Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: Apple Podcasts | RSS
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第275回は「あなたの部屋にいるのは誰?」と題してお送りいたします。
安: 皆さんこんにちは。BNIメンバーの安さやかです。オフィシャルBNIポッドキャスト、本日もBNI東京港中央エグゼクティブディレクターの大竹さんと共にお送りしております。第275回は「あなたの部屋にいるのは誰?」と題してお送りいたします。このポッドキャストはコンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。さて、大竹さん、今日もよろしくお願いします。
大竹: お願いいたします。
安: 本日は素敵なゲストの方がいらっしゃっています。お名前だけ大竹さんからまず、ご紹介いただいてもいいでしょうか?
大竹: はい、そうですね。今BNI東京港中央でですね、ディレクターコンサルタントをしていただいている川崎あゆみさんです。川崎さん、よろしくお願いします。
川崎: どうぞよろしくお願いいたします。
安: 私からまず簡単に川崎さんのティーアップをさせていただいてよろしいでしょうか。
川崎: はい、お願いいたします。
安: 川崎あゆみさんはインタビューライター歴28年、すごくベテランでいらっしゃいますね。さまざまな書籍や雑誌などの原稿に関わってこられています。BNIではブログの一つであるリファーラルマーケティングの翻訳に関わることをきっかけに、ライター業だけではなく翻訳のお仕事にもチャレンジされるということになったそうです。今回はそうした経緯から、マイズナー博士が共著で執筆されている「Who’s in Your Room?」の日本語版の書籍の校正、編集協力として関わっていらっしゃいます。今日はどんなお話が聞けるんでしょうか、とても楽しみですね。それでは、大竹さんよろしくお願いします。
大竹: よろしくお願いします。いろいろ質問していきたいなと思うんですけど、インタビューライターのプロの方に質問するのはすごく緊張するんですけど、よろしくお願いします。
川崎: よろしくお願いします。ありがとうございます。
大竹: この「Who’s in Your Room?」「あなたの部屋にいるのは誰?」という書籍の編集、校正に関わったということなんですけども、その編集、校正に関わっていく中で、川崎さん自身の人生を振り返るきっかけにもなったんじゃないかな、なんて思ってるんですけれども、この書籍に関わる中で川崎さんが一番この部分はすごく印象的だな、と思ったことについてお話いただけますでしょうか。
川崎: ありがとうございます。自分の人生を振り返るきっかけに本当になりました。それをちょっと先にお話するとすれば、これはあなたの部屋には誰がいますか?っていう、自分の部屋には誰がいるだろうかっていう視点で書かれた本だと思うんですが、逆に私は誰の部屋にいるだろうか、っていうことを考えました。そこに最後行き着きました。すべての編集作業を終えた後に、それを考えるいいきっかけになりました。ということで一番印象に残っているのは、やっぱりドアマンとコンシェルジュとロックボックスってキーワードがあると思うんですけれども、その概念ですね。そういう概念って持っていなかったので、私の中にはこんなふうに考えるのか、というところのすごく新しい視点をいただいたなというのを感じました。
大竹: なるほど。その3つの中心になる概念だと思うんですけど、そちらについて簡単にお話いただいてもよろしいでしょうか。
川崎: ありがとうございます。そうですね、そもそも人生を部屋に例えているというところなんですけれども、その人生にどなたを招き入れるのかというところを決めるのがドアマン。この人を人生に招き入れるかどうかを決めるのがドアマンで、コンシェルジュは一旦入られている方、ドアマンが「入っていいよ」って許可する方と、もうすでに入っていらっしゃる方、これから関係性を継続するにあたって、その方との距離を、その人生のどこにいていただくかっていうのを決めるのがコンシェルジュ。そしてロックボックスっていうのが私がすごく一番興味深いなと思ったんですけども、ロックボックスっていうのは、ちょっとこの方は苦手かもしれないとか、ちょっとこの方とはあんまりうまくやれないかもしれないという方を、鍵つきの箱に入れて、ちょっと高いところ、自分の手に届かないところに置いてしまう、距離を置くということなんですけども、その3つを象徴する役目というか、3つの言葉だと私は解釈しております。
