第211回 ネットワーキングは短距離走ではなくマラソン

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第211回は「ネットワーキングは短距離走ではなくマラソン」と題してお送りいたします。英語版のエピソード744をご参照ください。

安: 大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:今回もよろしくお願いします。

大竹:お願いします。

安:さあ、今日のタイトルが「ネットワーキングは短距離走ではなくマラソン」ということなんですけども。

大竹:はい。

安:こちらについてお話をしていただけますでしょうか?

大竹:はい。すごく面白いタイトルだなと思われると思うんですけど、これは比喩的な表現だと思うんですよね。私たちが行っているネットワーキングっていうのを競技で例えると「短距離走ではなくマラソンですよ」という話をされていました。短距離走とマラソンの違いってどんなふうに思われたりしますか?

安:そうですね。私、中学校の時に陸上部だったんですけど、短距離走ってだいたい100メートルとか200メートルぐらいで、長距離走になってくると1キロとか、1000メートル以上を表していくようなイメージがあって、そうすると走り方が全然違うんですよね。短距離走だと結構全速力で速く足を回転させるイメージがあるんですが、長距離だと一定のペースを維持しながら長く走れるように、速さというよりもフォームとか走り方のスピードの調整などを、短距離走よりも少しゆっくりに調整しているイメージがあるんですよ。

大竹:なるほど。

安:そういう違いかなと思ったんですけど、どうですかね。

大竹:そうですね、面白いですね。ちなみに長距離走を短距離みたいなふうに走ってしまうとどういうことが起こるんですか。

安:そうですね。 もう途中で走れなくなってしまうんじゃないかなと思います。

大竹:ゴールにたどり着けないっていうような状況になるんですかね。

安:そうです。完走できないまま離脱してしまうんじゃないかなと思います。

大竹:そうなんですね。じゃあ長距離走には長距離走の走り方があって、その方が結果的にはタイムが伸びるというか、早く着くっていうイメージなんですか?

安:そうですね。長距離走が得意な方って、ペースをあまり変えずに、でも最後のラストスパートで少しペースを上げながら走れる、調整している人が最終的にいい成績を残している気がするので。ペースの配分だったりとか、長く走るんだっていう意識づけも大事なのかなと感じますね。

大竹:なるほど、ありがとうございます。これはBNIに当てはめて考えてみたいんですけど。「BNIも長期的なプログラムだ」っていうお話はトレーニングでもされていると思うんですけど。短距離走のように走りきろうとする方もたまにはいらっしゃるんじゃないかな、というふうに思うんですね。もちろんペースを上げる時も必要だとは思うんですけれども、短距離のように走ってしまうと息切れしてしまって、そこで退会されてしまうということもあるんじゃないかなというふうに思うんですね。以前いらっしゃったメンバーさんなんですけど、「私は1年だけやると決めています」と入られて、1年間ものすごい全速力で走られたんですよね。毎週リファーラルとかもたくさん出されていたし、ビジターさんもすごく招待されていたんですけど、1年間たったときに振り返って、結果が自分が思うようには出ていないということで退会されてしまったんですよね。安さん、こんな経験ってありますでしょうか?

安:私自身はもちろん続いているのでないんですけど、周りのメンバーでやはり同じような経験をしている人が多くいたような気がします。

大竹:なるほど、そうですよね。マイズナー博士は、私たちのつながり、人脈、ネットワークを収益性の高いものに変えていくために、VCPプロセスっていうのを提案されています。「まずは知っていただくという段階があって、その後に信頼を築いていくという段階があって、その後にビジネスの収益につながるようなつながりになっていくよ」というプロセスの話をされていたと思うんですけど。これはやはり一朝一夕にはいかないというか、長く時間をかけて耕していくというか、育んでいく必要があるということなんじゃないかなというふうに思うんですね。別の喩えで、「ネットワーキングは狩猟ではなく農耕である」みたいな話は、以前トレーニングではよくされてたんですけど、安さんも聞かれたことあるんじゃないかなと思うんですけど、覚えていることってありますか?

安:あります。一番最初から「農耕型ですよ」ってずっと言われ続けました。「その農耕型でやっていく方が、例えばビジネスの段階やステージが変わってきたときに、やり方を変えることができる」という話を一緒にしていただいた記憶があります。短距離だと方法を変えられないまま全速力で走ってしまうということかなと、そのとき思いましたね。

大竹:ありがとうございます。そうですね。一般的なマーケティングとすごく違う部分なんじゃないかなと思うんですけど。一般的なマーケティングだと、例えば広告を出して、それに対するレスポンス率を上げていくっていうところを、短期で時間を区切ってやっていくっていうような形が多いと思うんですよね。でもBNIの場合、特徴的なのは人との信頼関係を作っていって、それをベースにして新しい顧客と会っていくということなので、人との関係構築にはすごく時間がかかるというところが挙げられると思うんですよね。ただ、一回信頼関係を作っていくと、それがどんどん広がっていく、つながっていくというところがあるのかなというふうに思うんですよね。自分が環境を作った人が、自分の良い口コミをどんどん周りの人に広げていってくれて、それがさらに先にもつながっていく。それによってリファーラル曲線が 二次曲線のように上がっていくという、そんな広がりがあるというところが言われていることだと思うんですね。VCPプロセスっていう話をするときに、情報に例えて説明されているのを聞かれたことはあるんじゃないかなと思うんですけど。最初の一番上が「V」、一番広い部分。ちょっと絞られて「C」。最後に「P」というところでだんだん狭まっていくというようなところなんですけど。この情報で例えると、逆三角形の入り口の広さももちろん大事なんだけど、深さもすごく大事なんじゃないか。新しいつながりを作ることと、その関係性を深めていくっていうことは全く違うことだというふうにマイズナー博士はおっしゃられています。私たちの課題は、「限られた時間の中でバランスをどうやって取っていくのか」ということなんじゃないかなというふうに思います。安さんは、「毎週新しいつながりができていくということ」と、「できたつながりを深めていくという時間を取っていくこと」、バランスを限られた時間の中でどうやって取っていくかということに関して、どんなふうに工夫されていたりとかしますか。

安:まず優先順位を私は意識してるかもしれないですね。例えば、まず新しく出会った方とは本当にはじめましてなので、できるだけ優先的に話を聞くっていうことをやっています。そこから「より関係を深めていけそうだな」とか、例えば「お仕事の中でも親和性が高そうだな」とか、「この人にもっともっと貢献していきたいな」と思った人がいたら、その方と優先的に時間を作るという風にしていますね。もちろんスケジューリングで1日に何件とか、1週間に何件とか、そういったスケジューリングも意識はするんですけども。あまり固執はしすぎずに、「今私がどのように関わっていけば、よりその方との関係を深められそうか」とか、「そこから先の貢献につなげられそうか」っていうことを軸に考えてセッティングをしています。

