第43回 世界を変える目標設定術(2)

前回は、

  • 目標を立てるということの意味
  • 目標を達成できない理由
  • 本当に自分が望む目標を立てるための作業
  • 自分のコア・バリュー

043

今回は、正しい目標設定について。

自分が本当に望む目標を設定するにはどうしたら良いのか。

 

まず、あなたの人生の3つの領域を決める。

例えば、ブレア・シンガーが紹介していたのは、

  1. 個人/家族
  2. ビジネス/仕事
  3. 自己成長

まず最初のステップは、それぞれの領域について、3〜5つの目標を設定。目標の期限は、6〜9ヶ月を推奨。目標というと詳しい方はSMARTゴールという手法を思い浮かべるかたも少なくないが、この時点では自分が本当に望む目標を導き出すことが目的なので、具体的でなくても、測定可能でなくても構いません。

 

例えば、私の1番の『個人/家族』の領域での目標の一つは、『睡眠時間を充分にとる』というのがあります。安さんはどうですか?

はい、私は、『感謝を伝える』ということを目標にしています。

 

2番目の、『ビジネス/仕事』の領域では、私は、『パフォーマンスの高いチームを作る』です。安さんは?

『メールのレスポンスを早くする』です。

 

3つ目の『自己成長』では、私は『英語のプレゼンスキルを高める』です。どうですか?

『経営に関する数字に強くなる』です。

 

素晴らしいですね!

 

この3つの領域それぞれに5つずつ目標を書き出す作業が終わると、全部で15個の目標になります。

ここでブレアが推奨しているのは、毎週、できれば同じ曜日の同じ時間に、この15個の目標を、再度書き出す。同じものをもう一度書く。これを毎週です。そうすることで達成できる可能性が格段に上がるそうです。

 

次に、それぞれの領域において5つの目標から、1つだけ最もあなたが達成したい目標を選んで丸で囲んでください。

そうすると各領域から1つずつ、全部で3つの目標に絞り込まれます。

 

そして更に、その絞り込んだ3つの目標の中から、最も達成したい目標を1つ選びます。

この最後に選んだ目標こそがあなたにとって最もフォーカスするべき目標です。

この最後に残った目標を、Most Definite Purpose (MDP) と言います。最重要目標という意味ですね。

このMDPに常にフォーカスをして、それを達成することに全力を注ぐ。そうすると、他の目標も不思議と達成されていきます。

 

この今お伝えした手順を、3〜4ヶ月ごとに繰り返してください。つまり、新たに15個の目標を書き出して、3つに絞り込んで1つのMDPを導き出す。前回と重複するものも出てくると思いますが、それは構いません。

 

もう一つブレアが強く推奨していた大切なことがあります。それはコーチをつけることです。そうすることでアカウンタビリティを保つことがよりしやすくなります。

前回、触れましたが、「環境は意思よりも強い」ので、コーチをつけることでサボったり、挫折したりしてしまうリスクを大幅に減らすことができます。私も、すぐサボってしまうので、コーチについてもらっています。

 

最後のメッセージ:

まだ目標設定をしていない人はもちろん、すでに終えている人も、今一度前回・今回でご紹介した手順を追ってみてください。そうすれば世界を変えることも簡単かも知れませんね。

第42回 世界を変える目標設定術

年初でもあるのでタイムリーなトピックではないかなと思いますが、今年2017年の目標設定はされましたか?

Goals word on note pad stick on blank colorful paper notebook at workspace, year resolution concepts

このポッドキャストをお聞きの皆様もすでに設定された方もいれば、まだこれからだよという方もいらっしゃると思います。実は最近私もご存知の方も多いと思いますが、ブレアシンガーのウェビナーで、「Champion Level Goal Setting Webinar(チャンピョンレベル・ゴールセッティングウェビナー)」というウェビナーに参加してきました。

ウェビナー詳細:
https://www.facebook.com/events/1838463279765640/

それが結構良かったんですね。このタイミングで是非皆さんにもシェアをしたいなという事で、世界を変えるBNIのビジョンに沿った形で目標設定術をシェアさせていただければと思っています。

 

まず最初に一つ質問。目標設定というのは、どういう意味を持っていますか?言い換えると、目標設定をしない年と、目標設定をした年ではどういう風な違いがあるでしょうか?

目標を立てた年の方が良い結果になるという事ですよね。

 

では、もう一つ質問させてください。目標設定をする年が何年も重なっていって10年経った場合と、目標設定をしない年が何年も重なっていって10年経った場合。どんな違いがもたらされそうでしょうか?