大竹: なるほど、ありがとうございます。人間関係をどうやって自分で構築していくかということの、ある意味比喩的な表現ということなんですかね。自分自身の頭の中の想像上の部屋があって、そこにこの人は入れるべきかどうか、入れたらどれぐらいの距離を置くかどうかというところ。最後にロックボックスというのは、部屋の中にはいるんだけれども、鍵をかけているという意味なんですかね。
川崎: そうです。そうです。もうすでに入っていらっしゃる方がいますよね、私たちの中に。その方をどうするかっていうことです。入っていただいた後、関係性が変わったりして、っていうところもあると思うんですが、その方とのお付き合いの仕方、距離感ですかね。
大竹: ありがとうございます。川崎さん自身のドアマンとしてのエピソードをまず、お聞きしたいなと思うんですけど。ドアマンですね。
川崎: はい。そのドアマンっていうものがいるんだろうかって思っていたんですが、実はやっぱり自分の中で、この人ちょっと入ってもらいたくないかもしれないと思ったとしても、直接言えなかったり、その時の自分の状態だったり環境だったりというところで、NOと言えない時ってあったりすると思うんですよね。あといい人でいなきゃいけない、みたいなことあったりすると思うんですけど。ドアマンっていう自分なんですね、ドアマンも自分なんだけれども、もう一つの自分の価値観、自分は何を大事にしているかっていうことをすごく理解している存在としてのドアマンが、この人が判断するっていう、その人に判断してもらうのでちょっと気が楽というか。でも「Who’s in Your Room?」ですごく大事なのは、自分の価値観の中でブレないというところでの人付き合いがあると思う。そこを理解してくれているドアマン、そしてコンシェルジュという存在を持つことで、すごく気が楽になるな、っていうところがあります。私はこう見えていい人ぶりたい、っていうところもあって。
大竹: そうなんですね、全く見えませんけど。
川崎: なかなか「NO」と言いづらいところが、「一緒に仕事しませんか?」って言われたら「ああ、いいですね」って言ってしまう、そんなところがあったりするんですけど、一回始まってしまうと「ああ、しまった…」、あの時あんな軽い返事をしなきゃよかったっていうのがよくあったりするんですけど。一方変わって、ドアマンっていう存在があれば、こういうことが起きなかったかもしれないな、っていうのはあったりします。すみません、ちょっと具体的じゃなくて申し訳ないんですけど。
大竹: いいえ。ちょっと質問なんですけど、川崎さんのドアマンが一番大事にしている基準とか価値観ってどんなものなんですか?入れるかどうか、その人を入れるかどうか判断するにあたっての一番大切にしている基準とか価値観ですね。
川崎: 私の価値観ですか。私のドアマンはこんな人だっていう、私のドアマンですもんね。私のドアマンはなんだろうな、人の心の動きにちゃんと気づける人でいていただきたいっていうのがあります。言いたくても言えない人とか、いらっしゃったりするじゃないですか、そういうところにちゃんと気づける方、そういう存在の方、存在というかそういう方っていらっしゃいますよね。例えば学校でも「はい!はい!はい!」って手を挙げれる人もいれば、挙げたくても分かってるんだけど挙げれないとかいう人の、そういう人たちの気持ちの動きというか、心に気づけるような人がいいなって思ってます。それを何というのかわからないんですが、そういうどういう言葉でまとめるか、今思いつかないんですが。
大竹: なるほどですね。そのそれを大切にしようと思われた、そのきっかけになるエピソードとか体験というのはどんなものが過去にあったんでしょうか。
川崎: そうですね、教室で目立たない方と私は結構仲良くなるタイプ。やっぱり自分の意見を言いたいけど言えないっていう方とか、ちょっとみんなと外れた、輪に入れない人と仲良くなるタイプなんです。そこが私が大事にしてるというよりかは、自分の価値を存在感みたいなものを低く感じがちじゃないですか、そういう方って。自分なんてどうせ、自分の意見なんて聞いてもらえないんだとか、私が何か言ったって、なんかもう少数派の意見として重要視されないんだって思いがちだと思うので、私はそこを救いたいって気持ちがすごくあるので。救いたいっていうのかな、きっとそういう思いをしてきたんですよね私も、自分自身が。多分そうだと思います。今でこそ「はい!」って言えるようになったんですけども、そういうことが根本にあるかな、という風に思います。
大竹: なるほど、いいですね。じゃあちょっと次の質問に行きたいなと思うんですけど、コンシェルジュですかね。今度はその部屋に入れた人との距離感、距離をどこに置くのか、というところなんですけど、川崎さんがご自身のコンシェルジュの人にどれくらいの距離を置くかっていうところの基準として大切にしていることってどんなことなんでしょうか?
