第214回 人脈畑を耕そう

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第214回は人脈畑を耕そうと題してお送りいたします。

安: さて、大野さん、大竹さん、今回もよろしくお願いいたします。

大野:お願いします。

大竹:お願いします。

安:今回のテーマが「人脈畑を耕そう」ということなんですけれども、大野さん、どんなお話でしょうか。

大野:はい。これは前回の、ネットワーキングからもう少し掘り下げていこうということなんですけど、「人脈畑を耕そう」という今回タイトルにしているんですけども。前回の確かチャットGPTの回答の中にも、新しい人とのつながりを作るというのが、人脈を広げるということの、目的として説明があったと思うんですね。ただ、ネットワーキングって、新しい人との出会いを作るだけじゃないんですよね。実はもうすでに知っている人、もうそれこそ長年お付き合いのある人との関係性を深めていくということも含めてネットワーキングだと思うので、そこを改めて、重要性というのを一緒に話していければと思います。

大竹:今の話に関連してなんですけど、最近やってみたワークがありまして、私たちのリージョンのDNAミーティングというのを毎月やってるんですけど、先日そこに、千葉セントラルリージョンの関さんに来ていただいて、人脈畑を確認をする、ワークをやっていただいたんです。思い浮かぶ方の名前を挙げていくんですけども、まず家族、親族から始まって、学生時代の友人という形で始まっていくんですけれども、すごく良かったなと思うのは、例えば家族の顔を思い浮かべて名前を書いて、その次に考えるのは何を与えてもらったのかということを書き出す、ゲインの方です。その次にギブの方です。何を与えることができたかということを書き出していく。最後に関係性ということで、どういう関係性なのか、いいのか悪いのかも含めて、どれぐらい前に、例えばコンタクトをしたのかとか、そういったことを書き出していくということをやったんです。そのワークをしてみて気づいたんですけれども、ゲインの方、与えてもらった方は結構書き出せるんですけど、与えた方、ギブの方がパッと出てこなかった人がやっぱいるんです。これはまずいなと、もう本人に聞こうと思って。例えば私は妻に対して、何をギブしてるかってことが出てこなかったんですね。なので、「これはちょっと聞いてみよう」と思ったというのがあります。ゲインすることに関しては、自分がもう与えてもらったことなのですぐわかるんですけど、ギブできていることについて確認をするってすごく大事だなというふうに感じました。

大野:今のお話は、リストということですよね。

リストを作るというと、営業のために取られる手法だと思うんですけども。これ大事なステップなんですよね。ただ今回、多分大竹さんもシェアしてくださったのは、自分が役に立つ場合と、あるいは助けてもらう場合の両方について、思いを巡らすというか、思い出すという作業なので、すごく面白いし、意義深いですよね。

大竹:そうですね。今回、人脈畑ということで、畑という風に、言ってると思うんですけど。自分の畑を定期的に、管理するというか、見直すことってすごく重要だと思うんですよね。私、田舎に住んでいるので、畑の状態で、その家の方の信頼がやっぱ変わってくるんですよね。

大竹:ちゃんと管理している方はその地域からの評判が上がるんですけど、ほっといているとどんどん評判が下がってくるというのがありまして。畑だったら、目に見えるんですけれども、人脈とか繋がりというのは目に見えないので、リストアップという形で1回目に見える形にして俯瞰してみるってすごく重要だなという風に感じました。

大野:既に知ってる人たちとの関係性を深めるって言いましたけれども、これそんなに難しい話じゃなくて、さっきみたいに何かを頼るとか、お願いするというのも、これ実は畑を耕すことになると思うんです。小さいことをちょっとお願いしてみるとか、あるいは逆に小さいことなんだけども、役に立とうとする姿勢を見せるとか。例えば以前、私の知り合いに薪ストーブの販売をされている方がいたんですよ。薪ストーブに関する新聞の記事を見かけたので、「あ、きっとこの人、こういった記事を関心を持って読まれるんだろうな」と思って、「もしかしたらもうすでにお読みかもしれないですけど」って言って、その切り抜きの部分をデータとしてお送りしたりとかしたんです。それはなんてことない、すぐにできちゃうことなんだけども、気にかけてくれているというのをお互いが知ることで、関係性って深めることができると思うので、何かあって一緒に食事をしなくちゃいけないとか、あるいは大きな貢献をしなくちゃいけないとかって考える必要がなくて、連絡をするというだけでも、ちょっとした、土に鍬を入れるみたいなことになると思うので、やっていくといいんじゃないかなと思いますね。

安:確かに。そういう風に考えてみると、耕していくというのは結構身近なところにたくさん、やり方が転がっているのかなと思いました。「どんな風にじゃあ耕していけばいいんだろう」って。結局、そこのファーストステップを作り出せていない人もまだまだ多くいるのかなと思っていて。でも、ちょっとしたそういう記事を見つけて、「こんなのあったよ」って伝えるだけでも、それは大きなネットワーキングの最初のステップになるのかなって、思いました。