大竹:なるほど、ありがとうございます。これは視聴者の方のご意見とか体験もお聞きしたいなというふうに思うところなんですけど。私自身がうまくいってなかったなという時に、どうだったかなって。振り返ってみると、毎週のように新しい方との1to1しかしていなかった時、つまり最初の入り口をたくさん広げていくところだけで深めていくっていうことに全く時間を投資できてなかった時、その時はすごく時間を投資してるんだけども、それに対して成果・収益という部分であまり上がっていなかったなというふうに感じています。ここから私が変えていったのは、「1週間で初回の1to1の方の数をちょっと制限をしてみよう」ということをしています。割合をちょっと変えるっていうイメージです。初回の1to1の方の割合を1割から2割ぐらいにして、繰り返し深めていくための1to1の割合を8割ぐらいにしていくというところですね。そうすることによって、もちろん新しい方との関係も作るし、深めていくための時間も投資をしていくというところのバランスを取っていこうということを今はやってたりします。皆さんはどんなふうな工夫をされているか、ぜひコメント等でいただけるとありがたいです。

安:それで言うと、確かに私も関係を深めたいという方に関しては何回も何回も繰り返してますね。あえて1時間とか30分っていう、いわゆる形式的な時間の枠を取るというよりは、ちょっとした数分でも10分でもいいので話をする時間を作るということをやっているかなって、今、大竹さんの話を聞きながら思いました。

大竹:素晴らしいですね。ありがとうございます。初回の1to1で見極めるかっていうのが結構重要になってくるのかなというふうに思うんですよね。「今のタイミングで関係を深めていくべき人なんだろうか」、それとも「もうちょっと時間を置いた方がいいんだろうか」というところを、最初の1to1でなるべく見極められるようになるといいんじゃないかなと思うんですけど。そのためにも1to1シートって表面的な内容だけだとどうしてもお互いに理解が進まないので、どっちなんだろうなみたいな感じで終わってしまうということもあると思うので。以前のポッドキャストでもお話をしたんですけど、私の場合は、1to1シートを交換しておいて質問をしていただくと、その方が今「どこに関心があるのか」とか、「どういう価値観を持たれているのか」っていうことが質問から見えてくる部分もあるので、そうすると、今のタイミングで繰り返して関係を構築していくべき人なのか、それとももうちょっと時間を置いた方がいいのかっていうところがわかってくるかなというふうに思います。

安:そうですね。1to1に限らず、おそらく貢献をするという姿勢を全力でやろうとすると、どうしても短期的に成果を求めてしまう傾向が出てくるので、例えばリファーラルを提供しようとか、あるいは受け取ろうとか、そういったどちらの姿勢に関しても、「とにかく1年で」というふうに区切るというよりは、しっかりと着実に関係性を築いていくという意識で関わり続けていくのが、もしかすると継続的に活動を続けられるポイントになるんじゃないかなと私は思いました。

大竹:素晴らしい。ありがとうございます。マイズナー博士も「何を知っているかとか、誰を知っているかというのはあまり重要ではないんだ」と。「その人のことをどれくらい深く知っているのかということが重要なんだ」というふうにおっしゃっていて、単なる連絡先の数を私たちは増やしているわけではなくて、意義深い信頼関係、お互いの人生を応援し合えるような関係性を作っていくということ。そのために、ネットワーキングということに関しては、長期的に取り組んでいく計画をしていく。「時にはスピードを上げるために、スピードを落とさなければならない」っていう、すごく面白い言い方もされてらっしゃるんです。より遠くに行くために、時間通りに着くために、時にはスピードを落とさなければならない時もあるということなんです。そういうこともぜひ1to1でお互い状況を確認しながら話し合ってみるというのもいいんじゃないかなというふうに思いました。

安:ありがとうございます。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大竹:ありがとうございます。今回は「ネットワーキングは短距離走ではなくマラソン」というテーマだったんですけれども。私はビジネスでも、「もしかしたら一緒なのかもしれないな」というふうに感じました。私の経験なんですけども、もともとITの業界にいたんです。ちょうどITバブルの頃だったので、たくさんのIT企業が生まれて、急成長していって、そしてなくなっていく、ということを経験しました。すごく短距離走のようにものすごい勢いで成長したんだけども、ほとんどが消えていくという体験をしたんです。なので、ビジネスにおいても、例えばお客さんとか従業員の数を一時的にたくさん増やしたとしても、その人たちとの関係構築をおろそかにしてしまえば、それを継続することはできないということなんじゃないかなというふうに思いました。「早く行きたければ一人で行きなさい」と。「遠くへ行きたければ皆と共に行きなさい」という言葉がありますけれども、皆と共に行くというのは、「一緒に行く人たちとの意義深い関係構築をしながら行きましょう」ということなのかなというふうに思いました。「より大きな成果を求めるのであれば、周りにいる人たちとの関係性を大切にすることから始めましょう」というのがこのテーマだったんじゃないかなというふうに感じました。

安:大竹さん、ありがとうございました。最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがだったでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第210回 あなたの人生にはどんな人が登場しますか?

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第210回はあなたの人生にはどんな人が登場しますか?と題してお送りいたします。

安:それでは大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:本日もよろしくお願いします。

大竹:よろしくお願いします。

安:今回は、「あなたの人生にはどんな人が登場しますか?」というテーマなんですが、こちらについてぜひお話をいただけますでしょうか?

大竹:はい、ありがとうございます。このテーマを取り上げようと思ったきっかけからお話をしたいんですけど。先日のハワイのグローバルコンベンションでの、マイズナー博士のお話を聞いたことがきっかけでした。その中で、「なぜBNIのような組織を作ろうと思ったんですか?」という質問に対して、マイズナー博士は「最初は友達を助けたいと思っただけだった」というようなお話をされていました。「そうしたらその友達も周りの人を助けたいと思ってミーティングに招待をしてくれて、チャプターが出来上がったんだ」と。「それが波紋のように広がっていって、最初の3年間で60のチャプターが生まれることになった」というお話をされていました。彼はもともと世界を変えていこうなんて大きなことは考えていなかったんだということなんですよね。最初は自分の身の回りの人を手助けをしたいというふうに思って、それを愚直に実行していったと。そしたらそれがどんどん広がっていって、今のような組織になったんだというお話がとても印象に残っています。この話を聞いたときに、わたしたちBNIに関わるメンバー、ディレクターは必ず「後援者」って呼ばれるメンバーがいるということに思い至りました。その人との出会いがきっかけになって、いくつものご縁が繋がっていって、今ここにいるということなんじゃないかなというふうに思ったんです。これは奇跡のようなもので、それがBNIの素晴らしさなのかもしれないなというふうに思ったんです。私は、人は出会ったものでできていて、今の自分はこれまで出会った全てで、未来の自分はこれから出会うすべてなんだというふうに思っています。誰かが自分の人生に登場してくれたおかげで、今の自分があるということに気づくことができました。

