第140回 忙しすぎるあなたへ

第140回は「忙しすぎるあなたへ」と題して、第83回「忙しすぎてBNIどころじゃない!」のトピックをより具体的な事例を交えてご紹介していきます。

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたします。

第140回 忙しすぎるあなたへ

安:さて、大野さん。

大野:はい。

安:「忙しすぎるあなたへ」これはどういった方に向けてのメッセージなんでしょうか。
大野:そうですね。これは第83回でも「忙しすぎてBNIどころじゃない!」というタイトルで似たようなトピックでお送りしていますけれども、今回はまた、より具体的な事例を交えてご紹介していきたいと思っています。

安:はい。

大野:この「忙しすぎるので辞めようか」という話は、結構よく耳にすると思うんですよね。

安:そうですね。

大野:でもこれって、自分のビジネスのマーケティング活動を辞めるということに等しいですよね。

安:そうですね、はい。

大野:実は私も身に覚えがあるんですけれども、特に個人で事業をやっている人にとっては、深刻な問題になり得ると思うんですね。

安:はい。

大野:私の場合も一時期、かなり大昔の話ですけれども、Webの制作を事業の一部としてやっていたことがあったんですけれども、制作とかクリエイティブな仕事をしている人にとっては、制作をしている期間というのは、ネットワーキングしなくなりますよね。

安:あー、そうですね。

大野:ということは、新規の顧客獲得とか注文を受けたりということができないわけです。

安:うーん。

大野:なので制作が終わって納品をすると、次の仕事がないみたいな状況に。制作とかクリエイティブ系の個人事業主特有の問題かもしれないんですけれども、そういった悪循環に陥るケースが多いように思うんですよね。

安:はい。

大野:この悪循環を抜け出して、仕事や顧客を増やすということが大事だと思います。

安:はい。

大野:英語版の中でもマイク・マセドニオさんが言っているように、自分にとって適切なクライアントのために仕事ができているかどうか。もっといいお客さんがいるじゃないかということですけれども。
もう1つは自分がやるべきでない作業をしてしまっていないか。そういった作業をしてしまっているために、忙しくなっているんじゃないかということを再確認することも大切ですね。

安:はい。

大野:忙しくなったときというのが、自分のビジネスの許容量、キャパというんですかね、これを引き上げる最初のチャンスだと思うので、「さあここで自分はどのようにビジネスを次のステージに引き上げるべきか」ということを考える絶好のチャンスとして捉えていただきたいと思いますよね。

安:はい。

大野:言ってみれば、仕事を増やすためにBNIを活用して、そのおかげで仕事が増えて忙しくなったからBNIを辞めるというのは、これは自分を客観的に見られていないという証拠だと思うんですよね。

安:うーん、はい。

大野:周りから見たら、愚かな行動に映ると思うんですよね。

安:はい。

大野:仕事を増やすために効果的なマーケティング手法を取り入れて、そのおかげで仕事が増えたからそのマーケティングをストップするというのは、ちょっと変ですよね。

安:そうですね。もったいないですよね。

大野:もう1つ言われているのは、許容量を引き上げるというところに掘り下げてみると、自分がやるべき仕事に集中するために許容量を上げるというのは、どういうことがありそうですか。

安:そうですね、まず自分がやるべき仕事に集中することですね。

大野:そうですね。例えば社長だったら、社長としてやるべき仕事というのがあるわけですから、そこに集中する。そのためにどうしたらいいか。あとはクライアントを増やすというのも、許容量を増やすというところにつながると思うんですけれども。そのためにどういった人の力が必要かということをまず考えると、ビジネスが拡大していく最初のステップになると思うんですよね。

安:はい。

大野:人の手を借りるという意味では、例えば業務委託だったり、外注するとか、あるいはスタッフとか従業員を採用する、雇用するということもありますよね。

安:そうですね。

大野:ビジネスを成長させる過程では、欠かせない最初の作業になるわけですけれども、英語版で言っている比喩が面白かったですね。

安:そうですね。

大野:体型が良くなったから、ジムにはもう行かなくていいみたいな。

安:うふふふ。

大野:ビジネスをやる上で、マーケティングを継続するための態勢を作ることと、どんな人たちをターゲットにマーケティングをするか。そして、どんな人たちをマーケティングによって引きつけているかというのが大事なテーマですよね。

安:はい。

大野:経営者が、特に個人事業主が「忙しすぎる」というせりふを言っていたときに、よく目にするケースは、感情的にとか精神的に満たされていない、そういった仕事をしてしまっている。

安:うーん。

大野:あるいは経済的にもあまりいい仕事ではない。それから、そんなに儲からないのに、仕方なくやっているみたいな。

安:あー。

大野:経済的に満たされない仕事をやっているという状況を目にすることも少なくないですよね。

安:そうですよね。

大野:なので、今回の提案は主に2つですけれども、1つ目の提案としては、まず自分の顧客層、現在の顧客層を見直すというところですよね。

安:はい。

大野:まず利益率が十分高いかということ。一緒に仕事をしたい人たちがクライアントになっているかどうか。もしそうでないというのならば、見直すチャンスですよね。

安:そうですね。

大野:忙しくなってきたなというときに、そうした満たされない仕事だったりクライアントを手放すいい機会だと思うので、それによって客層の質を上げるというんですか。その結果、自分が時間を費やすのは、自分にとって最もあるいはより大切な人たちになるわけですから。

安:はい。

大野:もちろん収入も増えますよね。

安:そうですね。

大野:もう1つの提案というのは、先ほど言った許容上限を引き上げるということですから、事業を大きくする、ステップを踏んでいくということですよね。

安:はい。

大野:その方法としては、まず大切なことはマーケティングを止めないということ。そのためには、人手を確保する・業務委託・外注・従業員の雇用というところですかね、選択肢としては。

安:そうですね。

大野:なので忙しすぎると言っている暇があったら、ぜひこのキャパを拡大するというところに意識を向けてほしいですよね。

安:はい。

大野:英語版の中で、マイズナー博士が推奨していることが。よくTo Doリストってありますよね。安さん、作ってますか?

