん。

大野:さらに「実は明日彼に会うんです」と。「もしよろしければ、彼からあなたに電話をさせましょうか」というふうに彼に聞きます。すぐに彼は「はい。それはありがたい。お願いします」ということで、「今のデザイナーを明日首にするので、その人が新しいデザイナーになってくれそうで、良かったです」みたいな話をされたそうですね。

安:はい。

大野:早速、化粧品コンサルタントの彼女は翌日彼とのミーティングで、リファーラルを提供するわけですよね、彼に。ところが彼がですね、その彼というのはそのお客さまのご主人ですよね。その彼が「何をしているのかも、そしてどんなプロジェクトを抱えているのかも知らない」と言うんですね。

安:はい。

大野:「ただ少なくとも、今のグラフィックデザイナーを今日首にすると言っていた」と。

安:はい。

大野:「だから、新しいデザイナーを今すぐにでも見つけたいということは確かだから、すぐに電話したほうがいいわよ」というふうに彼に名刺を渡したんですね。

安:はい。

大野:その名刺にはCEOという肩書しか書いていなくて、その会社がどんなことをやる会社なのかは書かれていなかったので、どんなプロジェクトなのかというのは知る由がなかったわけですよね。
それがなんと分かったことは、彼は映画のプロデューサーだったんですね。数カ月後に配給される予定の新しい映画のグラフィックデザインをするというのがプロジェクトだったんだそうです。

安:なるほど。

大野:結局、BNIチャプターのグラフィックデザイナーに、彼が電話をしてくれて、面談することになって、採用してもらえたんですよね。

安:うーん。

大野:彼はその映画の仕事を見事にこなして、すごい満足をしてもらったんですね。次の映画の仕事も任せられるということにつながったわけですね。

安:はい。

大野:結果として彼にとって、数千万円規模のビジネスにつながったということなんですね。

安:すごいですね。

大野:うん。ですから大きい規模のリファーラルがフェイシャルエステをやっていた化粧品コンサルタントから出たというのが、今回の面白いところですよね。

安:確かに。

大野:今この2つのストーリーをご紹介したわけですけども、まず最初のギフトバスケットを扱っている女性のメンバー。お父さまが製造業を営んでいて、同じチャプターのメンバーもプロジェクトマネジメントコンサルタントをやっている男性が、まさにその製造業の経営者を探しているという状況だったわけです。

安:はい。

大野:でも、彼女がそうした人を彼に紹介できるはずがないと思い込んでしまっていたという…なんか面白いというか、残念というか。

安:そうですね。

大野:はい、でも、これは結構ある話だと思うんですよ。

安:はい。

大野:そんな経験は安さんはありますか。

安:私自身はというわけではないんですが、ただやっぱり同じように思ったことはありますね。まさかそのメンバーの方の後ろとか、ご親族に、そういう方がいるというのは、話を聞いてみないと気付けないことですからね。

大野:そうですね。顔に書いてあるわけではないですもんね。私は誰とつながっていますなんて書いてないので。

安:確かに。

大野:結構私もBNIの説明会に来ていただいた外資系のプライベート・バンキングの方ですね。やっぱり資産家とかね、金融資産を結構お持ちの方をお客さまにしているわけですけど。その方が自己紹介のときに、「どうやら場違いなところに来てしまったようで」と言い出したんですよ。と申しますのも、「弊社では、金融資産が少なくとも3億、そのうち弊社にお預けいただける額が1億以上の方を対象にしておりますので、申し訳なかったなというふうに思っています」みたいな。

安:えー。

大野:はい。残念なプレゼンでしたけども。その中には、そういった資産家を知っている人が、私も実際知っていたんですけども、同じ部屋にいた人たちの中には、そういった富裕層を知っている人も何人かいたわけですよ。

安:はい。

大野:それを名刺交換したときの、どこで判断したか分からないですけどね。「ちょっと場違いだったな」というふうな発言をしてしまったのは、もったいない話だなと思いますよね。

安:確かに。その先のつながりを自分から絶ってしまったってことですからね。

大野:うーん。先ほどの化粧品コンサルタントの方が、チャプターにメンバーシップの申し込みをした際に、実は一部のメンバーがグループにふさわしくないというようなコメントをされたらしいんですよ。でも結果として大きな、BNI史上でも記録に残るようなリファーラルを出されているわけですよね。

安:はい。

大野:だから大切なのは、どんな専門分野を仕事としているかということよりも、その専門としてやっている仕事をしっかりやっている、そういったメンバーを見いだすことなんだと思うんですよね。いわゆるプロ意識、プロフェッショナリズムというんですかね。

安:はい、大事ですね。

大野:はい。もう一つのポイントとしては、やっぱり周りの人たちの行動とか振る舞い、そして、何を言っているか、言動ですよね。この辺に注意というか気を付けて、そういったことにアンテナを張っておくということですよね。

安:はい。

大野:例えばさっきの旦那さんの落ち着いていない行動、うろちょろうろちょろしているみたいな。そこに気が付いて、「あなた、どうしたの?」と質問したわけですね。

安:はい。

大野:そこは大切なポイントかもしれませんよね。

安:うーん、ですね。

大野:「明日グラフィックデザイナーを首にするんだ」みたいな。これは大切なサインで、見逃してはいけませんよね。

安:確かに。それではそろそろ、終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。

大野:はい。これは結構多い思い込みというんですかね。目の前の人がどんな人とつながっているかというのはやはりなかなか分からないものです。私もタクシーの運転手さんと話をしていて、その人が持っているつながりにびっくりしたこともありました。

安:あー、どんな?

大野:奥さまがとても大きな会計事務所の所長さんをやっていると言うので。

安:うわーお。

大野:「私は妻に食べさせてもらっていますので」みたいな。
その辺を、目の前の人の人脈の広がり、可能性というところを、過小評価してしまいがちなので、そこを「ちょっと待てよ」と。「もしかしたらこの人は大変な人とつながっているかもしれない」ということを忘れないで覚えていただきたいなというふうに思います。
ぜひまた、このチャプターでこのストーリーをシェアしていただければと思います。

安:そうですね。

大野:はい。

安:人脈の棚卸しじゃないですけれど、やっぱりどういう人とつながっているかということをまず自分自身も開示するということも大切でしょうし、それを相手からしっかり聞くっていう、そのきっかけを作るというのは、すごく大事だと思いました。

大野:ただそういう人脈をひけらかす人というのはあまり多くはないです。中にはいますけどね。

安:あー、確かに。

大野:むしろ、ひけらかしている人よりも、大切にしている人のほうがむしろ大事じゃないですか。

安:はい。

大野:それを開示してもらうというか、教えてもらうためには、やはり1to1を重ねて、信頼関係を作っていくということが欠かせないプロセスだと思うんですよね。

安:そうですね。

大野:はい、そこを忘れないでいただきたいと思います。

安:はい。ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

安:今回もBNIジャパンナショナルディレクターの大野代表と、私BNIメンバーの安紗弥香でお送りいたしました。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたしました。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第278回 あなたが誰かの『金のガチョウ』になる日

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第278回は「あなたが誰かの『金のガチョウ』になる日」と題してお送りいたします。

