第28回 規定やルールが全てか?

あるメンバーが、元メンバーをビジターとしてチャプターミーティングに招待しました。

招待したメンバー曰く、事前にメンバーシップ委員会に問合せたところ、『BNI規定にないから問題ない』との回答だった。

これを前例として、その後、同じように元メンバーを招待しようという動きがありました。ところが、この元メンバーは、当時、今もチャプターに在籍しているメンバーとの関係がこじれて退会している方で、当事者からしたら、「できたら会いたくない」のは当然。結局事情を説明し、そのメンバー納得の上ビジター招待は断念してもった。

メンバーの中には、BNIの規定に書いてないことは全てOKなんて言い出す人もいて、何か内規的なものを作る必要性を感じてる。

こういった「内規の決定プロセス」と「元メンバーの扱い」についてアドバイスを頂けませんでしょうか?

今回のメンバーの方からのご相談からは、2つの重要なメッセージが導き出せる。

1つ目は、規定やルールをどう扱うかという事、もう一つは、BNIのメンバーシップの価値をどう維持するかということ。

いずれも大きなトピックなので2回に分けてお話したい。

今回は、まず一つ目の規定やルールの扱い。

BNIのチャプターやメンバーがBNIのメンバーシップからより高い成果をあげるために重要な役割を果たしているのが、規定やルール。

ただ、それが全てではなく、それだけではうまく機能しない。他に何があるのか?

まず、規定やルールを整理すると、倫理規定、一般規定、管理規定、プログラム・ガイドライン、マニュアルに記された手順。そうした文書化されていないが、成功事例や失敗事例(法律でいうと判例)、多くのチャプターの経験則、経験豊富なディレクターコンサルタントからのアドバイスなどがある。

その他に、大切なものとして、BNIのビジョン、ミッション、コア・バリュー(基本的価値観)、伝統、カルチャー、行動規範

こうしたものを環境や器(コンテキスト)とすれば、チャプターでのメンバーのみなさんの活動やそこから生み出されるものはコンテンツ、中味。

 

BNIは規定だけ守っていればいいか?決してそんな事はない。

 

規定やルールも含めた、BNIのコンテキスト全体をしっかり把握して、その環境に沿った行動をしていく事が成果を得るためには欠かせない。

今回のご相談にもあったように、チャプターで少しずつ内規を作っていく必要もある。例えば、一般規定の第6条に、「各チャプターは最低限必要なリファーラル数とビジター数の両方または一方を設定する事ができる」

一度設定すれば、その後ずっと変えなくて良いということではなく、チャプターの成長とともに、この基準も引き上げられるべきもの。メンバー数が増えれば、リファーラルも出しやすくなるため。

 

チャプーの内規をどう作れば良いか?

 

この手順について、文章で明記しているものはない。

これについては、次期役員の選出プロセスを準用。

現リーダーシップチームと前リーダーシップチームで内規の原案の作成を担ってもらい、それを、まず担当ディレクターコンサルタント及びエグゼクティブ・ディレクターによる審査、承認後、チャプターメンバー過半数の賛成をもって成立。参考にしてほしい。

コンテキストの中でも、規定はおそらく拘束力もあり、誰から見てもそれを守るべきというものだが、それだけがBNIのコンテキスト、つまりメンバーが成功するための環境を作っているわけではないということ。

 

リスナーのメンバーへのメッセージ:

今回のトピックをぜひ学習コーナーなどの時間に共有してほしい。規定に書かれていないことは全て許されているということではないし、マニュアルに書いていないことでも、メンバーのみなさんがBNIから得られる成果をより大きくするために推奨されることもたくさんある。

 

第27回 あなたのチャプターは燃えていますか?

参照: 英語版 SuccessNet Online 2016.9.1号、日本語版第25回

Episode 409: チャプターサイクルの振り返り

  • スーパーチャージ・フェーズ(エネルギーに満ち溢れた)
  • エンゲージ・フェーズ(メンバーが積極的に関わっている)
  • 保守(現状維持)フェーズ
  • 停滞フェーズ

今回はチャプターの状態を3つに分けて少し違った視点で。

燃えているグループ(On Fire Groups): このタイプのチャプターは平凡では満足しない。 規模も大きく、所属しているメンバーにとって生産性がかなり高いチャプター。リーダーシップチームはBNIの規定、ガイドライン、システム(仕組み)に忠実に取り組む。メンバーはあらゆるトレーニングを、しかも繰り返し受講。 チャプター内の多くの役割をこなして、いくつもの様々な色のリボンを名札の下につけているメンバーも多く見受けられる。ビジターホスト、エデュケーション・コーディネーター、MSPグラデュエート等々。こういうメンバーの人たちは、しばしばマイズナー博士に会った際に、ポッドキャストのエピソードの番号を口にする。これはもちろん英語版の話だが、日本語版でも同じようなことが起こり始めている。

