第203回 オンラインで VCP を爆上げ

【参照】日本語版 第23回 VCPプロセス™

【参照】英語版 Episode 677: How to Build Your VCP on Zoom

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第203回は「オンラインで VCP を爆上げ」と題してお送りいたします。日本語版の第23回、英語版のエピソード 677 をご参照ください。

安:それでは大野さん。

大野:はい。

安:こんにちは。

大野:こんにちは。

安:大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:本日もどうぞよろしくお願いいたします。

大野:よろしくお願いします。

安:さて、今回のテーマが「オンラインで VCP を爆上げ」ということなんですけれども、大野さん。

大野:はい。

安:今回は VCP のお話ですね。

大野:そうですね。最初に VCP の説明を改めて少し簡単にしておきたいと思うんですけども。リファーラルのプロセスとして、マイズナー博士がよく話してくださってますけれども。ビジビリティ、まずこれは認知性、そしてクレディビリティ信頼性、最後のプロフィタビリティが収益性ということで、この順を追ってリファーラルのプロセスが進んでいきますよ、という話でしたね。日本語版の第23回がこの VCP プロセスについて触れてますので、ご参照いただければと思います。なぜ今改めて、このオンラインで VCP かっていう話なんですけれども。もうコロナが明けて、対面のミーティングの機会がだいぶ増えてきてると思うんですよね。戻ってきてると思うんですけども。だからこそ、このオンラインの、ミーティングだとか、その会議をする時の注意するべきことが少し軽んじられてきている。っていう部分があるんじゃないかなと思いますので、このタイミングでぜひ一緒に話していければと思ってます。皆さん気になっているオンラインのマナーというか、振る舞いというのは何かありますか?

安:いろいろあるとは思うんですが、カメラからの距離?

大野:遠い、近い?

安:そうですね。遠すぎず、近すぎず。

大野:これはよくありそうですよね。私なんかもついつい文字が小さいと近づいてですね、見ようとしてしまうことがあるかもしれないですね。

大竹:逆にその遠すぎて、すごい積極的に参加をしてるんだけれども、なんかそうは見えないっていう方もいらっしゃるな、というふうに思ってます。

大野:なんかふんぞり返っちゃってる感じですかね。

大竹:もう単純にその画面から遠いので、

安:表情が見えにくくなるっていうのはあるかもしれないです。

大野:その参加する気持ちも薄く見えてしまうかもしれませんよね。

大竹:そうですね。エネルギーが伝わりづらいって言うんですかね。

大野:適度な距離、カメラからの距離が大切ってことですよね。他にはどうですか?

安:例えばマイクの設定だったりとか、いわゆる音声の部分ですね。

大竹:そうですね。背景のノイズが入ってしまうケースがありますよね。ちょっとうるさい場所で参加をされている時に、たびたびノイズが入ってしまうと、ちょっと中断されてしまったりとか、気分を害してしまうこともあるんじゃないかなと。

大野:そうですね。あと、よく自分のマイクとか音声っていうのが、ちゃんと周りの人たち、他の人たちに聞こえているかどうかを意識するっていうのは結構大事かなと思っていて。特に自分がプレゼンする機会があるオンラインのイベントであれば、事前にマイクチェックとか音声チェックっていうのはやっぱりしておくべきですよね。

安:そうですね。

大野:チャプターのミーティングであれば、最初にメンバーだけのミーティングの時に一言ずつ話をしてもらって、音声チェック、マイクチェックを兼ねるみたいなのはありかもしれませんね。

安:なるほど。

大野:あと、表情とかどうですか?

安:表情はやっぱり口角が上がっている表情の方が、見た目としても印象がいいですよね。

大野:笑顔ですよね。

大竹:ZOOM だとセルフビューが見れるので、やっぱ常に自分の口角がどうなっているかとか、表情がどうなっているかっていうのを確認しながら、ご参加するのもいいかもしれませんね。

大野:表情と合わせて、やはりリアクション大事ですよね。

安:大事ですね。相槌とかうなずきとか。大人数の場合だと、誰かが声でリアクションをする、いわゆるガヤのような。リアクションも時にはそのイベントやミーティングを彩るきっかけになったりもしますよね。それはすごく大事だなと思うんですけど、やっぱりそういったリアクションがないとちゃんと聞こえてるのかなっていう、その反応がわからないので、相手のためにもリアクションを取るということは大事なんじゃないかなと思います。

大野:そうですね。

大竹:ある京都のディレクターの方で、この ZOOM のミーティングが増えてから、 300種類以上のうなずき、相槌を開発したという方がいらっしゃって、いろんな相槌をすることによって、本当に相手のことを聞いてるんだということを示す、そんな工夫をしてるということを聞いたことはあります。

大野:いや、このうなずきって、やっぱり話してる人からすると非常にいいですよね。大切ですよね。話を聞いてもらっているっていう視覚的に確認ができるので、やっぱり安心するし、嬉しいもんですよね。

大竹:そうですね。オンラインだからこそ、よりその相手にどう見られてるかって、この画角の中でどう見られてるかっていうことを気にする必要があるのかなというふうに思っていて。ある方なんですけど、相手に聞いてるよっていう態度を示すために、あえてその画面にこう耳を寄せて、うんうんという形でうなずきをするという方がいらっしゃって、こっちの聞こえ方としては、別に画面に近づこうが遠ざかろうが聞こえ方は変わらないんですけれども、相手からすると「あ、すごい聞いてくれてるな」というふうに、耳に手を当てるだけでも聞いてくれてるなというふうに感じるという、そんな工夫をされている方もいらっしゃいましたね。

安:それでいうとジェスチャーもリアクションに入ってくるのかなと思いますけれども、今の大竹さんの耳をそばだてて聞いてますよっていうリアクションもそうですし、あとはこれもチャプターとか、あるいはイベントによって違いはあるかもしれませんけど、拍手だったりとか、様々なリアクションというのがあるかなと思いますね。

大野:時々チャプター独自の、何て言うんですか、拍手の仕方ってありませんか?

