第222回 特化してなんぼ(再)

A magnifying glass hovering over several instances of the word niche, symbolizing targeted marketing of small demographic groups

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

今回は、第71回の再配信です。

安:第72回は、「特化してなんぼ」と題してお送りいたします。大野さん、特化してというお話なんですが、何の特化なんでしょうか?

大野:チャプターでは、各専門分野から1名のみがメンバーとして登録できると言うルールがありますよね。カテゴリーの細分化や、すみ分けという言葉をよく聞くようになったと思いませんか。

安:いや〜、本当に多いですね。今。

大野:私が思うに、本来細分化やすみ分けと言う言葉は、あまり適切な表現ではないように思います。むしろ言うのであれば、特化と言う表現のほうが適切に感じます。では、特化とはどういった意味なのでしょう?

安:特化とは・・・?

大野:私たち中小企業にとっては、命運を分けるとても大切なコンセプトだと思うんですね。前提として統計をご紹介したいんですけれども、平成26年の経済センサスによると、日本の中小企業はおよそ380万社あるんですね。

安:はい。

大野:これは全体の企業数の99.7%を占めています。

安:あ〜なるほど。

大野:ほとんどが中小企業。わずか0.3%が大企業ということになるんでしょうけども。さらにはそのうちの小規模事業者というのが、全体の85.1%ということなんですね。いずれにしても、中小企業の数というのはとても多いと。380万社中小企業が存在しているので、とても競争が激しい中で私たちはビジネスをやっていると、いうことは前提としてあるわけですね。こうした競争が激しい環境の中で、勝ち残ってビジネスを拡大していくためには、まずはニッチ戦略と言うのが考え方として大切になってくると思うんですね。

安:はい。

大野:他の会社と同じことをしていたら、勝てる可能性というのは著しく低下してしまうという考え方。小規模事業者というのは、何でもやってすべての強豪と戦うなんことはできないわけですよね。

安:そうですね。

大野:だからこそ自分の会社のニッチと言うのを見出して、その分野でのナンバーワン。そしてオンリーワンになると言うことが大切なわけですよね。そうすると例えば、ビジビリティが高まりますよね。

安:そうですね~。

大野:その道でナンバーワン。オンリーワンというわけですから、自ずと目立ちますし、ビジビリティが高まる。多くのたくさんの会社の中で普通だと自ずと埋もれてしまう。さっき言った、日本国内の中小企業380万社の中に埋もれてしまうことを避けられるわけですよね。

安:はい。

大野:ニッチ戦略を考えるときに、今回は2つ考え方を分けてみました。

安:はい。

大野:1つは得意分野に絞る。弁護士を例にあげてみましょうか。

安:はい。

大野:例えば、英文の契約書をできる先生というのは、やっぱり限られてきますよね。

安:そうですね。

大野:はい。フランチャイズに詳しい先生も限られてきますよね。

安:そうですね。

大野:交通事故・離婚問題、この辺はよく聞きますけれども、プレゼンの中では。でも、本当にその交通事故を専門に扱っている先生とか、離婚問題ばかり扱っている先生とか、いう人がいればいざと言うときに心強いですよね。

安:そうですね。

大野:あと、そうですね。医療訴訟とか専門なんていう先生もいらっしゃるかもしれません。

安:はい。

大野:そういった専門分野を、あるいは得意分野を持った弁護士に対して、「何でもやってますよ~!」と言う弁護士と比べたらどちらが紹介しやすいかっていう話ですよね。

安:はい。

大野:集客と言う意味でもそうなんですけども、マーケティングですよね。いわゆる私たちがやっているリファーラルマーケティングにおいても、やはり得意分野を持っているということがやはり大切なことなんですよね。

安:そうですね。

大野:安さんと同じ社労士の方でも、先日私BNIのメンバーさんで1to1させていただいたんですけれども。障害年金に特化されているという方がいらっしゃいました。社労士としてはお若いんですけれとも、各方面からですね、講師として引く手数多という風に伺っています。

安:はい。

大野:あともう1つの方法としては、その顧客のターゲットを絞るという方法ですね。ターゲットを絞るっていうことで言えば、そういえば安さんも社労士でコンビニオーナーに特化してますよね。

安:そうなんです!毎週プレゼンでどこそこチェーンのオーナーさんを紹介してくださいという話をしていますね。

大野:そうですよね。どうして安さんはコンビニオーナーに特化することにしたんですか?

安:はい。コンビニ業界にいたからというのがまず1番の理由なんですけれど、その仕事をしている中で、コンビニオーナーってすごく思いをしっかり持って経営をされている方が多いんですよ。で、そういう方が全国に5万5千店やっぱりあるので、そういう方に対しての支援をしていくことによって、私も自分の得意なところを生かせるかなと思って。それで、今ターゲッティングを絞っています。

大野:なるほどね~。あと、私が聞いたことがある例で言いますと、不動産売買の仲介をされているメンバーの方が、もともとターゲットをですね、医療関係者に絞ってたんですね。

安:それでも結構絞れているような気がするんですけど。はい。

大野:でも、結構たくさんいらっしゃいますよね。

安:確かに。

大野:で、彼女はですね、医療関係者というターゲットをさらに絞り込んで。

安:はい。

大野:外科医にしたんですよ。

安:おー!

大野:外科医にターゲットを絞り込むことで、とても成功したんですね。なぜ外科医だかわかりますか?

安:なんででしょう?お金を持っているからとか・・・?

大野:まぁ、そこもあるかもしれませんよね。腕のいい外科の先生は、お金もたくさん持っているかもしれません。でも、実はそれだけじゃなくてですね。それも関係するんですけれども、普通の人と比べて不動産を売買する頻度がですね、人生の中において多いんだそうです。

安:あ〜。なるほど~。

大野:自分の家はもちろんなんですけれども、自宅ではないんだけれども、その勤め先の病院だとかいうところから近くに自分の小さい家を持っているとか、部屋を持っているとか。

安:はい。

大野:ね、離婚すると家売ったりしなくちゃいけないですし、また結婚すれば家を買わないといけないし、みたいな。まぁ、その離婚の頻度も高いんだそうです。

安:なるほど~。

大野:外科医の先生、聞いていらっしゃったら、ごめんなさい。

安:そういう統計結果があるという。

大野:はい。毎週末ですね、彼女は、外科医のお医者さんたちとゴルフに行くんだそうですね。そうするとなぜか、外科医の先生が弁護士の先生を連れてくることが多いらしくてですね、その弁護士の先生が不動産を探しているからとか。今売らなくちゃいけないからということで、紹介をしてくれるそうなんですね。

安:はい。

大野:でも、彼女はもう外科医の先生だけでも、てんてこまいになるぐらい忙しいので、私はもう外科医の専門なのでと勘弁してくださいみたいな話をされるんだそうですけれども。

安:あ〜。

大野:でも、やることは同じじゃないかってね。で、仕方なく引き受けるっていう話をされていましたね。

安:なるほど~。

大野:なので外科医の先生が当然、他の外科医の先生を紹介してくれて、それがひっきりなしで。それこそ不動産の物件もですね、割と同じその外科医の先生の中で人気のある物件だったりとか、そのある外科医の先生が売った物件が他の先生のお気に入りになったり。

安:お〜。

大野:ということが起こりやすいんだそうです。

安:なるほど~!