川崎: 基準ですか。誠実じゃない人は嫌だなと思うので、まあこうだからこうっていうのはないですけど、付き合いする中でちょっと距離を置きたいなとかっていう、ほんと感覚的なところですね。なるほど。だけれども、例えば嫌なことがあったりとか、ちょっと腹の立つことがあったりすると、多分結構多くの方がそうじゃないかなと思うんですけど、自分の心の狭さを恥ずかしいなと思ったりとか、自分の器の小ささを責めたりとかすることがあったりする。私ってなんで人として小さいんだろう、って思う時もあったりするんだけれども、それを今から出てくる言葉ですが、ロックボックスに入れておいていいんだよっていう。要は本当に人を嫌いになっちゃいけない、ってことでもないし、距離を置くことはそんな悪いことではないので、ロックボックスに入れることで、その人の気持ちがすごく楽になるなって思ったんです。自分が楽になったんです。ロックボックスっていう概念を知ったことで、それをコンシェルジュがしてくれるので、基準はないんですが、こうだからこうっていう。
大竹: なるほど。そのロックボックスが、一旦棚上げするというか、保留にするっていうんですかね。なんかそういうことなのかなって、今ちょっと理解をしたんですけど。どうしても白か黒かみたいな、一旦入ってもらったんだけど、それを出すかどうかみたいな、判断を自分に課すというか迫るっていうのって、すごくやっぱりしんどいな、っていう風に感じるんですよね。
川崎: 出さなくていいんです。出すことはできないから。出口ないので、「Who’s in Your Room?」の中は。
大竹: そうですよね。
川崎: 出て行っていただきたいけど出せないので、であればロックボックスの中に入れてっていうことですね。なるほど。やっぱりもうこれから縁を切ろうと思ったとしても、自分の中で切ったつもりでも、例えばこういう会話だったりとか、何かされたことだったり、自分がしてるかもしれないですけど、そういうことは消えないですよね。その関係性を断ち切ることはできない。出ていただくことはできないけれども、その関係性を続けるために続いていってしまうので、そのために必要なロックボックスっていう感じ。
大竹: 人間関係っていうのは長期的なプロセスで考えるものだと思うので、自分自身の状態とか相手自身の状態や状況っていうのも常に変化をしていく。その中で今ロックボックスに一回入れるんだけれども、いつか鍵を外して、また近くに来てもらえる、そういうタイミングが来るのかもしれないなっていう風に今聞いてて感じました。
川崎: その面白いエピソードが、このロックボックスっていう概念をマイズナー博士に伝えたのはお母様なんです。マイズナー博士のお母様が「ロックボックスに入れればいいのよ」みたいな感じで、どういう口調かはわからないですけどね、伝えられたっていうのが書かれていて、これは自分の息子さんを守るためというか知恵というか、そういうものだったのかなっていうことに驚きましたし、なるほどって思いました。
大竹: 川崎さん自身の少女時代というか、今も少女だと思うんですけど。
川崎: そういうのいらないです。
大竹: いらないですか、ごめんなさい。過去にね、ロックボックスに、もしかしたら入れた人もいるかもしれないし、そこから、また出てきてもらって近しい関係になった方もいらっしゃるんじゃないかなと思うんですけど、そんなエピソードがあればもしよかったらシェアいただけますか。