安:ありますね。

大野:手を体の前で叩くのではなくて、両端でひらひらさせるみたいな。

安:手話のリアクションですね。

大野:これはチャプターの人しか分からないものなので、もしやるのであれば、初めての人にもちゃんと分かるように最初に説明をしてあげる、というのが大事かもしれないですね。それがないと、やっぱりちょっと引いてしまう部分っていうのがあると思うので、気をつけないといけないかなと思いますよね。

安:そうですね。一体感を感じてもらうためには、事前のエクスキューズがあるとより良さそうですね。

大野:排他的な印象を与えてしまうともったいないですよね。服装とか基本的なことですけど、どうですかね。

安:それぞれのルールがあれば、そのルールに則るっていうのもありますけども、特に大人数の場合だと、それにふさわしいといいますか、違和感のない服装を心がけるっていうことは大前提として大事かなと思います。

大野:さすがにスーツが減ってるっていうのはわかるんですけど、今ほら、 Tシャツとかも増えてきてるじゃないですか。その辺は割と寛容なんですか、チャプターでは。

安:そうですね。あまり Tシャツだったからといって NG ですよという話にはあまりならないように思いますが、これももしかしたら、人によりけり、チャプターにより、かもしれませんね。

大野:あとありがちなのは、移動しながらの参加っていうことがあるかもしれないですよね。やっぱり通信環境に影響すると思うので。

安:新幹線に乗りながら参加する人とか、チャプターミーティングっていう話ではなくて、今そういう車両もあるので。

大野:ありますね。

安:はい。参加する方はいらっしゃるんですけど、やっぱり通信環境が安定しないので、ちゃんとしたミーティングの場合などは、気を付けた方がいいのかなと思いました。私自身もセミナーを聴講する時に新幹線で出たことがあるんですけど、なんか止まってたと思います、その時。やめようと思いました。

大野:そうですよね。自動車で移動しながらっていうことがあり得ると思うんですけども、運転しながらっていうのはちょっと論外だと思うんですが、タクシーとかをお断りを入れればアリかなと思うんですけど。

大竹:そうですね。どういう環境でミーティングに参加をするかっていうのは、その相手のことをどれだけ大切に思っているか、相手をどれだけ気にかけてるか、っていうことの表れになってくると思うので、 VCP を上げていくっていう意味でいうと、相手を大切にしているっていうところを示すために、きちんとした環境で参加をするっていう姿勢を見せることは大事なのかなという風に思います。

大野:そうですね。

大竹:感じ方、捉え方も人によって違う部分もあるのかなと思うので、 1対1 なのか、多人数とのミーティングなのかっていうことも影響しますし、あと相手との関係性によっても変わってくるのかなっていうふうに思います。例えば初対面って、最初の1to1で、相手が例えばタクシー移動中参加するってなると、ちょっと、なんていうかな、あの失礼というか、ちょっと残念な気持ちになってしまうこともあるんじゃないかっていう風に思っていて、実際その1to1のミーティング設定をしてお話をする機会があったんですけども、相手方は移動中だったんですね。ちょっとなんかこう、悲しいというか、残念な気持ちになった記憶があります。

大野:僕は大竹さんと1to1やったときに、タクシー乗ってたときがあったんですよね。そのときに、自分はそれなりの努力をしてるっていうふうな意識はもちろん持ってたんだけども、でも結局それって相手の取り方によって影響するじゃないですか。自分がどう思ってるかじゃなくて、相手がどう受け止めるか。だから、そこはすごく大事な話だなと思うんですよね。なのでこれはチャプターのミーティングに限らず、本当に1to1をどうやってオンラインでやるかっていうところに繋がると思うんですけど、自分の感覚だけじゃなくて、相手の人の感覚も確かめながらやらないといけないな。そこがクレディビリティのところですよね、結局。すごく影響するんだろうなと思ったので、大竹さん、ごめんなさいと、ありがとうございます。気づかせてくれて。

大竹:いえいえ、こちらこそありがとうございます。

大野:やっぱりビジネスという前提で言うのであれば、そこは慎重に環境を選ぶ、確保するってことはやっぱり意識しないといけないかなというふうに思いました。ありがとうございます。

安:ありがとうございます。

大竹:さっき関係性って話をしたと思うんですけど、相手を理解するっていうことが重要なんじゃないかなと思っていて。私も最初、大野さんが移動しながらのミーティングが多かったので、ちょっとなんか寂しい気持ちになったことがあったんですけど、ただ大野さんなりにそれを配慮してるっていうことがだんだんわかってきたので、後半あんまり気にならなくなってきたんですね。要はその大野さんのことを理解したというか。なのでそれはお互いにやっぱ歩み寄りというか、お互いに理解し合う必要があるのかなというふうに感じました。

安:まさにCですね。クレディビリティですね。上がったからこそお互いに認め合えるっていう。あとは名前もありますね。例えば携帯でオンラインに入る場合、 ZOOM とかオンラインに入るときに、携帯の設定が iPhone とか名前ではないものになっている場合だと、相手の方にちょっと不安を与えてしまうこともあるのかなと思ったんですけど、これいかがでしょうか。

大野:パパの iPhone みたいな。

安:そうです。英語版にもちょうどありましたね、そういうエピソードが。

大野:その時その時で、ふさわしい表記ってあると思うので。例えば海外であればローマ字にするとか、国内であれば当然日本語なんでしょうけども。肩書きを入れるとか、所属を入れるとかいろいろルールがあると思うので、そこは最適なものを使うってことじゃないですかね。

大竹:対面の時で言う、名札にあたるものかなと思うので、そこもやっぱりしっかり確認したいですよね。

大野:あと、避けるべきことみたいなのありますか?