大野:なのでやっぱりリストを作るところからぜひ始めていただきたいと思うんですけど。リストを作ったらその数がまずは少なくてもいいと思うんですよね。まずその人たちと連絡を取り合う。そしてあるいは1to1でもいいですし、会い始める。その会った時に、あるいはZOOMでもいいんですけど、話をした時に、相手の人が今どういった目標を持っているかとか、夢を持ってるかとか、あるいはどんな困りごとがあるかとか、そういった相手を気にかける、そういった姿勢でいろいろと聞いてみる。そうすると距離が縮まるだけじゃなくて、自分がその人の役に立てる場面というのが、もしかしたらイメージできるかもしれない。その結果、お役に立てるかもしれないというところだと思うんですよね。そうすると何が起こるかというと、さっきのリストの活用法というところになるんですけども、相手の人が持っているニーズによって、もしかしたら自分が提供している商品とかサービスが役に立つかもしれないし、もしかしたら自分の所属しているチャプターの他のメンバーの提供している商品サービスが役に立つかもしれないし、もしかしたらその方がミーティングに来てもらうことで、ビジターとしてそれが何か、その人にとって大きなヒント、きっかけをつかむことにつながるかもしれないし、ということだと思うんですね。なのでもちろんBNIじゃなくて、BNI以外の人、BNIの外の人にお繋ぎするのが、その人にとっての課題を解決することにつながるかもしれないし、全く別の方法かもしれないですよね。なのでリストを作ったら実際にこれを使い始める。いろんなコンタクトマネジメントシステム、CMSというのがあると思うんですけど、そういったものを使って、相手の人の今の関心事だとか夢だとか目標みたいなのを記録しておいて、適切な場面で適切な人を紹介したり、適切な場所にお誘いしたりとかいうことが、本当の意味での「人脈を耕す」ということにつながるんじゃないかなというふうに思いますね。そういうことを繰り返していると実は、リファーラルがどんどんいろんな人に提供できるし、自分のビジターの数を増やすために声をかけるわけじゃなくて、そういうことを意識しなくても、結果としてビジターは来てもらえるようになるので。来てもらうじゃなくて、その人にとって良い選択肢であれば来てもらうという形ですよね。だからその人のために、お越しいただくということなので、決して自分のためにお願いすることではない。改めてチャプターで、皆さんで意識してもらえるといいかなと思いますよね。

安:はい。それではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大竹:そうですね、今日、「人脈畑を耕そう」ということで、畑の状態が日々変わるのと同じように、自分のつながってる人たち、大切な人たちの状況も日々変わっていくものだと思うんです。そこに対して、「十分に気にかけていられたかな」と思った時に、「そうではなかったかな」という風に思いました。ですので、これは定期的に、習慣的に、どういう状況なのかということを、自分の人脈畑の確認をして、自分から耕しに行くということを習慣化していこうというふうに感じました。

安:ありがとうございます。大野さんからもぜひ。

大野:はい。ある人が、「私はこのリストを近々、1000人にすることを目標にしてます」っておっしゃってたんですね。1000人って結構な数だと思うじゃないですか。でも365日で割り算すると、おそらく1日あたり3人くらいって話ですよね。3人の人に、コミュニケーションを取っていくって、まあまあ負担はあると思うんですけど、でもその可能性ってすごく大きいと思うんですよ。1000人の人がどれだけ、いろんな課題や目標、夢を持ってらっしゃるかということを考えると、ご自身が持っている1000人の人脈畑の可能性の大きさというのを開花させるのは、自分のネットワーキング次第ということかなと思っています。

安:はい。まさにリストを作ることも大事だし、そこから行動につなげていくためのリストをアップしていきましょうということですね。私もしっかりとリストを整備してみようと思います。大野さん、大竹さん、ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第213回「ネットワーキングを再考してみる」

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第213回は「ネットワーキングを再考してみる」と題してお送りいたします。

安:さあ、今回も大野さん、大竹さん、よろしくお願いいたします。

大野:よろしくお願いします。

大竹:よろしくお願いします。

安:今回のテーマは「ネットワーキングを再考してみる」ということなんですけれども、再考って再び考えると、漢字の再考なんですが、大野さん、こちらのお話をぜひ。

大野:はい、このネットワーキングというのは、BNIにとってすごく大切な、行動というか、要素になってくると思うんですけども、それを改めてしっかりと確認しておくってことを今回テーマとして取り上げた理由となっています。

安:はい、結構言葉そのものはすごく広い意味に捉えられることが多いですよね。

大野:今回実は、チャットGPTに、聞いてみたんです。プロンプトとしては、ネットワーキングという言葉から連想される行動や目的は何ですか?という質問に対して、世間一般の人たちはどのような回答をすることが予想されるか、想定される回答を20個挙げてくださいと聞いてみました。

安:すごいイマドキですね。

大野:安さんとその回答を共有させていただいていると思うんですけども、いくつか気になるのをピックアップしてもらってもいいですか?

安:はい、じゃあ私が気になったところで、一般的にネットワーキングというと「人脈を広げる」というところかなと。

大野:新しい人と繋がるっていうのは一つありますよね。

安:はい、まさにそうです。それから情報交換をすること。これはお互いの業界の動向やノウハウを共有して学び合うというのがある。

大野:これはたしかマイズナー博士もおっしゃってた3つの人脈の中の、ありましたよね。

安:それからですね、やっぱりビジネスの機会ということでいうと、仕事の機会を探すというのもチャットGPTが教えてくれてるんですけど、これもまさに皆さん考えてらっしゃることですよね。

大野:そうですね。これを聞くと、多分多くの方がイメージされるのは、巷の交流会とかで、いろんな方とお会いして、名刺交換して、そうすると自分のお客さんになってくれる人とか、ビジネスのチャンスを広げるきっかけを作れるんじゃないかということでイメージされる方が多いんじゃないかなと思いますよね。

安:そうですね。一番この辺はやっぱり強い印象を持つ部分かなと思います。あとは、BNIの中でいうと、「異業種の人と交流する」っていうのがありますね。異なる分野の人々とつながって、新しい視点やアイディアを得るというのがありますね。

大野:そうですね。

安:あとは「信頼関係を構築する」とか、「新しいアイディアを得る」とか、こんな話があったり、「自己成長の機会を得る」といったような内容があるんですが。

大野:ほんと多岐にわたっていて、いろんな目的とか使い方、ネットワーキングの使い方っていうのがあるんだなっていうのはわかりますよね。これお聞きのメンバーの皆さんもぜひチャットGPTで、ご自身で似たような質問を、先ほどの同じプロンプトでもいいですし、違ったものでもいいと思うんですよね。ちなみに同じ質問しても違う回答が出てくるっていう話を聞いたことがあるんですけども、これは本当ですか?