安:それでは大竹さん、本日もよろしくお願いします。

大竹:よろしくお願いします。

安:本日は素敵なゲストの方がいらっしゃってます。

大竹:今日はBNI東京港中央ノーブレスチャプターの方から岡田 繁さんに来ていただいてます。岡田さん、よろしくお願いします。

岡田:よろしくお願いします。

大竹:岡田さん、まずカテゴリーはどんなカテゴリーでしょうか。

岡田:内装リフォームというカテゴリーでいろんなリフォームとか賃貸物件の管理とか、そういったことをカテゴリーとして活動しています。

大竹:ありがとうございます。今日は岡田さんのシェアストーリーが本当に素晴らしかったのでそれを皆さんにご紹介したいなと思ってお呼びいたしました。トレーニングの中で金の卵・金のガチョウという言葉を聞いたことある方、多いんじゃないかなというふうに思うんですけども、岡田さんは金のガチョウを私は今まで探していましたと。でもそうじゃなくて、自分が金のガチョウになることが先なんじゃないかという、そんなシェアストーリーを今日は用意してくださいました。岡田さん、経緯からお話しを聞きたいんですけれども、お話しをお伺いしてもよろしいでしょうか。

岡田:はい、お願いします。私のチャプターに同年代ですごく仲の良いメンバーがいます。宮原 亜紀さんという方で表情筋トレーナーといって、顔の筋肉を鍛えるような顔ヨガと言われているようなカテゴリーの女性がいて、同年代なので一緒に飲みに行ったりとか旅行に行ったりするメンバーなんですけれども、ある時彼女が新しい講座を立ち上げるということで宣伝の協力してくれないっていう相談があったんです。もちろん協力するよって、安請け合いはしたんですけど、私は建築の世界にいるので美容系の知り合いなんていないなっていうふうに悩んだんですけども、実は私の周りには不動産の大家さんの奥様とか地主の奥様、いわゆる富裕層の方が比較的多いということに気づいたんです。そういう方って、いくつになっても美容とか健康にはすごく興味があるんじゃないかと思って、そういった方々にチラシというか、宮原さんの新しい講座のことをお伝えしたら、みんな受けたいっていうふうになってくれたんです。僕もちょっとびっくりしたんですけれども、皆さんそれでほとんどの方がお試しの講座を受けられたんです。その反響がものすごくて、すごく楽しかったと、もちろんそれは宮原さんの講師としてのスキルが高いっていうのが、前提なんですけども、そういったことに関心があるっていうことに私は気づいていなかったんです。お客様方がほとんど、本申込みをされたんです。お試しを受けた後にその時にふと気づいたんです。私はもしかしたら宮原さんの金のガチョウになれたんじゃないかなっていうふうにその時に思ったんです。カテゴリーとしては全くイメージも意識も今までしたことがなかったんですけども、その時に僕が金のガチョウになれたんじゃないかっていうふうに感じました。

大竹:岡田さんは全く違うカテゴリーで交友関係はあったんだけれども、自分がリファーラルを出せると思っていなかった方にお願いがあって、そこから、どういう協力ができるだろうかということを初めて考え始めたということですね。カテゴリーが全然遠いから、もうリファーラルなんか出せないよ。金のガチョウになんかなれないよ。っていう思い込みがあったわけですよね。

岡田:どうしてもリファーラルを出し合うとき、我々はカテゴリーをまず見てしまう習慣があると思うんです。本来はその人のあり方とか、貢献度合いとか、その人の人となりを見て出すべきではないかっていうのをここで気づかされました。

 

大竹:ちなみに岡田さんは宮原さんのどんな人となりとか、あり方を見て応援したいなって思うようになったんでしょうか。

岡田:彼女はものすごく明るいんです。もちろん笑顔の先生ですから笑顔も素敵なんですけども、すごく積極的、いわゆるポジティブアティチュードの塊みたいなメンバーでみんなが彼女を頼ったり信頼したりする。同年代で私も本当に仲が良いので、何かいつか応援できたらいいなぁっていう想いはあったんですけども、でも分野が違うからなぁ、なかなかなぁっていう、そんなような感じでずっといました。

大竹:そこに彼女から応援の依頼が具体的にあったことによって、実際行動を始めることができたということですね。すごく頼ることの大事さも感じるエピソードでその後、岡田さんが実際に宮原さんのガチョウになれた後のストーリーもお聞きしてもよろしいでしょうか。

岡田:いわゆる奥様方が皆さん、宮原さんのトレーニングを受け始めると今度は私より彼女との関係性の方がどんどん強くなっていって、私はいわゆるリフォーム業者という関係性しか奥様とはないんですけども、宮原さんはやっぱり90分くらいのトレーニングを週に1回とかその方々にやるので、そこで信頼関係を深めていったんです。その時にいろんな雑談になったりとかするときに、宮原さんの方からいろんな悩みも聞くらしいんです、奥様方の。その中で本来リフォーム屋である岡田のカテゴリーとはちょっと違うんだけども、岡田さんなら何か解決してくれるよ。なんていう、いい意味での無茶ぶりをしてくれるようになったんです。今まで私があまりお客様に提供してなかったサービスを彼女が逆に薦めてくれるようになったんです。私もそれに応えたいっていう想いがあるので、今まであまり提供していなかったサービスを提供するためには同じBNIのチームでそのカテゴリーを持っているメンバーと私がパワーチームを組むことによって、このサービスが提供できるようになっていったんです。それを考えた時に、今度は宮原さんが私の金のガチョウになってくれたんじゃないかなっていう、そんなような体験が生まれました。

大竹:岡田さんの視点、ある意味その専門家の視点からは見えなかったような課題、お客様の困りごと、課題が宮原さんには見えたということなんですか。

岡田:おっしゃるとおりです。

大竹:それをベースにご紹介が返ってきて、それによって岡田さんの事業の幅が広がったということが言えるんでしょうか。

岡田:おっしゃるとおりです。先ほど言ったように私が今まであまり積極的に提供していなかったサービスがもちろん私だけではできないので、同じBNIメンバーに協力をしてもらって、パワーチームが生まれ、そのメンバーにとってもリファーラルになりますから、新しいサービスがそのお客様に提供されて、具体的なことを言うと例えば、裏庭に古くからある井戸が壊れてるんだけども直してほしい。なんていう相談を私は受けたことがなかったんですけど、彼女は何の気なしに岡田さんならできますよ。なんていうふうに言うので、でも、それができるメンバーをBNIの中で探して、一緒に解決してあげたり、それ以外にも今まであまり積極的に提供していけなかったサービスが私のいわゆる会社の1つのコンテンツになっていったんです。

大竹:それによって岡田さんのビジネスのやり方に変化ってあったんでしょうか。

岡田:今まではどうしてもど真ん中のビジネス、サービスを中心にいたんですけれども、そうではないんじゃないかなと。やっぱり、お客様が困っていることって、いろんな幅だったり、いろんな視点から見ないと、わからないんじゃないかなっていうことがすごくわかって、例えば、夏になると虫がたくさん来て困ってる、蜂の巣ができて困ってるとか、そういう視点って私の中にはなかったなっていうのはすごく勉強になりました。

大竹:ありがとうございます。面白いなと思ったのは、プロだからこそ気づける視点ももちろんあるんですけれども、プロだからこそ見逃している視点もあるんだなと。それがチャプターのメンバー、ビジネスの仲間によって発掘されて、それが自分にも返ってくるということ。その可能性ってなかなか気づきずらいなっていうふうに思ったので、本当に素晴らしい事例だなというふうに感じました。岡田さんのこの体験をもとに全国のBNIメンバーの方に一言メッセージをお願いしたいと思うんですけど、よろしいでしょうか。

