第83回 忙しすぎてBNIどころじゃない!

参照:英語版 Episode 534: I’m Too Busy for BNI

提供:
コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社チームビルディング研修のJCTBの提供でお送りいたします。

大野:時間がないとか、BNIにかける時間がない、本業が忙しすぎるという話をよく聞くんですけれども。
どうですかね、BNIというのは本業の一部であるという認識が大切だと思うんですけれども。まさにその本業のマーケティング活動から、BNIの時間と本業の時間の区別というか、分けてしまうというところに課題があるように思いますよね。

Stressed business man rushing in the office

安:はい。

大野:では本業に支障をきたしてしまっているという、その原因として考えられるものにはどういうものがあるかというところから考えていくと、
まず、そうですね。質の低いリファーラルを求めている、普段。あるいは、質の低いリファーラルを受け取っている。つまりは、求めるべきリファーラルの優先順位とか、計画性の問題ですよね。

安:はい。

大野:あとはどうですかね。

安:あとは、やはり、その質の低いリファーラルが来るというのは、プレゼンテーションの影響があるんじゃないかなと思いますけれども。いかがでしょう。

大野:そうですね、質の高い、より自分が求めているリファーラルをもらうためには、プレゼンテーションがしっかり準備されていて、計画ができていないといけないという事ですよね。

安:そうですね。

大野:もう一つ、これはビジネスの発展のプロセスとして大事なこととしては、チーム作り、つまり、チームビルディングができていないということも考えられますよね。

安:はい。

大野:つまりは、人を採用するとか、あるいはその社員でなくてもですね、業務提携だとか業務委託、あるいはその下請け先の開拓とか、場合によってはその信頼できる同業者との繋がりなんかもビジネスを発展させる、あるいは拡大させる上で欠かせないプロセスだと思うんですね。

安:はい。

大野:では、今回英語版でも紹介されているBNIに投資する時間から得られる成果というものをですね、最大化する方法というのを4つ紹介してくれていますので、ちょっと一緒に見ていきましょう。

安:はい。

大野:まず1つ目は、より質の高いリファーラルをもらうという事ですね。

安:はい。

大野:リファーラルにはいろんな段階があるという風に言われていて。例えば、10の段階があって、その一番下の10というのは、これが一番質の高いリファーラルとしたら、もうすでに成約されていると。

安:あ〜。

大野:まぁ、成約されているものだけがリファーラルというわけじゃないんですけれども、リファーラルの中でも最も質が高いというのは、もうすでに成約されていると、それに等しい状態ということが考えられると思うんです。そういったリファーラルをもらえるように、定期的にもらえるようになれば、本来だったら成約するまでにですね、自分で色々とクロージングまでの時間を投資しなければいけないわけなんです。それをやらなくて済むというわけですから、大幅に時間の節約ができるという事ですよね。

安:はい。

大野:つまりは、より質の高いリファーラルを求めるということで、時間は作り出される。あるいは、十分に確保できるということが言えると思います。

安:はい。

大野:これが、1つ目ですね。で、2つ目は、プレゼンテーションの準備ということで、色々とですね、アイデアをシェアしてくれています。安さん、準備ってどういう風にされていますか?

安:私の準備は、第55回のPodcastでも少しお話をしたと思うんですが。

大野:はい。

安:年間計画を立てて、その時期その時期にターゲットになる方に向けてのプレゼンを考えるということをやってますね。

大野:効率の良い組み立てというか、効率の良いプレゼンテーションの準備だと思うんですけれども、今回紹介されているのがですね、例えば、4つとか、あるいは場合によっては10個くらいのプレゼンテーションを一つの塊として準備しちゃいましょうというようなことを言ってますよね。

安:はい。

大野:例えば一つのテーマだったりとか、シリーズと言うんでしょうかね。そういったプレゼンテーションを一度に作ってしまうということで、時間の節約になるという風に紹介してくれています。

安:はい。

大野:これ良いアイデアですよね。

安:はい。

大野:ですので、まとまった時間をとって、例えば今後2ヶ月くらいの、ですから8回分くらいあるわけですけれども、プレゼンテーションをまとめて作ってしまうということで、先ほど安さんがおっしゃってくれていた計画的なプレゼンテーションの準備というのと同じように、効率化できますよね。

安:はい。

大野:はい、では3つ目ですけれども、1to1ですよね。1to1のミーティング、これはもちろんBNIにおいては非常に大切なわけです。

安:はい。

大野:どうやったら時間を節約できるかっていう観点で言うと、例えば移動の時間を節約するために、チャプターミーティングの前とか後にやることを薦めていますよね。

安:はい。

大野:場合によっては、そのミーティングがスタートするのが7時であれば、6時から1to1をしてしまうとか。ミーティングの準備もありますからね、実際には5時半とか。

安:そうですね。

大野:早く会場入りして1to1しなくちゃいけないかもしれませんが。日本でもいろんなチャプターでミーティングの後に会場の部屋を借りたりとか。あるいは、スペースを見つけて1to1されていることが多いと思います。