安:はい、電話かなと思います。

大野:電話

安:はい。例えばこれも、気心知れた方とのオンラインであれば、「あ、今電話かかってきた。ちょっとだけ待ってね」っていうのはできると思うんですけど。大人数のミーティングやチャプターミーティングなどでは、「電話はやっぱりお控えください」という話があるので、電話がかかってきても、それはミーティングやイベントの終わった後に折り返す方が良いかと思います。でも、電話をしている人の動画と言いますか、映像を見ていたことがあるのですが、きっとその時はこの方は電話に集中してイベントやミーティングの本編には参加していないのかなっていうのが、やっぱりバレてしまうのかなと言う意味では避けた方がいいと思いますね。

大竹:あとはそうですね、食事とかですかね。飲み物は、通常多分構わないと思うんですけども、何かもぐもぐしていると、僕ちょっと早弁してしまう傾向があるので、もぐもぐしているところ見られてですね、「大竹さん、今日もぐもぐしてましたよね」って後から指摘されてですね、すごい恥ずかしい思いをしたことがあるんですけど。なのでやっぱり食事は避けた方がいいんじゃないかなという風に思いますね。

大野:そうですね。 ZOOM だとピンを立ててじっくりと食べてるとこ見られてるかもしれませんね。

大竹:そうですね。

安:早弁って面白いですね。

大野:見られてるって言う意味では、やっぱりあくびとかくしゃみとか、この辺もやっぱり気を付けて。まあもう生理現象なので、避けられない状況もあるかと思うんですけど、目立たないようにするっていうのは意識しないといけないかもしれませんね。

安:配慮が大事かなと思います。

大竹:そうですね。それが伝わるようにすると。

大野:いろいろ今日カバーしましたけど、やっぱり VCP を上げるということを意識してオンラインでも行動するということですかね。

安:それでは、そろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大野:最初に触れましたけれども、やはり対面の機会が増えているからこそ、オンラインでの振る舞いというものに改めて確認をして気をつけてもらうというのが大切かなと。それが VCP に直結しているということを忘れないようにしたいですね。

安:そうですね。大竹さんはいかがですか。

大竹:はいそうですね。ゲストではなくホストのように振る舞うということが大事かなと。 参加者であったとしても、自分がその主催者であるかのように振る舞っていく。そうすることがやっぱり VCP を上げる上で重要なんじゃないかというふうに感じました。

安:ありがとうございます。今日のお話はオンラインもそうですが、リアルの場でも同じことが言えますよね。なのでリアルのミーティングやイベントに参加をしていると、同じぐらいの姿勢や準備で臨んでいくということも、やっぱり大事になってくるのかなと思います。大野さん、大竹さん、ありがとうございました。

大野、大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければ Instagram や YouTube で発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回も オフィシャル BNI ポッドキャストでお会いしましょう。 See you next week.

第202回 ストーリーで人々に影響を与える

 

【参照】英語版Episode 793: Influencing People with Stories

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第202回は「ストーリーで影響を与えよう」と題してお送りいたします。英語版のエピソード 793 をご参照ください。

安:それでは、大野さん、こんにちは。

大野:こんにちは。

安:大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:今日は大野さんはどちらからご参加ですか?

大野:今日はですね、 BNI ナショナルオフィスのある東京の三鷹に来てます。

安:なるほど。ありがとうございます。大竹さんはどちらからですか?

大竹:私は千葉県の君津市の山奥にある自宅から参加をしております。

安:ありがとうございます。

大竹:安さんはどちらからですか?

安:はい、私は今日は函館から参加をしております。さて、今回は「ストーリーで影響を与えよう」ということなんですけれども、大野さん。

大野:はい。

安:こちらの話をぜひしていきましょうか。

大野:そうですね。BNIの3+1の+1っていうのは、実はシェアストーリーという意味なんです。何かを伝える時にストーリーを使うことがとても効果的で、影響力を最大化することができるんですね。マイズナー博士も繰り返しストーリーを語ることが大事だと教えてくれています。素晴らしいストーリーというのはとてもパワフルですよね。例えば、感動を呼んだり、人々を笑顔にしたり、心に響くものがあります。大竹さんがよくシェアしているストーリーというのは何かありますか?

大竹:はい。そうですね。私がBNIのメンバーとして体験したストーリーなんですけれども。ちょうどメンバーとして 2年ぐらい経過した頃、なかなか自分が本当に受け取りたいリファーラルを受け取ることができなくて悩んでた時期だったんですよね。ちょうどそのモチベーションというか、そういうものが下がっていって、ちょっと体調を崩したのもあって、欠席をしてしまったんですね。その時に、ある年上の女性のメンバーが、電話をしてくださってですね、それにすごく勇気づけられたという経験があります。その電話でですね、私の欠席に対する理由を問うということではなくて、ちょっとその叱咤激励というか、「あんた何休んでんのよ、早く出てきなさい。」みたいな感じで、言われたんですよね。その時に、すごく嬉しかったんですよね。なんかこう、私は必要とされてるのかもしれないと。 2 年間やってきて、リファーラルも結構貢献をたくさんしていく中で、「なかなか返ってこない。」と、「自分は本当にここに必要とされてるんだろうか。」ということが、ちょっと自信がなくなっていた時期だったんですね。その一言、単純な一言なんですけど、その電話によって、私はモチベーションを回復することができて、その後半年後ぐらいですかね。実際にその自分にとって、理想的なリファーラルに出会うことができたということなんですね。その方のおかげだったなというふうに思っています。

大野:わかりやすくて、しかもね、似たような状況の方々がおそらく結構いらっしゃると思うので、インパクトありそうですよね。

大竹:はい。

大野:素晴らしいです。ありがとうございます。

安:ちなみに大野さんはどのようなエピソードをお持ちですか?