岡田:我々はどうしても、金の卵・金のガチョウを探す目線で常に行動してしまうと思うんです。決してそれは悪いことではないと思います。自分の強みだとかっていうのをしっかり把握することは大切なことです。ただ、誰かの金のガチョウに自分がなれるんじゃないかっていう視点に立ってみると、すごく幸せになるんです。もし全BNIメンバーがその視点に立って、日々活動したら本当に全員が素晴らしいリファーラルを交わし合えるんじゃないかっていうふうに私はこの体験で感じました。

ぜひ皆さんも、そういった視点で日々活動してみてください。

大竹:はい、岡田さん、今日は素晴らしいシェアストーリーありがとうございます。

岡田:ありがとうございました。

大竹:今日は岡田さんの話を聞いて、Givers Gainって何なのかなっていうのを本当に考えさせられました。僕はそのGivers Gainという考え方を理解しているつもりで、それを実践しているつもりで普段過ごしているんですけれども、例えば、新しい考え方、金のガチョウって考え方を知った時にどうしてもGivers Gainをちょっと忘れてしまって、まず探すところから、自分が得るところからっていうふうに考えてしまうんですけども、岡田さんはそこをGivers Gainで考えたら、自分が先にガチョウになる方が可能性があるんじゃないかってことに気づかれたっていうシェアが本当に人生を変える視点の変化だなっていうふうに感じたので皆さん知ってもらえて、本当に良かったなというふうに思います。今回もう1つ重要だなと思ったのは、カテゴリーでつながるのではなくて、感情とか想いとかでつながることの重要性です。カテゴリーだけを見てしまうと、いろんな可能性を見過ごしてしまうんじゃないかなということも感じました。

安:とても心に響くお話し。大竹さん、そして岡田さん、ありがとうございました。これはHEROES MOVEMENTにもつながる、とても大事な視点だなと私もお聞きしていて思いましたし、私自身の行動にもすごく変化が出そうです。ありがとうございました。最後までお聞きいただき、ありがとうございます。今回のお話しはいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので公式サイトと合わせて、ぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week !

第277回 絶対に成果が出ないBNIの使い方

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第277回は「絶対に成果が出ないBNIの使い方」と題してお送りいたします。

安: それでは大野さん、大竹さん、よろしくお願いします。

大野: はい、よろしくお願いします。

大竹: よろしくお願いします。今日のトピックなんですけれども、メンバーの皆さんがチャプターでどのように関わっていくべきかという、とても大切なテーマだと思うんですけども、こちらについてお話をいただけると伺っています。

大野: 実はですね、最近立ち上がってからまだ半年ちょっとぐらいの新しいチャプターのミーティングに参加したときに、考えさせられる出来事があったんです。でもすごくいい質問というか、新しいチャプターが今後どういう方向に進んでいくのかっていう方向性を話し合う、そういったミーティングの場だったので、ビジターさんも抜きで、メンバーだけで話し合っていたんです。普段、少しお休みが多いかなっていう感じのメンバーの方から、とてもいい質問が出たんですよ。

大竹: どんな質問だったんでしょうか?

大野: その方がおっしゃったのは、「私たちってどういう立場で参加するべきなんでしょうか?」っていうことなんですよね。サービスをBNIから受ける側として関わるべきなのか、それともある意味チャプターっていうものの運営側という立場でもっと関わるべきなんでしょうかっていう質問だったんです。

大竹: かなり本質をついた素晴らしい質問ですね。

大野: そうなんです。みんなそんなこと聞いちゃっていいのかみたいな、シーンとした感じだったんですよね。そういう雰囲気になったんですけど、実はその場にいたメンバーの皆さんの多くの方が、まだスタートして間もないチャプターの、あるいはBNIというものについてまだしっくりきてなかった部分だと思ったんですよ。そこで私が少しその辺についてはお話しした方がいいかなと思って、BNIというものとBNIのメンバーシップとをですね、スポーツクラブとかジムですね、ジムのメンバーシップに例えてお話をさせてもらったんですね。

大竹: スポーツジムの例えですね。

大野: はい。ジムって会員になったからといって、あるいはヨガとかエアロビとかのクラスに参加しても、ただ突っ立って待ってるだけでは何の成果も得られないですよね。それどころかクラスに一緒に参加している他の人たちの雰囲気まで悪くしちゃったりすると思うんですよ。

大竹: 確かにそうですね。

大野: チャプターも全く同じだと思うんですよね。仕組みとかトレーニングとか、グローバルな繋がりを提供されるそういった環境は、もちろん提供されるんですけども、でもメンバーシップの価値の大部分っていうのは、そこに関わっているメンバーの皆さん同士がどういう風な関係を築くかとか、どんなふうに関わっていくかによって作られていくっていうものだと思うんですよね。蓄積されていくっていうんですかね。ただ待っているだけでは価値っていうのは生み出されないので、そういう関わりだけだと本当にもったいないことになってしまうと思うんですよ。

大竹: 確かに参加するだけじゃなくて、主体的に動くことが必要不可欠だということですかね。

大野: その通りだと思います。この話に関連して、マイズナー博士が過去のポッドキャストで紹介していた例え話があるんですけど、アメリカのあるチャプターのキックオフミーティングで、営業歴の長い30年ぐらいのベテランの方が参加したときのエピソードがあるらしいんですけど。

大竹: どんなエピソードなんですか?

大野: その方はミーティングの後に、自分のためだけにここにいたらネットワーキングっていうのは絶対うまくいかないよ。よだれかけを外して、エプロンをつけて、この人たちにどうやって奉仕していくかってことを学ばなきゃいけないんだよって言ったそうなんです。

大竹: よだれかけとエプロンっていう例えはとても分かりやすい比喩ですね。

大野: 両方とも同じ胸に掛けるものじゃないですか。赤ちゃんのような、ビブスって最近言うのかな?よだれかけをつけている状態と、いわゆる料理を振る舞う側のエプロン、この人たちにどうやっておいしい料理を食べてもらおうかっていうのと、赤ちゃんがよだれかけをつけて料理を食べさせてもらえるのを待ってるっていうのと、全然対極的な状況ですよね。なので食事を与えられるのを待つためのよだれかけっていうのを外して、自ら他の人たちのために動く、あるいは働くためのエプロンっていうのをつけるべきだと。それこそがこの「ギバーズゲイン」、与えるものは与えられるという理念の素晴らしい要約になっているんだと、マイズナー博士もおっしゃってるんですよね。

大竹: なるほど、このエプロンをつけて他の人に奉仕するっていうのは、具体的にはどんな行動を指すんでしょうか。

大野: そうですね、マイズナー博士は他の人を支援するための12個のシンプルな方法というのをあげてくださっているんです。例えばリファーラルというものを提供するだけじゃなくて、一緒にミーティングに参加してその人を紹介したり、あるいは提供している商品やサービスの体験が素晴らしいものであれば、その推薦状あるいは推薦のことばを書いたりすることだと言っているんです。受け取ったリファラルに対して、やはりしっかりと最高の仕事をするということも重要だし、期待以上のいい仕事をすることで紹介してくれた、リファラルを提供してくれた人の評判を決して落とすことなく、むしろ高めていくことに繋げていくことが大事だということなんです。

大竹: なるほど。自分から主体的に動いて他の人に貢献することで、結果的に自分自身のビジネスも成長していくっていうことなんですね。

大野: そうですね。ただ実際には、残念ながらですね、この自ら主体的に動く必要があるっていうこの本質を理解しないままBNIに入るときに、当然投資というか、お金払いますよね。それに対する成果が出てないということで、諦めて辞めてしまう人が結構多いんじゃないかなという風に感じています。新しいチャプター立ち上げの時だったり、既存のチャプターのビジターオリエンテーションってありますよね。そういったところで、やっぱり一番大事なこの部分を、どうやって関わっていくべきか、それによって価値が最大化できるかっていうところが、ちゃんと触れられてないというか、カバーされてないという風に思うんですよね。そういったものはやっぱりどのチャプターでも多い現状なんじゃないかなという風に感じたわけです。

大竹: そういった認識のズレを防いでいくためにはどうすればいいんでしょうか?