そこで、誰かが誰かの人生に登場するというストーリーをたくさん聞きたいなというふうに思ったんですね。メンバーの皆さんの人生には、どんな後援者がどんな形で登場するのか、それによってどんな化学反応を起こして、どんなふうに人生が変わっていくのか、そんな話をたくさん聞きたいというふうに思って、このテーマを選びました。

安:私もすごくBNIのことを教えてもらった方には感謝をいつも伝えたいなと思って活動もしているわけなんですけど。そういったお話がこの日本全国、そして世界に溢れていたら、もっともっと幸せになっていく人たちも多くいるんじゃないかななんて思っています。今回はハワイのグローバルコンベンションにご参加されていた方の中で、何人かの方に大竹さんからインタビューをされたという風にお伺いしていますけれども。

大竹:はい。

安:今回はその 第1弾として、まず皆さんに聞いていただこうと思います。それではお聞きください。


大竹:池津さん、今日はよろしくお願いいたします。

池津:よろしくお願いします。

大竹:今日は池津さんの「後援者の方のストーリー」ということで、インタビューをさせていただきたいというふうに思います。

池津:はい。

大竹:最初の質問は、池津さんのお仕事の専門分野、そしてBNI歴、それから今BNIの役割についてお聞きしてもいいでしょうか?

池津:はい、ありがとうございます。専門分野は結婚相談業をしております。BNIは丸12年はいまして、13年目に突入というところでございます。今は群馬のリージョンを立ち上げさせていただいて、群馬東リージョンのエグゼクティブディレクターをさせていただいております。

大竹:チャプターにも所属されているということですが。

池津:はい、(東京)港中央リージョンのジャンヌチャプターに所属しております。

大竹:はい、ありがとうございます。次の質問は、今、池津さんBNIに入っていらっしゃると思うんですけど、BNIに入っている現在と、もしタイムマシーンに乗って過去に戻れたとして、BNIに入ってなかったとしたら、池津さんの人生にどんな違いがあったかということを、ビジネス面と個人的なパーソナルな面で2つお伺いしたいんですけれども。

池津:はい、ありがとうございます。もしかしたら両方になるかなと思うんですけど。BNIで一番教えてもらってる大きなことは、貢献っていうギバーズゲインということかなと思ってるんですよね。なので貢献っていうのを意識した人生にはなってなかったんじゃないのかなっていうのが一番大きい。何か人の役に立ちたいとか、やれることがあったらとか、みたいな気持ちはそもそもは持っていると思ってるんですけど、自分では。だけれども、それがどのくらい日常的に当たり前のこととしてやってたかとか、いちいち恩着せがましい感じでやってあげるとか、やってあげたのにとか、なんかそういうようなことを思うようなことがもしかしたら多かったんじゃないかって。そこの自分のマインドの違いっていうのは一番大きいかなっていうのは、お仕事も、例えば家族とかの関係とかにおいても、「私こんなに頑張ってるのに、あなたは何で何でもしないの」とか言ってたかもしれないなとか、そういうのはすごい思います。そこがやっぱり土台を変えてもらったっていうのが一番大きいかなっていう。

大竹:なるほど。それ、すごい大きな違いだと思うんですけど、それを習慣化できた、見返りなく与えるってことを習慣化できたのはなぜだと思いますか?

池津:そうですね。でもやっぱりBNIにいると、すごくそれが当たり前のことにもうすでになってしまっているんですけど。毎週の定例会とか、最初はやっぱり慣れないときはすごく大変だったわけですけど、行くこと自体も大変だったけど。そういう中で日々日々「ギバーズゲインとは?」とか「貢献とは?」とか、自分が、何が誰かの役に立ってるんだろうかとか、そういう学びの機会をいただいて、実践の機会をもらってるっていうことが、例えばそれが家に帰って子供とか自分の仕事のクライアントさんとの関係とかに連動してる、そういう環境に入らせてもらったっていうところかなっていうのは思います。

大竹:池津さんの変化を引き起こした印象的な言葉とか、思い出せるシーンとかってありますか?誰のことを思い出しますか?

池津:そこですね。大竹さんにインタビューをされていて、大竹さんっていうのもなんか白々しい気がしますけど。

大竹:白々しい、いやいや別に。

池津:でも、BNIの活動の中で言うと、ディレクターの人たちがどういうふうに関わってくださるかっていうギバーズゲインだから、自分が、何かを先に何ができるかを考えるんだけれども。それと同時に何か受け取ってるか、何を与えられてるかっていうことっていうと、やっぱり見返りを求めないギブをしてもらってるっていうことが、活動全般、トレーニングもそうだし、ちょっと悩みを相談した時の1to1の時間をとってもらうとか、ほんとすべて1個ずつが積み重なってるなっていう。大きなエピソードっていうのは今思い浮かばないんですけど、自分の中ではやっぱりじわじわ積み上がったもんだなっていう感じはすごいあります。

大竹:なるほど。すでにたくさん受け取っているものに気づくことが一つだということですかね。ありがとうございます。池津さんの後援者の方についてお聞きしたいんですけど、どんな関係でどんな方だったのでしょうか。

池津:私は群馬県出身で、36歳まで群馬にいたんですけれども。36まで群馬にいて、今の結婚相談所の前にやってた仕事の、前職でお世話になってた整体院をやってらっしゃる先生だったんですよね。すごくお世話にもなってたし、仕事も教えてもらっていたりとか、一緒に遊びにも連れて行ってもらったりとかっていうところではめちゃくちゃ仲良くさせてもらっていて、本当に信頼をしている方にお声かけいただいた。

大竹:なるほど。じゃあ目の前にその方がいたとして、感謝を伝えたいとしたら、どんな言葉を伝えるか。じゃあ私がその方だと思って。

池津:実際群馬にいらっしゃる方で、当時群馬から通って、東京に、チャプターに通って参加なさってたんですよね。そこまでするBNIの魅力は何なんだろうっていうのが、私が一番最初に感じた、そこまでして取り組む、それって何なんだろうっていうのが、本当に最初にもらった「WHY」だったんですけど。今群馬にBNIを持って行ったので、実際にお礼を申し上げさせていただいたこともあるんですけれど。本当にあの時のきっかけがなかったら、すごいうるうるしちゃう。

大竹:いいですよ、いいですよ。

池津:本当に今の自分はないですよね。今も、まだリタイアはしてないかもしれないんですけれども、割とゆっくりお仕事をなさってるっていうのは伺っているんですけど。本当に群馬で一緒にBNIが、どんな関わり方でもいいので、私にBNIのきっかけを作ってくれた方ということで、メンバーにも紹介したいですし、感謝とともに群馬でまたご一緒できることがあったら嬉しいです。「よろしくお願いします」と伝えたいです。