安:私、作ります。

大野:私もよく使いますけれども、マイズナー博士はNot to doですね、Not To Doリストを作ることを推奨されていて。だから「やらないことリスト」ですよね、「やることリスト」じゃなくて。

安:はい。

大野:忙しくなってきたと感じたら、おそらくそれはNot To Doリストに載っている作業をしてしまっているんじゃないかと自分を疑うと。

安:ほー。

大野:これは私もやろうと思います。

安:私もやりたいです、これ。

大野:何か仕事とか作業をやっているときに、必ずなんでこれを自分がやっているのかって疑問を自分に投げかける。

安:はい。

大野:マイズナー博士も20年ぐらい前に、国際本部のオフィスにある全てのパソコンに、なんとマイズナー博士がウイルス対策ソフトをインストールしていたという話。

安:えー!

大野:びっくりですよね。

安:想像するだけでもびっくりですね。

大野:私も何を隠そう、5年ぐらい前だったかな?セキュリティソフトですね、アンチウイルスとか。十数台のパソコンにインストールの作業自体はスタッフにやってもらったんですけれども、どのパソコンにちゃんとインストールされていて、そのソフトがそれぞれいつ更新を迎えるかみたいなのを、スプレッドシートにまとめて管理しようとしていましたね。

安:あははは、そうなんですか!

大野:そういう作業というのは、ほかの人に任せて、ほかに社長としてすべきこととか、経営に集中した方が良かったなって、今だからこそ思うんですけれどもね。

安:はい。

大野:もう1つマイズナー博士が勧めてくださっていたのは、退会インタビュー。イグジットインタビューっていうものですね。

安:はい。

大野:「忙しすぎて、ちょっと辞めようと思うんだ」というメンバーがいたときに、「どうして辞めるのか伺ってもいいですか?」と聞くんだそうです。

安:はい。

大野:大体、答えが「忙しすぎるんですよ」と。リファーラルをたくさんもらっちゃって。

安:あー、前向きな理由ですね。

大野:そこでマイズナー博士が言うには、同じ質問なんだけれども、違った聞き方で異なった回答が得られるという質問法を紹介してくれています。

安:はい。

大野:「ほかに理由はありますか?」と聞くと、「いや、ないですよ。それだけです」「分かりました」と言って、ほかの質問をいくつかした後で、また「もしほかにも理由があるとしたら、それはどんなことでしょうか?」と聞き直すんだそうです。言葉を少し変えてね。

安:あー、はい。

大野:それを繰り返していると、メンバーの人が「分かりましたよ、もう、本当の理由はですね、チャプターのメンバーにお金を貸したのに返してくれない人がいて、毎週その人の顔を見るのが嫌になったんです。それで辞めようと思ったんですよ」

安:わあ!

大野:みたいな話が聞けたらしいんですよ。これは本当の話らしいんですけれども。

安:はい。
大野:つまり辞めるべきでない人が辞めようとしていたことが分かったわけですよね。

安:はい。

大野:そこで「メンバーシップ委員会に相談しに行きましょう」と言って行ったところ、その委員のメンバーの1人が、「えっ? あなたからも借りていたんですか? 私からも借りてますよ」みたいな話になって、結果として、ほうぼうで借金をしていたメンバーは除名になって、貸していたメンバーは残ることになったんで、良かったわけなんですけれども、そういった話があります。結構イグジットインタビューって大事なんですよ。

安:そうですね。そこでチャプターの課題が浮き彫りになることもありそうですね。

大野:そうですね。退会届というのを日本でも使っていますけれども、そこに書かれている理由のほとんどは、私はうそとまでは言わないですけれど、主な理由ではないと思います。なので、本当の理由を聞いてあげるというのは、大切なプロセスだと思いますね。

安:そうですね。これはぜひ取り入れてみたいなと思います。

大野:はい。

安:それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。

大野:はい。もし皆さん自身が「忙しい」と思ったら、ぜひビジネスセンスというんですか、経営センスでしょうか、それをもって考えていただきたいと。忙しいから辞めるというのは、ビジネスを大きくするための正しい選択ではないわけですよね。

安:はい。

大野:だからそこを、今一度考え直してほしい。ビジネスを拡大するための正しい選択肢、自分にとっての正しい選択肢は何なのかということを考えてほしいということが1つ目。

安:はい。

大野:もう1つ、ほかに本当の理由があるんだけれど、それをなかなか言えないという方もいらっしゃると思うんですね。

安:はい。

大野:でもぜひメンバーシップ委員会に、あるいはディレクター・コンサルタントでもいいかもしれません、相談していただきたいですよね。

安:うーん。

大野:言いにくいことかもしれないんですけれども、実は同じような目に遭っている人がほかにもいるかもしれないので、ぜひ放置しないで相談してほしいですね。

安:はい。

大野:自分以外で、チャプターメンバーが「忙しすぎる」と言っているのを耳にしたら、ぜひその人に本当の理由を探ってあげていただきたいと思います。

安:はい。

大野:このポッドキャストのリンクをぜひその方に送っていただいて、聞いてもらえるといいかもしれないですね。

安:そうですね。そうすると本当の理由がまた話しやすくなるかもしれませんね。

大野:はい。

安:ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

安:今回もBNIジャパンナショナルディレクターの大野代表と、私BNIメンバーの安紗弥香でお送りいたしました。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたしました。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week。

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