大野: そうですね、今回思ったのは、今回のような大事なメッセージっていうものを、チャプターを立ち上げる時だったりとか、既存チャプターに申し込みをしていただく時に、ポッドキャストだったり、あるいは動画のメッセージでもいいかもしれないですね。そういったものを必ず見てもらうっていうことにしたらいいんじゃないかなと思ったんですよね。そうやってこれは自分たちがちゃんと主体的に動くっていうことが必要な仕組みなんだっていうのを、ちゃんと理解してもらう。だから期待値のすり合わせっていうのはできると思うんですよ。なので、それができれば結果的にメンバーの定着率、リテンションっていうものの向上にも繋がるはずですし、もしかしたらビジターさんからの申込書の提出率、いわゆるコンバージョンですよね、この辺りもコンバージョンなんかも上がってくる可能性もあると思うんですよね。

大竹: そうですね、確かにその入り口の期待値のずれがなくなっていくだけでも、多分もっと長くBNIを活用していただける方も増えるでしょうし、BNIのブランディングっていう部分でもプラスの影響があるのかなという風に感じました。

大竹: そうですね。今日はよだれかけとエプロンという比喩を通じて主体的な関わりの重要性について大野さんからお話をしていただきました。最後に大野さんからまとめというか振り返りというか、メッセージをお願いします。

大野: はい。ポッドキャストはいろんな方が聞いてくださっていると思うんですけど、もしどこかのBNIチャプターのメンバーの方であれば、是非所属されているチャプターでビジターさんが来られた時、特にその方が申し込みをされた時には、必ずこのお話をしていただくか、あるいはこのポッドキャストを必ず聞いてくださいね。聞いてくださった前提で、メンバーシップ委員会の面談ってやりますよね。審査のプロセス、その話の内容っていうんですかね、理解度っていうのを探ってみていただきたいんですよね。まだ聞いていないなとか見てくださってないなっていうのはすぐ分かると思うんですよ。そういう時は今この場で一緒に見てみましょうっていう形で見たり聞いたりしていただいて、その上でその方がこれは自分にとってやる価値が十分あるなと思っていただければ、申込書を出していただくなど、そういうプロセスをぜひ徹底していただくと、期待値のずれがない、きっとその方も主体的に最初から関わってくださって、よりその人にとっても成果が出る、そのチャプターにとってもより大きな成果につながっていくという流れを作れると思うので。ぜひチャプター単位で。もし聞いてくださっている方がメンバーではなくて、これからどこかチャプターに行って検討してみようかなと思われている方がいたら、この話を聞いていただいてその中身を念頭に置いた上で、チャプターミーティングに参加していただく、いろんな人と話をしていただくっていうのがいいんじゃないかなと。正しい決断というか判断をするのには必要なプロセスじゃないかなと思うので、ぜひお願いしたいと思います。

大竹: ありがとうございます。今日の話を通じて私も感じたことは、サービスを提供する側とサービスを受ける側、顧客とが、お互いに一緒になって自分たちの未来を作っていく、そういう顧客とサービス提供者側との新しい関わり方、そういうビジネスのやり方ってすごく素敵だなっていう風に感じました。今日は貴重なお話いただきましてありがとうございました。

大野: ありがとうございました。

大竹: ありがとうございました。

安: 最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week!

第276回 【再配信】第61回 あなたの部屋にいるのはだれ?

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

参照:英語版 Episode 358: Who’s in Your Room?

安:第61回は、「あなたの部屋にいるのはだれ?」と題してお送りいたします。英語版のエピソード358回をご参照ください。
それでは大野さん、あなたの部屋にいるのは誰というのは、結構BNIでも有名なお話ですね。

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大野:そうですね。書籍も出ていますけれども、『Who’s in Your Room?』というお話でしたね。まず、ちょっと想像を皆さんしてみていただきたいんですけれども、あなたが1つの部屋に住んでいると想像してみてください。

安:はい。

大野:そこで一生を過ごさなくてはなりません。あなたがその部屋で一緒にいる人たちが、あなたの人生にいる全ての人たち。部屋にはドアが1つしかなくて、ドアはなんと一方通行で、入ることしかできない。

安:ああ。

大野:つまり、部屋に入った人とか物というのは、二度とその部屋から出ることができません。

安:はい。

大野:これをBNIに当てはめるとグループ、つまりチャプターにふさわしくないメンバーをいったん入れてしまうと、そうした人たちを排除するというのはチャプターにとってはとても大きな痛みを伴ったりとか。作業としても、とても難しいですよね。

安:そうですね。

大野:なので、招待をする前、つまりビジターとしてお声掛けする際に、あなたの価値観にマッチしているかどうかというのを、考える必要があるということになると思います。

安:はい。

大野:価値観や倫理的な部分でふるいにかけなかったとしたら、グループやチャプターにとって不適切な人を部屋に入れてしまっていることになります。

安:はい。

大野:そして、BNIにおいてそうした人たちを部屋から出すというのは、非常に難しいことが多々ありますよね。

安:そうですね。

大野:じゃあ、不適切な人を部屋に入れてしまった場合は、どうすればいいんでしょうか。

安:あー、どうしたらいいんでしょう。難しいですね。

大野:難しいです。ネガティブな影響は、極力抑えたいですよね。幸い、Stewart Emery(スチュワート・エメリー)、『Who’s In Your Room?』の共著者の1人ですけれども。彼が言うには、幸い人の心というのは古い記憶をなくしてしまうよりも、新しい記憶を作るほうが得意なんだそうです。

安:ああー。

大野:つまり、取るべき戦略というのは、自分の人生において欲しいものに意識を集中して、価値観を共有できて、あなたの情熱をサポートしてくれて、あなたの関心事に関心を持ってくれて、さらには教えを請うことができる人たちを探すということだというふうに言っています。

安:はい。

大野:そうした人たちをあなたの部屋に迎え入れたり、または彼らの部屋に入れてもらう方法を見つける。そこに集中しなさいというふうに言っていますよね。

安:はい。

大野:集中と決意を持ってこれをやれば、部屋の中のマイナスの影響力というのは徐々に小さくなっていきます。そうしたマイナスの記憶というのは、遠い過去のものにだんだんなっていって、それにとらわれずに済むようになるということなんだそうです。

安:なるほど。

大野:ここで、ドアマンの話なんですけども。ドアマンて、高級ホテルとかいいホテルには、いますよね。

安:いますね。

大野:入り口で誰を通して誰を通さないかというのを、決めるという役割があるんだと思うんですけれども、安さんは、ホテルの入り口でドアマンに止められて入れてもらえなかったというような経験はありますか。

安:ないです(笑)。

大野:ないですか。でも、あれって結構緊張しませんか。

安:しますね。入ろうとするときに止められるんじゃないかと思いながら入ることはあります。

大野:そうですよね。まさか止められないとは思いつつも、ちょっとどきどきしながら通りますよね。

安:ドアマンが目をそむけてる間に入ろうかなと、思ったりすることもあります。

大野:こそこそっと。そうですよね。適切な人だけしか入ってこられない。人は、心の中にドアマンというものを置くべきだというふうにも言っています。あなたのドアマンを雇って、ドアマンに判断、訓練を積ませることが必要だと。ドアマンが学ばなくてはならないこと。これは、例えば安さんが何に情熱を注いでいるか、あるいは安さんが何を大切にしているか。安さんの目標とか夢、そして価値観は何なのかと。この辺が判断基準になるべきですよね。