大野:なるほどですよね。

安:面白いですね〜。

大野:あともう1つですね、カテゴリーに関して面白い、これは日本のどこのチャプターだかちょっと忘れてしまったんですけれども。あるメンバーの方ですね、車のディーラーの営業をされている方だったと思うんですけれども。

安:はい。

大野:確かTOYOTAだったかな?間違ってたらごめんなさい。その営業の方なんですけれども。NISSANの営業の方を入れてほしいと。

安:へー!

大野:ね、ライバル会社ですから、なぜそんなことをするのかな思うんですけれでも。

安:気になりますね。

大野:車の好きな人は、どのメーカーの車がいいって、だいたいほぼ決まっている人が少なくないんだそうです。

安:はい。

大野:そうすると、彼はTOYOTAなんですけれども、NISSANが買いたいと思っている人がいたら、自分は役に立てないので、お断りをするのが普通なんですけれども。

安:はい。

大野:でも、知らない人にそのお客さんを取られてしまうよりは、信頼できる毎週顔を合わせている、そのNISSANなどのライバル会社の営業マンがいたら、その人に紹介したいと。これなんか、納得できません?

安:わかりやすいですね。

大野:そうですよね。いわばライバルとの、共存・共栄と言ったケースですよね。ということで、特化なんですけれども。はたから見ると競合関係にあるんですけれども、本人同士はですね、信頼関係ができている限りにおいては、お互い大切な人を紹介しあえる関係と、いうことが言えるんだそうです。

安:なるほど〜。

大野:目から鱗だと思いませんか?

安:いや〜本当に、面白いなと思います。その視点が。

大野:そうですよね。私が最初に聞いたとき、「TOYOTAとNISSANってあり得ないでしょ」と思ったんですけれども。お話を伺って、「なるほど」と。

安:ん〜。

大野:そこに信頼関係があれば、当然大切な人は紹介できるようになると。

安:そうですね。また紹介を経て、その人もイメージですとかビジビリティも上がるという効果がありそうですよね。

大野:そうですね!

安:はい。それではそろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大野:はい。このPodcastを聞いてくださっている皆さんの中にもですね、おそらく、自分のニッチとかですね、得意分野というのもがまだ明確になっていない方もいらっしゃるかもしれないと思うんですね。ぜひ、その自分の得意分野が何なのかとか、あるいはどういう顧客にターゲットを絞るとどんなメリットがありそうかというのをですね、日々考える癖をつけていただくといいんじゃないかなと思います。先ほどの事例でもご紹介しました通り、信頼できて、大切な人を安心して紹介できるライバルという人が、もしかしたらいるかもしれないという視点も新鮮だと思うので、ぜひ考えてみていただければと思います。

安:はい、ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

参考:
https://woocommerce.com/2016/05/niche-business-success/

https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-11902.html

第221回 愛を伴って行動するリーダーシップ

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

【参照】日本語版

第141回 リーダーシップは何もんだ?

第221回は「愛を伴って行動するリーダーシップ」と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト 141回をご参照ください。

安:皆さんこんにちは。BNIメンバーの安さやかです。オフィシャルBNIポッドキャスト、本日もBNI東京港中央リージョンエグゼクティブディレクターの大竹さんとともにお送りしております。 第221回は「愛を伴って行動するリーダーシップ」と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト141回をご参照ください。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するコンクリ株式会社と、ビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。それでは今回、大竹さんとお話していきたいと思います。大竹さん、よろしくお願いします。

大竹:よろしくお願いします。

安:今回のテーマが「愛を伴って行動するリーダーシップ」ということなんですけども、これって何かどこかで聞いたことあるような気がするんですけど。

大竹:そうですね、この素晴らしい名言を残されたのが大野麻人さんなんですけれども、 141回で「愛を伴って行動するリーダーシップ」っていうような話をされているんですよね。そこについて、今回ちょっと深掘りしてみたいなというふうに思っております。人によって、リーダーシップに関しての考え方とか解釈って様々だと思うんですよね。「リーダーシップって何ですか?」って聞くと、それこそいろんな答えが返ってくるし、いろんな思い込みも、もしかしたらあるんじゃないかなという風に思うんですよね。例えば、人を引っ張っていくこととか、人を導いていく人みたいなところで考えてらっしゃる方も結構多いのかなというふうに思ってるんですよね。そうすると自分にはリーダーシップがないんじゃないかみたいなふうに思われてしまう方もいらっしゃると思うんですけど、これはBNIのトレーニングでお伝えしているところなんですけど、リーダーシップは影響力であると。なので誰しも持っているものなんだっていう、そういう解釈をしているんです。じゃあどういう影響を与えていくのかっていうところが私たちの課題なんだというふうに思っています。最初に話をしたいのはデイメーカーの話です。トレーニングで受講されたことある方は聞いたことがあるかもしれませんけれども、ある美容師さんの話です。いつも対応しているお客さんがいつもよりも短い頻度で来店したと。特に気にも止めることもなく、いつものように一生懸命接客をして、髪を切ってキレイにしてお返しをしました。その後、その方から手紙が届いて、「実は私はあの時、自分の命を絶とうと思っていた」と。「ただ、あなたとお会いしてお話をして、その気持ちを変えることができた」と、「もう一度頑張ってみようと思えたんだ」というお話なんですね。その人の1日を作り出したということで、デイメーカーというような言い方をしているんですけれども、これは特にリーダーシップを意識したわけではないと思うんですよね。ただ、その影響を与えた。プロとして、専門家として、やるべきことをきちんとやって、いろんな日があります。不機嫌な日もあるし、いいことがあった日もあると。でも、それを表には出さずに、いつものようにお客さんに接することによって、相手の1日を作ることができたという、これも一つのリーダーシップの形なんじゃないかなというふうに思うんですよね。今回、大野さんのおっしゃっている「愛を伴った行動によるリーダーシップ」という話にちょっと入っていきたいんですけど、私、以前「愛を伝える5つの方法」という本を読んだことがあるんです。5つまずご紹介したいと思います。1つ目は言葉によって愛を伝える方法、2つ目がプレゼント、贈り物ですね。3つ目が時間です。一緒に時間を過ごすことによって愛を伝える。 4つ目が、その本ではサービス行為って言われてるんですけど、相手に何かをしてあげることです。リファーラルもこれに含まれるのかなと思うんですけど、サービス行為というものです。最後がボディランゲージです。例えば握手をしたりとか、海外だとハグしたりとかっていうのもあると思うんですけど、そういった形で愛を伝えるっていう方法があります。ちなみに安さん、今この5つでいったらどれが一番得意とか好きとかありますか?

安:そうですね。私、結構「一緒の時間にいる」が印象に残りました。得意というわけではないんですが、大事にしている考え方だなって思いましたね。

大竹:一緒に時間を過ごすことによって影響を与えた、もしくは自分が与えられたっていうエピソードとかってあったりしますか?