安:そうみたいですよ。ある程度は似たような回答が出るようですが、例えば言葉の使われ方が違うとか、項目も今20個っていうふうに大野さん質問されましたけど、その20個の中の構成も結構違っていたりして、いろんな人がやるといろんな答えが出てくるのかなって。

大野:そうですね。

安:そう思いました。

大野:面白いですね。

安:はい。

大野:ぜひやってみていただきたいんですが、今日のこのテーマを取り上げた一つの目的としては、BNIならではのって言ったら変なんですけども、どういうふうにネットワーキングというのを捉えるべきなのかというところなんですが、先ほど交流会の件で話した「自分のビジネスにつなげる」という目的で、そういったネットワーキングを活用する。これは実は、BNIでもそういう部分っていうのは当然あるんですけども、その中で大切だと思うのは、心構えというか、マインドセットだと思うんですよね。

安:マインドセット。

大野:この辺、大竹さん、こういった心構えでネットワーキングというのを捉え、行動するといいんじゃないかというのがあればお願いします。

大竹:そうですね。まずはギバーズゲインという考え方の通りに、自分が相手に何を与えられるのかということ、その姿勢から入るというのがすごく重要だと思うんですけれども、先ほどのチャットGPTで出てきて、ちょっと印象的だったものがあって、「サポートを得る」っていう項目があったんですよね。つまり人に頼るということも、ネットワーキングの一つだということなんですよね。マイズナー博士も意義深い関係構築これはBNIのミッションでもあると思うんですけど、意義深い関係構築を築くと。意義深い関係というのは、「相手に頼る資格があると、頼ることができると、そういう関係性のことを言うんだ」みたいなことをおっしゃってたんですよね。なのでそういうギブギバーズゲイン、ギブだけじゃなくて、そのゲインというところも含まれているといういうことで、すごく考えさせられるなというふうに思ったんですよね。

大野:そうですね。日本だと他の人の手を煩わせたくないっていう、文化があるじゃないですか。なので助けて欲しいとか、そういった言葉を口にするのもなかなかハードルが高い人もいるんじゃないかなと思うんですよね。あともう一つは、先ほど大竹さんがおっしゃってくださった姿勢というところで、「How can I help you」というところだと思うんですよ。
もしかするとメンバーの皆さんって、チャプターのメンバーと1to1を重ねていく。それで相手の方にリファーラルという形で与える。それがギバーズゲインの実践だっていう風に解釈されている方も少なくないんじゃないかと思うんですけど、本当の意味では恐らくギバーズゲインってチャプターに限定されるべきものではないと思うんですよね。
一つの生き方って言ってしまってもいいんじゃないかと思うんですけど、むしろBNIメンバーとか、外の人とか、ビジネスの中の人とかって区別する必要は一切なくて、日頃からいろんな人に、目の前の人にどんな風に自分が役に立てるかっていうことを忘れずに意識しておく。
そうすると、ネットワーキングっていうものがより意義の深いものになっていくと思うんですよね。間違っても、例えばチャプターのメンバー数を増やしたいから、ネットワーキングして、いろんなところに行って、ビジター候補を見つけてくるとか言うのだと、ちょっと違うのかなと思うわけですよね。あくまでBNIの外の人であっても、他の会だったりとか、他の交流会とかに行ったときに、そのお一人お一人の自分がどういうふうに役に立てるかというところを忘れずに「How can I help you」の、の精神に沿った会話とか質問ができるといいんじゃないかなというふうに思いますね。

安:そうですね。まさにその心があれば、どんな時でも本当にネットワーキングができるようになるなと。私もこのBNIの活動だけではなく、それがきっかけとなって、実際にBNI外のところでもネットワーキングをそんなに意識しなくてもできるようになっているので、これは本当に大事な考え方だし、大事な行動だなと思っています。

大野:そうですね。だから先ほどのビジターの話を先にしてしまってますけど、目の前の人の役に立つ手段というのはいくつか考えられるわけですよね。もちろん、誰かチャプターのメンバーを紹介するとか、あるいはチャプターに来てもらうっていうことで、その人の何か役に立てるかもしれない。一方で、BNIじゃなくて、誰か他の知り合いを紹介するってことかもしれないし、あるいは必要な情報を持っているのであれば、それを提供する、共有するっていうことかもしれないですよね。なので常にBNIの活動に紐づけてないといけないっていうことではないと思うので、そこはもっとオープンに、目の前の人のために何ができるかっていう視点で十分じゃないかなというふうに思いますね。それとこれ次の、予告になっちゃうんですけども。実際にいろんな人と会っていく中で、これはもう先ほど言ったようにBNIメンバーもBNIの外の人たちも含めてなんですけども、「どういったツールとか、あるいはどういった方法で人脈を耕していけばいいのか」っていうテーマで次回お話ししたいと思うんですね。これはBNIのメンバーの皆さんに限らず、全ての人に知ってほしいテーマです。そうすると、日本を変えられるだけじゃなくて、本当に世界を変えられる。それぐらいの可能性を持ってると私は思ってますので。

安:画期的な方法なんでしょうか。気になりますね。

大野:楽しみにしておいてほしいですね。

安:はい、ぜひ皆さんに引き続きポッドキャスト聞いていただきたいと思います。それではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大竹:はい。今日は「ネットワーキングを再考してみる」ということで、ネットワーキングについて深く考えてみたんですけど、最初は、私も人脈を広げるとか、ビジネスのつながりを作るっていうイメージでいたんですけども、最近は人との関わり方を変えるっていうことなんだなということを、今日大野さんの、話を聞いてても思いました。人とどう関わるかっていうのは、多分一生涯これから、生きていく中でどういう人生を作っていくかってことに関わってくると思いますので、すごく今日は、感慨深い回だったなというふうに思います

安:はい、ありがとうございます。大野さんからも改めてよろしければ一言お願いできますでしょうか。

大野:はい。先ほどチャットGPTのいろいろな回答を見させてもらって、すごく興味深く見てましたけども。結局その先ほどの、どうしたら目の前の人に役に立てるか「How can I help you」の精神っていうのが大前提にあって、それに沿った、コミュニケーション、会話をしていけば、その結果、先ほどのチャットGPTが回答してくれたような目的とか、あるいは結果をもたらすことができるはずなので、そこの大前提を、常に忘れずにいろんな方のお役にたっていただけたらと思いますね。

安:はい、ありがとうございます。まさにBNIだけではない、本当に普段の生活でもとても重要なお話が今日も伺えました。大竹さん、そして大野さん、ありがとうございました。

大野、大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第212回 「あなたのヒーローは誰?」

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

【参照】日本語版
第210回 あなたの人生にはどんな人が登場しますか?