川崎: 遠い少女時代、エピソードがそんなにないかもしれないです。私結構パンって断ち切る方なんです。
大竹: じゃあもう出口ある感じなんですね。
川崎: 出口は壁壊して作る感じです。出てってくださいってなります。
大竹: そうなんですね。
川崎: 多分それぐらいまで、ギリギリまで我慢してしまうタイプなんです。嫌とかすごいストレスを。だからロックボックスどころじゃなかったかもしれない。とはいえ本当に数年後で年も重ねれば、あの時は私が未熟だったな、って感じることもあったりして、またその関係が温まるっていうところも、もちろんあったりもしますけれども、そういうのが具体的じゃなくて申し訳ないです。
大竹: なるほど。じゃあもし今まではそういう、どっちかというと白黒はっきりさせるみたいな、出てってもらうみたいな考え方だったと思うんですけど、過去に遡れるとしたら、その時にロックボックスの概念、この考え方を知っていて、一旦そこに入っておいてもらう、でも自分の人生の中にはいる人だと扱うと、そういう考え方ができていたとしたら、川崎さんの人生に今どんな影響があったと思いますか。
川崎: もっと自分は苦しまなくても済んだのかもしれない。そんな苦しんだわけじゃないですけど、悩んだりしなくてもよかったかもしれないな。もしロックボックスって存在を知っていればっていうのはありますね。やっぱりさっき言ったみたいに、自分を責めたり、心の狭さだったりとか、人としての器の小ささを恥ずかしいなと思ったりとか責めたりとか、悔やんだりとかっていうところもたくさんあったので、そういう概念を知っていれば、もっと違ったかもしれません。
大竹: 分かりました、ありがとうございます。この本に書かれていることのポイントですね、まとめた部分が「はじめに」というところにあったので、そこをご紹介したいと思うんですけど、あなたの意識・無意識が人生におけるすべての人間関係をどのように捉えているかを理解する方法、あなたにとって意味のある人間関係を定義する方法、あなたと関係のある人々があなたの思考・感情・行動にどのような影響を与えるかを見極める方法、あなたの部屋で人々がどのように関わり合っているのかを理解する方法、誰を部屋に迎え入れるか、その人たちが何をもたらすか、そして誰を入れないかを判断する方法、あなたにとって親しい相手でもそうでない人でも、部屋の中の最適な場所に居場所を決める方法、すでに部屋にいる人々や部屋に入ろうとしている人への対処法、強引にあなたに近づこうとする厄介な人への接し方、相手に悪い印象を与えずに「NO」と伝える方法、こんなことが書かれているんですけど、川崎さんの人生の中で、これに関連するようなエピソードがもしあれば、今日お話しいただきたいなと思うんですけど。
川崎: ありがとうございます。私、結構コミュニケーション上手ってよく言われて、イギリスでもマスターオブコミュニケーションって言われたことがあるんですけど。
大竹: そうなんですか?
川崎: そうなんです。なんだけれども実は、私20代の時に本当に人として欠陥があるんじゃないかと思い続けて、悩んでいた10年間が実はありました。
大竹: 10年?