安:そうですね。思い出そうとすると多分たくさんあるんだと思います。さっきのそのデイメーカーのお話みたいに意識をしているかって言ったら、そういう時もあれば、ない時もあるんですけど、やっぱりメンバーの相手の方の話を聞くこととか、もっとこうしていきたいなっていう夢を語ってもらう時とか、これはメンバーだけではなくて、普段の私のお客様に対しても同じことが言えるかなと思うんですが、ただ単に、例えば文字の情報でそういう大事な話をやり取りするのではなくて、本当に目標だったり、あるいは今ちょっと大変な時なんだよねっていう時こそ、オンラインでも対面でもいいから同じ時間を過ごすっていうことによって、「聞いてもらえて嬉しかったです」って言ってもらうこともあるし、逆に同じ時間を過ごしてもらって、相手に対して「一緒にいてくれてありがとう」って言うこともありますね。あまり具体的なエピソードっていうわけじゃないんですけど。

大竹:いえいえ、素晴らしいですね。私も今話を聞いていて思い出したんですけど、この前名古屋に出張する予定があったんですけど、その時にちょっと悩んでいるメンバーの方がいて、これからBNIの活動どうしようかっていうところだったんですね。ちょうど一緒に出張する先が名古屋だったので、「じゃあ良かったら、新幹線同じやつ取って一緒に話しませんか」っていうことをしたんです。そうしたら、すごく喜んでくださって、行きがてらいろんなお話を聞いたんですよ。何か解決策みたいなものを提供できたっていう自信は全くないんですけども、でもすごく喜んでくれて、時間を取ってもらったっていうこと自体に救われたっていうお話だったんです。すごく嬉しいなと思って、そんな体験が最近ありました。

安:素敵ですね。純粋にお話聞こうかっていう、多分提案するときってそこまで強い思いだったりとか、強い関わりを持とうと思って言っているわけではなくて、「あ、だったら一緒の方向だし、一緒に行く」っていう誘い方だったのかなと思うんですけど、その働きかけが相談したい側からはなかなか言い出しにくいけど、それを言っていただけたっていうこと自体がまず大きな、多分影響力になってるのかなって思いました。

大竹:素晴らしいですね。ありがとうございます。私がBNIに関わるようになって学んだことでもあるんですけど、最初私BNIに加入する時に、自分に与えられるものなんてないって思ってたんですよね。起業したてで、お金もない中で、お客さんもそんなにいない中で、自分がこのチームに加入して何を与えられるんだろうかと、できることなんか何もないんじゃないかなっていう風に最初思ってたんです。でも、BNIの環境、ギバーズゲインという考え方を学んでいく中で、もしかしたら自分は既に何かあるのかもしれない、持ってるのかもしれない。例えば時間を提供する、ギブするってことも与えられるもの。そういう自分が与えられるものがあるっていうことに気づけたっていうことが、多分私の中では一番大きな成果というか、ギフトだなっていうふうに思ってるんです。あともう一つ、言葉っていうところでいうと、最近ちょっと体験したことをお話をしたいんですけど、私、今千葉の田舎に移住をしたんですけども、移住するってすごい大きな決断で、とても最初は怖かったんですよね。馴染めるだろうか、この地域に。というところで、何回か下見に行ったんです。その時に歩いてたら、向かいからある中学生の女の子が歩いてきて、行き違うなというところで、こういう時は挨拶した方がいいんだろうか、でもよそ者なしな、どうしようかなみたいな風に、ちょっと私はまごまごしていたら、 20 メートル先ぐらいから相手の方が大きな声で「こんにちは」って言ってくれたんです。これって多分愛を伴ったリーダーシップだなと思っていて、先に挨拶をして、相手から返ってこなかったらどうしようって気持ちは、当然お互いに持っているはずなんですね。でも、それを先に乗り越えて行動するっていうことって、多分愛がないとできないんじゃないかなという風に思うんですよね。その体験で、この地域でもしかしたらやっていけるかもしれないなっていうふうな自信がついて、移住することを決断できました。なので言葉っていうのも一つ相手に与えられるものなんじゃないかなというふうに感じました。

安:確かにその経験は私も何度かありますね。

大竹:あとプレゼント、物を提供するっていうんですかね。そういうのもやっぱり愛を伝える方法にもなるし、もしかしたら逆になってしまうこともあるのかなって思うんですけど、相手が欲しいというものを与えるのってすごく難しいことだなって思うんです。自分が与えたいものを与える、押し付けるのではなくて、相手が何を欲しがってるんだろうかってことをちゃんと聞いて理解して、自分なりに考え尽くした上でそれを与えるっていうこと。これすごく簡単なことではないのかなっていう風に思うんです。愛を伝える5つの方法っていうところで、愛を伴うリーダーシップって何なのかっていうことを話をしてきました。他にも愛を伴った行動、リーダーシップってどんなものがあるか、安さんって思い浮かびますか?

安:そうですね。今までは与えるっていうこととか、時間を共有するということが挙げられていたんですけど、例えば厳しさという視点もあるのかなと。BNIを活用していくメンバー同士で優しさだったり、時間を共有するっていう行動はもちろん大事だけれども、時にはメンバーだったり、相手の方が何か違う道に行ってしまうというか、少し誤りがあるようなことが見受けられた時に、それを見過ごすのではなくて、ちゃんと諭すというか、厳しい愛を持って伝えるっていうことも大事なんじゃないかなって思ったんですけど、大竹さん、いかがでしょうか。

大竹:はい、その通りだと思います。誰もが言いづらいこと、言いたくないこと。でも、相手の未来をより良くするために、勇気を持って伝えることって、すごく大きなギブなんじゃないかなと思うんですよね。すぐには理解していただけないとか、受け取っていただけないこともあるのかなと思うんですけど、もしかしたら相手の未来へのギフトになると思いますので、すごい大きな愛だなっていう思います。私なかなかできない時が多いんですけど、すごく勉強になります。ありがとうございます。

安:ありがとうございます。それでは、そろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大竹:はい、ありがとうございます。私すごく思うんですけど、BNIに関わる私たちって、みんながリーダーシップを取ってるというふうに思うんですよね。それはどんなリーダーシップかっていうと、返ってくる保証がなくても、先に与えるっていうリーダーシップを取ってるんじゃないのかなっていうふうに思うんです。それを毎週毎週、ギバーズゲインっていう考え方のもと、リファーラルとかビジター招待とか、そういった形で先に与えるというリーダーシップを取ってるんだと思うんです。これって一切返ってくる保証って多分ないと思うんですよね。返ってくるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。でもそれが素晴らしいことなんだと、それが正しいことなんだって信じて、それを習慣にして毎回やっているっていうことだと思うんですよ。これが誰かの感謝を生まないはずがないと、誰かの感動をうまないはずがないと、少しずつでも世界を変えていかないはずがないって、すごい信じてるんですよね。そういうリーダーシップを私たちは取っていて、それを習慣化しているということ。ここはぜひ誇りを持って一緒にやっていけたらいいのかなというふうに思っているんです。私が考えるリーダーシップについての定義というか考え方なんですけど、誰もが恐れていることを、先にそれを乗り越えて行動することが一つのリーダーシップなんじゃないかなと思っていて、与えて返ってこないかもしれないって恐れって、誰しも持っていると思うんですよね。だから、ギブアンドテイクみたいな形とか、先にテイクしてからみたいなところで、一般的な考え方になってくるのかなと思うんですけども、その恐れを自分から乗り越えることによって、何かを変えられるかもしれない、人に影響を与えられるかもしれない、そういうリーダーシップを私たちはとっていて、それがもしかしたら誰かに勇気を与えられること、誰かに感謝を伝えることになるのかもしれないなというふうに思っています。

安:はい、ありがとうございました。確かに自分から恐れをなしてではなく、本当に積極的に関わっていくこと、その人のことを思って行動すること自体を、私たちBNIメンバーは毎週続けていますもんね。まさにそこが実は大きなリーダーシップであるということに、このお話を聞いた方が気づいてくださって、また他の方に伝えていってくださるといいなと思いました。大竹さん、ありがとうございました。

大竹:ありがとうございます。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第220回 行く価値あるの?