大野:そうですね。私の場合、ある個人的に関わっていたチャプター担当ディレクターを持ってた時なんで、随分前なんですけども。名古屋のあるチャプターなんですね。発足してからちょうど 1年、最初の更新を迎えてまとまって、 5、6人抜けてしまったんですかね。たしか更新されなくて。人数が 17人ぐらいになってたと思うんですよ。ちょっと心配はしたんですけども、メンバー数が減った時のメンバーの皆さんの様子を見ていると、なんかワクワクしてるんですよね。メンバー数減ってるのに、焦りとかそういうのが全然なくて、むしろ目を輝かせていて、これならいけるみたいな雰囲気だったんですよ。それから彼ら僕は別に何か言ったわけではないんですけども、自主的に皆さん、有志がミーティングの後集まって、「これからチャプターを盛り上げていくにはどうしたらいいか。」っていうことを毎週毎週、定例会の後に話し合ってたんですよ。その様子を見て、何て言うかな、すごく頼もしかったし、これなら全然心配ないなと思って、様子を見てたんですね。その結果というか、その後間もなくですね、 1年もしないうちにその 17人とかっていう人数から、今のチャプタートラフィックライトってあるじゃないですか。全国のチャプターのパフォーマンスが見られるチャプタートラフィックライトで 1位になったんですよね。 1年経たずして。それだけでもすごいと思ったんですけど。その後、プラチナチャプター 50人以上のプラチナだったり、チタニウム 75人、そして 100人超えてダイヤモンドまでいったんですよ。

安:すごい。

大野:それも、そんなに時間かかってなかったと思うんですね。最近でこそ、少し 100人割って、 70人台後半だったかな。でも皆さんやっぱり 100人台を回復させたいっていうことで、すごく思ってらっしゃるようで、そこもやっぱり頼もしいですよね。だから私個人的にはすごく、彼らのその当時の、「自分たちのチャプターをもっと元気にしたい」、「活性化させたい」という思いを共通の思いを持ってやられて、その結果として、そういった日本を代表するようなチャプターにされたっていうのは、すごい個人的には誇りに僕は思っていて、よくそのチャプターの話をいろんなところでさせていただくんですけど。やっぱり自信をなくしてしまうとか、チャプターとして、あるいは「盛り上がってないからどうしようか」って頭を悩ませてるリーダーシップチームの皆さんも、この時期結構いらっしゃると思うんですけど。でもそういう人たち、そういうリーダーシップチームの人たちとか、メンバーの皆さんにこういった話をシェアさせていただくと、なんか自分たちもやっぱりできそうだって思っていただく機会があると思うんですよね。そういうストーリーを伝える、似たような状況の人たちの話とかって、共感をしやすいと思うので、効果的なんじゃないかなと思うんですよね。

安:確かにそうですね。

大野:あと、このストーリーの有効な場面として。例えば、会社のビジョンとか組織のビジョンっていうのは、ストーリーを使って伝えるっていうことはすごくやっぱり有効だし、やるべきだなと思うんですけど。大竹さん、その辺どういうふうに普段意識されていますか?もし差し支えなければ、大竹さんの今仕事されている、あるいは BNI をされている理由とか、 WHY とかってありますか?

大竹:はい。私たちの東京港中央リージョンのビジョンが、人生を変えるリファーラルをすべての人に。というビジョンなんですけれども。最初にそれを立てた時に、そのフレーズだけを一生懸命繰り返していて、全く伝わらなかったんですよね。「へー。」って感じで、「まあいい言葉だね。」、みたいな感じでいて、全く浸透しなかったんですよね。結局やっぱり、そのビジョンの裏にあるストーリーが必要なんだということに気づいて、じゃあなぜ私がそのビジョンを立てるに至ったのか、っていう自分のストーリーを語るようにしたんですよね。そしたらですね、みなさんそのビジョンに紐づくようなストーリーをどんどん語ってくれるようになってですね。例えばある時は、あるチャプターのビジターホストの方が、「人生を変えるリファーラルをすべての人に、というビジョンがこのリージョンにはあって。それに関して私のストーリーはこういうものです。」っていう風に話をしてくれたということがあったんですよね。やっぱりこのストーリーがどんどん積み重なっていくと、ビジョンが強くなっていくというか、育っていくっていうこと、ビジョンって生き物なんだなっていう風に感じたんですよね。その生き物としての栄養がストーリーなのかなっていう風に感じたことでした。

大野:いいですよね。私も、もし差し付けなければシェアさせてもらおうと思うんですけど。大竹さんと同じようにビジョンって、ややもするとちょっと綺麗事みたいにどうしても聞こえやすいと思うんですよね。でもやっぱり、なぜ自分がそれを目指すのか、みたいなところでいうと。私の叔父の話なんですけど。 僕が社会人になって間もない頃に、僕の叔父からですね、「うちの養子になってくれ」って言われたんですよね。大野の本家の叔父だったので、養子になって、要は「事業を継いでほしい」みたいな、「助けてほしい」みたいなことを言われたんですよ。でも叔父はその当時、小さなスーパーマーケットを千葉県でやってたんですけども。大型商業施設が近くにできて、お客さんを取られてしまって、経営がたぶん傾いてたんだと思うんですね。私は当時全然興味がなく、ちょっと上の空だったんですよ。それをすごく僕は、後々後悔することになったんですけど。結局叔父はその店を畳まなくちゃいけなくなって、もう大分前に亡くなってるんですけど。今でもそのことがすごく悔いとして残ってしまっていて、結局この自分が BNI っていうものを、実際に自分でやって素晴らしい仕組みだなと思って日本に紹介したんですけど。続けて今18年やってこれてるっていうのは、その時の後悔がすごくあって。やっぱり、「叔父みたいな人を、日本からなくさなくちゃいけない」、「叔父みたいな人を日本からなくしたい」、「そんな思いをさせたくない」っていうのがあって。だからこそ、「BNIの仕組みを日本全国に 1 日も早く伝えたい」っていうふうに思うんですよね。だからいつか全国に広まるじゃダメなんですよ。だから今でもきっと待ってる人がいる。 BNI を使える日を待っている人がいる。もしかしたら、知ってる人も知らない人も両方いるかもしれないんですけど。でもそのBNIを必要としている人たちの元に、このBNIのBNI仕組みを 1 日も早く届けるっていうスピード感がすごく大事で、それが、日本で目標数字として掲げて、それを達成していくっていうことをスピード感を持ってやっていくっていうのが、自分のすごくやりたいっていうか、責任、役割なんだなという風に思ってるって話をさせてもらうんですよね。

大竹:すごい良いですね。うん。

安:かなり今、心を動かされましたよ。すごい、なんか初めて聞いたと思って。ただ単に「広めていきましょう」っていう話ではなくて。どうしてその広めていくことが大事なのかっていう、本当に大野さんの心の一番内側にあるきっかけを。

大野:結局今の僕の話って、自分のことじゃないですか。個人的な話じゃないですか。だからもしかしたら全然、大竹さんとか安さんには関係ないことなのかもしれないんだけども。でもその、「なぜ大野っていう個人が BNI を日本に紹介して、それを 18年、もう 20年近くも続けてきてるか」っていう理由が自分もなんか最近気づいた部分ってあるんですよね、すごく。でもそれは当時の後悔っていうところから始まってるんですけど。でも今逆にそれが原動力になってるっていう部分があって、時々それを思い返してね、元気をもらってるっていう状況です。

安:素敵。

大野:はい、ありがとうございます。

安:大野さん、大竹さん、本日も素敵なお話をありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければインスタグラムや Youtube でも発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回も オフィシャル BNI ポッドキャストでお会いしましょう。 See you next week.

