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このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第264回は「四次の隔たり」と題してお送りいたします。
安:さて大野さん、大竹さん、本日もよろしくお願いします。
大野:よろしくお願いします。
大竹:お願いします。
安:今回のテーマが「四次の隔たり」ということなんですけれども、私がよく聞くのは「六次の隔たり」という言葉がありますが、大野さん、このタイトルの意味はどんなものがあるんでしょうか?
大野:はい、ありがとうございます。「六次の隔たり」というのは以前このポッドキャストでも取り上げていたと思うんですけども、スタンリー・ミリグラムさんという社会学者の人が大分前にアメリカで実験をして、世の中6人を介して誰とでも繋がれるという説を提唱していたんですけども、それに対してマイズナーさんが「誰でも6人を通じて世界中の人たちと繋がれているというわけではなくて、それぞれがどういう人脈というものに関わりを持っていくかによって差が出てくる」という話はされていたのが記憶に新しいと思うんですけど、今回はあえて「四次の隔たり」ということで、六までいってないんですけど、私が個人的にこれまでBNIと関わってきて一番その人脈とかネットワーキングというものの価値を感じた瞬間ということで話をさせていただければと思っています。
安:ありがとうございます。とても興味深いお話が聞けそうだなと今からワクワクしてるんですが、これ早速エピソードからお伺いしてもよろしいでしょうか。
大野:はい。これはもう24年前に実は私BNIを初めて知ったんですけれども、そのあたりの話はちょっと話が長くなってしまうので別の回にとっておくとして、私が日本にBNIを紹介するということが決まって、そのつもりで家族を説得してイギリスにいたんですけども、日本に帰国しようという矢先に、マイズナーさんから私の携帯電話に連絡があったんですね。しかも私の誕生日で2005年の8月だったんですけれども、電話を取ると「大野さん、悪い知らせがある」という話だったんですね。「何ですか」と聞くと、おそるおそる聞いてみたら「日本でBNIを展開する役割を他の人に任せることにした」という話だったんですよ。「何でですか」という理由を聞いたら、私以外にも何人か候補がいて、一番信頼できる人に任せることにしたと。その人というのはアメリカのエグゼクティブディレクターの一人で、当然マイズナーさんと何年にもわたって関係性が築かれていて信頼されているということで、私は一方で面識は一度ロンドンであったんですけども、わずか15分ぐらいの話、スカイプとかビデオ会議で一度1時間弱話をさせてもらったということはあるんですけども、やはり何年にもわたっての関係性からするとまだ十分な信頼というところは築けてなかったんだと思うんですね。なのでそれは極めて自然な判断だなと思ったので、「そうですか。それは残念ですけども分かりました。日本ということであれば私ももちろん協力しますし」ということで電話を切ったわけなんですけど。なのでBNIのことを忘れようと自分では思ってたんですけど、旅行中だったのでイギリスに戻ってからの話なんですが、私の所属していたBNIチャプターの担当ディレクターでローレンスさんという人がいたんですけど、彼にその話をする機会があって、そしたら彼は「その話はそのままで流してしまうわけにはいかない」という話になって。彼はディレクターコンサルタントだったんですけど、彼がエリアディレクターを紹介してくれたんです。マーティン・レバーソンさんという人なんですけど、彼と今度3人で話をして、そしたらこのマーティン・レバーソンさんがナショナルディレクターでイギリスとアイランドのナショナルディレクター、ご夫妻がいたんですけど、ローソンご夫妻という方々がいて、その方たちにつないでくれたんです。