第212回は「あなたのヒーローは誰?」と題してお送りいたします。日本語版のエピソード210をご参照ください。

安: それでは大野さん、大竹さん、よろしくお願いします。

大野、大竹:よろしくお願いします。

安:今回は「あなたのヒーローは誰?」ということなんですけれども。大野さん。

大野:はい。

安:ぜひ、このお話をしていきましょうか。

大野:はい、ありがとうございます。前々回の210回で池津さんに話をシェアしていただきましたけれども、今回改めて「あなたのヒーローは誰?」ということで、もう少し掘り下げていきたいと思っています。

安:はい、。すごくいいテーマだなと思うんですけど、今回のテーマのヒーローというのは、これはどういう方のことを大野さん、指すんでしょうか。

大野:はい、今回ヒーローとして表現しているのは、例えばメンバーの皆さんがこのBNIに関わったきっかけを作った人。ほとんどの場合、スポンサーとか後援者の人たちがこれに当たってくると思うんですけども、そういった人たちにあまり普段改まって感謝を伝えるってことはしないと思うんです。する機会がなかなかない。私もこのBNIを知るきっかけを作ってくださった方は何人かいらっしゃるんですけども、そういった人達に思いを寄せて、実際感謝を伝えるってことをやるのはすごくいいなと思ってまして、これをメンバーの皆さんにも、今回のこのポッドキャストをきっかけに、ぜひ一緒にやっていただけたらいいんじゃないかなと思い、このテーマにしました。

安:素敵ですね。確かに普段活動している中で、毎回毎回、例えばスポンサーの方に感謝を伝えるっていうことは確かにしないな、と今思いながら聞いていたんですけど。これは結構これからも大事にしていかれたいテーマということですよね。

大野:そうですね。やはり何かきっかけがないと、そういったことってなかなかしづらいと思うんですね。かくいう私も、そういった人たちがいるのはもちろんずっと覚えてるわけですけど、実際感謝を伝えるのって何年かに一度しかしてきてないんですよね。だから、こうしたポッドキャストをきっかけに、メンバーの皆さんがそういった感謝の気持ちを今一度思い起こしていただいて、それを伝えていくっていうことをやってもらえたらいいんじゃないかなというふうに思っています。

大竹:私が例えば感謝をお伝えしたいなというふうに思ったのは、最初にBNIに招待をしてくださったのは、エクセルチャプターの後藤さんという方なんですけども、彼のおかげで私はBNIのミーティングに参加をすることができて、今こうしてBNIに関わることができているということがあるんですね。そこをきっかけに、その後、私のヒーローとしては斉藤ひとみさんという方がいらっしゃって、ひとみさんが 2ヶ月間私のことを気にかけてくれて、フォローアップをしてくださって、私は加入する決意をすることができたんですね。その後もメンバー活動で悩むこともたくさんあって、一回退会しようかなという風に思ったことがありまして、その時に助けてくださったのが片岡さんという方なんです。片岡さんのおかげで持ち直すことができて、メンバーになって2年3ヶ月ぐらいの時に、村田さんという方から私の人生を変えるようなリファーラルをいただいて、今の自分があるということで、この四方にとても感謝をしているということなんですね。

安:なるほど。大竹さんのこれまでの活動の中では、たくさんの方が関わられているんですね。

大竹:そうですね。

安:はい、ありがとうございます。

大竹:安さんはちなみにどんな方に感謝をお伝えしたいですか?

安:はい、そうですね。たくさんいらっしゃるんですけど、中でも二人にお伝えしたいなと思うんですが、まず高橋 秀樹さん。BNIのことを最初に伝えてくださったのが本当に高橋さんだったんですが、実際に彼が関わっていたところではなく、私は違うところに結果メンバーとして入ることになったんですけど、そのスポンサーになってくださったのが、生命保険のカテゴリーをやっていらっしゃる吉川 たけし さんという方で、この方に誘っていただかなかったら、立ち上げというものを経験することもなかったかもしれないし、今も続けているかどうかわからないくらい本当に感謝してます。一番彼が言ってくださるのが、「僕の最大の貢献は、安さんをこのリベルタチャプターに入れたことです。」って言ってくださったことが、私としてもすごく嬉しい一言だなって思って感謝してます。大野さんはいかがですか?

大野:そうですね。挙げるとキリがなくなっちゃうんですけども、例えば一番最初にBNIを教えてくれたのは、たまたまその当時イギリスでビジネスをスタートしたばかりの頃に、ビジネスアドバイザーという人も月1で相談に乗ってもらってたんですね。その彼がエディー・オリバーさんっていう人なんですけども、「隣の町でこういったイベントがあるから一緒に行ってみないか。」ということで、私とビジネスパートナーの 3人で行ってきたんですけども、それが今考えるとBNIの説明会だったっていうことですね。新しいチャプターの立ち上げの説明会だったということなんです。

安:はい、すごくびっくりですね。まさかそのきっかけが今ここに至る。

大野:そうですね。もともとマイズナー博士がこのBNIの仕組みを作ってくださってなければ、この3人とも今BNIで繋がるってことはなかったわけですから、彼にもやっぱり感謝を伝えたいと思います。

安:そうですね。皆さんのお話を聞いているだけで、たくさん感謝の気持ちが湧いてきたので、これはぜひメンバーの皆さんやディレクターの皆さんにも、本当にたくさんの方にぜひやっていただきたいですよね。