目標があるとその目標を達成するために行動していくので、結果的に最短距離で結果を出すことができると思います。もしその目標がないままきてしまうと、その行動自体もあっちこっち寄り道をしながら蛇行して10年を過ごす事になるので、結果的に売上ですとか利益に差がついてしまうと考えます。

 

実は、ブレアも同じような事を言っていました。目標設定というのは、車でいうとハンドルみたいなものだと。人生における目標、それがハンドル設定だと言っていましたね。それが、とても印象的でした。

一方で、こんな話もしていました。多くの場合、目標を設定してもそれを達成できない場合も少なくない。目標を達成できなかった事はありますか?

目標を設定しても達成できないというのは、どういう原因がありそうでしょうか?

 

自分自身の意志が弱い?

 

いくつかその理由をシェアしてくれていましたが、そのうちの一つに面白い言葉がありました。

「環境は意志よりも強い」という言葉。これは、バックミンスター・フラーという博士の言葉です。人の意志はすごく弱いので、簡単に意志を曲げてしまうということは誰でも経験があると思うんです。ところが、その環境を変えてやらざるを得ないような状況に自分を追い込むと達成しやすくなるという意味だと思います。

 

もう一つ目標達成を失敗してしまう理由としては、誰もが頭の中に持っている「Little Voice(リトルボイス)」という問題ですね。ここでLittle Voiceを初めて聞く方もいると思うので少し説明させていただくと、小さな声という意味ですね。もう少し分かりやすく言うと、「弱気な声」。例えば何か目標を立てたんだけれども、「お前なんかにできるわけないぞ〜」みたいなもう一人の自分、ネガティブな自分がいて、頭の中で囁き続けているっていうような状況です。

一方で、ポジティブな自分もいて、天使のような自分が「きっと君ならできる!」と繰り返し言ってくれているわけです。その悪魔と天使が戦い合っていて、残念ながら悪魔が勝ってしまうという事が少なくなくて。そういった場合に目標が達成できない場合が多いという風に言っていました。

 

それともう一つ、目標達成できない理由として挙げていたのは、そもそも設定した目標が間違っている。もう少し分かりやすく言うと、実は設定した目標を望んではいない。

ここは、自分をちゃんと理解していないという事から起こる事なんだそうです。

 

実は自分が望んでいないのに目標だと思い込んで設定してしまう事を避けるために、目標を立てる前にいくつか自問自答していただきたい質問を3つご紹介したいと思います。

 

まず1つ目。

是非質問に関する答えを書いてみてください。

もし、自分が絶対失敗しないという事が分かっていた場合、その場合にどんなチャレンジをしたいですか?チャレンジというのは目標だったり、何か大きなプロジェクトだったり、夢だったりするかもしれません。どんなことにチャレンジ出来そうでしょうか?

 

2つ目の質問。

もし100億円というお金が転がり込んできて、経済的な自由が一時的にでも得られたら何をしたいでしょうか?どんなことをしますか?あるいはそのお金で何かを買う?

 

3つ目の質問。

もし、お医者さんにあなたの余命はあと6ヶ月ですと言われたとしたら、どうでしょうか?どんな人と、どこで、どんな風に過ごしたいと思いますか?その時の情景をイメージできるでしょうか?

 

以上、3つ。実はこの質問に対して答えるという作業をしていく上で、本当に自分が大切にしているものが見えてくる事があります。それをやった上で、目標設定のためのステップに行くというのが有効だという事です。私も実際にやってみました。

 

次のプロセス。

今度は自分が大切にしているコアバリュー。基本的価値観と訳しますが、その大切にしているコアバリューを5つ書き出してみるという作業をしました。

 

例えば・・・(安さんの場合)

感謝の心を持つ

常に笑顔でいる

自分から他者と関わる

人の良いところを見る

Positive Word(前向きな言葉)を使う

 

ここで注意事項。あまり時間をかけずに、直感的に浮かんできたものをどんどん書き出していくという作業をしていただくのが良いということです。

 

例えば・・・(大野の場合)

貢献

楽しみ(Fun)

健康

本物(上質)

 

コアバリューを書き出す作業も、目標設定の直前の作業として有効だと思うので、是非やってみて下さい。

次回(予定):具体的なゴール設定

 

 

 

 

 

 

 

 

第41回 世界を変えるのはだれ?