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第220回は「行く価値あるの?」と題してお送りいたします。

安:さあ、大野さん、今日は「行く価値あるの?」という、またキャッチーなテーマなんですけども、今回はどんなお話になるんでしょうか?

大野:今回は沖縄ですけども、毎年ナショナルカンファレンスが開催されるので、「それって行く価値あるのか?」っていうお声をよくいただくので、その辺をちょっと掘り下げていきたいと思っています。

安:今回のテーマで「行く価値あるの?」っていう言葉は、実は私があるメンバーに今回のナショナルカンファレンスのお誘いをしてみた時の反応なんです。今回、沖縄なので「沖縄に行くの?」って聞いたら、「え、それって行く価値あるんですかね?」って聞かれちゃったんですよ。これって結構私の中では衝撃だったというか、まあ、そうやって実際に言う方もいらっしゃるは、いらっしゃると思うんですが、でもそういうイベントって、自分から価値を創りに行く良いきっかけになるんじゃないのかなって私は思ったので、ちょっとこの辺を掘り下げてみたいなって思っています。

大野:はい、ありがとうございます。多分、ごく自然なレスポンスなんだと思うんですよね。平均的なレスポンスだと思います。安さんが今おっしゃったような提供されるものを受け取りに行くとか、あるいは自分でそれに価値を見出しに行くっていう意識っていうのは、多分かなりレベルの高い話で、なかなかそこまで普通の人は発想がいかないと思うんですよね。なのでどういう価値があるのかっていうのは、今回皆さんにできるだけお伝えできればいいかなと思います。ナショナルカンファレンスというのは、イベントに参加するっていうこと以外でも、いわゆる一般的にネットワーキング、人と会うっていうことを、そういった機会を活用するということを考えた時に、予定して計画的に誰かと会うっていうことはするじゃないですか、みなさん。アポを取って、例えば大竹さんとミーティングをするとか、ランチを食べるとか、安さんとコーヒー飲むとかっていうのは、アポを入れてみなさん自然にやってるんですけど、これって予定されていた想定内の出会いっていうんですか、既知の人、お互いに知ってる人同士が会うっていうことなんですけど、これはここで何か新しい化学反応が起きるとかっていうことは予想してないわけですよね。計画されてなかった出会いっていうのは、そこからのリターンっていうのが予測できないわけですよ。なので、その価値の大きさっていうのは、予定していた出会いよりも予定してなかった出会いの方が、大きくなる可能性っていうのは高いんですよね。無限大にある。それは人脈論的によく言われることなんですけど。なので計画的にいろんな人と、例えばBNIの方皆さんであれば、1to1を予定していくとか、あるいはチャプターミーティングで定期的にビジターの方との出会いはもちろんあるんですけど、もちろんそのビジターさんとの出会いっていうのは新しい出会いなので、予想していなかった化学反応が起こる可能性はやっぱりあるんですけど、そこに皆さんが例えばナショナルカンファレンスに参加するっていうことを考えた時に、どんな出会いが待っているか分からないっていう無限の可能性がそこに秘められているっていうのは、これって皆さんお一人お一人が覚えておかなくちゃいけないっていう貴重な事実としてあるんですよね。大竹さん、カンファレンスに参加する意義みたいなところでお伝えしておきたいことってありますか?

大竹:はい、そうですね。今、大野さんのお話を聞いていて私が思い出したのは、「パルプンテ」っていう呪文なんですけど、私の世代で皆さん知ってる方いらっしゃると思うんですけど、要は何が起こるか分からない呪文なんですよね。すごくいいことが起こることもあれば、ちょっとだけいいことが起こることもあれば、何も起こらないこともあって、ちょっと悪いことが起こることもあるっていう、そういった呪文なんですが、結構コストがかかるんですよ。MPが消費されるんですけどね。ただ、唱えないと何も起こらないっていうことがあると思っていて、どうしてもやっぱりコスパとか、タイパとか考えてしまうと思うんですよね。でもこれ、もしかしたら人生を楽しむ秘訣みたいにもなるのかもしれないけど、予定していないこととか、想定していないことを起こそうと思ったら、自分から行動を起こしていかないと変わっていかないのかなという風に思うんですよね。でも、時間とかお金とかリソースは限られているわけで、どうやってそれを選択していくのかといったときに、想定外のことが起こる可能性を高めるにはどうしたらいいのかなという風に思ったときに、私はこの今回カンファレンスで一つの出会いの場だと思うんですけど、人と人との出会いっていうのは、すごく化学反応が起きやすい場だと思うんですよね。かつ、なぜBNIのこういったカンファレンス、イベントに参加する価値がより高いのかなというふうに思ったときに、皆さんギバーズゲインの姿勢を持っているからこそ、より多くの出会いの価値、より多くの化学反応が生まれる価値があるのかなというふうに思うんですよね。もしそこに集まる人たちが自分のことしか考えてなくて、「なんか、売れないかな」みたいな奪うことばかり考えていたとしたら、そこから化学反応が生まれる可能性って限りなく低くなっちゃうんじゃないかなと思うんですね。もちろん0じゃないとは思いますけれども。ただ、そういったギバーズゲインの姿勢を持った人がそれだけ集まるってすごい奇跡だと僕は思っていて、そういう場が私たちに用意されている。これってすごいことなんじゃないかなというふうに私は感じています。