安:そうですね。

大野:安さんのドアマン。ドアマンが学んだ判断基準を使って、価値観を共有できない人やあなたが大切にしていることを大事にしてくれない人、あるいはあなたの夢をサポートしてくれない人。あなたが情熱を注いでいるものを応援してくれない人というのを、部屋に入れないようにするわけですよね。

安:はい。

大野:一方ではドアマンというのは、スカウトマンとしての役割もこなします。

安:はい。

大野:例えば、安さんのビジネスをより大きく発展させるということを、かなりこの人は力になってくれそうだとか。この女性は、チャプターにとって貴重な人材を、どんどん紹介してくれそうだというような視点で考えるわけです。それを、ドアマンが選択するわけですよね。

安:ああー、そうですね。では、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。

大野:はい。BNIにおけるドアマンは、メンバーシップ委員会ですよね。チャプターにとって重要な役割を担っているわけですけれども、併せて忘れていただきたくないのは、ビジター候補の人に声を掛ける際に、その人がチャプターの価値観に合致しているかどうかということを、考えていただきたいと思います。

安:はい。

大野:ビジター候補に声を掛ける際に、よくありがちな過ちというのがあります。それは、この人はBNIに入りそうかなというふうに考えてしまいがちですよね。

安:ああー、ありますね。

大野:そうではなくて、チャプターの価値観やあるいは倫理観といったものを共有できそうかどうかというところに、判断の優先順位を置いて声を掛けるようにしてください。

安:はい、ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

 

第275回 あなたの部屋にいるのは誰?

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第275回は「あなたの部屋にいるのは誰?」と題してお送りいたします。

安: 皆さんこんにちは。BNIメンバーの安さやかです。オフィシャルBNIポッドキャスト、本日もBNI東京港中央エグゼクティブディレクターの大竹さんと共にお送りしております。第275回は「あなたの部屋にいるのは誰?」と題してお送りいたします。このポッドキャストはコンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。さて、大竹さん、今日もよろしくお願いします。

大竹: お願いいたします。

安: 本日は素敵なゲストの方がいらっしゃっています。お名前だけ大竹さんからまず、ご紹介いただいてもいいでしょうか?

大竹: はい、そうですね。今BNI東京港中央でですね、ディレクターコンサルタントをしていただいている川崎あゆみさんです。川崎さん、よろしくお願いします。

川崎: どうぞよろしくお願いいたします。

安: 私からまず簡単に川崎さんのティーアップをさせていただいてよろしいでしょうか。

川崎: はい、お願いいたします。

安: 川崎あゆみさんはインタビューライター歴28年、すごくベテランでいらっしゃいますね。さまざまな書籍や雑誌などの原稿に関わってこられています。BNIではブログの一つであるリファーラルマーケティングの翻訳に関わることをきっかけに、ライター業だけではなく翻訳のお仕事にもチャレンジされるということになったそうです。今回はそうした経緯から、マイズナー博士が共著で執筆されている「Who’s in Your Room?」の日本語版の書籍の校正、編集協力として関わっていらっしゃいます。今日はどんなお話が聞けるんでしょうか、とても楽しみですね。それでは、大竹さんよろしくお願いします。

大竹: よろしくお願いします。いろいろ質問していきたいなと思うんですけど、インタビューライターのプロの方に質問するのはすごく緊張するんですけど、よろしくお願いします。

川崎: よろしくお願いします。ありがとうございます。

大竹: この「Who’s in Your Room?」「あなたの部屋にいるのは誰?」という書籍の編集、校正に関わったということなんですけども、その編集、校正に関わっていく中で、川崎さん自身の人生を振り返るきっかけにもなったんじゃないかな、なんて思ってるんですけれども、この書籍に関わる中で川崎さんが一番この部分はすごく印象的だな、と思ったことについてお話いただけますでしょうか。

川崎: ありがとうございます。自分の人生を振り返るきっかけに本当になりました。それをちょっと先にお話するとすれば、これはあなたの部屋には誰がいますか?っていう、自分の部屋には誰がいるだろうかっていう視点で書かれた本だと思うんですが、逆に私は誰の部屋にいるだろうか、っていうことを考えました。そこに最後行き着きました。すべての編集作業を終えた後に、それを考えるいいきっかけになりました。ということで一番印象に残っているのは、やっぱりドアマンとコンシェルジュとロックボックスってキーワードがあると思うんですけれども、その概念ですね。そういう概念って持っていなかったので、私の中にはこんなふうに考えるのか、というところのすごく新しい視点をいただいたなというのを感じました。

大竹: なるほど。その3つの中心になる概念だと思うんですけど、そちらについて簡単にお話いただいてもよろしいでしょうか。

川崎: ありがとうございます。そうですね、そもそも人生を部屋に例えているというところなんですけれども、その人生にどなたを招き入れるのかというところを決めるのがドアマン。この人を人生に招き入れるかどうかを決めるのがドアマンで、コンシェルジュは一旦入られている方、ドアマンが「入っていいよ」って許可する方と、もうすでに入っていらっしゃる方、これから関係性を継続するにあたって、その方との距離を、その人生のどこにいていただくかっていうのを決めるのがコンシェルジュ。そしてロックボックスっていうのが私がすごく一番興味深いなと思ったんですけども、ロックボックスっていうのは、ちょっとこの方は苦手かもしれないとか、ちょっとこの方とはあんまりうまくやれないかもしれないという方を、鍵つきの箱に入れて、ちょっと高いところ、自分の手に届かないところに置いてしまう、距離を置くということなんですけども、その3つを象徴する役目というか、3つの言葉だと私は解釈しております。

大竹: なるほど、ありがとうございます。人間関係をどうやって自分で構築していくかということの、ある意味比喩的な表現ということなんですかね。自分自身の頭の中の想像上の部屋があって、そこにこの人は入れるべきかどうか、入れたらどれぐらいの距離を置くかどうかというところ。最後にロックボックスというのは、部屋の中にはいるんだけれども、鍵をかけているという意味なんですかね。

川崎: そうです。そうです。もうすでに入っていらっしゃる方がいますよね、私たちの中に。その方をどうするかっていうことです。入っていただいた後、関係性が変わったりして、っていうところもあると思うんですが、その方とのお付き合いの仕方、距離感ですかね。

大竹: ありがとうございます。川崎さん自身のドアマンとしてのエピソードをまず、お聞きしたいなと思うんですけど。ドアマンですね。

川崎: はい。そのドアマンっていうものがいるんだろうかって思っていたんですが、実はやっぱり自分の中で、この人ちょっと入ってもらいたくないかもしれないと思ったとしても、直接言えなかったり、その時の自分の状態だったり環境だったりというところで、NOと言えない時ってあったりすると思うんですよね。あといい人でいなきゃいけない、みたいなことあったりすると思うんですけど。ドアマンっていう自分なんですね、ドアマンも自分なんだけれども、もう一つの自分の価値観、自分は何を大事にしているかっていうことをすごく理解している存在としてのドアマンが、この人が判断するっていう、その人に判断してもらうのでちょっと気が楽というか。でも「Who’s in Your Room?」ですごく大事なのは、自分の価値観の中でブレないというところでの人付き合いがあると思う。そこを理解してくれているドアマン、そしてコンシェルジュという存在を持つことで、すごく気が楽になるな、っていうところがあります。私はこう見えていい人ぶりたい、っていうところもあって。