第201回 よだれかけを外せ

参照:英語版Episode 125: “Take Off Your Bib”

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社ActionCOACH Japanの提供でお送りいたします。

第201回は「よだれかけを外せ」と題してお送りいたします。英語版のエピソード125をご参照ください。

大野:今回は「よだれかけを外してエプロンをつけなさい」というメッセージなんですよね。マイズナー博士が聞いた話で、それはあるメンバーさんの話だったんですけれども。「ネットワーキングっていうものは、実は自分のために機能させようと思うと役に立たない。だけども、他の人のためにネットワーキングをしようとすれば、十分役に立つ」という意味の話だったそうなんですよね。ネットワーキングを機能させるためには、まず自分がつけているよだれかけを外して、エプロンに付け替えて、他の人たちのために手料理を振る舞うみたいなつもりでやる必要があるということらしいんですよね。結構深い話だと思うんですけど、なんか大竹さん、その辺、似たような体験とかされたことありますか?

大竹:はい、そうですね。あの、「ギバーズゲイン」っていうのを一言で説明する、すごい素晴らしい比喩だなって思うんですけど。まさに私が最初のBNIのチャプターミーティングに参加した時に感じたことなんですけども。その当時、私はまさによだれかけをつけて、いろんな交流会を徘徊していたわけですね。「誰か僕に売上をくれないかな」という感じで徘徊していました。BNIのチャプターミーティングに最初に参加をした時にすごく感動したことは、皆さんが「エプロンをここはつけてるんだな」ということを感じたわけですね。相手に対して「どんなことができるのか」という質問を私にしてくださったんですよね。「あなたにどんなお客さんを紹介したら役に立てるの?」と。これはまさに「エプロンをつけてるんだな」というふうに感じました。

大野:そうですよね。普通、交流会みたいなところに行くと、皆さん、自分の商品とかサービスを売りたいと思って来てる人がほとんどなので、自分の会社の話とか、自分の商売の話しかしないっていうケースがほとんどだと思うんですけど。まさに大竹さんがおっしゃるように、「どうやったらあなたのお役に立てますか?」みたいな。そんな話し方なので、ちょっと最初、びっくりしませんでした?

大竹:はい、びっくりしましたね。

大野:実は私も、ロンドンでメンバーをやってた時に似たようなことを感じたんですけど。BNIのチャプターミーティングに行くと、まさに大竹さんが今言ってくださったようにね、「どういう人を紹介したらお役に立てますか?」とか、「どうやったら私がお役に立てますか?」みたいな話し方をするんですけど。他の交流会に行くとやっぱり全然違うんですよね。やっぱり自分の話しかしないし、私の話を聞かないで結局ずっと話をされて、「じゃあ、また会おう」みたいな感じで別れてしまう、みたいなパターンも多くて。「なんでこんなに同じロンドンっていう場所でいろんな人たちと会ってるんだけど、BNIとほかではこんなにも違うんだ?」っていうのをすごく感じましたよね。

大竹:そうですね。与えられるのを待つのではなくて、先に与えるっていう姿勢。それがすごく文化として浸透してるんだなっていうことを感じました。通常は「この人は自分に何かメリットがあるかな?」っていうことを確認するための質問、ちょっと言い方を悪くすると、品定めをするための質問をされることはよくあったんですけれども。

大野:見極める。

大竹:はい、見極める。「この人は本当に自分に売り上げを提供してくれる人だろうか?」みたいなところですよね。要は与えられるのを待つのではなくて、先に与えるっていうこの姿勢は、人生全般においてすごく役に立つんじゃないかな、というふうに思っていて。例えば、挨拶っていうのも、先にされたら返すっていう姿勢ってあると思うんですけども。私、今田舎に移住をしましてですね、すごい最初に感動したことがあったんですけど。前からですね、中学生ぐらいの女の子が歩いてきて、まだ20メートルぐらい結構遠い距離のところから、結構大きな声で「おはようございます」って言ってくれたんですよね。僕はその移住したばかりで、すごく不安だったんですよ。地域に馴染めるかどうかっていう。でも、その子が挨拶をしてくれたおかげで「あ、ここでやっていけそうだな」っていう、なんか自信が湧いたんですよね。

大野:はい。

大竹:だから先に与えるってことによって、僕の人生は変わってしまったわけですよね。勇気をもらえた。だから、そういう感謝とか勇気を与えることができる、そういうやっぱり姿勢、生き方なんだなというふうに思っています。

大野:そうですよね。逆に、BNIと関係ないところで名刺交換とかしたりすることもあるじゃないですか。その時に、すごくまれなんですけど、全然BNIに関わったことがない人なのに「私がどうしたらお役に立てますか?」って言ってくれる人がたまにいるんですよ。すごいびっくりして、「BNIやってらっしゃったんですか?」みたいな質問をしたんですけど、「いや、全然。何ですか、それ?BNIって」みたいな。すごくレアなケースなんですけど。でもやっぱりエプロンをつけて、自分が他の人たちにまずいろんなお役に立てることをやるっていうのが、すごくアプローチとしては素晴らしいですよね。

大竹:そうですね。

大野:これ、英語版には「他の人に役に立つ12の方法」みたいなのを入れてくださってるんですけども。もうまずはこのやっぱり姿勢、心構えっていうところがすごく大事だと思うので、今日はあえてその具体的な方法というのは触れないでおきます。はい。それではそろそろ終わりの時間に近づいてきたので、まとめていきたいと思うんですけども。大竹さん、どうでしょう?一言お願いします。