川崎: 10年結構長いんですけど、それは何と言っても仕事の面ですけど、3ヶ月以上の仕事が続かないっていう。仕事は会社勤めもしたことはあるんですけど、そこは1年半最初はすごい我慢してやったんですけど、その後辞めた後、結構派遣でも働いてたりしていたんですが、派遣も3ヶ月がマックスっていうことに、だんだん自分は気づき始めまして、3ヶ月経つと誰かと揉めたりとか辞めろって言われることもなく、正社員に毎回声をかけていただくぐらいちゃんとした関係性は保っていたんですけど、自分が3ヶ月以上持たないので、全部お断りして次の仕事を始めるという感じだったんです。でも世間の方がちゃんとお勤めをして生計を立てているのに、これができない私って何だろうって、絶対何か欠陥があるんだと思ってたんです。人として何かがおかしいって思って、いろんな本を読んだりとかしたんですけど、人に相談することはなかったです。結構長く悩んでいて、10年間ずっとそれを悩んでたんです。だけども33歳の時に、夫がロンドンに赴任になって引っ越した時に、向こうでライターっていう職業に出会うんですけども、そこでフリーランスっていう働き方に出会った時から、私の人生が変わり始めたんですけど、それはなぜかっていうことに気づいて、そこから本当に私自分の人生を生きていると思えるようになったんですけど、後から思い出すと、やっぱりその会社勤めだったりも派遣もそうですけど、人間関係が固定されてる中がダメだったんだなってことに気づきまして、自分の中に例えばこの「Who’s in Your Room?」っていう本なので、部屋にすると、この方と一緒に過ごしてくださいねって、自分の部屋にボンって何人かの人をボンって入れられる、私も誰かの部屋に押し込められるみたいなことで、逃げ場もない、逃げ出したわけじゃなかったんですけど、その状況が多分ダメだったんだなって、気づいた。フリーランスになると、この方とお仕事をしたいとか、それを自分で選べたりしますし、あとちょっとこの方苦手だなと思っても、例えばそのプロジェクトが終われば、その方との関係はそこで終わるので、フリーランスになってから、すごく生きるのが楽になった。この方は苦手だなっていう方も、別にそのプロジェクトが終われば、ちょっと距離を置いたお付き合いをすればいいので、それによってすごく楽になったなって。今の仕事ってもう28年間続いて、3ヶ月以上何やっても続かなかったのに、今の仕事28年続いてるので、多分そこが一番大きなポイントだと思うんですけど、このWho’s in Your Room?のお仕事に関わらせていただいた時に、私はこれをフリーランスになってからやってたんだな、できるようになったんだなってことに気づいた。どなたをその部屋に入っていただいて、部屋に入ってきた方との距離感をコンシェルジュが、この方はここ、この方はここみたいな感じで、自分の中で距離を置けるようになって、うまくコミュニケーションを取れるようになったんだなっていうことに、この本に関わらせていただいて、それに気づきました。これをやってたんだ無意識に、やれるようになったんだっていう。
大竹: なるほど。
川崎: 例えばこれ入ってきただけの方じゃなくて、ポーチで待っていただくっていうのもあるんですよね。だからそういういろんな選択肢が、この本の中でもありますけど、入ってきた人とどういう関係なのか、入ってもらいたくない方はポーチにいてもらうとか、「NO」と言うとかっていう、そういう選択肢がこの本の中で紹介されていて。私は本当に10年間、長く悩んでいた時間があったんですけど、生きづらさだったり人間関係とかで難しいなって感じていらっしゃる方は、この概念を一回取り入れると、すごく生きやすくなるんじゃないかなっていう風に感じたってことが、私の中の答え合わせというか、欠陥品じゃなかったんだなっていうことに気づいたっていうのは、すごく大きな収穫でした。この本に関わらせていただいたことで。
大竹: じゃあその長年人間関係において自分が、欠陥品なんじゃないかって思っていたことの答え合わせが、この本によってできたっていうことなんですか?
川崎: そうなんです。これをやってたのかって思いました。
大竹: なるほど。ちなみに、ちょっと聞きたかったんですけど、10年悩んでいた中で、誰にも相談しなかったっていうお話があって、結構不思議だなって思ったんですけど、それはどうしてだったんですか?相談する相手がいなかったのか、このことは相談するようなことじゃないなと思ってたのか、どういう考えだったのかなと思って。
川崎: 絶対恥ずかしかったんだと思うんです。人様がちゃんとやってることが私にできないっていう。これは夫にも理解されませんでした。やっぱりずっと会社勤めをしている人なので、夫は「なぜそれができないの?」みたいな、別にそんな否定的ではなかったです。なぜそれを君はできないのかってことではなかったんですけど、夫にも相談はしてなかったです。本当に本とかインタビュー記事に救いを求めてたんですよ。同じような方がいないのかっていう感じで、でもどこにも答えがなかったんですよね、10年間。自分でだからコントロールというか、コントロールという言葉が合ってるかどうか分からないんですけど、それができないと嫌だったんだな、きっと。
大竹: 自分で選択しているというか。今までの川崎さんの仕事のビジネスキャリアを聞いて、今の川崎さんをすごい理解できたような気がしていて。
川崎: 本当ですか?どういうことでしょう?