それでナショナルオフィスに私がお邪魔することになって経緯をお話しして、そうしたらこのお二人というのはイギリスでBNIを初めて始めた。イギリスというのがアメリカ大陸の外、要するにアメリカとカナダにはもうすでにBNIがあったわけですけど、それ以外の国でスタートしたのは彼らが初めてだったので、当然もう10年くらいの関係性がありますし、彼らのご主人のお兄さんがスティーブ・ローソンさんといってカナダのディレクターをやってたんですね。なので本当に信頼をしているし、関係性もすごく築かれているということで、彼らからマイズナーさんに「やっぱり大野さんに任せるべきじゃないか」という提言をしてくださることになったんですね。それはありがたい話だったんですけど、そこまでまずマイズナーさんが一度決めたことをひっくり返すような感じはなかったというか、そういう印象はなかったのであまり期待せずにはいたんですけど、結果として話が戻ってくることになったんです。私がまたやるということになったんですけど、その理由というのが今ローソンご夫妻のマイズナーさんとの信頼関係というものがすごく大きいんですけど、それと合わせて当時全米を襲ったハリケーンカトリーナ。結構大きい被害をもたらしたんですけど、それがダメージを傷跡を残して、なんと元々BNIを日本で展開する役割を持っていたエグゼクティブディレクターのリージョンがもう壊滅的な状態だったんです。なのでメンバーさんも多くの人が家を失ったりとか、中には家族を失ってしまった人もいたりとかして、もう日本どころじゃなくなってしまってたんですよね。なのでそれもあって話が舞い戻ってきたってことなんですけど、ちょっと私も嬉しかったんですけど、やっぱりそういった大きな被害を受けている困った人たちがいるという中での話だったので、諸手を挙げて喜ぶという状況には全然なれなくて。でも逆に本当にそれだけ責任の重みみたいなのを以前にも増して感じて、その役割を担うという決断をしたんですね。今の話って実は色んな人を介しているんですよね。もちろんマイズナーさんと面識があったんですけど、それほど信頼関係ができてない。私の一次的なつながりであったディレクターコンサルタントのローレンスさん。彼はもともとは私のビジネスアドバイザーがBNIの説明会に招待してくれたことがきっかけで知り合ったので、そこまでいくと五次のつながりなんですけど、それを抜いたとしても、ディレクターコンサルタントの方が一次とすると、次がエリアディレクターのマーティン・レバソンさん。彼が二次的。その次にナショナルディレクターのローソンご夫妻。これが三次的。その先にマイズナーさんが始まってくるので四次的なつながりということなんですね。なので今回「四次の隔たり」というタイトルにさせていただいたのはそこに理由があるんですけども、もっと遡ると本当は六次ぐらいのつながりになってたということも言えるかもしれないですね。なので私は何を感じたかというと、その時ほど人とのつながりというのが何人もの人を経て大きな結果をもたらすということを実際に体験したからなんですよね。だから「六次の隔たり」というのも私のローレンスさんというディレクターコンサルタントと知り合うまでのつながりってことを入れると全然六次まで行くと思うんですけど、だからそれだけいくつ隔たりがあっても人脈というのはいざという時に非常に大きな結果をもたらすことがあるんだということを今日お伝えしたいと思った次第です。
安:ありがとうございます。なかなかこのお話って大野さんから聞く機会が多くはないので今すごく貴重なお話をいただいたなと思っています。ありがとうございます。本当に最初のディレクターのローレンスさんの一言があって、今この場で大野さんがナショナルディレクターを日本で務めてくださっているというのが、もう私からするとすでに大野さんがナショナルディレクターにいらっしゃった時だったので、そういう繋がりがあっての今なんだと思うと非常に感慨深いですね。大竹さん、今のお話を聞いて大竹さんも長くBNIに関わっていらっしゃると思いますが、いかがですか?