大竹:はい、そうですね。ネットワーキングイベント、人が集まる場所に自分の利益になるようなことばかりを探しに行くのではなくて、他の人を助けて、その人の役に立とうと、その機会を探りに行くということがこのメッセージなのではないか、というふうに思います。

大野:いいですね。自分のためにネットワーキングをしに行くんじゃなくて、人を助けて、その人たちの役に立つためにどうすることができるか、ということを探りに行く、と。

大竹:はい。

大野:素晴らしいですね。はい、ありがとうございます。

大野さん、大竹さん、ありがとうございました。

大竹:ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

安:このポッドキャストは コンビニの人材育成を支援する コンクリ株式会社とActionCOACH Japanの提供で BNI ジャパン ナショナルディレクターの大野代表と、東京港中央リージョン エグゼクティブディレクターの大竹さん、そして、私 BNI メンバーの安さやかでお送りいたしました。次回も オフィシャル BNI ポッドキャストで お会いしましょう。See you next week.

特別回 「ポッドキャストがパワーアップ!」

【提供】
こんくり株式会社
ActionCOACH

今回は特別回として「ポッドキャストがパワーアップ!」をお送りいたします。

安:皆さん、こんにちは。BNIメンバーの安さやかです。オフィシャルBNIポッドキャスト、今回もBNIジャパン ナショナルディレクターの大野代表とともにお送りしております。大野さん、こんにちは。

大野:こんにちは。

安:宜しくお願いします。

大野:お久しぶりです。

安:お久しぶりです。お元気でしたか?

大野:元気でした。

安:良かったです。そうですね、一番最近の収録から少し時間が経ちましたけれども、その間にBNIも大きくいろんなことが変わっていったり、あるいは変わらないものがあったりと、私自身もメンバー活動を続けていて思うことがいろいろあります。

大野:そうなんですね。

安:はい。また引き続きポッドキャストでお話ができればなと思っております。

大野:前回からだいぶ間が空いてしまいましたけれども、その間にもたくさんのメンバーの方、リスナーの方から再開を望まれるお声をたくさんいただきましたね。

安:はい。本当にたくさん、ありがとうございます。

大野:ありがとうございます。

安:待っていてくださったということですね。

大野:はい。それと今回は皆さんにビッグニュース…スモールニュース?

安:いえ、ビッグニュースだと思います。

大野:ちょっとニュース?

安:ちょっとビッグニュース

大野:ちょっとビッグニュース?

安:はい。

大野:なんとこのポッドキャストのチームに新しくお一人、メンバーが加わります! その新しいメンバーというのは、BNI東京港中央リージョンのエグゼクティブディレクターを務めてくださっています、千葉県からお越しの大竹通孝(おおたけ みちたか)さんです。

大竹:よろしくお願いします。

大野:よろしくお願いします。

安:お願いします。

大野:大竹さんがチームに加わってくださったということで、パワーアップしたということで、これからまた定期的な配信を再開できるという運びになりました。大竹さん、ありがとうございます。

大竹:よろしくお願いします。

安:ありがとうございます。

大竹:ありがとうございます。

大野:じゃあ、大竹さんに簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか?

大竹:大竹と申します。よろしくお願い致します。

大野:お願いします。

大竹:BNIとの関わりは2009年の1月からなので、もうすぐで16年になります。

大野:2009年から16年、関わってくださっていて、最初はどんな関わりだったか、大竹さんからぜひ。

大竹:そうですね、最初は本当に普通のメンバーとして加入をさせていただいたというのがBNIのきっかけなんですけども。

大野:カテゴリーは何だったんですか?

大竹:システム開発とかだった気がします。

大野:その後、エグゼクティブディレクターになられて、今回このポッドキャストのチームに入ってくださるご決断をいただけたのは、どの辺が理由にあるんでしょうか?

大竹:そうですね、BNIに16年間関わってきた中で、皆さんいろんなBNIの活用の仕方をされていると思うんですけれども、残念ながら活用しきれずに辞めてしまうメンバーの方はたくさんいらっしゃるというところがあって、それはなぜなんだろうと思ったときに、BNIって見方を変えると全然違う価値、違う使い方があるんじゃないかっていうふうに私は気づいたんですよね。私も加入当初は、まずは売り上げを上げたいということで、すごく素晴らしいマーケティングの方法だなと、マーケティングプログラムだなと思って加入をしたんですね。その後、だんだん売り上げが順調になってきたときに、今度は売り上げはある程度安定したんだけども、今度は自分の時間がなくなったりとか、売り上げを継続的に上げていくための組織づくりの課題が出てきたわけですよね。ここにおいて、BNIってどう使ったらいいんだろうか、というところで、例えばBNIって70カ国以上で展開されていて、マイズナー博士は日本に2回しか来ていないわけですよね。でも、1万2千人以上のメンバーの方が活用されていて、成果を出されている。まあ、そういう仕組み、体系を作られているわけですよね。だから、世界最高のその体系、仕組みを持った組織だと思うんですね。組織作りという点において、BNIから学ぶこと、BNIから自分の会社に応用できることって、たくさんあるんじゃないかっていうふうに思っていて、まあそこの視点でのBNIの使い方とか、事例なんかもお伝えできたらいいなというふうに思っています。

安:とても素敵なお話だなと思いました。私自身も、大竹さんとは気がつけば十年ほどのお付き合い、いろいろお世話になっていることも多くあります。ありがとうございます。

大竹:ありがとうございます。

安:やっぱり私自身も、メンバーを十年以上続けていて、もっとこう使えば、この人はBNIを活用してビジネスが発展していったんじゃないかなと思いながら、メンバーを見送った機会も多かったんですけど、今の大竹さんのお話を聞いて、改めて私自身はメンバーという目線で、もっともっとこうBNIを使っていけば、自分のビジネスも発展させられるし、また違う形でメンバーへの貢献ももっともっとできるようになるよ、っていうことを大野さんや大竹さんと一緒に情報発信していければいいなと思いました。今のお話をどのようにまたポッドキャストでお伝えになっていきたいなと思われていますか?