大竹: そうなんですね、全く見えませんけど。

川崎: なかなか「NO」と言いづらいところが、「一緒に仕事しませんか?」って言われたら「ああ、いいですね」って言ってしまう、そんなところがあったりするんですけど、一回始まってしまうと「ああ、しまった…」、あの時あんな軽い返事をしなきゃよかったっていうのがよくあったりするんですけど。一方変わって、ドアマンっていう存在があれば、こういうことが起きなかったかもしれないな、っていうのはあったりします。すみません、ちょっと具体的じゃなくて申し訳ないんですけど。

大竹: いいえ。ちょっと質問なんですけど、川崎さんのドアマンが一番大事にしている基準とか価値観ってどんなものなんですか?入れるかどうか、その人を入れるかどうか判断するにあたっての一番大切にしている基準とか価値観ですね。

川崎: 私の価値観ですか。私のドアマンはこんな人だっていう、私のドアマンですもんね。私のドアマンはなんだろうな、人の心の動きにちゃんと気づける人でいていただきたいっていうのがあります。言いたくても言えない人とか、いらっしゃったりするじゃないですか、そういうところにちゃんと気づける方、そういう存在の方、存在というかそういう方っていらっしゃいますよね。例えば学校でも「はい!はい!はい!」って手を挙げれる人もいれば、挙げたくても分かってるんだけど挙げれないとかいう人の、そういう人たちの気持ちの動きというか、心に気づけるような人がいいなって思ってます。それを何というのかわからないんですが、そういうどういう言葉でまとめるか、今思いつかないんですが。

大竹: なるほどですね。そのそれを大切にしようと思われた、そのきっかけになるエピソードとか体験というのはどんなものが過去にあったんでしょうか。

川崎: そうですね、教室で目立たない方と私は結構仲良くなるタイプ。やっぱり自分の意見を言いたいけど言えないっていう方とか、ちょっとみんなと外れた、輪に入れない人と仲良くなるタイプなんです。そこが私が大事にしてるというよりかは、自分の価値を存在感みたいなものを低く感じがちじゃないですか、そういう方って。自分なんてどうせ、自分の意見なんて聞いてもらえないんだとか、私が何か言ったって、なんかもう少数派の意見として重要視されないんだって思いがちだと思うので、私はそこを救いたいって気持ちがすごくあるので。救いたいっていうのかな、きっとそういう思いをしてきたんですよね私も、自分自身が。多分そうだと思います。今でこそ「はい!」って言えるようになったんですけども、そういうことが根本にあるかな、という風に思います。

大竹: なるほど、いいですね。じゃあちょっと次の質問に行きたいなと思うんですけど、コンシェルジュですかね。今度はその部屋に入れた人との距離感、距離をどこに置くのか、というところなんですけど、川崎さんがご自身のコンシェルジュの人にどれくらいの距離を置くかっていうところの基準として大切にしていることってどんなことなんでしょうか?

川崎: 基準ですか。誠実じゃない人は嫌だなと思うので、まあこうだからこうっていうのはないですけど、付き合いする中でちょっと距離を置きたいなとかっていう、ほんと感覚的なところですね。なるほど。だけれども、例えば嫌なことがあったりとか、ちょっと腹の立つことがあったりすると、多分結構多くの方がそうじゃないかなと思うんですけど、自分の心の狭さを恥ずかしいなと思ったりとか、自分の器の小ささを責めたりとかすることがあったりする。私ってなんで人として小さいんだろう、って思う時もあったりするんだけれども、それを今から出てくる言葉ですが、ロックボックスに入れておいていいんだよっていう。要は本当に人を嫌いになっちゃいけない、ってことでもないし、距離を置くことはそんな悪いことではないので、ロックボックスに入れることで、その人の気持ちがすごく楽になるなって思ったんです。自分が楽になったんです。ロックボックスっていう概念を知ったことで、それをコンシェルジュがしてくれるので、基準はないんですが、こうだからこうっていう。

大竹: なるほど。そのロックボックスが、一旦棚上げするというか、保留にするっていうんですかね。なんかそういうことなのかなって、今ちょっと理解をしたんですけど。どうしても白か黒かみたいな、一旦入ってもらったんだけど、それを出すかどうかみたいな、判断を自分に課すというか迫るっていうのって、すごくやっぱりしんどいな、っていう風に感じるんですよね。

川崎: 出さなくていいんです。出すことはできないから。出口ないので、「Who’s in Your Room?」の中は。

大竹: そうですよね。

川崎: 出て行っていただきたいけど出せないので、であればロックボックスの中に入れてっていうことですね。なるほど。やっぱりもうこれから縁を切ろうと思ったとしても、自分の中で切ったつもりでも、例えばこういう会話だったりとか、何かされたことだったり、自分がしてるかもしれないですけど、そういうことは消えないですよね。その関係性を断ち切ることはできない。出ていただくことはできないけれども、その関係性を続けるために続いていってしまうので、そのために必要なロックボックスっていう感じ。

大竹: 人間関係っていうのは長期的なプロセスで考えるものだと思うので、自分自身の状態とか相手自身の状態や状況っていうのも常に変化をしていく。その中で今ロックボックスに一回入れるんだけれども、いつか鍵を外して、また近くに来てもらえる、そういうタイミングが来るのかもしれないなっていう風に今聞いてて感じました。

川崎: その面白いエピソードが、このロックボックスっていう概念をマイズナー博士に伝えたのはお母様なんです。マイズナー博士のお母様が「ロックボックスに入れればいいのよ」みたいな感じで、どういう口調かはわからないですけどね、伝えられたっていうのが書かれていて、これは自分の息子さんを守るためというか知恵というか、そういうものだったのかなっていうことに驚きましたし、なるほどって思いました。

大竹: 川崎さん自身の少女時代というか、今も少女だと思うんですけど。

川崎: そういうのいらないです。

大竹: いらないですか、ごめんなさい。過去にね、ロックボックスに、もしかしたら入れた人もいるかもしれないし、そこから、また出てきてもらって近しい関係になった方もいらっしゃるんじゃないかなと思うんですけど、そんなエピソードがあればもしよかったらシェアいただけますか。

川崎: 遠い少女時代、エピソードがそんなにないかもしれないです。私結構パンって断ち切る方なんです。

大竹: じゃあもう出口ある感じなんですね。

川崎: 出口は壁壊して作る感じです。出てってくださいってなります。

大竹: そうなんですね。

川崎: 多分それぐらいまで、ギリギリまで我慢してしまうタイプなんです。嫌とかすごいストレスを。だからロックボックスどころじゃなかったかもしれない。とはいえ本当に数年後で年も重ねれば、あの時は私が未熟だったな、って感じることもあったりして、またその関係が温まるっていうところも、もちろんあったりもしますけれども、そういうのが具体的じゃなくて申し訳ないです。

大竹: なるほど。じゃあもし今まではそういう、どっちかというと白黒はっきりさせるみたいな、出てってもらうみたいな考え方だったと思うんですけど、過去に遡れるとしたら、その時にロックボックスの概念、この考え方を知っていて、一旦そこに入っておいてもらう、でも自分の人生の中にはいる人だと扱うと、そういう考え方ができていたとしたら、川崎さんの人生に今どんな影響があったと思いますか。

