第227回 「ビジター体験をつくる」

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第227回は「ビジター体験を造る」と題してお送りいたします。今回はナショナルカンファレンスの会場、沖縄コンベンションセンターより公開収録でお届けいたします。

安:それでは、お2人目まいりましょう。次は磯島順一郎さんです。よろしくお願いします。皆様、拍手でお迎えください。それでは磯島さん、よろしくお願い致します。

磯島:はい。東京MSリージョン、リベルタチャプター飲食店向けファンクラブアプリサンキューつけてねの磯島です。よろしくお願いします。

安:はい。このサンキューつけてのアプリを開発されたのがまさに磯島さんです。ぜひ皆さん会員登録してみてください。はい、それでは今日の内容をよろしくお願い致します。

磯島:私が大野さんと大竹さん、安さんにご質問したいのは、ビジターさんが定例会に参加する価値を高める方法についてです。私が前期ですね、プレジデントを拝命した時に、この問題について自分なりに考えました。その時に思ったのは、ビジターさんを迎え入れる準備をするのって非常に大変だし、難しいなと思いました。そう思ったのは、例えば私が本業で非常に大切なお客さんに営業しに行くときは、絶対にホームページはめちゃめちゃ調べますし、代表の方の経歴も調べて共通点を探して、著書があればそれも読んで、共通点も探して準備活動をすると思います。ただ、ビジターさんが例えば20人来るってなると、そこまでの準備をするのは非常に大変で、なかなか現実的には難しいです。私たちのチャプターでは、AIのスペシャリストがいたので、横軸にメンバー、縦軸にビジターを置きまして、それぞれのビジネスのBtoBなのかBtoCなのか、業種は何なのか、メインターゲットの企業規模は何なのか、それを全てAIに読み込ませて、ビジネスマッチングを1から10で算出しました。その点数に応じてブレイクアウトルームを分け、そして8点以上の点数が高い人に関しては、事前にメンバーに何故点数が高いのかを共有しました。これはただ一つの手法に過ぎないと思うんですけれども、大野さんとか大竹さんが考えるビジターさんを迎え入れる、その価値を高める、そのマインドとか、そういったものをぜひお伺いしたいです。よろしくお願いします。

安:はい、ありがとうございます。今の磯島さんのお話は、やはり毎週ビジネスミーティングをすると、ビジターの方を沢山お迎えするかと思います。ビジターの方がどうしても数に皆さん気になってしまって、今日何人だろうねなんていう話をしたりするとは思うのですが、個々のビジターさんの例えば特性だったりとか、どんな仕事をされているのかっていうところをどういうふうにこの事前のミーティングの限られた時間の中で用意していくのか、準備していくのかっていうところが結構皆さんもお悩みのところじゃないかなと思います。ビジターの方を招待して、その方々に問題解決の提供をできる、そういったきっかけをするためのポイント、マインドセットについてお話をしていただきたいということなんですが、大野さん、いかがでしょうか。