大竹:そうですね。ちょっと質問したいなと思ったのが、ローソンご夫妻と大野さんはその時点でそれほど強い信頼関係はあったわけではないということですかね。
大野:とてもいい質問ありがとうございます。実はそこは今回の話の鍵でもあるんですけど、ローソンご夫妻からするとマイズナーさんって非常に大切な人脈ですよね。その関係性を私ごときのために何で使ってくれたのかって話なんですよ。それは一つ大事なポイントで信頼というキーワードを一つ置き換えられると思うんですけど、実は私が参加することになったチャプターの発足のイベントがあったんですけども、そのときよくBNIってレターキャンペーンってやるんですよね。招待状を実際に送ってビジターさんをお招きするんですけど、当時私たちのチャプターではメンバー各自が30通ずつ投函してビジターをご招待するんですけど、私その時に14人のビジターさんに来てもらったんですよ。50%ちょっと下回るぐらいの率だったので、14人呼んだメンバーというのが全体で45人ぐらいしかいなかったんですよね。だから3分の1ぐらいは私が呼んだみたいな形だったんですけど、それがすごく周りから見るとすごく印象的だったなと思うんですけど、そのローンチのイベントにナショナルディレクターのご夫妻が参加されてたんですよ。それも私にとってすごくラッキーな話なんですけど、ナショナルディレクターが一つのチャプターのローンチに立ち会うなんてことはあんまりないと思うんですけど、そのディレクターとの関係性もあったんだと思います。その時にジリー・ローソンさん、奥さんの方から昔ブルーバッヂってあったんですよね、日本に。今はグレーの名札のフレームになりましたけど、当時はグレーのフレームとは別にブルーのノータブルネットワーカーと書かれたバッヂがあったんですね。通称「ブルーバッジ」って言われたんですけども、そのブルーバッジを初めて私が受賞というかいただくことになって、その場で受賞式みたいな感じでやってくれたんですね。それがあったのでローソン夫妻も私のことをすごく覚えてくださって、日本人だしネイティブの日本人でそういったBNIでの実績もメンバーとしての実績もすごく持っていて、それがあったからこそ自信を持ってマイズナーさんに薦めることができたということなんだと思うんですね。なのでBNIのメンバーとしてビジターをちゃんと呼ぼうってあまり思ってたわけじゃないわけですよ。私は純粋にできることをやるというか、やること自体が結構楽しめていたので実際に来てくれたと。すごく嬉しかったし、自分のビジネスにすごく役に立ったので、それはマニュアル通りというか言われた通りにビジネスの仕組みを忠実に実践したということだけだったんですけども、それが逆に信頼を築く大事な要素になったんだろうなと今思うと感じるんですよね。だからそれがなかったらもしかしたらマイズナーさんに対してローソンご夫妻が動くということはもしかしたらなかったのかもしれないなと思うんですね。だからこの四次の隔たりにせよ六次の隔たりにせよ、それを本当に有効に活用できるような状態の人脈というものを作るためには、そういう普段からの姿勢みたいなのがすごく大事だなと思って、それをやっぱり見てくれる人は見てくれているという人なんでしょうね。それは私が当時その14人のビジターさんをお呼びしたときに、まさかこのBNIを日本に紹介するという機会を舞い戻すようなそんな大きなきっかけになると夢にも思わなかったので、それはすごく大切な要素だろうなと思いますね。
大竹:ありがとうございます。ベッドメイキングの話とかデイメーカーの話にもすごく通じる話だなと思って、日々の一挙手一投足を誰かが見てくれていて、それが大野さんが今回のBNIを日本に持ち込むというチャンスをいただくきっかけになったんだなということが分かりました。ありがとうございます。
大野:ありがとうございます。
大竹:あともう一個思ったのは、大野さんがBNIの活動を楽しんでいたってことがすごく重要だなというふうに思いました。なんかそのやらされてるとかやらなきゃならないからやるとか、例えば呼んだほうが点数になるとか誰かから認められるとかではなくて、純粋にそれを楽しんでいたことが多分見てる側からもやっぱり感じ取ることができて、この人にならというふうに思われたんじゃないかなって感じました。ありがとうございます。
大野:ありがとうございます。
安:大竹さん、そして大野さん、本当にありがとうございます。私も今のお話を聞いて、本当にこの「六次の隔たり」、今日は「四次の隔たり」というお話でしたけれども、そういった人脈を本当に自分のビジネスや今後の活動に生かしていくためにも日頃の行動も改めて大事にしていこうと思いました。それではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?
大野:はい、ありがとうございます。「六次の隔たり」という言葉は聞いたことがある方も少なくないと思うんですけども、なんかね、直接自分ごととして捉えにくい部分があったりすると思うんですよね。いや、そんな6人先の話なんてあるかもしれないけど、自分とは自分の普段の仕事とか生活が関係ないなって思ってしまう人も多いと思うんですね。でも実際にそういうことが起こり得る。だから毎日使うものではないし毎週使うものでもないんだけれども、やっぱり自分の価値を高めていく、人脈の中で自分の価値を高めていく、信頼を築いていくというのはすごく大切だなというふうに感じました。なのでいつかそういう大きな価値を皆さんにもたらすかもしれないこの人脈とかネットワーキングというものを今一度見つめ直して、普段からの信頼を構築していく、そういった立ち振る舞いというんですかね、行動につなげていただくのをぜひお勧めしたいと思っています。
安:ありがとうございました。最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストで、お会いしましょう。See you next week.




