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【参照】日本語版
第35回:もっと1to1で、もっとビジネス
第98回:1to1独占禁止令
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。
第205回はこんな1to1をしちゃってませんか?と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト第35回、第98回をご参照ください。
安:皆さんこんにちは!BNIメンバーの安さやかです。オフィシャルBNIポッドキャスト本日もBNIJAPANナショナルディレクターの大野代表と、BNI東京港中央リージョンエグゼクティブディレクターの大竹さんとともにお送りしております。第205回は「こんな1to1をしちゃってませんか?」と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト第35回、第98回をご参照ください。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するコンクリ株式会社と、ビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。それでは大野さん、こんにちは。
大野:こんにちは。
安:大竹さん、こんにちは。
大竹:こんにちは。
安:今回は「こんな1to1をしちゃってませんか?」ということで、1to1のお話になるかと思いますが、どのようなお話になるでしょうか?
大野:はい。この1to1って、BNIの活動においては、最も大事と言ってもいいんじゃないかなと思うんですよね。このテーマって何回か取り上げていますけども、これまでに。改めて取り上げるということをすると、このテーマを扱う私たちも結構振り返って、僕は個人的にも結構、気づきというか、改めて学んだこともおかげさまでありましたし、はい、楽しみにしてます。
安:確かに学びがたくさんありますよね。ちなみに大竹さんは1to1についての何かエピソードはありますか?
大竹:そうですね、ポジティブな体験もネガティブな体験もたくさんあるんですけれども。わかりやすい部分で、ネガティブな体験からちょっとお話をすると、例えば1to1をするときに事前にシートを交換しておくことって多いんじゃないかなと思うんですけども、ちょっと古いんですがっていう断り文句付きではあるんですけども、3年前のシートが出てきたりするんですね。そうすると、ちょっと私の中でテンションが下がるというか、本人の年齢も違うし、お子さんの年齢も違ったりするわけですよね。なので「あ、なんかあんまり大事にされてないな」っていう感じになってしまうので、ちょっとくじけてしまうときがあります。
安:なるほど。確かにそれは私自身も経験があるので、非常に共感できました。
大竹:なんかそのシートを交換するってのが、形式になってしまっていて、あまり重要視してないのかなという風に感じましたね。なので信頼関係を築いていくっていう目的からすると、最初にハンディキャップを負ってしまうというか、残念な結果になってしまうなという風に思いますね。
安:いろんな1to1の仕方が最近出てきたなという風に、メンバーである私も感じることが増えてきました。特にオンラインになってから、以前から言われてるような、例えば略歴シートとか1to1のGAINSシート以外にも様々な資料が出てくるようになって、1to1の機会が非常に幅広く取り扱われるようになってきたなというふうに感じていますが、例えば、大野さんや大竹さんの中で、「こういう1to1はちょっと」っていうのが、先ほど大竹さんからもお話はあったんですけども、他にあればぜひよろしければ共有していただきたいなと思うんですが、大野さんのお話はすごい、もしかしたらメンバーの皆さんには貴重かもしれませんけど。
大野:これ多分皆さんね、経験されていることだと思うので、一般的な話ですけども。終わりの時間をやっぱり最初に確認するってすごく大事だと思っていて、当然二人でやるわけなので、お一人が例えば、1時間って思ってたのに、もう一人の方は30分と思ってたりとか、あるいは2時間って思ったりとか、お互いの時間の枠を事前に、アポを取るときにも確認しておくってのはすごく大事だと思うんですよね。それじゃないと、せっかく1to1やるのに関係を崩してしまうというところにつながってしまうので、もったいないと思います。
安:確かに、ちょうど日本語版のポッドキャストも98回に、まさにその時間の中で配分をついたくさん取ってしまって、もう一人の方が話ができなかったっていうことがないようにしましょうねっていう話がありましたけども、まさにその話ですね。
安:大竹さんはほかに「こういった経験があるよ」っていうのがもしあれば。