大野:そうですね。一つのムーブメントとして、「マイヒーロームーブメント」と名付けてはどうかと思ってます。

安:マイヒーロームーブメント。

大野:はい、各チャプターで「いつまでに感謝を伝えましょう」みたいな形で、できれば皆さんで一緒にやってる感を出したいので、動画にメッセージを撮っていただいて。そんな長くする必要はないと思うんですね。30秒から1分ぐらいで全然いいと思うんですけども、それを例えばFacebookだったりとか、インスタとかSNSに投稿していただいて、もちろんご本人にその動画を送るっていうこともぜひしていただきたいんですけども、皆さんが感謝を伝えるってことを一斉にやっていくってことで、いろんな人をそういったきっかけをつかんでもらうことができると思うんですよね。

安:そうですね。すごくいいムーブメントを起こせるんじゃないかなと思いますし、普段なんとなく感謝の気持ちを伝えていたつもりだったけれども、これを機にしっかり言葉で伝えたいというメンバーの方もいらっしゃるんじゃないかなと思いますので、ぜひ大竹さんからもよかったらメンバーの皆さんに行動を促していただく一言を、お願いできればと思うんですけど。

大竹:はい、そうですね。ぜひ #BNIMYHERO という形で投稿していただけると、そのムーブメントがお互いに共有しやすくなるんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひお願いいたします。B-N-I-M-Y-H-E-R-Oですかね。

大野:スペースなしです。ありがとうございます。単数形でいいですかね。

安:はい、ぜひ投稿していただくとすごく大きな動きになりそうですね。

大野:そうですね。

安:はい、ありがとうございます。それでは、ハッシュタグも決まったところでそろそろ終わりの時間に近づいてまいりましたが、大野さん、大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージをお願いします。

大野:はい。せっかくなので、私もこのマイヒーローの動画のメッセージは、私のヒーローの皆さんに向けて発信していきたいと思いますので、ぜひ皆さんも一緒にやっていきましょう。

安:はい、ありがとうございます。

大竹:そうですね。私もすごく照れくさい部分はあるんですけれども、改めて自分が今誰のおかげで今の自分がいるのかっていうことを再認識する上でも感謝をお伝えしたいという風に思いました。

安:はい。大野さん、大竹さん、ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければ InstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week。

第211回 ネットワーキングは短距離走ではなくマラソン

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第211回は「ネットワーキングは短距離走ではなくマラソン」と題してお送りいたします。英語版のエピソード744をご参照ください。

安: 大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:今回もよろしくお願いします。

大竹:お願いします。

安:さあ、今日のタイトルが「ネットワーキングは短距離走ではなくマラソン」ということなんですけども。

大竹:はい。

安:こちらについてお話をしていただけますでしょうか?

大竹:はい。すごく面白いタイトルだなと思われると思うんですけど、これは比喩的な表現だと思うんですよね。私たちが行っているネットワーキングっていうのを競技で例えると「短距離走ではなくマラソンですよ」という話をされていました。短距離走とマラソンの違いってどんなふうに思われたりしますか?

安:そうですね。私、中学校の時に陸上部だったんですけど、短距離走ってだいたい100メートルとか200メートルぐらいで、長距離走になってくると1キロとか、1000メートル以上を表していくようなイメージがあって、そうすると走り方が全然違うんですよね。短距離走だと結構全速力で速く足を回転させるイメージがあるんですが、長距離だと一定のペースを維持しながら長く走れるように、速さというよりもフォームとか走り方のスピードの調整などを、短距離走よりも少しゆっくりに調整しているイメージがあるんですよ。

大竹:なるほど。

安:そういう違いかなと思ったんですけど、どうですかね。

大竹:そうですね、面白いですね。ちなみに長距離走を短距離みたいなふうに走ってしまうとどういうことが起こるんですか。

安:そうですね。 もう途中で走れなくなってしまうんじゃないかなと思います。

大竹:ゴールにたどり着けないっていうような状況になるんですかね。

安:そうです。完走できないまま離脱してしまうんじゃないかなと思います。

大竹:そうなんですね。じゃあ長距離走には長距離走の走り方があって、その方が結果的にはタイムが伸びるというか、早く着くっていうイメージなんですか?

安:そうですね。長距離走が得意な方って、ペースをあまり変えずに、でも最後のラストスパートで少しペースを上げながら走れる、調整している人が最終的にいい成績を残している気がするので。ペースの配分だったりとか、長く走るんだっていう意識づけも大事なのかなと感じますね。

大竹:なるほど、ありがとうございます。これはBNIに当てはめて考えてみたいんですけど。「BNIも長期的なプログラムだ」っていうお話はトレーニングでもされていると思うんですけど。短距離走のように走りきろうとする方もたまにはいらっしゃるんじゃないかな、というふうに思うんですね。もちろんペースを上げる時も必要だとは思うんですけれども、短距離のように走ってしまうと息切れしてしまって、そこで退会されてしまうということもあるんじゃないかなというふうに思うんですね。以前いらっしゃったメンバーさんなんですけど、「私は1年だけやると決めています」と入られて、1年間ものすごい全速力で走られたんですよね。毎週リファーラルとかもたくさん出されていたし、ビジターさんもすごく招待されていたんですけど、1年間たったときに振り返って、結果が自分が思うようには出ていないということで退会されてしまったんですよね。安さん、こんな経験ってありますでしょうか?

安:私自身はもちろん続いているのでないんですけど、周りのメンバーでやはり同じような経験をしている人が多くいたような気がします。

大竹:なるほど、そうですよね。マイズナー博士は、私たちのつながり、人脈、ネットワークを収益性の高いものに変えていくために、VCPプロセスっていうのを提案されています。「まずは知っていただくという段階があって、その後に信頼を築いていくという段階があって、その後にビジネスの収益につながるようなつながりになっていくよ」というプロセスの話をされていたと思うんですけど。これはやはり一朝一夕にはいかないというか、長く時間をかけて耕していくというか、育んでいく必要があるということなんじゃないかなというふうに思うんですね。別の喩えで、「ネットワーキングは狩猟ではなく農耕である」みたいな話は、以前トレーニングではよくされてたんですけど、安さんも聞かれたことあるんじゃないかなと思うんですけど、覚えていることってありますか?