大竹:素晴らしい。ありがとうございます。

池津:ありがとうございます。


安:はい、お聞きいただきましたけれども。本当にとても素敵なお話を聞けたなと思いました。大竹さん、いかがでした?実際にインタビューされて。

大竹:そうですね。私もとても感情がこみ上げてしまって、実際自分もちょっと涙を流してしまったんですけれども。これ、素晴らしいなと思うのは、メンバーの方の数だけこのストーリーがあるっていうことなんですよね。日本で言えば1万2千以上のこういったストーリーがあって、世界で言えば30万以上のこういったストーリーが生まれていて、私たちはまだまだそれを知らないってことなんですよね。それをもっともっとたくさん聞いていきたい、発掘していきたいっていう風に思いました。

安:はい、なかなかこのポッドキャストの機会では、全ての方のお話をお聞きすることは難しいんですが。ただ、例えばチャプターという単位だったり、リージョンという単位だったり、その他でもトレーニングや何かのイベントのきっかけで、こういったお話を皆さん同士でしていただけると、また私たちとしてもそのお話を聞く機会に恵まれるんじゃないかなとも思いますしね。いろんな方のご紹介ができれば、もっともっと皆さんにとってのプラスにもなっていくのかなと思いました。この感謝の輪だったりとか、お互いに誰かの人生に登場していくっていうことの積極的な働きかけをしていくことによって、日本のメンバー、それだけじゃなくて世界のメンバーの皆さんにも、もっともっと思いを共有できる、そんなタイミングがあるといいななんて思いましたね。はい、ありがとうございました。
今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければ InstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフォシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第209回 グロコンに行ってみた

【参照】第124回 コンベンションに行くべき5つの理由

 

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

 

第209回はグロコンに行ってみたと題してお送りいたします。日本語版のエピソード124をご参照ください。

安:大野さん、こんにちは。

大野:こんにちは。

安:大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:よろしくお願いします。

大野:お願いします。

大竹:お願いします。

安:さあ、ハワイから戻ってこられた大野さんと大竹さん、お帰りなさい。

大野:ただいま帰りました。

安:お二方はちょうどハワイから帰ってこられたということで。グロコンとは大野さん、グローバルコンベンションということでよろしいですか?

大野:はい、グローバルコンベンションですね。

安:はい。今日はグローバルコンベンションのお話をお聞かせいただきたいなと思います。

大野:はい。以前第124回ですか、コンベンションに行くべき5つの理由ということで取り上げさせていただいてますけども、今回はまた違った角度からもお話しできればと思っています。

安:はい。まずは124回のコンベンションに行くべき5つの理由の部分もぜひ皆さんには改めて聞いていただきたいんですけども、「行く方がいい理由が5つあるんだよ」っていう話がありましたけれども、この辺ちょっと触れつつ、ぜひお二方のどんな感じで今回のハワイのグローバルコンベンションに臨まれたり、またどんなことがあったのかお聞きしたいなと思うんですけど。

大野:はい。じゃあ前回の参加すべき理由、行くべき理由みたいなのからちょっと振り返ってみたいんですけど。1つ目、「最新のBNIを学ぶ機会」ということです。これは今回も本当にそういう機会になったなと思うんですけど、いわゆる「伝統と革新」っていうのがBNI7つのコアバリューのうちの一つになってましたけども、「伝統と革新」がまさに一つのイベントの中に詰まってたなっていう印象がありましたね。

安:なるほど。

大野:大竹さん、「伝統と革新」何か感じた場面ってどんなことがありましたか?

大竹:はい。コンベンションのアジェンダっていうか、項目でちょっと感じたんですけど。一つはドリームリファーラルというコーナーがあって、その中であるメンバーの方がフューチャーされていて、その方が求めるドリームリファーラルは夢のリファーラルですよね。このリファーラルがあったら理想的というもの。それを司会者の方が発表して、「どなたかつながりがある方いらっしゃいませんか」っていうことで、会場に聞いて、だいたい手が挙がるんですよね、やっぱりあれだけいると。「すごいな」と思うんですけど。しかも結構内容もグローバルな感じのリファーラルを求める内容だったので、ちょうどいい機会だと感じました。これは新しい取り組みとして面白いなというふうに思いました。

大野:そうですね。あと、私が感じたのは、今回40周年、来年の1月で40周年になるということで、それを祝うグローバルコンベンションにもなったと思うんですけども、その中で40年の歴史の重みというか、伝統を大切にするというところが醸し出されてた部分があったと思うんですね。日本から来たメンバーの皆さん280人以上いたと聞いてますけれども、その日本からの参加者とマイズナー博士だけのセッションをいただいたんですよね。その中でファウンダーから直接日本のメンバーの皆さんがいろいろと話を聞けたりとか、質問をできるっていう機会もあったので、すごく貴重な機会をもらったなという気がしますよね。革新の部分ではテクノロジーの部分が中心でしたけども、どんどん進化していくBNIというのを、これまでも随分変わってきてはいるんですけども、この先、年内もあと数ヶ月しかないですけど、こんな風に変わるんだよっていうのを見せてもらえたりとか、将来的な発展形っていうのが今までのBNIだと想像もつかなかったような進化っていうのが本当に目と鼻の先に来てるんだなっていうのを感じました。

大野:世間的に注目されているAIの技術だったり、NFTとか、ブロックチェーンみたいな、そういったテクノロジーもどんどん活用されて、BNIが進化していくっていうことを、これからの進化のイメージをさせてもらえるような時間をいただけたと思いました。

安:すごくワクワクする話が、たくさんあったようですね。

大野:そうですね。あと2つ目の理由として挙げてたのは、「参加者同士の交流の機会」。これ日本からですね。今回もやっぱり全体が1650人以上っていう話で、そのうちの5分の1ぐらいですか。

大竹:うん。

大野:それだけ日本から参加してる人が多いというのはどういうことかというと、ハワイに行って参加する意味がないんじゃないかと思っちゃう人もいるかもしれないんですけど、実は日本全国回らなくても日本中から皆さん参加されるので、

安:確かに

大野:そういった意識の高いBNIのメンバーの皆さんが一堂に会するっていう、すごく貴重な機会だと思っていて。今回私も全国の、エグゼクティブディレクターの皆さんだったりとか、ディレクターの皆さん、そしてメンバーの皆さんとも話を直接する機会が得られて、これなかなか日本にいると本当に時間がすごくかかって、何日も何週間もかかるのと同じぐらいの成果を数日でできてしまうというのは、すごくいい機会ですよね。貴重な機会だと思いました。