川崎: もっと自分は苦しまなくても済んだのかもしれない。そんな苦しんだわけじゃないですけど、悩んだりしなくてもよかったかもしれないな。もしロックボックスって存在を知っていればっていうのはありますね。やっぱりさっき言ったみたいに、自分を責めたり、心の狭さだったりとか、人としての器の小ささを恥ずかしいなと思ったりとか責めたりとか、悔やんだりとかっていうところもたくさんあったので、そういう概念を知っていれば、もっと違ったかもしれません。

大竹: 分かりました、ありがとうございます。この本に書かれていることのポイントですね、まとめた部分が「はじめに」というところにあったので、そこをご紹介したいと思うんですけど、あなたの意識・無意識が人生におけるすべての人間関係をどのように捉えているかを理解する方法、あなたにとって意味のある人間関係を定義する方法、あなたと関係のある人々があなたの思考・感情・行動にどのような影響を与えるかを見極める方法、あなたの部屋で人々がどのように関わり合っているのかを理解する方法、誰を部屋に迎え入れるか、その人たちが何をもたらすか、そして誰を入れないかを判断する方法、あなたにとって親しい相手でもそうでない人でも、部屋の中の最適な場所に居場所を決める方法、すでに部屋にいる人々や部屋に入ろうとしている人への対処法、強引にあなたに近づこうとする厄介な人への接し方、相手に悪い印象を与えずに「NO」と伝える方法、こんなことが書かれているんですけど、川崎さんの人生の中で、これに関連するようなエピソードがもしあれば、今日お話しいただきたいなと思うんですけど。

川崎: ありがとうございます。私、結構コミュニケーション上手ってよく言われて、イギリスでもマスターオブコミュニケーションって言われたことがあるんですけど。

大竹: そうなんですか?

川崎: そうなんです。なんだけれども実は、私20代の時に本当に人として欠陥があるんじゃないかと思い続けて、悩んでいた10年間が実はありました。

大竹: 10年?

川崎: 10年結構長いんですけど、それは何と言っても仕事の面ですけど、3ヶ月以上の仕事が続かないっていう。仕事は会社勤めもしたことはあるんですけど、そこは1年半最初はすごい我慢してやったんですけど、その後辞めた後、結構派遣でも働いてたりしていたんですが、派遣も3ヶ月がマックスっていうことに、だんだん自分は気づき始めまして、3ヶ月経つと誰かと揉めたりとか辞めろって言われることもなく、正社員に毎回声をかけていただくぐらいちゃんとした関係性は保っていたんですけど、自分が3ヶ月以上持たないので、全部お断りして次の仕事を始めるという感じだったんです。でも世間の方がちゃんとお勤めをして生計を立てているのに、これができない私って何だろうって、絶対何か欠陥があるんだと思ってたんです。人として何かがおかしいって思って、いろんな本を読んだりとかしたんですけど、人に相談することはなかったです。結構長く悩んでいて、10年間ずっとそれを悩んでたんです。だけども33歳の時に、夫がロンドンに赴任になって引っ越した時に、向こうでライターっていう職業に出会うんですけども、そこでフリーランスっていう働き方に出会った時から、私の人生が変わり始めたんですけど、それはなぜかっていうことに気づいて、そこから本当に私自分の人生を生きていると思えるようになったんですけど、後から思い出すと、やっぱりその会社勤めだったりも派遣もそうですけど、人間関係が固定されてる中がダメだったんだなってことに気づきまして、自分の中に例えばこの「Who’s in Your Room?」っていう本なので、部屋にすると、この方と一緒に過ごしてくださいねって、自分の部屋にボンって何人かの人をボンって入れられる、私も誰かの部屋に押し込められるみたいなことで、逃げ場もない、逃げ出したわけじゃなかったんですけど、その状況が多分ダメだったんだなって、気づいた。フリーランスになると、この方とお仕事をしたいとか、それを自分で選べたりしますし、あとちょっとこの方苦手だなと思っても、例えばそのプロジェクトが終われば、その方との関係はそこで終わるので、フリーランスになってから、すごく生きるのが楽になった。この方は苦手だなっていう方も、別にそのプロジェクトが終われば、ちょっと距離を置いたお付き合いをすればいいので、それによってすごく楽になったなって。今の仕事ってもう28年間続いて、3ヶ月以上何やっても続かなかったのに、今の仕事28年続いてるので、多分そこが一番大きなポイントだと思うんですけど、このWho’s in Your Room?のお仕事に関わらせていただいた時に、私はこれをフリーランスになってからやってたんだな、できるようになったんだなってことに気づいた。どなたをその部屋に入っていただいて、部屋に入ってきた方との距離感をコンシェルジュが、この方はここ、この方はここみたいな感じで、自分の中で距離を置けるようになって、うまくコミュニケーションを取れるようになったんだなっていうことに、この本に関わらせていただいて、それに気づきました。これをやってたんだ無意識に、やれるようになったんだっていう。

大竹: なるほど。

川崎: 例えばこれ入ってきただけの方じゃなくて、ポーチで待っていただくっていうのもあるんですよね。だからそういういろんな選択肢が、この本の中でもありますけど、入ってきた人とどういう関係なのか、入ってもらいたくない方はポーチにいてもらうとか、「NO」と言うとかっていう、そういう選択肢がこの本の中で紹介されていて。私は本当に10年間、長く悩んでいた時間があったんですけど、生きづらさだったり人間関係とかで難しいなって感じていらっしゃる方は、この概念を一回取り入れると、すごく生きやすくなるんじゃないかなっていう風に感じたってことが、私の中の答え合わせというか、欠陥品じゃなかったんだなっていうことに気づいたっていうのは、すごく大きな収穫でした。この本に関わらせていただいたことで。

大竹: じゃあその長年人間関係において自分が、欠陥品なんじゃないかって思っていたことの答え合わせが、この本によってできたっていうことなんですか?

川崎: そうなんです。これをやってたのかって思いました。

大竹: なるほど。ちなみに、ちょっと聞きたかったんですけど、10年悩んでいた中で、誰にも相談しなかったっていうお話があって、結構不思議だなって思ったんですけど、それはどうしてだったんですか?相談する相手がいなかったのか、このことは相談するようなことじゃないなと思ってたのか、どういう考えだったのかなと思って。

川崎: 絶対恥ずかしかったんだと思うんです。人様がちゃんとやってることが私にできないっていう。これは夫にも理解されませんでした。やっぱりずっと会社勤めをしている人なので、夫は「なぜそれができないの?」みたいな、別にそんな否定的ではなかったです。なぜそれを君はできないのかってことではなかったんですけど、夫にも相談はしてなかったです。本当に本とかインタビュー記事に救いを求めてたんですよ。同じような方がいないのかっていう感じで、でもどこにも答えがなかったんですよね、10年間。自分でだからコントロールというか、コントロールという言葉が合ってるかどうか分からないんですけど、それができないと嫌だったんだな、きっと。

大竹: 自分で選択しているというか。今までの川崎さんの仕事のビジネスキャリアを聞いて、今の川崎さんをすごい理解できたような気がしていて。

川崎: 本当ですか?どういうことでしょう?

大竹: いや僕、川崎さんを見ていて、誰とでもこの人はうまくやれる人なんだな、すごい器用な人なんだなっていう風にすごく思っていたんですけど、多分それって短いプロジェクトの中でいろんな人と出会っていって、いろんな人と仕事をしなきゃならない状況で、その中で一定の成果を求められる状況、それをすごくたくさんいろんな場面を経験して、その中で磨かれてきたものなのかなっていう風に思って。その答え合わせが私はできたので、理解が進みましたというのが一つですね。もう一個質問があって、そんな中でBNIに関わられて、今何年でしたか?