大竹: いや僕、川崎さんを見ていて、誰とでもこの人はうまくやれる人なんだな、すごい器用な人なんだなっていう風にすごく思っていたんですけど、多分それって短いプロジェクトの中でいろんな人と出会っていって、いろんな人と仕事をしなきゃならない状況で、その中で一定の成果を求められる状況、それをすごくたくさんいろんな場面を経験して、その中で磨かれてきたものなのかなっていう風に思って。その答え合わせが私はできたので、理解が進みましたというのが一つですね。もう一個質問があって、そんな中でBNIに関わられて、今何年でしたか?
川崎: 5年目になります。
大竹: 5年目ですよね。BNIって長期的な人間関係、信頼関係の中で、お互いのビジネスとか人生の応援をしていこうという組織だと思うんですけど、そこに対して生きづらさというか、人間関係がある意味、固定されるというか、そういうことに対する抵抗とかはあったと思うんですけど、それが結果今続いてるっていうことは、ちょっと今不思議というか、気になったのでお聞きしたいんですけど。
川崎: 私も不思議でならないんです。本当にどうしてここは続いているんだろう。そしてこれからも続いていくイメージが、自分の中にあって、なんでなんでしょうね。多分「ギバーズゲイン」っていう理念なんじゃないかなって思います。多分今までこの人はちょっと無理っていう方は、それこそ本当に何か自分ファーストの方だったんじゃないかなって振り返るとそう思います。だけど、そういうことではないですよね。ギバーズゲインっていう理念を理解した上でのコミュニティスタイルの方々が集まっているわけだから、そこで嫌な思いをすることがあまりなかった、無いまま今まで来ているような気がしますし、特にDNAチームに入れていただいているということもあり、本当に嫌な思い…まあその嫌な思いって、私がどなたかに嫌な思いをさせている可能性はもちろんあるんですけれども、それが今までもうここは嫌だっていう、その10代20代の頃に何をやっても続かない自分が感じていた、いうようなことは一度もないです。
大竹: なるほど。
川崎: むしろそれこそ同じ価値観の方々と、それはもう同じ理念なので、同じ価値観っていうことだとは思うんですけど、でも同じ価値観の方だけで集まっていても、私は成長がないっていう風に思っています。違う価値観の方々と時間を過ごす、お仕事を一緒にさせていただくということで、お互いに磨き合うというか、仮に相手にそれはしないな、ということをされた場合は、自分がそういう価値観なんだなということが、より強く浮き彫りになる、私はこういう価値観を大事にしているんだなということに改めて気付くというか、そういう成長の場として捉えているからかもしれないです。
大竹: 成長させてくださっているというか、根本にギバーズゲインという価値観というか、よりどころがあることによって、自分の感情的にカミソリアンジーになっちゃうこととかはあるんだけれども、でも、そこのよりどころがあるからその中でも人間関係を継続していこうっていう風に、前を向けるっていうんですかね。そういうことはあるんでしょうかね。
川崎: そうですね。きっと分かり合えるっていうのが前提にあるような気がします。
大竹: なるほど。ありがとうございます。この答え合わせは、また今後も続いていきそうな気がしますので、今後の川崎あゆみさん、アンジーさんの変化が楽しみです。
川崎: ありがとうございます。カミソリにならないようにしていきたいと思います。
大竹: カミソリも楽しんでますので大丈夫です。
川崎: ありがとうございます。
大竹: ありがとうございます。じゃあそろそろ終了に向けていきたいなと思うんですけど、この本の出版に関わっていて、この「Who’s in Your Room?」という概念を理解されたと思うんですけど、今後この本に書かれている内容をどう実践して役に立てていくか、それが自分の人生とかビジネスにどんな影響を与えるのかというところで、お話をお聞きしたいなと思うんですけれども。ちょっと質問が長かったかな、ごめんなさい。どんなふうに実践していくか、この本を通じて得られる知見というか内容を今後どのように活かしていきたいと思われているのか、お聞きしたいなと思っております。