参照:第7回、第8回、英語版 Episode 397

概要:

Changing the Way the World Does Business™

世界のビジネスのやり方を変える

  1. 世界ってなに?
  2. 世界を変えるのはだれ?

group of kids looking at globe at school isolated in white

本文:

世界とは

日本、地域、業界

自分の仕事をし世界

生きている世界

仕事をしている世界

 

安さんのストーリー

 

BNIのビジョンだけれどもだれが世界を変えるのか?

マイズナー博士?

CEO?

BNIという会社?

BNIメンバーひとり一人

 

安さんのように業界をより良くしたい

そこに貢献したいという思いや志を持つBNIメンバーがどんどん増えていったらどんな変化を世界にもたらすことができるか?

 

日本だけでなく、世界中のBNIメンバー21万人が同じような志やビジョンを持って毎日仕事をしていったら?

 

つまり、世界を変えるのは?

今このポッドキャストを聴いてくださっているあなたです。

 

メンバーの1人1人が自分が関わっている業界にどんな貢献がしていけるか、そこに志を持つ事が大切。よりたくさんのメンバーが同じ志を持つ事で、大きな事「世界を変える」事が実現できる。

 

メッセージ:

自分にとって『世界』というものが何なのか?

その世界に対して、自分がどんな影響を及ぼせそうか?

そのためにどんなチームを作ればいいか?

 

第40回 BNIはネットワークビジネス?

参照:英語版 Episode 215

今回のタイトルに使われている質問、実は私も聞かれたことがあります。

やはりそうなんですね。BNIのメンバーが誤解していることは考えにくいですが、外部の人がそう誤解している場合がありますね。

ネットワークビジネスはマルチレベルマーケティング(MLM)、連鎖販売取引、マルチ商法とも呼ばれますが、ディストリビューターと言われる販売員が多段階に報酬を受け取れるシステムです。

Large group of silhouette business people in nodes connected by many network lines

BNIはそういう組織ではありませんね。メンバーが招待したビジターがそのチャプターのメンバーになっても報酬がもらえる訳ではありませんし、メンバー間で交わされたリファーラルによって成約しても紹介料などがやりとりされる仕組みにはなっていません。

 

ではBNIではネットワークビジネスをされている人はメンバーになれるのでしょうか?

 

答えは、他の専門分野と同様に、メンバーシップ委員会の審査で承認されればメンバーになることができます。

 

以前、BNIチャプターでネットワークビジネスの方はお断りというような言葉をウェブサイトなどに掲げていたところがありましたが、BNIのルールとしてはNGです。男女、国籍、肌の色、職業によって差別することは許されていません。

逆に言えば、信頼できるネットワークビジネスの方はBNIでもメンバーとして歓迎されるべきです。ただしチャプターで登録する専門分野は、その会社の商品やサービスの販売に限定されていて、『ビジネスの機会』を売り込むことは許されません。

 

なぜか?

 

このガイドラインは様々な国のBNIメンバーで構成される国際顧問理事会において次のような背景から作られました。

 

ご存知の通り、各専門分野から1名のみ参加ができるというメンバー枠があります。

ネットワークビジネスの人が複数チャプターに存在していても、彼らが扱う商品やサービスが重複していない限り問題ない。しかしながら、彼らのうちの誰かが『ビジネスの機会』について話し始めると、そうした『ビジネスの機会』というもの自体が競合してしまって問題になりうる。

かつて何年ものあいだ繰り返された問題は、一つのチャプターにおいて一人のメンバーが『ビジネスの機会』についてプレゼンし始めると、他のネットワークビジネスのメンバーもみんな同じようなプレゼンをし始めるのが常だったそうです。彼らは『ビジネスの機会』を売りたいので。

 

そういう歴史的背景があって、BNIメンバーによって構成される顧問理事会は、ネットワークビジネスの会社や組織に所属するBNIメンバーが商品またはサービスについてのみ定例会で言及することを許すことにしたのです。

 

1-2-1ミーティングにおいてネットワークビジネスのメンバーが商品やサービスの話だけでなく、『ビジネスの機会』について触れるかどうかは、押し付けがましくしなければ、そのメンバー次第だとマイズナー博士は言っています。これは日本においては多少の物議を醸すかもしれない部分ですが。

 

なんでそんな話をポッドキャストで取り上げるのか!と怒り心頭の方もリスナーのメンバーの皆さんの中にいらっしゃるかもしれませんが、個別のミーティングにおいてどんな会話がなされるかまではコントロールすることはできないとさえ言っています。もっともな話だと思います。