大野:これもすごくいいテーマでですね、深いと思うんですけど。私が基本的にビジターさんをお迎えして、ビジターの方々が価値を感じてくれるポイントっていうのが多分大事だと思うんですね。私たちよく見間違ってしまうことが多いなと思うのは、効率と効果の話をするんですよね。効率というのは、例えば今おっしゃってたように、たくさんのビジターさん、例えば20人とか来られると、やっぱり対応が大変じゃないですか。なので、どうしても効率をどうしたら上げられるかということを考えて、もちろんAIとかね、今おっしゃっていただいたのもすごくいい取り組みだと思うんですけど、じゃあそれをビジターさんから見た時にどう価値を感じてもらえるかというところなので、それでマッチングができてビジネスになりました。これはすぐビジネスになるなという。もしかしたら、手っ取り早く仕事を見つける仕組みかなって誤解されてしまうかもしれない。そうではなくて、私たち多分参加してほしい新しいメンバーの方、ビジターの方っていうのは、まず関係を大事にする、メンバー同士の関係を大事にして、その先にビジネスがついてくる。それにリレーションシップファースト、ビジネスセカンドというような形ですね。そういったマインドの人をどうやって見極めるかみたいなところも大切だと思うので、すぐにビジネスになりますよというところをちらつかせるというのも、一つの方法ではあるかもしれないんですけど、優先順位としては、おそらくここの仲間になると、こうやってお互い気にかけてくれる人たちがいて、自分の居場所だというふうに感じてもらえるかどうかだと思うんですね。私もやっぱりビジターとしていくつかのチャプターに訪問させていただいたことが、イギリスの時代の話なんですけど、あるんですけど、やっぱり差が感じられるんです。Aというチャプターと、Bというチャプター、両方同じ週に訪問したんですけど、例えば人数が多ければいいかっていうとそうでもない。もちろんビジネスがたくさん生まれそうだっていう感覚はあるんですけど、私がたまたま行ったチャプターがそうだったのかもしれないんですけど、メンバーが少なかったんだけども、まず最初に受付のところでお迎えしてくださったビジターホストが日本だとよくあるじゃないですか。デスクに張り付いていて、受付のテーブルの後ろで、座って対応してるビジターホストの方もいらっしゃったりするんですけど、その時は本当にテーブルから離れて、ようこそいらっしゃいましたって言って、お待ちしてましたよっていうふうに迎えてくださったんですよ。それがある意味新鮮だったんですけど、こんなに歓迎してくれるんだっていう、やっぱり嬉しさもあったんですよね。ポッドキャストでも話しましたけど、居酒屋系と高級ホテル系の話をしてるんですけど、やっぱり個別のというか、丁寧な対応をしてもらうと嬉しいです。仕組みを作って、例えば誰か来られたら合図をして、皆さんで大きな声で拍手をしてお迎えをするっていうのもアリだとは思うんですけど、それぞれのビジターさんがどういうふうにそれを受け止められるかっていうところがすごく大事かなというふうに思いますね。それが価値を感じてもらえるようなチャプターを作っていくヒントになるのかなというふうに思います。

安:はい、ありがとうございます。大竹さんはいかがでしょうか。

大竹:加入しないビジターさんに対して、どんなBNIの体験を提供するかっていうところを、磯島さんが考えられたのが素晴らしいなというふうに思いました。9割の方は加入されないと思うんですね。その方たちがどういう印象を持って、どういう口コミを周りにするのかということが、リファーラルマーケティングにおいて大事だというふうに思うんですよね。そこにすごくフォーカスされていて、加入する方も加入しない方も、最高の体験をしてもらおうというためにたくさん工夫をされている。これはすばらしいなというふうに思いました。よくマーケティングの世界で顧客の期待を超えるっていう言葉があると思うんですけど、私たちはこのギバーズゲインという考え方をもとに、顧客の期待だけではなくて、利害関係がある人の期待だけではなくて、周りの方すべてに対して期待を超えていこう、期待を超えるギブをしていこうということをしているのが私たちの活動だと思うので、まさにそこに取り組まれている事例だなと思ったので、本当に素晴らしいと感じました。

大竹:ありがとうございます。

大野:大竹さんが9人の方は入れないって言われたので、誤解がないように。私、ちょっとコメントをさせてもらうと、今、確かに大竹さんがおっしゃったように、だいたいビジターさんが来てくれた数に対して、申込書の提出の率がだいたい1割を切って、今5%ぐらい。だから、 20人に一人ぐらいしか加入してないような、日本は状況なんです。世界的に見ると、やっぱり20%、30%と結構普通にあって、マレーシアも最近ちょっと話を聞いたところによると、一時期やっぱり10%ぐらいだったのが、いま20%は当たり前で、チャプターによっては30%以上をコンスタントに出しているところもあるというので、今コンバージョンというところのテーマってまた別のトピックになるので、あまり時間は割かないですけど、そこは一応共有して置きたいなと思いましたので、ちょっとコメントさせてもらいました。

安:はい、ありがとうございます。磯島さん、いかがですか?