安:確かに結構日本人のメンバーのブースなどもすごく盛り上がったと聞いて。

大野:そうですね。5つぐらい出てたんですかね、日本から。

大竹:そうですね、はい。かなりブースもにぎわっていて、いろんな国の方と商談されているような様子もあって、私もブースいくつか立ち寄らせていただいて、そこでも日本人同士のネットワーキングの機会になるっていうところはありましたね。

大野:そうですね。はい。3つ目は、「マイズナー博士と直接お会いする機会」と先ほども話しましたけど、今回印象的だったのは、日本のメンバーの方が質問されて、「どうやったらマイズナー博士のポッドキャストに出れますか?」っていう質問されてですね。半ば出演が承諾されたような流れになってですね。

安:おお、すごい。

大野:BNIのプレゼンテーションの中に「必ず具体的なASKを入れるように」っていうのはトレーニングでもお話ししてると思うんですけども、その威力っていうんですかね、ASKのパワーというか、その効果の大きさっていうのを改めて私も目撃できた気がしましたね、1つのエピソードとして。毎回そういうのが見られるわけではないかもしれませんけど。

安:なかなか言葉の壁があったりとか、直接そういう依頼をするって勇気がいるって考えて、控えめになってしまう方も多いんじゃないかなと思うんですけど、だからこそ直接自分から要望をあげていくと言いますか。ASKの行動を取っていくっていうのはすごくいい機会でもありますし、大事なことなのかもしれませんね。

大野:今回は普段めったに会えないファウンダーに対してっていうことなので、そこにちょっと注目がいっちゃいそうですけども。でも普段日本のメンバーの皆さんも、ウィークリープレゼンテーションの中でしっかりとそのASKを盛り込めてるかっていうところはすごく大事だし、そうすることで具体的にリファーラルに繋がるとか、お互いのビジネスの発展を支援し合えるっていうことが具現化するんじゃないかなと思いましたね。

安:はい。

大野:前回4つ目の行くべき理由として、「著名なスピーカーの声を聞ける」っていうのも入ってましたが、今回もそうですね、様々なバックグラウンドの人たちが話をしてくれて、私もすごく感動的というか、すごく心を打たれるお話もいくつかありましたね。大竹さんどなたが印象に残ったスピーカーいらっしゃいましたか?

大竹:そうですね。僕は2日目にお話されたベサニー・ハミルトンさんですかね。プロサーファーの方で、13歳か14歳ぐらいの時にサメに片腕を奪われてしまって、そこからサーフィンのチャンピオンになっていくっていう方の話だったんですけど、ものすごい恐ろしい事件じゃないですか。そういうの起こったら、たぶん自分だったらもうやめてしまうだろうなと。サーフィンも怖くて、二度とできないだろうなっていう風に思うんですけど。彼女は腕がなくなった1ヶ月後にはもう海に出てたんですよね。「海がやっぱり自分らしくいれる場所なんだ」と。「自分の居場所はそこしかないんだ」っていう風な形ですぐに復帰されて、また前と同じようにはいかないと。だから今度は片腕でできるように、違うやり方にチャレンジをして、それを鍛錬していって、チャンピオンまで上り詰めたっていう話なんですよね。

大野:ほんとビジネスともすごく通ずるものがあると思うんですけど、そういう事故とかアクシデントっていうのはコントロールできないものじゃないですか。今回もサメに襲われるなんていうのは、サーフィンをやらなければいいって話になっちゃうんですけど。でもビジネスをやる以上はいろんなリスクが伴って、予想しないようなアクシデントっていうのはあったりするわけですよね。思うようにいかなかった、挫折を感じるような場面っていうのはビジネスの中でもあると思うんですけど、ネガティブなところに焦点を当てるのではなくて、これから与えられた環境とか条件の中でどんなことができるかっていう、コントロールできるところ、自分ができることに焦点を当てて行動していくってことの大切さを、今回すごく私も学びましたね。そして最後5つ目ですけども、「海外とのビジネスの機会」。これはもう間違いなく他の国のメンバーとつながる絶好の機会なので、グローバルコンベンションに限らず、ほかの国のナショナルカンファレンス参加するとかっていうのもすごくいい方法だと思うんですけど、日本のナショナルカンファレンスも海外から少なからず、特に多いのが、台湾とか香港とかアジアの国からの参加者も結構いらっしゃるので、そういったBNIのイベントに参加することでギバーズゲインを実践していたりとか、向こうから1to1やろうよって言ってくれるような人たちとの接点を持てるっていうのは、すごく貴重な機会になるかと思うんですよね。だから、海外での事業展開はまだ考えてない人もそういう機会に触れてみる。そうすることで視野が広がる、自分のやっているビジネスの拡張していく、あるいは成長していく、その可能性の大きさみたいなのを感じられると思うので、ぜひ参加していただきたいなと思います。

安:はい。

大野:来年はシドニーで開催ということが発表されましたので、日本から比較的ハワイに並んで便利というか、時差がないのはすごく助かりますね。ハワイは5時間ありましたけども、シドニーは2時間ぐらいの時差で、体力的にもそんなに負荷がかからないので、ぜひ今回280人ぐらいでしたから、300人は余裕で超えて、特に今回、家族連れの方も多かったんですよね、ハワイ。

安:そうなんですね。

大野:家族連れで奥さんとか旦那さんとか、あるいはお子さんとかも一緒に来てらっしゃったりとか、おじいちゃんおばあちゃんじゃないけど、お父さんお母さんも連れて来られてるメンバーの方も結構いらっしゃって。私もメンバーさんのお子さんと遊んだり、遊んでもらったりとかして楽しい時間を過ごせたので、こういうイベントに一緒に参加してBNIという活動を理解してもらうことで、普段協力してもらうとか、あるいは活動がしやすくなるっていうことは間違いなくあると思うので、ぜひシドニーもご家族連れで参加していただくといいんじゃないかなと思います。

安:ご家族の協力もさらに強いものになりそうで、すごくいいですね。

大野:家族もそうなんですけど、社員を連れてきてるって人も何人かいらっしゃいました。社員旅行とくっつけて、社員がコンベンションとかイベントに参加するというのは限らないんですけど、ブースを出展されてたメンバーの方もいらっしゃったじゃないですか。そこにお手伝いで出てもらうとかっていうことはされてた人もいたような。いろんな活用の仕方がありますね。

安:本当に。そうですね。今のお話を聞くだけでもただなんか海外に行って、海外の方とビジネスっていうイメージだけではない様々なメリットやベネフィットがあるんだなっていうことがわかりました。来年はぜひ行きたいですね。

大野:1000人ぐらいで行きましょう。

安:いいですね。1000人で行きましょう。ありがとうございます。非常にお二人のお話を聞いてるだけでワクワクが募ってきましたし、ちょっと悔しいなという気持ちもありますので、ぜひ来年はみんなで行きたいなと思います。大野さん、大竹さん、ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

大竹:ありがとうございました。

安:それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第208回 受け取ることから始まり、与えることで終わる

【参照】日本語 第89回 推薦の言葉の公式

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第208回は「受け取ることから始まり、与えることで終わる」と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト第89回をご参照ください。

安:それでは今日は「受け取ることから始まり、与えることで終わる」というタイトルなんですけれども、大竹さん、ぜひこのお話をお願いできますでしょうか。

大竹:はい、ありがとうございます。ちなみに、このタイトルを聞いて何か違和感を感じることってありませんか?