大野:はい、ありがとうございます。本当そうですよね。今もうこの収録の時点で1500人以上の人が登録されているっていうことなんですけども、目標は多分確か2500 ぐらいの参加者ということで、それだけギバーズゲインを実践、日頃からされている、意識している人たちが集まっているということの価値ですよね。イベントの価値っていうことだと思うんですね。はい、ありがとうございます。ところで、先日ですね、BNI AI ディレクターコンサルタントっていうのをですね、チャットGPTに実装しまして、ディレクターの皆さんに公開しました。そこで早速なんですけれども、「ナショナルカンファレンスって行く価値あるのか?」っていう質問をしてみました。ちょっと聞いてみましょうか。チャットGPTからの回答に入る前に、私個人的に思うんですけど、これ前からよくお伝えしてはいるんですけど、多分初めて聞かれる方もいるので、BNIのメンバーとしてプログラム利用料を払って投資してメンバーとして活動されてるんですけど、でもやっぱりせっかくメンバーなのにこのナショナルカンファレンスに参加しないっていうのは、その価値、自分が投資してる価値の半分以上を捨ててしまっているような、僕は感覚があるわけですよ。でもそれはディレクターの目線ということなので、なかなかやっぱりチャプターのメンバーの皆さんって、そういったことを感じるっていうことがなかなか難しいと思うんですよね、普段。なのでこのチャットGPTでいろいろと素晴らしい価値のポイントを教えてくれているので、シェアしていきたいなと思ってます。全国のBNIメンバーとのつながりが作れる、ということは、より多くのリファーラルの機会だとか、さっき言った化学反応を起こしやすいっていうことですよね。その結果として、そこで得られた人脈だとか情報っていうのは、チャプター全体の成長にもつながりますよねっていうのが1つ目ですね。2つ目がビジネス拡大のチャンス。これはやはり日本全国、それから世界中からいろんな人が参加してくれますので、その成功事例を知るということで、新しいビジネスの視点を得ることができたりとか、そして大きな人数、大きなネットワーキングの機会なので、新しいマーケット市場とか、あるいはその提携先なんかを見つける機会にもなりますよね。そして3つ目が学びの機会です。これはもちろん大きな学びの機会ですけども、やっぱり世界各国から、あるいは国内選りすぐりのスピーカーをお招きしていますので、トップクラスの講演だったり、トレーニングというのが用意されていますから、ビジネススキルとか、BNIのよりうまく活用していく方法なんかを学ぶことができます。BNIの成功メソッドみたいなのを直接学んで、チャプターに持ち帰ることができるというのが3つ目の価値ですね。4つ目が楽しく魅力的なイベントであるということ。全国のメンバーと交流する機会でもあるし、楽しく学べる特別な機会であるっていうことですよね。特にチャプターで一緒に行ったりすると余計に楽しくなりますからね。なのでそういった誘い合っていくっていうことで楽しみの要素が増えるし、カンファレンスで経験できることって、ビジネスだけじゃなくて人生にとっても貴重な財産になるというようなコメントを出してくれていてます。5つ目のおすすめとしては、やっぱりAIもチャプター単位での参加を勧めてくれてますね。これは本当にそうだと思います。チャプター全員が参加できるのが理想的だと思います。実際、過去に東京から京都に全員で参加するとか、新宿から全員で参加するっていうチャプターありましたけど、中には現地で京都で部屋を借りて、チャプターミーティングそっちでやろうっていうことをやってたチャプターもありました。いいアイデアですよね。チャプターの定例会やるとか、チャプターのイベントもカンファレンスと同時に向こうで企画してみるっていうのもいいアイデアだなと思いますよね。みんなで学ぶ、あるいはチャプターでまとまってグループで参加すると、持ち帰った学びっていうのも、チャプターチーム全体の成長につなげられるし、みんなで参加するとより多くの情報をシェアできますよね。皆さん視点が違うので、それを振り返って学びのポイントをシェアするってのはやっぱり価値が高くなりますよね。6つ目は、実はチームビルディングの観点なんですけど、これすごくやっぱり大きいなと思いました。共通の体験をできるじゃないですか。普段のチャプターのミーティングとか、チャプターのイベントと違って、非日常の体験をみんなでするわけなんですよね。なので一緒に学び、感動を共有するっていうことができるので、メンバー同士の絆が深まるっていう効果がありますよね。終わった後、例えば帰りの移動中だったり、あるいは今回沖縄なので、沖縄に少し一緒に残って一緒に振り返りをして、学んだことをシェアしたりするということで、チームの一体感が高まるし、チャプターのビジョンをより明確にする機会にもなるんじゃないかって言ってくれてますね。私達のチャプターもこんな風にできるとかね。あるいは、そういった新しいビジョンに磨きをかけるとか、目標を持つきっかけになるという点ですね。成功しているチャプターの事例を知ったりとか、チャプター全体で取り入れるべきポイントっていうのを話し合うことができるので、またとない機会になるんじゃないですかね。

安:ちょうど何となくチャプターの中だけでビジネスをしようとしていたところが、カンファレンスとか、あるいはグローバルコンベンションといったイベントに参加をしたことによって、視野が広がって、ビジネスのレベルがグローバル化したっていう事例も実際にあるんです。今の私も共感できるところが多いなと思いました。

大竹:今のお話の事例なんですけど、静岡の法貴さんだったと思うんですけど、あるカンファレンスに参加した時に海外のゲストが来ていて困っていらっしゃったんですよね。「手助けできることありますか」っていうことで、ちょっと手助けをしてあげたそうなんですね。そしたら「どんなビジネスしてるの?」って話になって、実は法貴さん、今その方のビジネスの日本の展開を任されているというか、手伝っているということなんですよね。やっぱりギバーズゲイン姿勢でお互いに関わることによって、大きなチャンス、多分それ予定してなかったと思うんですよ、本当に。そういうことが起こるんだなということを聞いたことがありました。

大野:はい、ありがとうございます。あと、例えばリーダーシップチームの方とか、役職持たれてる方なんかは視野が広がるじゃないですか。例えば4月なので、着任してすぐのイベントですから、どんなチャプターにしていきたいか、そういった考えを新たな視点で思いを巡らすっていう機会をチームでできる。あと、ほかのチャプターのリーダーの皆さんとか、ディレクターとの交流の機会もあるので、日本ももちろんですけど、海外のすごい成功しているリージョンとか国とかってありますから、やっぱりリーダーシップとしての視野もけっこう広がると思うんですよね。もう一つ、最後ですね。チャプターの士気向上っていうところにつながるって言ってくれてるんですけども、やっぱりせっかく参加したんだから、学んだことを生かしてもっと良くしていこうとか、成長させようという前向きなプラスのエネルギーが溢れてますね。参加することができたメンバーが参加できなかったメンバーに学びをシェアするということで、チャプター全体の成長にもつながるというふうに言ってくれています。

安:いや、AIってすごいですね。こんなに具体的にアドバイスをくれるんだなと思って、今非常に興味深く聞いてたんですけど。それではそろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメッセージはありますでしょうか。じゃあ、まず大竹さんからお願いします。

大竹:はい、ありがとうございます。チームで参加することの価値について、私も去年のハワイのカンファレンスで感じたことだったんですけど、チームで参加をして、最後の日に振り返りのミーティングをしたんですよね。それぞれ共通のセッションに参加していることもあれば、別々のセッションに参加していることもあって、共通のセッションに参加してても全く見方が違うんですよね。あ、そういう見方があったんだ、そういう意味だったんだっていうことで、本当に理解が深まったんですよね。その時間を共有することによって、お互いの信頼関係がすごく高まったっていうことがあるので、本当にチームで参加することの価値というのは私自身も感じました。

安:ありがとうございます。

大野:いや、これ振り返り大事ですよね。やっぱりやるのとやらないでは全然結果が違うと思うので。私からは参加する前にチームとして目標を設定する、参加する際の目標、チームとしての目標を設定するということをぜひおすすめしたいんですよね。このカンファレンスでこれこれを学ぼうとか、チャプターに持ち帰ろうといったテーマを決めておくと、より意識的に学べると思うので、ぜひやってみてください。
安:はい、ありがとうございます。やっぱり私もメンバーとして何回もナショナルカンファレンス出てますが、みんなで行くっていうことをすごく価値があるなと感じています。今、大野さんがお話してくださった目標設定、そして大竹さんがおっしゃったいろんなところにみんなで行ってみる、それによる気づきを得る、そしてまたそれを振り返り、シェアするっていうことの大事さをすごくあらためて私も学ばせていただきました。なので、沖縄でもしっかり目標を持って、そしてちゃんと振り返りしていきたいと思います。ぜひメンバーの皆さんにも同じように目標と振り返りをやっていただきたいなと思いました。ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。

大野:まだまだ!

大竹:ちょっとまった!

安:何ごとですか。

大野:大事なお知らせを忘れています。

安:大事なお知らせ。もしかして。

大野:そう、あれあれ、それそれ。

安:これか。実はナショナルカンファレンスでこのオフィシャルBNIポッドキャストの公開収録をやることになったんですよね。すごい楽しみなんですが。

大野:楽しみそうに聞こえないよ。

安:本当に楽しみにしてますって。いや、これ割と初の試みなので、ナショナルカンファレンスの中では。はい、楽しみにしてますよ。

大野:トピックを今募集してるんですよね。

安:はい。実は2月16日とあともう少しで締め切りが来るので、ぜひ多くのみなさんからトピック募集したいなと思っています。専用のリンクがありますので、是非是非そこから応募していただけたら、もしかすると当日のカンファレンスの公開収録の時にお話を直接お聞きするかもしれないので、是非皆さんからの応募お待ちしております。

大野:リスナーの皆さんで一緒に沖縄に行っていただくと、きっと楽しいんじゃないかなと思ってます。お願いします。

安:お願いします。ということで、最後までお聞きいただきありがとうございます。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第219回 私が応援したい人たち

【参照】日本語版
第218回 そうだ、人脈を磨こう!