川崎: 5年目になります。

大竹: 5年目ですよね。BNIって長期的な人間関係、信頼関係の中で、お互いのビジネスとか人生の応援をしていこうという組織だと思うんですけど、そこに対して生きづらさというか、人間関係がある意味、固定されるというか、そういうことに対する抵抗とかはあったと思うんですけど、それが結果今続いてるっていうことは、ちょっと今不思議というか、気になったのでお聞きしたいんですけど。

川崎: 私も不思議でならないんです。本当にどうしてここは続いているんだろう。そしてこれからも続いていくイメージが、自分の中にあって、なんでなんでしょうね。多分「ギバーズゲイン」っていう理念なんじゃないかなって思います。多分今までこの人はちょっと無理っていう方は、それこそ本当に何か自分ファーストの方だったんじゃないかなって振り返るとそう思います。だけど、そういうことではないですよね。ギバーズゲインっていう理念を理解した上でのコミュニティスタイルの方々が集まっているわけだから、そこで嫌な思いをすることがあまりなかった、無いまま今まで来ているような気がしますし、特にDNAチームに入れていただいているということもあり、本当に嫌な思い…まあその嫌な思いって、私がどなたかに嫌な思いをさせている可能性はもちろんあるんですけれども、それが今までもうここは嫌だっていう、その10代20代の頃に何をやっても続かない自分が感じていた、いうようなことは一度もないです。

大竹: なるほど。

川崎: むしろそれこそ同じ価値観の方々と、それはもう同じ理念なので、同じ価値観っていうことだとは思うんですけど、でも同じ価値観の方だけで集まっていても、私は成長がないっていう風に思っています。違う価値観の方々と時間を過ごす、お仕事を一緒にさせていただくということで、お互いに磨き合うというか、仮に相手にそれはしないな、ということをされた場合は、自分がそういう価値観なんだなということが、より強く浮き彫りになる、私はこういう価値観を大事にしているんだなということに改めて気付くというか、そういう成長の場として捉えているからかもしれないです。

大竹: 成長させてくださっているというか、根本にギバーズゲインという価値観というか、よりどころがあることによって、自分の感情的にカミソリアンジーになっちゃうこととかはあるんだけれども、でも、そこのよりどころがあるからその中でも人間関係を継続していこうっていう風に、前を向けるっていうんですかね。そういうことはあるんでしょうかね。

川崎: そうですね。きっと分かり合えるっていうのが前提にあるような気がします。

大竹: なるほど。ありがとうございます。この答え合わせは、また今後も続いていきそうな気がしますので、今後の川崎あゆみさん、アンジーさんの変化が楽しみです。

川崎: ありがとうございます。カミソリにならないようにしていきたいと思います。

大竹: カミソリも楽しんでますので大丈夫です。

川崎: ありがとうございます。

大竹: ありがとうございます。じゃあそろそろ終了に向けていきたいなと思うんですけど、この本の出版に関わっていて、この「Who’s in Your Room?」という概念を理解されたと思うんですけど、今後この本に書かれている内容をどう実践して役に立てていくか、それが自分の人生とかビジネスにどんな影響を与えるのかというところで、お話をお聞きしたいなと思うんですけれども。ちょっと質問が長かったかな、ごめんなさい。どんなふうに実践していくか、この本を通じて得られる知見というか内容を今後どのように活かしていきたいと思われているのか、お聞きしたいなと思っております。

川崎: この「Who’s in Your Room?」って、チャプターデベロップメントのトレーニングだったりとか、トレーニングの中でもよく聞かれる言葉ですし、チャプターを大きくしていくときにも使われる言葉だと思うんですけど、みんな言葉でしか知らないというか、本があったのね!みたいな。例えば本当にその存在だけしか、あなたの部屋に誰がいますか?っていうところだけしかなんか届いてない気がするので、こういうことですよってことを、よりその本の内容をチャプターの皆さん含めトレーナーをさせていただいているので、そこも含めてこの概念を皆さんにお届けしていきたいなっていう。それをどんな風にお届けするのか考えないといけないですけれども、届けることでよりこれって、本当にその人が自分の人生をより豊かに生きるための考え方なので、それをメンバーの皆さんにお伝えしていきたいなっていう。それぞれの人生が豊かになるということもそうですし、チャプターがより質の高い、皆さんの人生がそれぞれ豊かになる。そして成長してチャプターも皆さんが豊かになっていく。豊かなチャプターというか、質の高い人生を送っている人たちの集まり、みたいな風に繋がっていけばいいなと思うので、そこをどんな風に伝えていけばいいでしょうかね、ということを大竹さんに相談させていただきたいと思います。

大竹: そうですか、ありがとうございます。今日お話をお聞きしていて、これは人間関係をどう円滑にしていくかということ全般の話であって、BNIの中だけではなくて、自分の事業で関わる人全般だったりとか、家族だったり友人だったりとか、自分のプライベートの人間関係すべてに生かすことができる、そういう内容になっているんだな、という風に思いましたので、ぜひ多くの方に、これを読んでいただいて、より良い人間関係を作っていく。多分悩みのほとんど100%が人間関係という風に言われているので、それをより良くしていくことは、自分の人生の質を高めていくことそのものにつながっていくので、より多くの人に手を取って頂きたい、という風に感じました。今日はありがとうございます。

川崎: ごめんなさい、最後に。最後にもう一回、自分の部屋に誰がいるかもそうだし、自分は誰の部屋にいるかっていうことを考えると、すごくいいきっかけになると思うので、自分がロックボックスに入っていませんようにみたいな感じ。

大竹: 確かにその視点も大事ですね、確かに確かに。その方の部屋に歓迎されているか、その方の人生を豊かにできるような存在だったことを、逆に考えるとてもいい機会になりました。

川崎: ありがとうございます。すごい大事な視点だったと思います。自分の部屋に誰を入れるかだけではなくて、自分が誰の部屋に入っているか、そしてどういう存在であるのかということを見つめ直すことによって、自分の人生だけじゃなくて、相手の人生の豊かさというか、質を上げるために自分ができることは何なんだろうかということ、それを考えることも同じくらい重要だなという風に感じました。ありがとうございます。大切な視点でした。ありがとうございます。安さんにお戻しします。

安: はい。とても貴重なお話をありがとうございました。まさに川崎さんの実体験から来るものも、お話の中に混ぜていただいたことによって、私もお話を聞いていて、なんとなく概念で持っていた「Who’s in Your Room?」のその考え方だったり方法だったりというのが、またさらに一段と深まったような気がいたします。私もこの言葉は非常にパワーがあるので、多くの方がおそらく知っていると思うんですが、自分自身が誰の部屋にいるかっていう概念はすごくユニークだなと思いましたし、私もまたその観点で、様々なBNIだけではなくて、事業の中でも考えてみよう、と思ったきっかけになりました。ありがとうございます。今回「Who’s in Your Room?」の日本語版が新しく発売されております。今回お話をいただいた川崎さんも編集協力等で関わっていらっしゃるので、ぜひ皆さんお手に取ってご覧になってみてください。このポッドキャストでも、この「Who’s in Your Room?」の日本語版についても、お話を深めていく予定です。改めまして大竹さん、そして川崎さん、ありがとうございました。

大竹: ありがとうございました。

川崎: ありがとうございました。

安: 最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week!