大竹:はい、ありがとうございます。そうですね、さっきの話の続きになるんですけど、事前にシートを交換しておくことってすごく一般的にあると思うんですけど、明らかにこの人読んでないなみたいな時って、やっぱりちょっとテンションが下がってしまうんですよね。「1to1ミーティングを大事な顧客とのミーティングと同じように扱いましょう」みたいなことは、以前トレーニングでも言われていたかと思うんですけれども、大事な商談の時に事前にお客さんから送られた資料を読まないで臨むってことはなかなかないと思うんですよね。ですので、やはりきちんとそれは相手に関心を寄せるというところで、読んだ上で臨んで、質問も用意しておくということが大事なのかなというふうに感じています。
安:はい、ありがとうございます。確かに何でしょうね。読んでいないと、1to1のその時間になった時に、すごく機械的な対話になってしまうのかなというふうに私も経験したことがありまして、例えばGAINSシートを使う場合でも、「じゃ、安さんからお願いします」って言われて、どう話したらいいかが分からなくなってしまうようなこととかがあったり、逆に相手の方からお話をしていただく時に、「じゃあ、上からいきますね」って言って、Gから、Aからっていうふうに順番に行って、ずーっと話を聞いて終わってしまうっていうようなことがあったので、もう少し対話を楽しみたかったかなと思うようなこともありましたね。
大野:ありがちですよね。どうしてもシートにお互い準備してやろうとすると、どうしてもそれに沿ってやりたくなっちゃう。多分男性に多いんじゃないですかね。そういう方。
安:「上から言った方が確実だ」とか、「そういう順番にしなければならない」と思っている方も多いかもしれないですね。そんな1to1のいろんな経験が、おそらくメンバーの皆さんの中にもあるんじゃないかなと思います。もしかしたら頭の中に思い描いている方もいらっしゃるかもしれませんが。では、どのように1to1を進めていくとどのような効果が期待できるかということについてもお話をしていきたいと思います。1to1で気をつけた方がいいなと思うことってどんなことがありますか?
大竹:そうですね。例えばなんですけど、情報の洪水に溺れさせられてしまうことが結構ありまして、たくさんの情報をいただくんですよね。なかなか事前に見切れないなっていう時があるので、そうするとやっぱり厳選してこれをまずは見てもらいたいっていうものを送っていただけると、より効果的になるんじゃないかなというふうに思ったりするんですよね。つまり、順序が大事かなと思っていて、例えばなんですけど、最初からいわゆるパワー1to1シートっていうものですよね。どのようにリファーラルを出すのかっていう、ビジネスに関するシートが最初に送られてくることがあるんですよね。なかなかやっぱその関係にはまだなっていないという時に、そこから送られてしまっても、なかなかそこに対して意識を向けることはできないので、やっぱり最初は関係構築のための略歴シートとかGAINSシートとか、そういったものから送っていただいた方が効果的なのかなというふうに感じたりします。
安:確かに。MSPの動画の中でも、まず「略歴シートの使い方」ということで、最初に出てくるものは略歴シートだったりしますもんね。大野さんはいかがですか?
大野:BNIのメンバー同士でやるときは、トレーニングで教わったような流れでいいと思いますけれども、もしBNI以外の、外部の人たちと外部の人と1to1をするような状況になった時には気をつけないといけないなと思うのは、BNIの当たり前をそのまま押し付けないっていうことかなと思うんですよね。例えばこのGAINSシートなり略歴シートも、外部の人はこれ使ってないわけなので、例えばいきなり送りつけられるとびっくりしちゃうっていうか、引いてしまうと思うんですよね。そこは、こういうシートがあるんですけど、もしよかったらっていうのはありかもしれませんけど、僕はできれば事前には外部の人の場合はしないで、当日手元にGAINSシートはあってもいいんですけど、相手の方に、例えばそのGAINSの「I」から入っていくって、前ポッドキャストでもカバーしましたけども、相手の方の関心事とか、興味の対象みたいなのを聞いていく。例えば「週末とかお仕事をお休みの時ってどんなことされてるんですか?」とかね。「どんなことに興味を持たれてるんですか?」みたいなところから入っていくって、自然な対話を楽しむっていうんですかね。ということで、その関係を作るっていうことを目的にしていく方がいいんじゃないかなと思いますね。
安:はい、ありがとうございます。まさに信頼関係を構築していくということが大事なのかなというふうにやっぱり思いますね。はい。大竹さん、追加でありますか。