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第219回は私が応援したい人たちと題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト 第218回をご参照下さい。

安:それでは、ここからは大野さんにバトンタッチしてお話をして頂きましょう。大野さん、よろしくお願いします。

大野:はい、よろしくお願いします。今回も前回に引き続き、福岡博多の河野エグゼクティブディレクターにお越し頂いてます。河野さん、よろしくお願いいたします。

河野:はい、お願いします。

大野:今回はポッドキャストではあるんですけども、動画で是非皆さんご視聴頂きたい。と言いますのも、今回は前回の続編というか実践編ということで、データベースの活用をご紹介、河野さんにしていただく形になっていますので、音声で聞いて、その後にまた動画を見ていただくという形でもよろしいかと思います。ではですね、大竹さん、前回まとめの言葉っていうんですかね、頂いた時に素晴らしい、いいなと思った言葉が、私が力になりたい人とか応援したい人のリストみたいな表現されてたじゃないですか。そこをちょっと振り返っていただいてもいいですか?

大竹:そうですね。前回お話をしたのは、リストアップって言葉自体にちょっとネガティブな響きがあるんじゃないかな、要は無機質に感じてしまうっていうところ。そこに自分の思いとか感情とか温かさみたいなのを込めるとしたら、どんなふうな呼び方がいいのかなと思った時に、私の場合は、私が手助けしたい人たちはどんな人がいるだろうかとか、私が応援したい人たちはどんな人がいるだろうかっていうようなリストの呼び方をしているということですね。

大野:はい、ありがとうございます。ということで、「私が応援したい人たち」というリストのタイトルで今日はお届けしたいと思います。では、河野さん、画面の共有をして、お話をいただければと思います。よろしくお願いいたします。

河野:はい、よろしくお願いします。前回のポッドキャストでは考え方みたいなことをお話したんですけど、実際に共感していただいて、じゃあ自分も先ほど大竹さんおっしゃってたように、自分が助けたい人だったり、応援したい人たちを書き出してみようと思ったときに、具体的にどういうふうにやったらいいかっていうことがイメージがつかない方もいらっしゃると思うので、ここから実際に、じゃあどのように応援したい人、助けたい人たちをリストにしたらいいか、一例を画面を使いながらご説明したいとおもいます。こちらエクセルになっています。ツールはそれぞれ使いやすいツールを使っていただくといいと思うんですけども、ご自身の応援したい人、助けたい人、そういった方々、とにかく今までの人脈資産をこちらに書いていってですね、お名前、カテゴリー、そして今までの考え方と違うところでいうと、このDの列ですね。目標や課題というふうにここの項目はさせてもらっております。つまり、このリストアップというものは、別に自分たちのそのチャプターに呼ぶ人だったりとか、ご自身の何か扱っている商品やサービスを売り込む営業のリストではなく、応援したい人たちの抱えてらっしゃる課題だったり、何かこう狙ってる目標だったり、夢だったり、そういったものをどんどん聞いていきながら、その人たちを助けていく。そんな観点でこの項目を入れさせてもらっております。属性の部分は、この人とはどんな場所で、どんなご縁で出会ったかということで書いていくことによって、例えばBNIで出会った人たち、もちろん応援したい人の中には、おそらくですけど、同じチャプターのメンバーとかも載っているかもしれませんけども、BNIの人だったり、例えば私だったらJCとかをやってましたんで、JCの人たちとかいうリストがたくさんあることによって、それぞれにそれぞれの価値ある人脈をご紹介することで、お役に立てたり、誰かを助けることにつながるのかもしれません。ステータスという風にありますので、ここは例えば、まだ話ししてないよとかリードっていう状態ですね。あとは例えばアポイントを取って、実際に今BNIでは コーヒーミーティングとかいう名前で言ってますけども、お茶飲みながらその人の近況を聞いたり、目標や課題を聞いていく。今どういう状態にこの人となってるのかみたいなことを入れていただくという形で、このリストをどんどんどんどん書いてみていただきたいなというふうに思います。前回のポッドキャストでもお話をしましたけども、リストアップという今までの概念でいくと、何か書かされたりとか、やらされだったり、あとは何かちょっとストレスがかかったり、嫌々書くみたいなイメージを持たれてる方はまだまだやはりいらっしゃると思うんですけども、ぜひ応援したい人、助けたい人、この人には何か成功してほしいな、良くなってほしいな、そんな観点で、これまでのそれぞれの人生で出会った方々をずーっと棚卸ししていただくと、僕の場合は本当に100人超えたぐらいから書いている中で、過去この人には10何年前に駆け出しの保険のセールスマンだったときに、目標の数字が足りなくてクビになりかけたことがあるわけですね。そういう時に先輩だったんですけども、「お前それ、もう俺が協力してやる」ということで、本当に助けてもらった恩人の人とかがまた思い返されたりとか、高校時代にいつも一緒につるんでいた友達が最近どうしてるのかなって。本当にビジターで呼ばないといけないとかそういうことじゃなくて、純粋な動機で最近どうしてる?って声掛けができるっていうところが一定数ずっと棚卸ししていくと芽生えてきます。僕の場合は100人ぐらい書いていくと、むしろどんどん書きたくなるんですよね。実際に私のシートですけども、3500人ぐらいの応援したい人のリストっていうのが入っています。その中のリストの人たち同士をくっつけたりすることによって、このAさんBさん、どっちにも喜ばれて、そして喜んでるのを見る僕も幸せな気持ちになるということで、三方よしだったり、オールWINの状態になっていくというふうに思います。このリストがなくても日頃やってるよという方いらっしゃるかもしれないんですけども、やはりこの目に見える形でデータベースを残しておくということが、今この時だけに役立つものではなく、今後ずーっと、場合によってはBNIを辞めた後でも、ご自身のこれまでの培ってこられた人脈資産のデータベースになりますので、ぜひともこのツールを使っていただいてもいいですし、何かご自身の自分自身でカスタマイズしていただいて、別のツールで使っていただいてもいいと思いますので、まだこの人脈資産のデータベース作ってないよという方いらっしゃいましたら、応援したい人、ぜひリストアップしてみてください。

大野:はい、河野さん、どうもありがとうございました。

河野:ありがとうございました。

大野:はい、いかがだったでしょうか。今日は実務編ということで、実際に皆さんがこれを活用して、チャプターのメンバーの皆さん全員がこれをできるようになると、本当にチャプターの成果は大きく広がると思いますので、皆さんのチャプター、そしてBNIの価値を高めるということで、ぜひトライしていただければと思っています。大竹さんはいかがですか?