安:そうですね、まず与えることがっていうふうにメンバーとしてはいつも学んでいる気がするんですが、「受け取ることから始まる」というところに、ちょっと違和感を持ってしまったのは私だけではない気がします。

大竹:はい、ありがとうございます。私もこのタイトルを初めて見た時にちょっとびっくりしたんですけど、誤解のないように言っておくと、元のタイトルのまま使っています。これは「チャプターミーティングの順番がそうなっているよ」というところなんですね。チャプターミーティングでメンバー全員が話すセクションというのは2つあると思うんですけど、「ウィークリープレゼンテーション」と「リファーラルと推薦のことばの発表」のところです。最初はウィークリープレゼンテーション、これはゲインですね。つまり、受け取るためのプレゼンテーションをするというところだと思うんですね。ギブのところ、これはリファーラルと推薦のことばの発表のところです。ゲイン最初のプレゼンテーションについては、自分のことについてお話をします。後半のギブですね、与えるというところは、他の誰かについて誰を推薦したかについて話をするアジェンダになっているということなんですね。ミーティングの順番がゲインが先になっているっていうのはとても興味深いなというふうに私は思っています。これは私の解釈、想像なんですけども、リファーラルを受け取って対応してくれるメンバーがいなければ、そもそも与えることもできないんだというふうに思います。このチャプターミーティングの流れというのは、リファーラルマーケティングの流れを初めて参加した人、例えばビジターさんとかにも理解しやすいように設計されてるんじゃないのかなというふうに思っています。最近感じることなんですけど、私たちはこの与えるっていうこと、ギバーズゲインですので、与えるっていうことに関心を向けるあまり、もしかしたら受け取るっていうことについて、ちょっとおろそかにしてしまっていることがあるんじゃないかなと。「私は別に受け取るのはいいです」みたいな、ちょっともったいないなというふうに思っています。この前、インドの名誉ディレクターのアユッシュさんの講演をお聴きしたんですけれども、彼はこういうふうに言っていました。「ギバーズゲインには人を助けるアートと、人に助けを求めるアート、この両方が必要なんだ」というふうにお話をされていました。人を助けるアートと人に助けを求めるアートですね。ギブとゲイン、両方のアートが必要なんだというふうにおっしゃっていました。ウェルスダイナミクスっていう研修を受けたことがあるんですけど、そこでも似たような話を聞いたことがありまして。「本当の富というのは、あなたの最大限の与える力と最大限の受け取る力の中に眠っているんだ。なのでギブも大事だけど、ゲインの力も大事なんだ」っていうふうにおっしゃってました。私たちはウィークリープレゼンテーションではもちろん、自分が受け取ることに集中すること、これを精一杯やること、受け取れるようにすること、すごく大事だということ。同様に、リファーラルと推薦のことばのコーナーでは、他の誰かに与えたことに集中すること、この両方が合わさって初めて、このギバーズゲインという考え方を実践できるのかなというふうに思っています。与えることと受け取ること、これは表裏一体で、受け取ることっていうのは、相手にギブする、つまり与える機会を生み出しているっていうことなんじゃないかなというふうに私は理解をしています。

安:なるほど、ありがとうございます。大野さんはいかがですか。

大野:はい。お話を伺っていてまず一つ思い出したことは、特に男性に多い気がするんですけど、受け取ることの大切さというところを軽んじてしまっている人が実は少なくないんじゃないかなと思っています。人に助けを求めることが恥ずかしいことみたいなふうに感じてしまう男性が少なからずいらっしゃるように思っていて。そうすると、「自分はリファーラルを受け取ることって興味ないよ」みたいな素振りというかオーラを出してしまっていて、周りの人たちはその人に対してリファーラルを出しにくい雰囲気を醸し出しちゃってる時が結構あると思うんですよね。そこをまず気をつけなくてはいけないなということ。これはマインドの問題だと思うんですけど。あともう一つは、今、大竹さんが言ってくれたことの繰り返しになっちゃう部分もあるんですけれども、自分の受け取る部分のセクションと、そして与えるセクションと、しっかりとそれぞれのセクションがあるんだよっていうミーティングのデザインを、参加されるメンバーの方、一人一人がしっかりと認識して、そこに関わっていく、参加していくってことが大切かなと思います。一人のメンバーとして受け取るということのしやすさを追求するということと、与えるというところも、もちろん日頃メンバーの皆さんが意識されていることだと思うんですけども、そこもしっかりとレベルを上げていくってことが大切かなという風に感じました。

安:はい、ありがとうございます。やはり受け取るということを意識した時に、私自身もメンバーとして活動していると受け取ったことに対して与えてくれたメンバーに対する感謝の気持ちを表現することによって、また与えるっていう側の人の気持ちもまた嬉しくなるというか、前向きになっていくなということをすごく実感していて、それが続くことによって、お互い与えることも、また受け取ることも、どちらも自信を持ってできるなっていうことを強く実感しています。ありがとうございます。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたけれども、大竹さん、メンバーの皆さんにメッセージはありますか?

大竹:はい、ありがとうございます。BNIのチャプターミーティングのアジェンダっていうのは全世界で共通のものになっていると思うんですけど、ただ、生み出されるビジネスの成果っていうのは大きく異なってるんじゃないかなっていうふうに思います。これはもちろんチャプターの人数とか、どんな人が参加しているかっていうことも影響しているとは思うんですけれども、私自身は「チャプターミーティングでBNIの7つのコアバリューをどれくらい意識して実践しているか」っていうことが一番大きな違いを生むんじゃないかなっていうふうに思っています。さっきのゲインのパートとギブのパート、両方をきちんと実践しているかっていうこと。これによってギバーズゲインがちゃんと循環する形になっていると思うんですね。どっちかがおろそかになっていると、循環していかない、回っていかないということになってしまうと思います。その他にもオープンネットワーキングっていうセクションが最初にあると思うんですけど、全メンバーがそれこそビジターさんに対して、メンバーに対してギバーズゲインの姿勢で臨んでいるかだったりとか、関係構築をするためにどんな話をしているのかとか、トレーニングで学んだことをどれだけ実践しているのかといったことによって、成果が異なってきてしまうのではないかなというふうに思います。チャプターミーティングをビジネスミーティングへの参加と意識だけではなくて、コアバリューを習慣にして自分の生き方に取り入れていく場として参加してもらえたら嬉しいなというふうに思っています。BNIを通じてビジネスのやり方を変えるだけではなくて、自分の生き方を変えていくこともできるんじゃないかなというふうに思っています。