安:あります。一番最初から「農耕型ですよ」ってずっと言われ続けました。「その農耕型でやっていく方が、例えばビジネスの段階やステージが変わってきたときに、やり方を変えることができる」という話を一緒にしていただいた記憶があります。短距離だと方法を変えられないまま全速力で走ってしまうということかなと、そのとき思いましたね。

大竹:ありがとうございます。そうですね。一般的なマーケティングとすごく違う部分なんじゃないかなと思うんですけど。一般的なマーケティングだと、例えば広告を出して、それに対するレスポンス率を上げていくっていうところを、短期で時間を区切ってやっていくっていうような形が多いと思うんですよね。でもBNIの場合、特徴的なのは人との信頼関係を作っていって、それをベースにして新しい顧客と会っていくということなので、人との関係構築にはすごく時間がかかるというところが挙げられると思うんですよね。ただ、一回信頼関係を作っていくと、それがどんどん広がっていく、つながっていくというところがあるのかなというふうに思うんですよね。自分が環境を作った人が、自分の良い口コミをどんどん周りの人に広げていってくれて、それがさらに先にもつながっていく。それによってリファーラル曲線が 二次曲線のように上がっていくという、そんな広がりがあるというところが言われていることだと思うんですね。VCPプロセスっていう話をするときに、情報に例えて説明されているのを聞かれたことはあるんじゃないかなと思うんですけど。最初の一番上が「V」、一番広い部分。ちょっと絞られて「C」。最後に「P」というところでだんだん狭まっていくというようなところなんですけど。この情報で例えると、逆三角形の入り口の広さももちろん大事なんだけど、深さもすごく大事なんじゃないか。新しいつながりを作ることと、その関係性を深めていくっていうことは全く違うことだというふうにマイズナー博士はおっしゃられています。私たちの課題は、「限られた時間の中でバランスをどうやって取っていくのか」ということなんじゃないかなというふうに思います。安さんは、「毎週新しいつながりができていくということ」と、「できたつながりを深めていくという時間を取っていくこと」、バランスを限られた時間の中でどうやって取っていくかということに関して、どんなふうに工夫されていたりとかしますか。

安:まず優先順位を私は意識してるかもしれないですね。例えば、まず新しく出会った方とは本当にはじめましてなので、できるだけ優先的に話を聞くっていうことをやっています。そこから「より関係を深めていけそうだな」とか、例えば「お仕事の中でも親和性が高そうだな」とか、「この人にもっともっと貢献していきたいな」と思った人がいたら、その方と優先的に時間を作るという風にしていますね。もちろんスケジューリングで1日に何件とか、1週間に何件とか、そういったスケジューリングも意識はするんですけども。あまり固執はしすぎずに、「今私がどのように関わっていけば、よりその方との関係を深められそうか」とか、「そこから先の貢献につなげられそうか」っていうことを軸に考えてセッティングをしています。

大竹:なるほど、ありがとうございます。これは視聴者の方のご意見とか体験もお聞きしたいなというふうに思うところなんですけど。私自身がうまくいってなかったなという時に、どうだったかなって。振り返ってみると、毎週のように新しい方との1to1しかしていなかった時、つまり最初の入り口をたくさん広げていくところだけで深めていくっていうことに全く時間を投資できてなかった時、その時はすごく時間を投資してるんだけども、それに対して成果・収益という部分であまり上がっていなかったなというふうに感じています。ここから私が変えていったのは、「1週間で初回の1to1の方の数をちょっと制限をしてみよう」ということをしています。割合をちょっと変えるっていうイメージです。初回の1to1の方の割合を1割から2割ぐらいにして、繰り返し深めていくための1to1の割合を8割ぐらいにしていくというところですね。そうすることによって、もちろん新しい方との関係も作るし、深めていくための時間も投資をしていくというところのバランスを取っていこうということを今はやってたりします。皆さんはどんなふうな工夫をされているか、ぜひコメント等でいただけるとありがたいです。

安:それで言うと、確かに私も関係を深めたいという方に関しては何回も何回も繰り返してますね。あえて1時間とか30分っていう、いわゆる形式的な時間の枠を取るというよりは、ちょっとした数分でも10分でもいいので話をする時間を作るということをやっているかなって、今、大竹さんの話を聞きながら思いました。

大竹:素晴らしいですね。ありがとうございます。初回の1to1で見極めるかっていうのが結構重要になってくるのかなというふうに思うんですよね。「今のタイミングで関係を深めていくべき人なんだろうか」、それとも「もうちょっと時間を置いた方がいいんだろうか」というところを、最初の1to1でなるべく見極められるようになるといいんじゃないかなと思うんですけど。そのためにも1to1シートって表面的な内容だけだとどうしてもお互いに理解が進まないので、どっちなんだろうなみたいな感じで終わってしまうということもあると思うので。以前のポッドキャストでもお話をしたんですけど、私の場合は、1to1シートを交換しておいて質問をしていただくと、その方が今「どこに関心があるのか」とか、「どういう価値観を持たれているのか」っていうことが質問から見えてくる部分もあるので、そうすると、今のタイミングで繰り返して関係を構築していくべき人なのか、それとももうちょっと時間を置いた方がいいのかっていうところがわかってくるかなというふうに思います。

安:そうですね。1to1に限らず、おそらく貢献をするという姿勢を全力でやろうとすると、どうしても短期的に成果を求めてしまう傾向が出てくるので、例えばリファーラルを提供しようとか、あるいは受け取ろうとか、そういったどちらの姿勢に関しても、「とにかく1年で」というふうに区切るというよりは、しっかりと着実に関係性を築いていくという意識で関わり続けていくのが、もしかすると継続的に活動を続けられるポイントになるんじゃないかなと私は思いました。