大竹:はい、ありがとうございました。河野さん、素晴らしいお話ありがとうございました。今回、人脈資産の耕し方の具体的なお話ということで、非常に学びが多かったと思います。2つ私学んだんですけど、人脈資産は耕すのもVCPプロセスなんだということですね。まずはリストを見える化するという段階があって、その後それを耕していく、要は目標や課題を聞いて手助けをする、関係性を作るという段階があって、最後にそれが何かしらのビジネスだったりつながってくると、そういう順番があるんだなということを改めて気づきました。そして2つ目は、関係構築はやり続ける必要があるということですね。ともすると、新しい人脈にばかり目がいって、今まであるつながり、関係性、例えば家族もそうだと思うんですけど、そういうところを耕すのを忘れてしまって、自分の身の回りの畑は荒れ放題みたいなこともあると思うので、やはり自分が関わっている方、全てをここで棚卸しをして関係を構築し続けるということが重要なのかなというふうに感じました。河野さん、ありがとうございました。

河野:ありがとうございました。

安:大野さん、大竹さん、そして河野さん、今回は実務編ということで貴重なお話ありがとうございました。ぜひメンバーの皆さんもどんどん試していただきたいですし、これを活用することで、さらにどんな方と出会っていくと、よりその人脈資産を活用できるかということがわかっていくんじゃないかなと思います。最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

今回のポッドキャストで使用した「私が応援したい人たち」のスプレッドシートはこちらよりコピーしてお使いいただけます。

第218回 そうだ、人脈を磨こう!

【参照】日本語版:第214回 人脈畑を耕そう

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第218回は「そうだ、人脈を磨こう!」と題してお送りいたします。日本語版のエピソード第214回 「人脈畑を耕そう」をご参照ください。

安:それではここからは大野さんにバトンタッチをしてお話をしていただきます。大野さんよろしくお願いします。

大野:はい、よろしくお願い致します。今日はですね、特別ゲストをお招きしています。BNI福岡博多の河野エグゼクティブディレクターです。河野さん、よろしくお願いします。

河野:よろしくお願いします。

大竹:お願いします。

大野:今日は人脈を磨こうというタイトルなんですけれども、先日河野さんと1to1をさせていただいた時に、私もすごく大きな気づきをいただいたんですよね。
それは何かというと、一つはリストと言われているものを作ることの価値っていうのは、営業という観点では私も理解してたんですけども、BNIのメンバーの人とかコミュニケーションの人たちにとっての価値っていうのはものすごい高いなって感じたんですよね。
私がそういうふうに感じた理由っていうのは、普通営業されている人だったら、自社の商品ではサービスを通じていろんな人の役に立つっていう観点で人脈を磨いていくと思うんですけど、BNIのメンバーにとっては、あるいはBNIじゃなくてもビジネスリファーラルを交わすリファーラルパートナーを持ってる人たちにとっては、リファーラルパートナーの人たちが提供している商品とかサービスを通じて、周りの人たちを助けることができる、お役に立つことができるということは、リファーラルパートナーが50人いたら、50の違う分野でいろんな人のお役に立てるっていうことじゃないですか。
ということは、自分が持っている人脈だとか、言い方変えるとリストっていうのは、自社の商材だけ扱ってる人と比べると、価値が何十倍にもなるわけですよね。
だから、自分の会社の商材じゃないんだけども、仲間であるリファーラルパートナーが提供しているものっていうのが、いろんな分野にまたがっているので、誰か困りごとを持っている人とか、あるいは目標を達成したいとか、夢を実現したいと言っている人たちに、お役に立てる可能性がすごく上がるなと思ったんですよね。
だから、リファーラルパートナーをたくさん持ってる人にとっては、それだけ自分が持っている人脈の価値が爆上がり、何十倍にもなるなと感じたんですよね。
その辺りを河野さんからお話いただきたいなと思っています。よろしくお願いいたします。

河野:はい。よろしくお願いします。もともと私は20代の前半から保険のセールスマンをしていたので、今大野さんがおっしゃっているように、リストを作るってことはセールスの世界でやっぱりとても大切なことだったので、セールスマン時代からずっとリストを更新し続けて、セールスにつなげるということをやっていたんですけれども、BNIのエグゼクティブディレクターという立場に立って、メンバーの皆さんにやっぱりこのリファーラルマーケティングの価値を高めてもらおうという中で、この「リストアップ」っていうキーワードに対して一つ違和感だったりとか、なんかもったいないなと思うことがありまして、それの一番強いのはやっぱりBODとか、チャプターを立ち上げるとかいう際に、「リストアップしましょう」ってあるんですね。
どうでしょうか、このポッドキャストお聞きのメンバーの皆さんの中にも、「じゃあ、リストアップしましょう」って言って、「やったー!」っていう感覚になる人って、「嬉しい!リストアップか!待てました!」ってあんまないと思うんですよね。
基本的になんかちょっとこう面倒くさいなとか、しんどいなとか、またかとかね。
自分の大切な人脈に売り込みをするとかできないとか、そういうネガティブ感情を抱えてるんだけども、チャプターで決まってるからとか、ローンチでしないとメンバーになれないとか、なんかこうしんどいみたいな印象で、リストアップをします。
例えばじゃあチャプターが立ち上がったり、BODがじゃあ無事終わりましたとってなったら、そのリストってもう使われてないというか、無価値になっている。
「ああ、そういえば1年前もBODでリストアップしたな。」
僕自身はやっぱり以前からセールスの世界でやってたので、これすごいもったいないことだなって、感じていました。
本来、先ほど大野さんもおっしゃってたように、セールスの世界でリストアップするっていうのは、売上上げるために結構大事な活動の一つではあるんですけど、じゃあこれがBNIというこのリファーラルマーケティングというフィールドに立った時に、このリストアップっていうのは単に自分の売り上げを上げるためのリストじゃないよねと、なんならもっと価値のあるものだよねっていうことに気づきまして、年末に大野さんと1to1した時にもお話しさせていただいたっていうのが、今日の出演のきっかけなんですけども、BNIでは、やはりメンバーにギバーズゲインということで、メンバーのビジネスリファーラル、求めている紹介のために、自分の価値ある人脈をご紹介したりするのが活動のメインだと思うんですけど、これってメンバーの売り上げも助けてるし、僕の人脈の中の誰かのお困りごとを解決するっていうことにもつながっているんですね。
人生やっぱり皆さん、僕もそうですけど、忙しく生きていると、その時代、時代ごとを濃ゆく付き合う人もいれば、疎遠になっちゃう人もいたりとかすると思うんですけど、私42歳ですけども、42年生きていく中で、いろんな人たちに助けられたり、いろんな人たちと一緒に何かをやったりとかしたのが、時代、時代でやっぱりあると思うんですよね。
なので、自分の今までの生きてきた中での付き合ってた人脈っていうのを、本当にきっちりリストアップすることによって、僕はBNIのこのリファーラルの価値っていうのが、何倍にも、もしかしたら何十倍、何百倍にもなるんじゃないかなっていうふうに考えています。