安:ありがとうございます。大野さんからはいかがでしょうか。

大野:はい。今日のテーマでもう一つ大事なことをお伝えしようと思うんですけど、今のはミーティングの設計の話、受け取る部分と与える部分、それを実際実りあるものにするためには、以前「9990対90」というポッドキャストでも取り上げてますけども、ミーティングとミーティングの間にどういう行動ができるかというところがその次のミーティングをどれだけ実りあるものにするかということなので、そこを強く意識して、次のミーティングの受け取るセクションと与えるセクションを充実させるために、自分はどういう行動をこのミーティングとミーティングの間の9990分の間にできるか、そこを改めて考えてみていただきたいなと思います。

安:大竹さん、そして大野さん、ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがだったでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第207回 与えることは変革をもたらす

【参照】英語版 Episode 880: Giving Is Transformational (Classic)

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第207回は「与えることは変革をもたらす」と題してお送りいたします。英語版のエピソード880をご参照ください。

安:さて、今回は「与えることは変革をもたらす」ということなんですけども、これ、大竹さんがすごく大事にしているテーマじゃないですかね。

大竹:はい、そうですね。今回、BNIの理念であるギバーズゲインということについて、「本質に迫っていこう」っていうテーマだというふうに思うんですよね。安さんもギバーズゲインという言葉に対してどういう考えを持っているかってあると思うんですけども、安さんは「ギバーズゲインって何ですか?」って聞かれたら、どんなふうにお話しされますか?

安:そうですね。やっぱり「与えるものは与えられる」とか、そういう実際にBNIの中で聴いている話もありますけれど、「まず自分のビジネスを応援してもらうためには、自分から応援する姿勢やその行動が大事だよね」っていう話はよくしますね。

大竹:なるほど、いいですね。「ギバーズゲインって何ですか?」って聞かれた時に、それぞれの解釈とか伝え方があるんじゃないかなというふうに思っていて。ちょうど先日、あるメンバーの方から「ギバーズゲインっていう理念はとても気に入ってるんですけど、人によって捉え方が違うので、解釈が違うから、ちょっと話が噛み合わない」「なかなか難しい」と、「コミュニケーションがうまくいかないときがある」っていうふうに相談をされたんです。私はこれに対して、マイズナーさんがギバーズゲインっていうものをどういうふうに考えているかっていう原理原則を大事にするべきなんじゃないかなっていうふうに思っているので。3年くらい前ですかね、マイズナーさんが出された「Infinite Giving」っていう本があるんですけど、「無限のギバーになるための本」です。その本をおすすめすることにしてるんですよ。安さん、読んだことあります?

安:そうですね。それこそ大竹さんから実はお勧めいただいて、少しだけ読んでみたんですけど、なかなかまだちょっと読み切れてないところがあるので、今日はぜひいろいろお話を伺いたいですね。

大竹:ありがとうございます。ギバーズゲインっていうのをより実践するために大事なことを7つの原則にまとめて書かれているんですよね。すごく分かりやすい本なので、皆さんもぜひ読んでいただけたらなというふうに思うんですけど、「ギバーズゲインって実際何なの?」と、「与えるって実際どういうことなの?」とか、「与えて自己犠牲になるのではなくて、与え続けながらも自分も豊かになっていくためにはどうすればいいの?」っていうギバーズゲインっていう生き方を自分が体得するためにはどうしたらいいのかっていうヒントが詰まっている本なんじゃないかなというふうに思うんですよ。そのために必要な普遍的な7つの原則について書かれているんですよね。これ1個でも欠けちゃうとうまくいかないっていう風に言われていて、私、この本を最初読んだ時に、「いや、もうちょっと早く言ってほしかったな」っていうふうに思ったんです。16年間BNIに関わってるんですけど、結構回り道しちゃったかなっていう風にちょっと感じてます。

安:そうなんですね。ちなみに今回のテーマである「与えることは変革をもたらす」っていうことについてなんですけど、それとBNIで言われている「世界のビジネスのやり方を変える」というこの関係性って、大竹さんはどんなふうに捉えていらっしゃるのか、お聞きしてみたいですね。

大竹:はい。BNIのビジョン自体がギバーズゲインっていうことで、与えるものは与えられるということで、与えることが先で、その後に巡り巡って自分にも返ってくるっていう考え方だと思うんですけど、それをより多くの人が実践していくと、どういう世の中が作れるのかっていうことなんじゃないかなというふうに思っていて。私なりの解釈で、すごく卑近な例で恐縮なんですけど、BNIっていうのは、ビジネスの場で大人が真剣にサンタクロースの活動をすることだという風に思っていて、なんだったら「世界サンタ連盟みたいなものを作っていこうよ」と、そういう社会活動なんじゃないかなって、勝手にですよ、これ私の解釈なんですけどっていう風に思ってるんですよね。

安:サンタ同…え? サンタ連盟ですか。

大竹:世界サンタ連盟でも、世界サンタ同盟でもいいんですけど。サンタクロースって子供たちが欲しいものをプレゼントして歩く、そういうおじさんの話だと思うんですけど。でも今、人それぞれが欲しいものってすごく多様化していて、自分一人で自分の周りの人が欲しいもの、必要なもの、困っていることっていうのを全て解決してあげることってなかなか難しいと思うんですよね。なので、小さなサンタクロースなんですよ。小さなサンタクロースなんだけど、一人ではなかなか全ては解決できないんだけど、小さなサンタクロース同士が連盟を組んで、チームを作って、周りの人の全ての困りごとだったりとか、やりたいこと、夢や希望っていうのを叶えていこうということ。それをビジネスの場で経営者が真剣にやっていこうと、そういう社会活動なんじゃないかなという風に思っているんですよね。それのヒントになったのが、ある巨大掲示板に書かれたお話だったんですけれども、こんな質問があったんですよね。「サンタは本当にいるの? と子供に聞かれたときに、どう答えるのが一番いいでしょうか」っていうことが相談されていて、いろんな方が回答されていたんですけども、その中ですごく素晴らしい回答があったんですね。この後ご紹介したいと思うんですけど、例えば安さんだったら、子供から「サンタさんって本当にいるの? 」って聞かれたら、どんなふうに答えられますか?

安:そうですね、「いるよ」って言うかも。私だったら。

大竹:理由はどんな風に答えられます?