さらには、コネクトのプロフィールの完成度が高いメンバーが多いのも特徴。顔写真や会社のロゴマークはもちろん、リファーラルにつながりやすい内容が充実している人も少なくない。リファーラルもオンラインでコネクトを使って活発に交わし、毎週の定例会で発表している。こうしたチャプターにおいては、とても有意義な紹介の事例をよく聞きます。結果としてチャプター全体のサンキュースリップ(つまりリファーラルによってもたらされた売り上げ)は、他のチャプターと比べて、常に高い金額を誇っている。

定例会の雰囲気も正に刺激的。高いエネルギーと、とても前向きな態度がにじみ出ている。彼らはディレクター・コンサルタントの提案の殆ど又は全てに耳を傾ける。GAINSシートを活用した1to1なども積極的。エデュケーション・コーディネーターはサクセスネットの記事やBNIポッドキャストを毎週定期的に振り返る。

協力的で前向きなカルチャー、当然仲もいいが、同時にアカウンタビリティーも保たれていてビジネスにつながりやすい環境になっている。ビジネスを目的にしているが、体系に忠実である事の重要性も理解している。 もっとも重要なこととして、目的であるビジネスを生み出すことや、そのために体系に忠実であることを言い訳に、仲間とともに楽しい時間を過ごしたり、強い関係を築くことをなおざりにしない。

On Hold: 形だけやっているふりをしている、必要最低限のことをしている、平均的な結果を得ている。

In a Hole: 穴にハマっているように見えるチャプター、欠席率が高く、メンバーに責任ある行動をとらせておらず、つまらない定例会で、強いメンバーを守れず、彼らがチャプターを去る結果になってしまう。

殆どのチャプターは、以上の段階やサイクルを経験するが、本当に成功しているチャプターは、他の二つの状態よりも、『燃えている(on Fire)』状態でいる時間がより長い。

まとめ: 自分が所属しているチャプターがどの状態にあるかを見極めてみる。もし『保留(on Hold)』状態であれば、担当のディレクター・コンサルタントにどうしたらチャプターを『燃やせる』かを相談してみよう。

何十もの国に何千ものBNIグループが存在している。その多くのグループから学んだことは、情熱と、体系と、アカウンタビリティー、そしてカルチャーの正しい組み合わせが、チャプターを機能させるということ。 英語の慣用句で、『車輪をあらためて発明しようとするな』というものがある。BNIのプロセスは、提供されているツールやサポートを効果的に活用するチャプターに対して、とてもよく機能するはず。

第26回 名前を覚えられない?

今回は、「名前を覚えられない?」と題してお送りします。

参照: ivanmisner.com 9/6の記事

マイズナー博士は、人とのコミュニケーションの基本として、

1.アイコンタクト

2.自分の話よりも相手の話を聞く事

3.人の名前を覚える事

が大切だと話しています。

「人の名前を覚える」には、どのようにしたらよいのでしょうか?

マイズナー博士が記事の中で紹介しているある人から教わった「4つのステップ」とは?

第25回 チャプター生き残り大作戦!

第25回 チャプター生き残り大作戦!

 

参照: 英語版 Episode 409 Chapter Cycle, 日本語訳『チャプターサイクル』で検索

http://www.bni-yc.com/episode-409-chapter-cycles/, Episode 143: “Addition by Subtraction”, Successnet Online(英語版)Addition by Subtraction – Why less is sometimes more

http://successnet.czcommunity.com/?p=478

 

チャプターの生き残りというテーマ

 

これまでに日本で、いくつのチャプターが発足したか? 答えは、307チャプター。

今、このポッドキャスト収録時点で、国内で活動しているチャプター? 238チャプター。

 

日本の10年間のチャプター生存率: 78%

つまり22%は、そのチャプター生命のどこかの段階で、息絶えてしまっているというショッキングな事実。

 

Episode 409: チャプターサイクル

  • スーパーチャージ・フェーズ(たっぷり充電された = エネルギーに満ち溢れた)
  • エンゲージ・フェーズ(メンバーが積極的に関わっている)
  • 保守(現状維持)フェーズ
  • 停滞フェーズ

 

それぞれのフェーズにおける、メンバーのチャプターの状況に対する取り組み方で、いいフェーズの期間をより長くしたり、早い段階で対処することで停滞フェーズを避ける、または殆ど感じさせないでやり過ごせることが、これまでの多くのチャプターの事例からわかっている。

 

20%を超えるチャプターが消滅してしまっている事実に向かい合うこと、なぜそれらのチャプターが無くなってしまう結果になってしまったのかという原因を分析することが大切。

 

消滅したチャプターの共通点

  • 温度差の拡大
  • 目的のズレ

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事例1:

13人になってしまったチャプター

7名と6名に真っ二つの状況

 

事例2:

13人になってしまったチャプター

目的が共有され、メンンバー間の温度差が殆どない状況

 

同じ13人でも中身は全く違う二つの事例

Episode 143: Addition by Subtraction 減らすことで増やす

 

チャプターを存続させるために最低限必要なことは、チャプターが作られた目的である、『BNIの仕組みを使ってメンバーのビジネスを発展させること』が少なくとも全メンバーによって尊重されていること。

 

メンバーになった動機はそれぞれ。

 

安さんがメンバーになった一番の動機は? 人脈の拡大

大野がメンバーになった一番の動機は? 人前で話せるようになりたい

中には、飲み友だちを作りたい、学生時代の部活のようでワクワクしたからとか、面白そうという理由でメンバーになった人も少なくない。

 

ただ、チャプターが存続するためには、そのチャプターの目的である、BNIを使ってメンバーのビジネスを拡大するということが、メンバーになった動機は皆それぞれ違うけれども、尊重された関わりかた、行動、振る舞いがされていることが欠かせない。

 

メンバーの皆さんへのメッセージ:

 

どんなにメンバー数が多くても、チャプターが作られた目的が尊重されていないと、あっという間にメンバー数が減ってしまって、存続の危機にさらされてしまう。

 

日頃から、定例会の中で、定期的に、チャプターの目的を再確認して、それをすべてのメンバーが尊重してチャプターに関わることをコミットしてもらう機会を作ることを強くお勧めします。

 

それが定着したら、できればチャプターのビジョンに落とし込んで、さらにチャプターの基盤を強固なものにする。そこまでできればチャプター消滅について心配する必要はないフェイズにすることが可能と言える。一つのやり方として、その目的に対する各メンバーの態度や姿勢を、更新審査の基準にするというのも良い。

第24回 どのバージョンのBNIをお使いですか?

安さん、パソコンはどのバージョンをお使いですか?

 

Windows 10 とMac OS10です。

 

最新のOSですね。

IMARIC20160805210023_TP_V

では、BNIのOSはどのバージョンをお使いですか?

 

えっ?

どういう意味ですか?

 

Windows はどんどんアップデート、バージョンアップされています。

BNIも同じようにどんどんアップデートされてバージョンアップしています。

 

Windows 1.01は西暦何年にリリースされたか?

実は、1985年、BNIが創立された年

 

わかりやすい例としてはトレーニング

2006年に日本でスタートした時は、イギリスの英語のマニュアルを翻訳して自宅プリンターで印刷したものをホチキス止めしたマニュアルだったり、

リーダーシップチームやサポートチームのトレーニングは英語のまま、イギリス人がトレーナーをやっていました。

トレーニングの種類も少しずつ今のように増えてきました。

きちんと印刷会社で印刷、製本されたりという見た目だけでなく、

MSPのよに歴史の長いトレーニングのマニュアルもちょくちょく変更や追記がされたり、MSP2.0ができたりもしています。

 

先日、あるチャプターのメンバーの受講履歴を確認する機会が。

2007年にMSPを初めて受講して以来一度も再受講していない人

とうぜんGivers Gainブックは手にしていない

 

2007年というと9年前。WindowsでいうとまだXPが主流でした。

 

一方で、新メンバーがチャプターに入ってきて、最新版のトレーニングを受講。

同じ、一つのチャプター内で、バージョンが違うBNIのOSを使っている人たちがゴチャ混ぜ状態。

 

どういうことが起こりそうですか?

 

新しいバージョンのトレーニングを受けたのに、古いバージョンのメンバーからメンタリングを受けてバージョンダウンしてしまう。

かつて書記兼会計が担当していた仕事を今は、ビジターホストが担当することになっているが、それを知らない古いバージョンの人がいたり。

更新の手順が変わっているのに、古いメンバーは知らないとか。

同じチャプター内でBNIの話が通じないような状況に。

 

特に、リーダーシップチームやサポートチームのトレーニングは、とても進化のスピードが速い。マニュアルのアップデートも6ヶ月ごとに毎回され、トレーナー向けのオリエンテーションも6ヶ月ごとにあって、ベテラントレーナーも毎回受けるくらい。

 

そろそろ終わり。

 

メンバーへのメッセージ

 

BNIのリソースは全てGMVを実現することに使われている。

 

GMVって?

 

Greater Member Value メンバーにとってのより高い価値という意味。

 

常に、どうしたらよりメンバーシップの価値を高められるかが最優先事項。

 

トレーニングやそのプログラムのバージョンアップも例外ではありません。

 

ご自身のメンバーシップの価値を最大限活用するというだけではなく、チャプターの他のメンバーのためにも大切。一人のメンバーが最新のトレーニングを受けていないと、周りの人たちのBNIのバージョンや価値を下げてしまう。
自分自信のより大きな成功のためはもちろん、他のメンバーの成功の足かせにならないように。