安:そうですね。

大野:あとはですね、英語版では、スタック1to1(stack 1-2-1s)って紹介してくれていました。

安:はい。

大野:いくつかの1to1を集中してまとまった時間にやってしまうという手法ですね。

安:はい。

大野:1to1大会とか、集中1to1みたいな言い方もできるかもしれないです。

安:はい。

大野:チャプターで比較してみたりとか。あるいは、メンバー数人でですね、一緒に1to1をですね、順繰り回していくみたいなやり方も一つかなという風に思います。

安:はい。

大野:もう一つ面白い質問が入っていました。

安:はい。

大野:電話での1to1はどうなのかと。これ最近だとビデオがついたZoomとか。あるいは、Skypeとか。色々そういったビデオ会議のシステムがインターネットで使えるようになってきていますけれども安さんはそういうの、やられたことありますか?

安:基本的にはないんですが、1回だけありますね。

大野:なるほどね。

安:Zoomで。

大野:仕事の上で、移動をお互いせずにですね。それぞれの拠点において、会議・ミーティングができるというのは非常に便利なってきているわけなので、活用しない手はないと思いますし。実際私もですね、BNIの例えばディレクターのチームとですね、ビデオ会議を毎週1回やったりとかしているんです。

安:はい。

大野:実際じゃあ、チャプターのメンバーとですね、1to1でこうしたビデオ会議を遠隔でやるのはどうなのかっていう質問があったらしいですけれども、カウントされるかっていう話ですよね、1to1として。

安:そうですね〜。

大野:これはですね、ディレクター・コンサルタント、ないしは、所属のリージョンのですね、エグゼクティブ・ディレクターに確認していただきたいと思います。

安:はい。

大野:いずれにしても言えると思うのは、マイズナー博士もおっしゃっているように、対面の1to1ほど効果的ではない。そうした電話とかビデオを使った1to1というのは、便利ではありますけども、対面での1to1ほど効果的でないのは確かだというふうにおっしゃっていましたよね。

安:はい。

大野:なので、補完的に使うというのは良いのですが、基本的に1to1は対面でやるというのが、原則でよいと思います。

安:はい。

大野:そして4つ目ですが、「運転中」と言っていました。日本の場合とくに都心部では電車での移動も多いですが、いずれにしても移動中にポッドキャストとか、オリエンテーションオーディオを聴いてしまおう、そうすることで学びの時間を確保する、という風に言っています。これは皆さん、やられている方は、少なくないんじゃないでしょうか。

安:そうですね、よく聞きますね。

大野:私もロンドンでメンバーをやっていたころには、車で毎週会場まで通っていましたので、仕事もほとんど車で移動していました。車の中でよく聴いていましたね。

安:なるほど。

大野:今4つご紹介しましたけど、もう一回まとめます。1つ目は、より質の高いリファーラルを求める。成約までの時間が短くて済みますから、新たな時間を生み出すことができます。2つ目が、毎週のウィークリープレゼンテーションをしっかりと準備する。事前にしっかりと準備することで、より質の高いリファーラルをもらうことができます。そして3つ目が、1to1を効率的にスケジュールする。チャプターミーティングの前や後、あるいは集中していくつかの1to1をまとまって行う。1箇所でやってしまう、ということをご紹介しました。

安:はい。

大野:そうすることで、移動時間を節約できますよね。そして4つ目が移動時間の活用。オリエンテーションCDですとか、このポッドキャストを聴いていただく。最近ですとビデオも出てきましたから、電車の中などで見ていただくことも良いかもしれません。

安:そうですね。

大野:運転中は危ないのでね。はい、動画はちょっと見ないでいただきたいんですけれども。

安:はい。

大野:音声だけで、運転中は我慢していただきたいなと思います。

安:はい。そうですね。
それでは、そろそろ終わりの時間が近づいて参りましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大野:そうですね、まずは皆さんもですね、仕事が忙しすぎて回らなくなってきたなと思ったら、ぜひチャプターの担当ディレクターに相談してみたりとか、あるいは、チャプター内でですね、いろんな効率よくBNIからの成果を満たす方法を成果が上がっているベテランメンバーからシェアしてもらうということも良いアイデアだと思います。

 

第83回 忙しすぎてBNIどころじゃない!” への7件のフィードバック

  1. BNIに入った際、1番はじめに思ったのは、24時間BNIのことが頭にあるということ。
    リファーラルだったり、プレゼン内容どうしよう? など
    まとめてプレゼン内容のストックを作ったりなどで、効率よく 時間を使うこと。

  2. 時間の節約で移動中にもポッドキャストを聞くようにします。

  3. 成果の出ているメンバーにアクセスするという事を忘れていたような気がしていたので、このことを活用したいです。

  4. 時間は限りがあるが、作り出すこともできると思った。
    時間をどのように使うか、BNIにどのように参加し関わっていくかがビジネスには大変重要と感じた。

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