大竹:素晴らしい。ありがとうございます。マイズナー博士も「何を知っているかとか、誰を知っているかというのはあまり重要ではないんだ」と。「その人のことをどれくらい深く知っているのかということが重要なんだ」というふうにおっしゃっていて、単なる連絡先の数を私たちは増やしているわけではなくて、意義深い信頼関係、お互いの人生を応援し合えるような関係性を作っていくということ。そのために、ネットワーキングということに関しては、長期的に取り組んでいく計画をしていく。「時にはスピードを上げるために、スピードを落とさなければならない」っていう、すごく面白い言い方もされてらっしゃるんです。より遠くに行くために、時間通りに着くために、時にはスピードを落とさなければならない時もあるということなんです。そういうこともぜひ1to1でお互い状況を確認しながら話し合ってみるというのもいいんじゃないかなというふうに思いました。

安:ありがとうございます。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大竹:ありがとうございます。今回は「ネットワーキングは短距離走ではなくマラソン」というテーマだったんですけれども。私はビジネスでも、「もしかしたら一緒なのかもしれないな」というふうに感じました。私の経験なんですけども、もともとITの業界にいたんです。ちょうどITバブルの頃だったので、たくさんのIT企業が生まれて、急成長していって、そしてなくなっていく、ということを経験しました。すごく短距離走のようにものすごい勢いで成長したんだけども、ほとんどが消えていくという体験をしたんです。なので、ビジネスにおいても、例えばお客さんとか従業員の数を一時的にたくさん増やしたとしても、その人たちとの関係構築をおろそかにしてしまえば、それを継続することはできないということなんじゃないかなというふうに思いました。「早く行きたければ一人で行きなさい」と。「遠くへ行きたければ皆と共に行きなさい」という言葉がありますけれども、皆と共に行くというのは、「一緒に行く人たちとの意義深い関係構築をしながら行きましょう」ということなのかなというふうに思いました。「より大きな成果を求めるのであれば、周りにいる人たちとの関係性を大切にすることから始めましょう」というのがこのテーマだったんじゃないかなというふうに感じました。

安:大竹さん、ありがとうございました。最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがだったでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第210回 あなたの人生にはどんな人が登場しますか?

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第210回はあなたの人生にはどんな人が登場しますか?と題してお送りいたします。

安:それでは大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:本日もよろしくお願いします。

大竹:よろしくお願いします。

安:今回は、「あなたの人生にはどんな人が登場しますか?」というテーマなんですが、こちらについてぜひお話をいただけますでしょうか?

大竹:はい、ありがとうございます。このテーマを取り上げようと思ったきっかけからお話をしたいんですけど。先日のハワイのグローバルコンベンションでの、マイズナー博士のお話を聞いたことがきっかけでした。その中で、「なぜBNIのような組織を作ろうと思ったんですか?」という質問に対して、マイズナー博士は「最初は友達を助けたいと思っただけだった」というようなお話をされていました。「そうしたらその友達も周りの人を助けたいと思ってミーティングに招待をしてくれて、チャプターが出来上がったんだ」と。「それが波紋のように広がっていって、最初の3年間で60のチャプターが生まれることになった」というお話をされていました。彼はもともと世界を変えていこうなんて大きなことは考えていなかったんだということなんですよね。最初は自分の身の回りの人を手助けをしたいというふうに思って、それを愚直に実行していったと。そしたらそれがどんどん広がっていって、今のような組織になったんだというお話がとても印象に残っています。この話を聞いたときに、わたしたちBNIに関わるメンバー、ディレクターは必ず「後援者」って呼ばれるメンバーがいるということに思い至りました。その人との出会いがきっかけになって、いくつものご縁が繋がっていって、今ここにいるということなんじゃないかなというふうに思ったんです。これは奇跡のようなもので、それがBNIの素晴らしさなのかもしれないなというふうに思ったんです。私は、人は出会ったものでできていて、今の自分はこれまで出会った全てで、未来の自分はこれから出会うすべてなんだというふうに思っています。誰かが自分の人生に登場してくれたおかげで、今の自分があるということに気づくことができました。

そこで、誰かが誰かの人生に登場するというストーリーをたくさん聞きたいなというふうに思ったんですね。メンバーの皆さんの人生には、どんな後援者がどんな形で登場するのか、それによってどんな化学反応を起こして、どんなふうに人生が変わっていくのか、そんな話をたくさん聞きたいというふうに思って、このテーマを選びました。

安:私もすごくBNIのことを教えてもらった方には感謝をいつも伝えたいなと思って活動もしているわけなんですけど。そういったお話がこの日本全国、そして世界に溢れていたら、もっともっと幸せになっていく人たちも多くいるんじゃないかななんて思っています。今回はハワイのグローバルコンベンションにご参加されていた方の中で、何人かの方に大竹さんからインタビューをされたという風にお伺いしていますけれども。

大竹:はい。

安:今回はその 第1弾として、まず皆さんに聞いていただこうと思います。それではお聞きください。


大竹:池津さん、今日はよろしくお願いいたします。

池津:よろしくお願いします。

大竹:今日は池津さんの「後援者の方のストーリー」ということで、インタビューをさせていただきたいというふうに思います。

池津:はい。

大竹:最初の質問は、池津さんのお仕事の専門分野、そしてBNI歴、それから今BNIの役割についてお聞きしてもいいでしょうか?

池津:はい、ありがとうございます。専門分野は結婚相談業をしております。BNIは丸12年はいまして、13年目に突入というところでございます。今は群馬のリージョンを立ち上げさせていただいて、群馬東リージョンのエグゼクティブディレクターをさせていただいております。

大竹:チャプターにも所属されているということですが。

池津:はい、(東京)港中央リージョンのジャンヌチャプターに所属しております。

大竹:はい、ありがとうございます。次の質問は、今、池津さんBNIに入っていらっしゃると思うんですけど、BNIに入っている現在と、もしタイムマシーンに乗って過去に戻れたとして、BNIに入ってなかったとしたら、池津さんの人生にどんな違いがあったかということを、ビジネス面と個人的なパーソナルな面で2つお伺いしたいんですけれども。

