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このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第281回は「これを知らずに役職を引き受けるとヤバい」と題してお送りいたします。
安: よろしくお願いします。
大野: お願いします。
大竹: では大野さん、今日のテーマなんですが、どんなテーマでいきましょうか?
大野: はい、今日は私が以前実際に経験した、ちょっと残念なお話から始めていきたいと思っています。以前、私がディレクターをやっていた頃に担当していたチャプターがあったんです。そこに金融分野に特化した行政書士という方が入られたんです。私も元々、金融業界で仕事をしていたので、その方が入会された時に、この人すごい、行政書士って普通だと結構幅広くいろんな分野があるんですけど、金融という結構尖ったというか特定の分野でやられていたので、私の人脈とかを紹介できるかなと思っていたんです。
大竹: はい。
大野: なんですけど、結局私からその方にリファーラルを出すことは一件もできなかったんですよ。
大竹: うーん、なんかそれは意外ですね。専門分野も大野さんの人脈に合っていて、紹介できそうな案件もあったわけですよね。それでもなぜ紹介しなかったんでしょうか。
大野: そうですね。理由はその方がどんなサービスを提供していたかという事とはあまり関係なくて、私はその方の行政書士としてのサービスを体験したわけでもないし、実際にお仕事を依頼したわけではないんですよね。
大竹: うん。
大野: ただその方がチャプターのリーダーシップチームの一員として役割を担ってくれていたので、毎週仕事ぶりを見る機会があったんですよね。その中で実は残念ながら、ちょっとどうかなと、約束したことが守られないとか、必要な確認すべきことを確認できていないとか、連絡もレスポンスも悪いし、結構大事なポイントで穴があるような仕事ぶりだったんですよね。そういった場面を何度も目にしてしまっていたので、一つ一つってそんなに大きなことじゃなくて、誰にでも起こり得ることだったのかもしれないんですけど、それがもう度重なっていたので、いやーこの人に自分の大切な人脈をご紹介して本当に大丈夫なんだろうかっていう、結構不安な気持ちになってしまったんですよね。
大竹: なるほど。じゃあその人のサービスそのものを見たわけではないんだけれども、チャプターでの仕事ぶりからその方の本業の仕事を想像してしまったっていうことですかね。
大野: そうなんですよね。これって実は私だけではなくて、おそらく周りのメンバーも同じように感じてたんだと思うんですよね。だからその方は結構専門性も高かったし尖っていたので、本来であれば多くのリファーラルに繋がる可能性はあったと思うんですよね。それだけに本当にもったいないなと思いましたね。この経験をして、マイズナーさんがよく話していた言葉を思い出したんですよ。それは何かというと、皆さんももしかしたら聞かれたことがあるかもしれないんですけど、一つの仕事のやり方っていうのは、その人のすべての仕事のやり方に等しい、っていうことをよく仰っているんですよね。なので今日はこの言葉について、皆さんと一緒に掘り下げてみたいと思っています。大竹さんはこの言葉って聞かれたことありますよね。
大竹: そうですね。最初に聞いたときはちょっと極端な言葉に聞こえたんですよね。仕事と一口に言ってもいろんな種類があるし、得意な仕事もあれば苦手な仕事もあるので、そのBNIの中での役割と、お客様からお金をいただいて行う本業では、本人の意識も違うかもしれないと思ったんですけど、ただチャプターでいろんな方を見ていて、確かに共通するものもあるなという風に思います。例えば仕事が丁寧な方というのは、チャプターでの役割も丁寧なケースが多いですし、連絡も早いというケースが多いという風に思います。相手が困らないように少し先回りをして考えているということも多いのかなという風に思います。反対にこれぐらいでいいかなというような姿勢は、いろいろな場面に現れてしまうように思います。
大野: そうですよね。ここで言う仕事のやり方っていうのは単に作業手順ということではないと思うんですね。むしろ私は仕事への向き合い方という風に受け止めてるんです。やっぱり責任を持って最後までやりきるのか、約束したことを守れるのか、相手が必要としているところまで考えられるのかとか、自分では終わったつもりでも、本当に相手にとって使える状態に仕上がっているのかとか、それでやっぱり出来上がったもののクオリティ、これは商品だろうとサービスだろうと、どこまでそれをこだわるのかっていう所だとか、やっぱりそういった仕事への責任感とか姿勢っていうのは、一つの仕事だけに現れるものではないと思うんですね。
大竹: なるほど。つまり仕事の種類が同じということではなくて、仕事に向き合う姿勢がどの仕事にも現れるということですね。