川崎: この「Who’s in Your Room?」って、チャプターデベロップメントのトレーニングだったりとか、トレーニングの中でもよく聞かれる言葉ですし、チャプターを大きくしていくときにも使われる言葉だと思うんですけど、みんな言葉でしか知らないというか、本があったのね!みたいな。例えば本当にその存在だけしか、あなたの部屋に誰がいますか?っていうところだけしかなんか届いてない気がするので、こういうことですよってことを、よりその本の内容をチャプターの皆さん含めトレーナーをさせていただいているので、そこも含めてこの概念を皆さんにお届けしていきたいなっていう。それをどんな風にお届けするのか考えないといけないですけれども、届けることでよりこれって、本当にその人が自分の人生をより豊かに生きるための考え方なので、それをメンバーの皆さんにお伝えしていきたいなっていう。それぞれの人生が豊かになるということもそうですし、チャプターがより質の高い、皆さんの人生がそれぞれ豊かになる。そして成長してチャプターも皆さんが豊かになっていく。豊かなチャプターというか、質の高い人生を送っている人たちの集まり、みたいな風に繋がっていけばいいなと思うので、そこをどんな風に伝えていけばいいでしょうかね、ということを大竹さんに相談させていただきたいと思います。
大竹: そうですか、ありがとうございます。今日お話をお聞きしていて、これは人間関係をどう円滑にしていくかということ全般の話であって、BNIの中だけではなくて、自分の事業で関わる人全般だったりとか、家族だったり友人だったりとか、自分のプライベートの人間関係すべてに生かすことができる、そういう内容になっているんだな、という風に思いましたので、ぜひ多くの方に、これを読んでいただいて、より良い人間関係を作っていく。多分悩みのほとんど100%が人間関係という風に言われているので、それをより良くしていくことは、自分の人生の質を高めていくことそのものにつながっていくので、より多くの人に手を取って頂きたい、という風に感じました。今日はありがとうございます。
川崎: ごめんなさい、最後に。最後にもう一回、自分の部屋に誰がいるかもそうだし、自分は誰の部屋にいるかっていうことを考えると、すごくいいきっかけになると思うので、自分がロックボックスに入っていませんようにみたいな感じ。
大竹: 確かにその視点も大事ですね、確かに確かに。その方の部屋に歓迎されているか、その方の人生を豊かにできるような存在だったことを、逆に考えるとてもいい機会になりました。
川崎: ありがとうございます。すごい大事な視点だったと思います。自分の部屋に誰を入れるかだけではなくて、自分が誰の部屋に入っているか、そしてどういう存在であるのかということを見つめ直すことによって、自分の人生だけじゃなくて、相手の人生の豊かさというか、質を上げるために自分ができることは何なんだろうかということ、それを考えることも同じくらい重要だなという風に感じました。ありがとうございます。大切な視点でした。ありがとうございます。安さんにお戻しします。
安: はい。とても貴重なお話をありがとうございました。まさに川崎さんの実体験から来るものも、お話の中に混ぜていただいたことによって、私もお話を聞いていて、なんとなく概念で持っていた「Who’s in Your Room?」のその考え方だったり方法だったりというのが、またさらに一段と深まったような気がいたします。私もこの言葉は非常にパワーがあるので、多くの方がおそらく知っていると思うんですが、自分自身が誰の部屋にいるかっていう概念はすごくユニークだなと思いましたし、私もまたその観点で、様々なBNIだけではなくて、事業の中でも考えてみよう、と思ったきっかけになりました。ありがとうございます。今回「Who’s in Your Room?」の日本語版が新しく発売されております。今回お話をいただいた川崎さんも編集協力等で関わっていらっしゃるので、ぜひ皆さんお手に取ってご覧になってみてください。このポッドキャストでも、この「Who’s in Your Room?」の日本語版についても、お話を深めていく予定です。改めまして大竹さん、そして川崎さん、ありがとうございました。
大竹: ありがとうございました。
川崎: ありがとうございました。
安: 最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week!