池津:はい、ありがとうございます。もしかしたら両方になるかなと思うんですけど。BNIで一番教えてもらってる大きなことは、貢献っていうギバーズゲインということかなと思ってるんですよね。なので貢献っていうのを意識した人生にはなってなかったんじゃないのかなっていうのが一番大きい。何か人の役に立ちたいとか、やれることがあったらとか、みたいな気持ちはそもそもは持っていると思ってるんですけど、自分では。だけれども、それがどのくらい日常的に当たり前のこととしてやってたかとか、いちいち恩着せがましい感じでやってあげるとか、やってあげたのにとか、なんかそういうようなことを思うようなことがもしかしたら多かったんじゃないかって。そこの自分のマインドの違いっていうのは一番大きいかなっていうのは、お仕事も、例えば家族とかの関係とかにおいても、「私こんなに頑張ってるのに、あなたは何で何でもしないの」とか言ってたかもしれないなとか、そういうのはすごい思います。そこがやっぱり土台を変えてもらったっていうのが一番大きいかなっていう。

大竹:なるほど。それ、すごい大きな違いだと思うんですけど、それを習慣化できた、見返りなく与えるってことを習慣化できたのはなぜだと思いますか?

池津:そうですね。でもやっぱりBNIにいると、すごくそれが当たり前のことにもうすでになってしまっているんですけど。毎週の定例会とか、最初はやっぱり慣れないときはすごく大変だったわけですけど、行くこと自体も大変だったけど。そういう中で日々日々「ギバーズゲインとは?」とか「貢献とは?」とか、自分が、何が誰かの役に立ってるんだろうかとか、そういう学びの機会をいただいて、実践の機会をもらってるっていうことが、例えばそれが家に帰って子供とか自分の仕事のクライアントさんとの関係とかに連動してる、そういう環境に入らせてもらったっていうところかなっていうのは思います。

大竹:池津さんの変化を引き起こした印象的な言葉とか、思い出せるシーンとかってありますか?誰のことを思い出しますか?

池津:そこですね。大竹さんにインタビューをされていて、大竹さんっていうのもなんか白々しい気がしますけど。

大竹:白々しい、いやいや別に。

池津:でも、BNIの活動の中で言うと、ディレクターの人たちがどういうふうに関わってくださるかっていうギバーズゲインだから、自分が、何かを先に何ができるかを考えるんだけれども。それと同時に何か受け取ってるか、何を与えられてるかっていうことっていうと、やっぱり見返りを求めないギブをしてもらってるっていうことが、活動全般、トレーニングもそうだし、ちょっと悩みを相談した時の1to1の時間をとってもらうとか、ほんとすべて1個ずつが積み重なってるなっていう。大きなエピソードっていうのは今思い浮かばないんですけど、自分の中ではやっぱりじわじわ積み上がったもんだなっていう感じはすごいあります。

大竹:なるほど。すでにたくさん受け取っているものに気づくことが一つだということですかね。ありがとうございます。池津さんの後援者の方についてお聞きしたいんですけど、どんな関係でどんな方だったのでしょうか。

池津:私は群馬県出身で、36歳まで群馬にいたんですけれども。36まで群馬にいて、今の結婚相談所の前にやってた仕事の、前職でお世話になってた整体院をやってらっしゃる先生だったんですよね。すごくお世話にもなってたし、仕事も教えてもらっていたりとか、一緒に遊びにも連れて行ってもらったりとかっていうところではめちゃくちゃ仲良くさせてもらっていて、本当に信頼をしている方にお声かけいただいた。

大竹:なるほど。じゃあ目の前にその方がいたとして、感謝を伝えたいとしたら、どんな言葉を伝えるか。じゃあ私がその方だと思って。

池津:実際群馬にいらっしゃる方で、当時群馬から通って、東京に、チャプターに通って参加なさってたんですよね。そこまでするBNIの魅力は何なんだろうっていうのが、私が一番最初に感じた、そこまでして取り組む、それって何なんだろうっていうのが、本当に最初にもらった「WHY」だったんですけど。今群馬にBNIを持って行ったので、実際にお礼を申し上げさせていただいたこともあるんですけれど。本当にあの時のきっかけがなかったら、すごいうるうるしちゃう。

大竹:いいですよ、いいですよ。

池津:本当に今の自分はないですよね。今も、まだリタイアはしてないかもしれないんですけれども、割とゆっくりお仕事をなさってるっていうのは伺っているんですけど。本当に群馬で一緒にBNIが、どんな関わり方でもいいので、私にBNIのきっかけを作ってくれた方ということで、メンバーにも紹介したいですし、感謝とともに群馬でまたご一緒できることがあったら嬉しいです。「よろしくお願いします」と伝えたいです。

大竹:素晴らしい。ありがとうございます。

池津:ありがとうございます。


安:はい、お聞きいただきましたけれども。本当にとても素敵なお話を聞けたなと思いました。大竹さん、いかがでした?実際にインタビューされて。

大竹:そうですね。私もとても感情がこみ上げてしまって、実際自分もちょっと涙を流してしまったんですけれども。これ、素晴らしいなと思うのは、メンバーの方の数だけこのストーリーがあるっていうことなんですよね。日本で言えば1万2千以上のこういったストーリーがあって、世界で言えば30万以上のこういったストーリーが生まれていて、私たちはまだまだそれを知らないってことなんですよね。それをもっともっとたくさん聞いていきたい、発掘していきたいっていう風に思いました。

安:はい、なかなかこのポッドキャストの機会では、全ての方のお話をお聞きすることは難しいんですが。ただ、例えばチャプターという単位だったり、リージョンという単位だったり、その他でもトレーニングや何かのイベントのきっかけで、こういったお話を皆さん同士でしていただけると、また私たちとしてもそのお話を聞く機会に恵まれるんじゃないかなとも思いますしね。いろんな方のご紹介ができれば、もっともっと皆さんにとってのプラスにもなっていくのかなと思いました。この感謝の輪だったりとか、お互いに誰かの人生に登場していくっていうことの積極的な働きかけをしていくことによって、日本のメンバー、それだけじゃなくて世界のメンバーの皆さんにも、もっともっと思いを共有できる、そんなタイミングがあるといいななんて思いましたね。はい、ありがとうございました。
今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければ InstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフォシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.