大野: その通りだと思うんです。例えばチャプターの中で何か役割を引き受けたとするじゃないですか。プレジデントだったり、バイスプレジデント、書記兼会計かもしれませんし、ビジターホストとか、あるいはイベントの担当かもしれませんね。その時にこれは本業じゃないし、お手伝いだから、報酬もらっているわけじゃないし、ボランティアだから、このくらいでいいだろうみたいな風に考えてしまうことがあるんだと思うんですよね。でもやっぱり紹介する側、周りのメンバーからすると、本業かどうかってあまり実は関係なくて、その人が目の前の仕事にどうやって向き合っているかっていうのを見てるわけなんですよね。やっぱり責任を持ってやっているか、準備しっかりしているかとか、丁寧に仕上げようとしているかとか、あるいはミスがあった時に人のせいにせず、真摯に対応しているかどうかとか、周囲の期待に応えようとしているかっていうところ、そういった姿勢を通じて本業での仕事ぶりっていうのは、周りのメンバーっていうのは想像しているんですよね。
大竹: なるほど。本人としてはこれはBNIの役割だから、本業とは別と分けて考えているかもしれませんが、見てる側は分けていないということですよね。
大野: そうなんですよね。そこに実は大きな落とし穴があると思っていて、本人は本業ではちゃんとやってるんですよって思ってるかもしれないですけど、周りの人は本業を実際に体験する機会がないわけだし、紹介する前に、リファーラルを出す前に、見ることができるというのは、チャプターでの仕事をどんな風にやってくれているかっていうところなんですよね。つまりメンバーにとっては、チャプターで見えているその人の姿っていうのが、その人の仕事への向き合い方っていうのを判断する材料になるということだと思うんですよね。だからBNIっていうのは、商品とかサービスを実際に購入してもらう前から、自分の仕事ぶりとか仕事に対する姿勢っていうのを見てもらえる場所だということも言えると思うんですよね。
大竹: そう考えると、チャプターで役割を持つということは、単に負担ということではなくて、自分の仕事ぶりを知ってもらう機会でもあるということですね。
大野: 本当にそうだと思うんです。よくチャプターの役割を依頼されると、「いやーちょっと忙しいのでできません」とか、「本業に集中したいんでこの役割はお引き受けしたくないんですよね」とか、そういうことって聞いたり言ったりすることがあるのかもしれないんですけど、もちろん本当に時間の確保が難しい場合もあるとは思うんですけども、チャプターの役割を果たすこと自体が実は自分のビジネスに繋がる可能性があるという視点は持っておいていただきたいと思うんです。やっぱり役割を通じて例えば、計画する力だとか人と協力する力、期限を守る、納期を守るとか、委任する、自分が全部囲い込んでしまうんではなくて、人に任せるっていう力ですよね。あと問題が起きた時に対応する力も大切ですよね。そして一定のクオリティで仕事を仕上げていくっていう力、そういったものが現れてくると思います。同時にそういったものを磨く機会にもなりますよね。
大竹: BNIではそうした日々の一挙手一投足が信頼に繋がっていくというわけですね。
大野: そうですね、BNIではVCPプロセスという考え方がありますよね。Visibility視認性、Credibility信頼性、そしてProfitability収益性ということで、まず自分の存在や専門性というのを知ってもらうところから始まって、これがVisibilityですよね。そして次にこの人なら安心して紹介できるなと思ってもらう、Credibilityの段階です。そしてその信頼というものが、リファーラルやビジネスに繋がっていく。そしてリピートしてもらえるような、これがProfitabilityのところですよね。やっぱりチャプターの中で役割を果たしたりとか、他のメンバーを支援していくということは、このCredibilityを高めていくとても大きな機会なんだと思うんです。
大竹: 反対にその役割を引き受けたことで、信頼を下げてしまう可能性もあるということですね。
大野: そうなんですよね。残念ながらそういうこともありますよね。役割を引き受けない方がまだ良かったっていう、結果論だと思うんですけど、そういう状態もあり得るわけですよね。引き受けた以上は周りはその人の仕事ぶりを見るわけですし、準備不足なのか、ちゃんと期日を守っているのかとか、問題が起きたときにどういう風に対処するのか、あるいは放置しちゃうのかとか、それとも自分から状況を説明して、解決に向けて主体的に動いていくのかとか、役割を果たす姿そのものというのが、信頼を積み上げていくこともあれば、崩していってしまう、下げてしまうということもあると思います。なので私は役割を引き受けるのであれば、片手間では決してやらない方がいいと思っています。完璧である必要はないと思うんですけど、 持って向き合うっていう、そういった姿勢を見せる必要はあると思うので、分からないことがあれば聞く、難しいことがあれば早めに他の人に相談するとか、一人で抱え込んでしまうんじゃなくて、周りに協力を求めるっていうのは大事なことだし、それと最後まで責任を持ってやりきるっていうことですよね。
大竹: 一つの仕事のやり方という言葉の中には、完成した仕事のクオリティだけではなくて、途中のコミュニケーションや問題の向き合い方も含まれているということですね。