 

私が個人的にときどき心配しているのは、ネットワークビジネスのメンバーが、チャプターのプレゼンテーションの中で、セミナーに招待するのを見かけることです。

 

これについても気をつけなくてはいけません。もしセミナーの中で『ビジネスの機会』についての話があって、事前にそれを知らされずにメンバーやビジターが招待されるとクレームになる可能性があります。

 

いずれにしても、ネットワーキングというものが狩猟ではなく農耕のプロセスであって、信頼関係を構築するためのものであることを忘れてはなりません。もし人を信頼できれば、その人が扱っている商品を信頼でき、そうすれば、ビジネスの機会についても1-2-1で教えて欲しいと思うかもしれません。

BNIのメンバーを顧客というよりも、リファーラルパートナーとして扱うべき。もし、誰かメンバーが、所属するBNIチャプターを顧客がいっぱいの部屋として扱ったら、彼のリーチは部屋の中のメンバー止まりになってしまう。一方で、チャプターを価値の高いリファーラルパートナーとして扱えば、彼らを通じて、数百から数千の人へとリーチが格段に伸びる。


メッセージ:

チャプターにおいてネットワークビジネスの人はゆっくりと時間をかけて関係を作っていくことが大切。商品の良さを知ってもらって、それを誇りに思うこと。自分から『ビジネスの機会』を売り込むのではなく、相手の人から、「どうやったらこれをビジネスとしてやれるのか?」と聞かれるようになれば、正しい方法が取れているということ。

 

 

第39回 昨日の服は着てはいけない

参照:Episode 236: Behaviors & Credibility

チャプターにおいてメンバーの誰もが何らかの行動をしていて、それが、それぞれのメンバーがどんな人であるかを示している。

その行動によってビジビリティやクレディビリティを上げたり下げたりする。

people, business, fashion and clothing concept - close up of man fastening buttons on shirt sleeve at home

チャプターにおいてビジビリティ(認知度)とクレディビリティ(信頼度)を高めるための行動についてのガイドライン

  1. 早く(会場に)到着する
  2. 準備を怠らない
  3. ふさわしい身だしなみをする
  4. オープンネットワーキングでビジネスの話をする
  5. 質の高いリファーラルを提供する
  6. 受け取ったリファーラルをフォローアップする
  7. メンバーサクセスプログラムや他のスキルトレーニングを受講
  8. ギバーズゲインの心構え(マインドセット)を持つ
  9. ビジターを同伴する
  10. 生産性の高い1-2-1をする

リーダーシップチームやサポートチームのミーティング準備を手伝ったり、メンバーやビジターを歓迎する。

こういった行動が、チャプターを気にかけているという証。

BNIの6つの伝統の中にもこれが含まれている。

メンバーサクセスプログラム(MSP)と1-2-1の重要性を理解していない人が多い。最も1-2-1をやっている人が最も稼いでいる(英語版 Episode 191を参照)最も見落とされている行動は、早い時間に到着することで、それはあなたがどれだけチャプターの他のメンバーたちを気にかけているかを示すもの。

クレディビリティを損なう9つの行動

  1. 遅刻をする、早退する、無断欠席する
  2. プロ意識の低い、又は準備せずにプレゼンテーションをする
  3. 昨日の服を着ていく
  4. オープンネットワーキング中に不平不満を言う
  5. 質の高いリファーラルではなくリードでリファーラルパートナーの時間を無駄にする
  6. リファーラルをフォローアップしない
  7. 質の低いサービスを提供する
  8. ビジターを同伴しない
  9. メンバーやビジターに売り込む

対面でいきなり売り込む機会として異業種交流やネットワーキングを使っている人が多すぎるし、それは強力な人脈を作る適切な方法ではない。忘れてはいけないのは、ネットワーキングというのは狩猟ではなく農耕のプロセスであるということ。誰もが買いたいと思ってはいるけれども、誰も売りつけられたいとは思っていない。

BNIメンバーの間で最も驚くべき行動は、リファーラルをフォローアップしないこと。

BNIは、経営者や起業家が、「もっと頑張って働く(harder)」というよりも「もっと賢く働く(smarter)」ことができるようにして、信頼を築くことを助けるのに最適なシステム(メカニズム)。

チャプターにおいて、学習コーナーなどで取り上げて頂いて、自分たちはどこが上手くできているのか、どこをもっと良くできそうかということを話し合う機会を持ってはどうでしょうか。