大竹:はい。今の話に関連するんですけど、その全体をなぞるというよりかは、そのポイント、ポイントを質問して深掘りしていくっていうことがすごく大事なのかなっていうふうに思うんですね。やっぱり相手に誠実な関心を寄せているということを示すことが重要なのかなと思っていて、人は質問されることによって、時に自分が知らない自分に気づくこともあると思うんですよね。「そういう質問されたことなかった」みたいな。私もその1to1ですごく気付かされることは多いんですけども、例えばよくある質問としては、「なんでBNIを始められたんですか?」って質問はよくされるんですよね。それに関しては、自分の中でイメージできることがあるのでお答えするんですけれども、「BNIに参加をしてから今まで、どんな変化とどんな決断をしてきたんですか」って、この前聞かれたんですよね。すごい考えさせられましたね。どんな変化、どんな、要は決断の局面があったのかみたいなところって、あんまり考えたことなかったなと思ったので、すごく過去の自分を深掘りする、知るヒントになりました。
大野:期待値って、例えば新しいメンバーとベテランのメンバーで全然やっぱ違ってきちゃうと思うんですよ。BNIのお互いメンバーなんだからっていう、メガネで見てしまうと、こちらはこういう風に準備してきたのに、相手は何も準備してきてないみたいなズレが出てきちゃって、信頼を損ねてしまうっていう結果につながっちゃうのはすごくもったいないと思うんですよね。僕は相手の状況を察して、読んでこれないかもしれないし、準備できないかもしれないっていうことを許容できるゆとりみたいなのは持っておいた方がいいかなと思うんですよね。例えば、もしかしたらチャプターによってもその辺の感覚も違うかもしれないし、リージョンによってももしかしたら違うかもしれないっていうところはあるので。さっき外部の方の話をしましたけども、BNIのメンバー同士であったとしても、相手の状況によっては、こちらが期待しているようなところまで事前に準備ができないかもしれないので、その辺は許容できる心のゆとりを持っておいた方がいいかなと思いますね。
安:確かにそうですね。やっぱりその時その時に重視していることとか、興味関心があることなどについて、1to1で深掘りして聞いてみたいっていう方もいらっしゃるでしょうし、先ほどの大竹さんのお話にあるような、「その時どう思いましたか」っていう、その心情について聞きたいっていう方も、1to1の中ではもしかしたらあるかもしれないので、そういった柔軟性を持ちつつ、お互いの信頼関係を深めあいながら、お互いのリファーラルにつながっていくような動きになっていくといいですね。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?
大野:1to1すごく、最初に申し上げたように大事なアクティビティの一つなので、そこでしっかりと関係構築できるように。特に時間の管理ですね。これはやっぱりお互いが配慮して、うまく公平に時間を配分した形でできるように。あとは機械的になりすぎないようにっていうのはありましたよね。関係構築するっていうことなので、会話とか対話を楽しむっていうところも忘れずに、ぜひ1to1をやっていって欲しいなと思いました。
安:ありがとうございます。大竹さんからも。
大竹:はい、そうですね。私、1to1ってBNIの持ってるカルチャーの中で最も素晴らしいものの一つだなっていうふうに感じていて。お互いの人生を助け合う関係性を作るための時間。そのためにお互いに100%相手のことに集中しましょうという時間だと思うんですよね。これってなかなか、例えば家族であったとしても、そういう時間が取れてないところって多いんじゃないかなと思うんですよね。それをカルチャーとして持っている。それをBNIの活動を通じて自分の人生に取り入れていくっていうこと。これほんと素晴らしいなと思ってるんですよね。なのでとにかくやっぱり集中するってことは大事。相手に100%集中するっていうこともそうですし、関係構築に集中するってこともそうですし、相手の大切にしていることを大切にする。相手の大切にすることに集中するってことも大事だと思うんですね。とにかく集中して1to1するってことを私も大事にしていきたいなというふうに思っています。
安:はい、ありがとうございます。メンバーである私も肝に銘じて、1to1をこれからも楽しんでいきたいなと思います。ありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
大竹:ありがとうございました。
安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week!
シートを更新を半年1回は必ずしていくように心がけていこうと思います。外部の方にも、1to1シートを当日にt断って見せてなかったので、そういう活用もしています。
「1to1をするときに事前にシートを交換するときちょっと古いんですがっていう断り文句付きで3年前のシートが出てくる。そうすると、ちょっとテンションが下がるというか、本人の年齢も違うし、お子さんの年齢も違ったりする。なので「あ、なんかあんまり大事にされてないな」っていう感じになりちょっとくじけてしまう」というお話がありましたが、絶対にしてはいけないな、と思いました。