大竹:シンプルに言うと、全国のメンバーの皆さんに定期的に継続的にメッセージなり情報を届ける機会なので、まあ単発でね、そういう機会はあるんですけど、例えばいろんなリージョンのフォーラムに呼ばれたりとか、カンファレンスで喋ったりとかすることあるんですけど、ただ一回の情報提供だと、なかなかやっぱそこから行動して変化をするっていうところまでは見届けられないというか、なので継続的にこういうのって発信をして、情報提供して、またフィードバックをもらって、もっとこう伝えたら伝わるかもしれないっていう機会、そういう機会いただけたら、もっと多くのメンバーの方のビジネスの変革というかね、発展に貢献できるんじゃないかというふうに思っているんですよね。私の一つの思いとしては、忙しくなって辞めてしまう人を減らしたいなって思うんですよね。BNIを使って売り上げが上がって、忙しくなって辞めること、これって本当に幸せなことなんだろうか、っていう自分の中での疑問があって、ただ忙しくするだけだったら、BNIじゃなくてもいいんじゃないかなって思ってしまうんですね。やっぱり、幸せにビジネスを拡大していって、本当にその豊かな人生を手に入れるお手伝いをしたいなというふうに思っていて、なんかそのためにこのポッドキャストといえば情報発信をするということで、自分が貢献できないかなというふうに思っているということですね。

大野:素晴らしい。

安:ぜひ一緒にメッセージを伝えていきたいなと思います。

大竹:ありがとうございます。

安:よろしくお願いします。

大野:ありがとうございます。大竹さんがこのチームに加入してくださったということで、パワーアップできるということで、あとイベントもやりたいですよね。またね。

安:ああ、いいですね。

大野:コロナがあったので、確か150回(のイベント)ができませんでしたし、前回仙台が最後になってますので、またこの再開をお祝いするっていう意味でも、イベントできたらいいんじゃないかなと思っています。

安:はい、楽しみです。ということで、オフィシャルBNIポッドキャスト、今回は特別会ということで、ナショナルディレクターの大野さんと、東京港中央リージョンエグゼクティブディレクターの大竹さん、そして私BNIメンバーの安さやかでお届けいたしました。これからいろんなポッドキャストの配信が楽しめるかと思いますので、ぜひメンバーの皆さん引き続きお楽しみにお待ちください。それでは次回もオフィシャルBNI ポッドキャストでお会いしましょう。See you next time!

第200回 進化を加速させる

安:それでは最後の方になります。
最後の方は、仙台青葉リージョンの杜の都チャプターから風神宏哉さんですね。よろしくお願いいたします。
風神さんを最後にちょっと喋っていただこうと思ったのは、まさにこれは最後の質問にふさわしいんじゃないかなと思いまして、ご紹介させていただきました。
これはそうですね、本人から言っていただくのがいいんですかね。覚えてますか。

風神:はい。杜の都チャプターの風神雷神の風神と書いて風神と申します。
おとめ座です。よろしくお願いします。

安:かっこいい。おとめ座。

安:さて、ご質問をお願いします
風神:質問はですね、今日参加させていただいて、チャプター数、チャプターのメンバーが1万2000、2万5000となって、2025年に2万5000ですよね。
その後ですね、メンバーがどんどん増えていって、日本のBNIチャプター、BNIのコミュニティも活発化していった。
その先には5年後ですが日本としてどんな未来を描かれているのか。
代表ご自身の言葉で聞きたいなと思ってご質問させていただきました。どうぞよろしくお願いします。

安:はい、よろしくお願いいたします。

大野:良い質問ですね。

安:はい。

大野:はい、ありがとうございます。
今ね、数字の話があったんで先に数字の話をさせていただくと、いわゆるゴールっていうか目標としての数字は、一番わかりやすいとこで言うとやっぱりメンバー数なんですよね。
今1万3000に、もうちょっとっていうとこですけど一瞬いったんですけどやっぱり下がっちゃって横ばい状態なんですけど。

安:はい。

大野:今おっしゃっていただいたように2025年に2万5000という目標を掲げていて、これ、あと3年ですので、結構なチャレンジなんですよね。
3年で倍にするって話ですから。3年で倍にするどうやるのって話ですよね。

安:はい。

大野:はい、ワクワクするんですよ。

安:うん。

大野:まずそこがポイントでそのさらに先、BHAGってよく言ってるんですけど、大胆でね、組織の命運を左右するような大きなね、目標ということで言うと15万人っていう話。
これは一応やっぱり期限を定めないと、目標なんだからということで2031年にしてます。
そうすると9年なんですね。9年後に15万人っていう。
これも何か気が遠くなるような数字かもしれないすけど、一番人数メンバー数が多いアメリカだって7万人台です。8万人切ってますので。
最近ちょっと減っちゃってたんであれなんすけど、日本は4番目なんですね。国っていう規模でいうと4番目なんです。
これもさっきのね、ワールドカップとかの話に繋がるんですけど。
やっぱり数字っていうことだけ考えてもやっぱり何かほとんどの人がそれって無理だよねとかできたら奇跡だよねとか言うぐらいの高い目標でないと自分個人的にはですね、面白くないっていうのは根底にあります。

安:はい。

大野:そこにどれだけの人を、一緒に楽しんでもらえるか、巻き込めるかみたいなところはすごくやっぱりチャレンジングなんですけど。
やっぱりドイツ、スペインに勝つだけじゃ世界一取れないわけですよね。
でもその夢を感じさせてくれる可能性を十分に今回感じさせてくれるようなワールドカップだったんで。
すごく重ね合わせて見てましたけど、

安:はい。

大野:でも数字だけでは意味がないわけですよね。
数字はもちろんチャレンジングだしワクワクして楽しいんですけど、でもそれを達成してどうなんのって話なわけですよね。
僕はやっぱりBNIをやり始めてそれを日本に伝えたいと思ったところがやっぱり原点なので。
自分はこれ、もう日本にないことを知っていながら何も行動を起こさなくてもよかったわけなんですけど。でもそれってきっと後悔するなと思ったんですよね。
自分が何か、自分が行動しなかったことに後悔をし続けるんじゃないかと思ったんで、