大野: その通りだと思います。やっぱり仕事のクオリティっていうと完成品だけを思い浮かべるかもしれないんですけど、でも仕事の品質クオリティというものには、そこに至るまでのプロセスも含まれると思うんですね。連絡が早いとかレスポンスが早いとか、途中経過を伝えてくれるとか、相手に不安を与えない、あれどうなってんだろうとかね、不安を与えないとか、約束守るとかももちろんですけど、やっぱりできないことを曖昧にしておかないとか、あとはミスがあったときにすぐに認めて修正していくっていう、そういったことも全て仕事のクオリティだと思うんですね。むしろ専門的な知識だとか、技術っていうものについては、紹介する側にはわからない場合もあるので、行政書士の仕事の専門的な良し悪しっていうのを、一般のメンバーが判断するのは難しいですよね。でも責任感だとか、対応の丁寧さ、約束を守る姿勢っていうのは誰にでもわかると思います。だからこそ日常の日頃の行動がとても重要なんだということですよね。
大竹: なるほど。専門性の高さとか実績だけでは、紹介には繋がらないということなんですね。
大野: そうですね。専門性高いってことはもちろん大切なんです。ただ紹介する側っていうのは、この人は仕事ができるかっていうことだけでなくて、この人に自分の大切な人を安心して任せられるかっていうことを考えているので、いくら知識とか業界の知識とか技術が高くても、やっぱりレスが悪いとか、約束を守ってくれないとか、対応が雑とか、最後まで責任を持たないということは、紹介する、リファーラルを出すのは難しくなっちゃいますよね。反対に誠実に対応してくれる、あるいは丁寧に仕事をして相手のことを考えて行動するという人には、自然とリファーラルが集まると思うんですよ。
大竹: ここまでの話を聞くと、BNIのチャプターはその人の仕事への向き合い方を見てもらうショールームのような場所とも言えそうですね。
大野: いい表現ですね。まさにそうだと思います。毎週同じメンバーと活動する中で、どんな準備をして、人の話をどう聞いているのかとか、約束にどう向き合うのかとか、あとは誰かが困った時にどう行動しているのかとか、この小さなことの積み重ねっていうのを見てもらうことができるわけですよね。そして面白いのは、特別にアピールしようとしなくても、仕事への向き合い方っていうのは自然に伝わるっていうことなんですよね。言葉では私は丁寧な仕事をしますとか、責任を持って対応しますというのは誰でも言えることなんですけど、でも本当に信頼されるのは、その言葉が日頃の行動と一致してるっていう人ですよね。
大竹: なるほど。ウィークリープレゼンテーションでよく聞く言葉ですね。それは言葉で言ってもあまり効果がないということですね。ありがとうございます。それではそろそろ終わりの時間が近づいてきましたので、最後に大野さん、メンバーの皆様にメッセージをお願いしてもよろしいでしょうか。
大野: 今日はお伝えした、一つの仕事のやり方は全ての仕事のやり方に等しいという言葉は、仕事の種類だとか手順が全部同じだという意味ではないんですね。仕事への向き合い方というのは隠せないという意味だと受け止めています。責任感、約束を守る姿勢、仕事の丁寧さ、相手への配慮、最後までやりきる力、そして出来上がった仕事のクオリティ、そういったものはやっぱり一つの仕事だけ、特別に変えられるものではないので、普段の仕事への向き合い方が、自然と全ての仕事に現れてしまうということですよね。BNIでは商品やサービスを体験してもらう前から、自分の仕事への向き合い方を見てもらうことができる。売り込む必要はないんですよね。これは逆に少し怖いことでもあるんですけど、でも同時にすごく大きなチャンスでもあるんですよね。なので今週1週間、ご自身がチャプターの中で引き受けている一つ一つの仕事を振り返ってみていただきたいと思うんです。それは小さな役割かもしれないし、もしかしたら誰にも頼まれていないことで、自身からこういうことをみんなのためにやっていこうと思われたことかもしれません。でもその一つ一つの仕事への向き合い方っていうのが、やはり皆さん自身の信頼っていうのを作っていくので、誰かに見られているから丁寧にやるっていうのではなくて、自分はどんな姿勢で仕事をする人でありたいのか、ということを意識していただきたいと思います。私自身も当然今でも完璧ではないですし、むしろ欠点だらけかもしれません。でもだからこそ目の前の小さな仕事に、どのように向き合っているのかというのを、これからも振り返っていきたいと思っています。
大竹: ありがとうございます。BNIでは毎週の活動を通じて、自分の仕事への向き合い方を知ってもらうことができる。役割がある人もない人も、今自分にできることは何だろうと考えて行動することが、信頼に繋がっていくということですね。ぜひ皆さんも自分の本業だけではなく、チャプターの中での小さな行動も含めて、仕事への向き合い方を振り返ってみてはいかがでしょうか。
安: 大野さんそして大竹さん、ありがとうございました。最後までお聞きいただき、ありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせて是非コメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week!