大野:ありがとうございます。
ところでBODっていう言葉を知らない人も、もしかしたらリスナーの中にはいるかもしれないので説明しておくと、Business Open Dayとか、Business Opportunities Dayの略なんですけども、BNIでたくさんのビジターの方をお招きして、ビジネスの機会を生み出すっていうイベントですね。
はい、ありがとうございます。今のお話聞いててやっぱり思ったのは、営業のプロセスの中で大事な要素の一つであるリストっていう言葉に対して、何かアレルギー持ってる人もいると思うんですよ。
なので、その辺僕も気になってはいるんですけど、そもそも営業のスタイルというか、今世の中、もう世界的に結構変わってきてると思うんですよね。
よくソリューション型みたいなのが聞くと思うんですよ。時代はそっちの方に流れてきてるのかなと思うんで、何かを買ってもらうとか、自分が提供している商品を買ってもらうっていう意識じゃなくて、いろいろと話を聞いているうちに、その困り事を解決するために、その商品やサービスが役に立つということでの提案をしていくっていう流れだと思うんですよね。
そういう意味で言うと、先ほど話したようにBNI、あるいは
リファーラルパートナーをたくさん持ってる人にとっては、誰か困ってる人を助けることが確率すごく上がるっていうことなので、ソリューションを提供するっていうことが、かなりしやすくなるっていうことだと思うんですよね。
あまりリストっていうかな、その言葉を意識しなくてもいいのかなと思っていて、タイトルにもあるように人脈を磨くっていうことだから、その手段として色々とデータベースを作るっていうことだと思うので、よく紙にリストを作っていくっていう作業として必要な場面も当然あるんですけど、僕なんかは本当にいろんな人と接点を持って、その人からいろいろと話を聞いて、適切な質問をして、その人は何を目指しているのかとか、どんな夢を持ってて、そのためにどんなお手伝いができるかっていうのを考える時間というか、そういった時間を投資していく、その上で記録していかないとやっぱり人間忘れてっちゃうのでそのためにシステムというか、データベースのような仕組みが必要なのだけであって、必ずしもリストっていうのを意識しすぎる必要ないのかなと思うんですよね。リストって単にそれを表現する一つの言葉に過ぎないので、むしろ意識すべきところっていうのは、いろんな人の役に立つために、いろんな人の専門性を知ったり、その人の強みを聞いたり、覚えておくっていうことなんだと思うんですね。それがメンバーとの1to1が絶好の機会だと思うし、あえてここでも今回お話ししておきたいなと思ったのは、BNIのチャプターの外の人たち、BNIの外の人たちとの1to1のような時間ってすごく大切じゃないですか。
でもBNIのメンバーと同じように1to1やるじゃなくて、ギビングミーティングで、例えば60分だったら60分という時間を、純粋にその人のために自分がどうしたらお役に立てるかということを見出すための時間として投資していくっていうのが、チャプターのメンバーの皆さん全員でできたら、チャプターの価値というものがものすごく高められると思うんですよね。
そのチャプターの価値を高められるのは、メンバーの皆さん一人一人なので、メンバーの皆さん一人一人が自分の人脈を常に磨き続ける。いつでも使えるようにしておくみたいなのが、すごく大切だなと思うんですよね。

河野:そうですね。ビジネスとか売上とかお金とかって、有形資産だと思うんですよ。
形のあるもの。有形資産を求めてBNIで活動すると思うんですけど、実際ビジネスをもたらしていくものって、無形の資産だと思うんですね。
その無形の資産に、例えば能力、スキルだったりとかもあると思うんですけど、BNIの無形資産の中で一番価値があるものって、人脈資産だと思うんですよ。
これまで生きてきた人脈という資産を、仲間にリファーラルで提供したりする。そして今まで付き合ってきたことの人脈さんの中で困っている人がいたら、メンバーの力を借りて助ける。こういう生き方をすることが、本当の意味でのBNIのギバーズゲインなんじゃないかなっていうふうには思うんですね。
リファーラル出さないといけないからリファーラルで誰かをつなぐとか、そういうマインドがもしジャパン全体ですごく磨かれて、成長していくと、本当にBNIの価値ってまだまだこんなもんじゃないなというふうに僕は思うんですよね。

大竹:私、カワディのこういう話ってすごく分かりやすくてかつ、実践的な話なので、本当に素晴らしいなといつも思って聞かせていただいています。目に見える資産と目に見えない資産があるっていう中で、目に見えない資産の中で一番大事なものが人脈資産なんだと、その資産を棚卸しして、磨いていく習慣を作る、そういう環境がBNIにあるっていうことですよね。これ素晴らしいなというふうに感じました。

大野:はい、ありがとうございます。普段いろんな人と皆さん接点を持っているので、意識を変えるっていうところは必要だと思うんです。例えば、昔学校一緒だった友達と久しぶりに同窓会とか、飲み会とかってやるじゃないですか。でも面白おかしい話だけしてると、本当に彼らがどんなことを人生を通じて目指してるとかっていうちょっと深い話ってなかなかできないじゃないですか。なので、そこは意識して、例えば、別途誰か一対一で時間をもらって、その人のことをいろいろと聞いて、自分がどうしたらその人のために役に立てるかみたいな時間を作ることは、その辺の努力は必要なのかなと思いますね。今SNSって結構使われてるじゃないですか、どなたもね。なので、いろんな人が投稿しているのを見た時に、レスってつける機会ってたくさんあると思うんですよね。そういうタイミングって、自分のすでに知り合いなんだけども、人脈に手を入れるって言うんですかね。ぬか床を手入れ、毎日かき混ぜたりとかするのと同じで、自分の持っている人脈にレスをつけるとかっていうことで、コンタクトを取ってって、手軽にできると思うんですよね。そうすると、レスをつければ、直接ダイレクトメッセージでやりとりもできたりするので、ちょっとしたことなんですけど、そういった多くの人とコミュニケーションの機会を、個別のコミュニケーションの機会を作っていくっていうのは、すごく大事ですかなと思うんですね。だから他人に関心を寄せるというか、興味を持つっていうのは、意識としてはすごく大事かなと思いますね。

河野:そうですね、他の人の関心に関心持つみたいな、大事ですね。

大野:人間関係良くしていく上でよく言われるのは、ゴールデンルール、黄金律なんですけど、BNIで最近よく言われてるのは、プラチナルールじゃないですか。
自分がしてほしい人を人にもやってあげるのではなくて、相手の人がしてほしいことをしてあげるっていうのがプラチナルールだと思うので、そのためには話を聞かないとなかなかできないですもんね。最後にもうそろそろ時間なので、河野さん話しておきたいことはありますか。

河野:はい、これをお聞きのBNIメンバーの皆さんもぜひ自分の人脈資産、これにやっぱり気づいていただきたいんですね。BNIで人脈を作ろうと思って入られる方ってやっぱり多いと思うんですけど、実はすでに自分の人脈資産って皆さん持ってるわけですよね、これまでの人生の中で。
この人脈資産をBNIのリファーラルマーケティングの中で活用するっていうことによって、新たな人脈に仲間の力を借りて、アクセスできるというふうに僕は感じておりますので、BODのためとかそういうことではなく、もっと意味を最大化して、これまでのご自身のお付き合いをしてこられた人脈資産、ぜひ書き出してみていただきたいなと。
きっとこのBNIのリファーラルマーケティングの価値が、もっともっと最大化されると僕は信じております。

大野:はい、ありがとうございます。大竹さんも最後に一言お願いします。

大竹:はい、ありがとうございます。自分の繋がりをリストアップするっていうことについて、私自身も以前ネガティブなイメージを持っていたんですよね。やらなきゃいけないからやるみたいなイメージだったんですけど。
それが変わった出来事がありまして、私自身が手助けしたい人ってどんな人がいるだろうっていう気持ちでリストアップをしたんですよね。
それを連絡した中に今の妻がいまして、それをきっかけに結婚することができたんですよね。だからこのリストアップとか、リストっていうと、無機質な感じがするんですけど、そこに自分の感情を吹き込んでいけば、実は自分の人生を変えたりとか、前に進めるきっかけになる素晴らしい習慣なんじゃないかなというふうに感じました。
本日は貴重なお話ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

河野:ありがとうございました。

安:大野さん、大竹さん、そしてスペシャルゲストの河野さん、ありがとうございました。誰かのお役に立ち続けるための人脈を磨くということ、私もぜひやっていきたいと思います。最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.