安:はい。

大野:家族を説得して日本に帰ってくることにしたわけですよね。
そのときの思いと、今は全く変わってなくてどんな世の中を作りたいかっていうときに、やっぱBNIがすごくその価値、可能性を持ってるとやっぱり確信を持ってるわけです。
じゃあ、逆に言うと15万人っていう、BNIのメンバーが日本に存在するっていう状況になったら何が起こるのかっていうことを考えるようにします。逆かもしれないですよね。
だから数字として、目的があって目標があるべきなのかもしれないんですけど、この場合は、その目標はあったときに、もしそれが実現できたらどういう世の中になるのか。
どんなことをBNIが実現できるのかって考えたときに、やっぱりワクワクするわけですよね。
おそらく15万人いる、こういう経済的な活動をしている組織ってそんなに私個人的に知らないんですけど。
でも数万、多分8万とか9万とかっていう組織はいますありますよね。

安:はい。

大野:でもやっぱり10万を超えてこないと、皆さん知ってるみたいな組織にはならないわけですよ。
例えばライオンズとかロータリー皆さんはご存知かもしれないけど、世の中ね日本普通の人は知らない人もたくさんいてね。
それはある意味仕方ないことなのかもしれないんですけど、でもやっぱり社会奉仕団体としてすごく世の中に貢献してるじゃないですか。

安:はい。

大野:BNIは、そのビジネスってところに焦点を当てつつも、やっぱり社会的意義がすごく大きい仕組みだし、組織だと思うので、それが15万人になるとものすごい可能性があるなと思うんですよね。
で、さっき言ったあの数だけじゃ意味がないって言ったのは社会的意義もそうなんですけど、どんな何て言うのかな、皆さんが2031年に本当に15万人いったときに皆さんがどう感じてるか、1人のBNIメンバーとして、あるいは1人のディレクターとしてね。
どうですかねやっぱり数だけじゃ意味がなくて、やっぱり世の中の人がどう受け止めているかっていうのすごく気になりませんか?残念ながらやっぱりネットでの風評だったりとかね。
真実じゃないかもしれないけど、そういうネガティブな書き込みがあったりとか。
組織が大きくなるとねどうしても多少そういうことあるんですけど、それでもやっぱり皆さんがよく耳にする言葉っていうのが今よりも遥かにポジティブなもので、皆さんは本当に誇りを持って、そのBNIの一員として関わっていける、そういう状態はやっぱり絶対作らなきゃいけないなと思うんですよね。
それってBNIのイメージなので、もちろんこういったこれはBNIのロゴとかこのねビジュアルっていうのももちろん大切なんですけど、でもやっぱり1人1人がどう世の中で人と関わっていくかっていうところが、実はイメージを作っていくっていうところでは一番大事なのかなと思うんですよね。
一緒にそこの意識を上げていくっていうんすかね、志を持って一緒にそこを突き詰めていくっていう、やっぱりあの行動は伴っていかないといけないし、世の中本当に変えていくんだと、あのBNIのビジョンですかね。

安:はい。

大野:世界のビジネスのやり方を変える。
ってビジネスだけじゃないと思うんですよね、影響波及効果を及ぼすのって、ビジネスの世界にとどまらないと思うんで。
そこは実際にこの2025年っていうのは一つの何て言うのマイルストーンでしかなくてね。
その途中もちゃんとその数字を達成するためにはそれなりの数字を作っていかなくちゃいけないんですけど。
そういう思いでやってます。
それを実現するために何が必要かっていうのが、さっきお話していた、やっぱりイノベーションなんですよね。
なぜかというと、今はその今やってることをそのまま延長でやってても絶対届かない数字なので、だからワクワクするわけじゃないですか。
チャレンジングな数字。
でもそれを実現するためにはやっぱり何かを変えていかなくちゃいけない。
常に革新を起こし続けなくちゃいけないので、今までの成功に何かあぐらをかいてしまうようなことはいけないんですよね。
でもすごくごめんなさい、正直今年私反省してですね。
あの早いうちに反省する機会が巡ってきてよかったなと思うのは、2021年ってすごく良かったんですね。
数字で見ると。
皆さんにとってはわかんないすけどコロナ禍でありながら、2021年はBNIジャパンの歴史の中で一番いい成長した年だったんです。
それをなんかね、いいことに、何かちょっと今年はうまく旗振り役ができてなかったなと思って反省してまして。
来年に向けてですね、もう既にいくつもの戦略的なね、施策をオフィス内でとか、あるいはエグゼクティブディレクターの皆さんとかとシェアをし始めて、ものすごい楽しみです。
今、日本に限らず世界中のBNIのすごい進化のスピードが速いんですよ。
私も国際イノベーションタスクフォースというのが、要するに革新を起こすための委員会みたいのがあるんですけどその一員として参加していて、月1、夜中のミーティングに参加してるんですけど、それを見てても、ものすごい可能性を感じる。
今までの本当にNGさえも変えていこうみたいな、NGを変えるって変ですね。
要は例えばそうですね、今までの常識を疑うっていうってところからギバーズゲインっていいの?とかね。
毎週のミーティング、そんなに必要?とかそういう根本的なところも含めて疑って、本当にじゃあ36年とか前にマイズナー博士が検証して答えが出たことを僕らやってるんですけど、でも36年経って世の中こんなに変わってるんだからもしかしたら変わってるかもしれない、もう一度検証しなくちゃいけないっていう。
それでパイロットプログラムも世界中で走ってるんですよ。
だから今、実は毎週じゃなくて隔週でミーティングやってるチャプターアメリカにあったりと。

安:へえ。

大野:そういろんな検証がされてるので、日本でもそういった積極的に検証するためのプログラムを導入していったりとか。
やることはもう本当に山積みなんですけど、だからこそ可能性を感じるし、面白い、ワクワクするんですよ。
それをぜひね皆さんにもあのシェアしていきたいなと思ってます。

安:はい、ありがとうございます。
すごく壮大なワクワクが聞けましたね。

風神:ありがとうございました。

安:とても良い質問でした。ありがとうございます。