安:理由か。そうですね。夢を与えられる存在だと思うので。理由、難しいですね。

大竹:難しいですよね。

安:でも「信じていたら必ずサンタさんはやってくるよ」みたいな。理由、私には答えにくいんですけど、信じているからだよ、みたいなのはある。ごめんなさい。回答がうまくできないです。

大竹:めちゃめちゃいいですね。ありがとうございます。「聞かれて言葉に困る」そういう質問なのかなと思うんですけど、掲示板での素晴らしい回答をご紹介したいと思うんですけど、私の方でお話させていただきます。『サンタはいます。ただ、最近はプレゼントはサンタが直接は関わっていないことも多いんです。昔のようにサンタさんがおもちゃを作り、運び、配っていた時代とは変わりました。まず家の中に入れません。煙突とかないし、鍵かかってるし、そもそも勝手に入ったらダメだし。サンタがプレゼントを持ってきたとしても、玄関で親御さんを呼んで受け渡して、サンタさんの代わりに置いてもらうことになります。そして何より子供の欲しがるものが市販品になったことです。「ゲームが欲しい」とか「スマホが欲しい」とか、こうなるとサンタさんも作れません。サンタさんに作れないなら、「私たちが代わりに作りますよ」とたくさんの企業が作ってくれているわけですが、全国へ運ぶところも運送会社がそのままサンタさんに代わってやっています。つまり、プレゼントを製作して、輸送して、枕元に置くところまで全て「サンタさんの代わりに私がやりますよ」という人たちだけで済んじゃうんです。一人のサンタが全てを行うのではなく、力の小さいサンタ役の人がちょっとずつ役割分担しているわけですね。トナカイで世界中を回るというのは、残念ながら今はイメージだけです。ただ言えるのは、今サンタの代わりにプレゼントを作っている人も、「このプレゼントを受け取った人が幸せになったらいいな」と思いながら作り、運んでいる人も「このプレゼントを受け取った人が幸せになったらいいな」と思いながら運び、枕元に置く人もあなたの幸せを願って置いているんです。サンタクロース一人だけがあなたの幸せを願っているのではなく、他にもとてもたくさんの人が子どもたちの幸せを願っているからこそ、枕元にプレゼントが届くんです。それはとてもとても素晴らしいことですよ、本当に。あなたも将来、こうしたサンタの代わりを担うことがあるかもしれません。人に幸せを与える側に参加できるというのは、これもまた素晴らしいことなので、機会があったらぜひどうぞ』という風に、お答えされたということなんですね。

安:素敵な回答ですね。

大竹:素晴らしいですよね。これを見た時に私思ったのが、「これって私たちがBNIでやってることと一緒だな」というふうに思ったんですよね。私たちも小さなサンタなので、一人で全ての願いを叶えることはできないんだけど、相手の人の願いを叶えるために、いろんな人の協力を借りて、人の願いを叶えるために努力をする。全力で尽くすということって、実は私たちがやってることなんじゃないかなというふうに思ったんですよね。私たちの言うプレゼントというのは、リファーラルのことだと思うんですよね。「このリファーラルというプレゼントを受け取った人が幸せになったらいいな」って思いながら、リファーラルを毎週提供しているんだというふうに思います。ビジターを招待するときも、「この人の人生を変える機会に、このミーティングがなったらいいな」って思いながら、毎週ビジターを招待してるんだというふうに思うんですね。そして、リファーラルを受け取った人も、その人の幸せを願って対応してくれてるわけですし、ビジターを受け入れたチャプターも、このミーティングでの出会いが最高のものになったらいいなと思って、一生懸命チャプターのメンバー全員でそのミーティングが最高なものになるように、そこでのビジターさんとの出会いが最高のものになるように一生懸命運営しているんだというふうに思うんですよね。だから、私たちは、「ビジネスを通じてリファーラルを運ぶ、サンタクロースになるという活動を広げていっている」っていうことなんじゃないかなというふうに思っているんですよね。安さん、どう思われますか。

安:そうですね。まさにサンタクロースの行動そのものなんだなっていうことを、今聞きながら感じました。やっぱりサンタが子供たちにプレゼントをあげるっていうのは、本当にその回答の話のように、その人の幸せ、お子さんだったらお子さんの幸せを願って、また喜んでもらう顔が見たくてプレゼントをあげるっていうことだと思うんですけど。私たちの仕事や人脈の紹介、いわゆるリファーラルに関しても、その方が受け取ってくれて、結果、その人のビジネスにつながったり、あるいは一生忘れられないような大きな出会いにつながったりすることによって、その人が喜んでくれる顔を少なからず想像してるんじゃないかなと思うんですよ。まさにやっていることは違っても、目指しているところや反応に関しては、「誰かの幸せを願う」っていうところですごく共通してるんじゃないかなというふうに思いました。

大竹:そうですね、ありがとうございます。「私たち大人がビジネスを通じてリファーラルを運ぶ、サンタクロースをするっていう活動をすることにどんな意味があるのかな」って考えてみてるんですけど、これって多分、私たちの子供とか孫とか、その先の世代が「ビジネスを通じて人に幸せを与える側になりたい」って思える、そういうきっかけになるんじゃないかなというふうに思うんですね。子供たちが「大人になって仕事をする、ビジネスをすることってそんな素敵なことなんだ」と、「サンタをすることなんだ」と、「だったら早く大人になって早く仕事をしたい」、「早く自分が幸せを与える側になりたい」っていうふうに思う、そういうきっかけを提供することなんじゃないかなというふうに思っていて。実はとても素晴らしいことを私たちやってるのかなっていうふうに思ったりしてるんですね。

安:そうですね。ありがとうございました。そろそろ終わりに近づいてまいりましたけども、大竹さんからメンバーの皆さんへお伝えしたいことはありますか?

大竹:はい、ありがとうございます。前半にご紹介した「Infinite Giving」っていうマイズナーさんの本にこう書かれているんです。「ギバーズゲインはただのお題目ではない。人の生き方だ」と、「世界をどう捉え、世界とどう関わるか。自らの態度であって、他者への期待ではない。正しく実践すれば、自らの人生を変え、十分な人の人生を変えれば、世界を変えることができる」っていうふうに言ってるんですね。私たちのギバーズゲインっていうのを理念として提唱するだけではなくて、自分が生き方として手に入れていくっていうこと。それによって自分の人生も変わるし、周りの人の人生も変えることができるんじゃないかなというふうに思うんですね。それは今日お話ししたように、サンタクロースの活動と全く一緒なんじゃないかなというふうに思っているんですね。現状、まだまだ十分な人の人生を変えるようなリファーラル、出会いが届いているとは言えないんじゃないかなというふうに思っているので、自分だけが誰かの幸せを願ってリファーラルというプレゼントを届けるというだけではなくて、自分の周りの人もサンタクロースになって人生を変えていくきっかけを作れる人になっていく。そういうことに貢献していけたらいいなというふうに思ってるんですね。なので今後もBNIの発展に貢献すること、これを通じてビジネスの場からサンタクロースでいっぱいの世界を作っていけたらなというふうに考えています。

安:はい、ありがとうございました。最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがだったでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.