磯島:はい。そうですね、やっぱり、これだけの規模になっても、大野さんが言ったようにビジターさんを迎えるマインドだったり、関心、そういうのが大切なんだなということを学ばせていただきまして、やっぱBNIって最高だなって思いました。ありがとうございました。

安:はい、ありがとうございました。効率以上に効果というところで、一人一人のビジターの方の参加価値を一緒に高めていけるといいですよね。磯島さん、ありがとうございました。

第226回 組織を共につくる時代

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第226回は「組織を共に作る時代」と題してお送りいたします。今回はナショナルカンファレンスの会場、沖縄コンベンションセンターより、公開収録でお届けいたします。

安: それでは、ポッドキャストで取り上げてほしいトピックス、ご質問をいただきました、お1人目、松岡秀典さん、よろしくお願いいたします。皆様、拍手でお迎えください。松岡さん、よろしくお願いいたします。

松岡:はい、みなさんどうもこんにちは。私は東京N.E.リージョンのGrandirチャプターで、不動産の売却仲介というカテゴリーをやっております、松岡と申します。どうぞよろしくお願いします。私は、東京の山手線巣鴨駅で不動産業を20年程やっておりまして、なんと昨年の秋に、正社員が全員辞めてしまうという事態に見舞われまして、そこで、ある出来事が起きまして。普段BNIのパワーパートナーとして付き合っているメンバーの方が、なんと不動産の業務委託として入ってきてくれまして、それがなんと6人も入ってきてくださって、それがほぼスイッチする状態で、なんと採用コストも0。この事態は、これはもう本当にラッキーだなとその時は思ってたんですが、でもよく考えてみると、私の周りでもBNIを介してビジネスを一緒に同じ会社でやられる方って結構見受けられまして、もしかすると、これはもう偶然ではなくて、実は従来からあるパワーパートナーという概念を超えたベネフィットなんじゃないかなと私はすごく確信しまして、今回この質問をさせていただきました。よく考えてみると、これがパワーパートナーっていう概念を超えて、皆さんに、例えばある採用する一つのリソースといいますか、これが皆さんにしっかりパワーパートナーというものを超えて認知されると、BNIの価値として、ベネフィットとして、もう一つの何か経営者のリソースといいますか、武器としてしっかり認知されるんじゃないかなと思いまして。しかも最近はBNIのメンバーもだいぶ増えてきて。その辺はオリジネーターの皆さんに、今後のBNIの展望とともに、ぜひお考えを伺ってみたいなと思いまして、ちょっとこんな質問を投げかけさせていただきました。よろしくお願いいたします。

安:じゃあちょっと要約させていただきますね。松岡さん、去年社員さんが全員辞められまして、そこから業務委託の方を採用することになって、また新しくチャレンジを始められたというところで、その後BNIの活用の中で、そういった業務委託という働き方、いわゆる横のつながりをうまく作っていくためのポイントですとか、あとは今後の姿がBNIのビジョンとどういうふうに連携していくのかというところをですね、お聞きになりたいということかなと思うのですが。では、あらためまして、大野さん、いかがでしょうか。

大野:はい、ありがとうございます。とてもいい質問で、この世の中のトレンドというか、流れを汲んでいらっしゃるなというふうに感じました。私はこれ個人的に思うのは、やはりこの流れ、大きな流れっていうのは、しばらく続くと思いますし、アメリカとか他の国と比べても日本はまだまだそういった、いわゆる就労というか、仕事をする人たちの市場が流動化するっていうのは、まだまだ余地が大きいと思うんですよね。それは社員として働く人たちも含めての話ではあるんですけども。でもやっぱり企業で勤めるっていうことの意味合いがずいぶん時代とともに変わってきているので、BNIのその中で果たす役割っていうのも増してきているということは間違いないかなと、トレンドとしてですね、ふうに思っています。これはもうある意味、BNIというのは、コミュニティとしてはもうすでにしっかりとそこを受け止められる体制にあるとは思うんです。ただ、今いらっしゃるチャプターやそのメンバーの皆さんがそこをちゃんと意識して、ホスピタリティじゃないですけど、その受け入れる体制をより適切な形に進化させていくっていうことが大切なんじゃないかなというふうに思いますね。

安:はい、ありがとうございます。では大竹さん、いかがですか。今の大野さんのお話と松岡さんのお話を受けて。

大竹:そうです、はい。その視点の変化が素晴らしいなと思っていて、BNIをマーケティングでビジネスを増やすという視点から、組織運営、組織構築を学ぶという視点に変わられたんだなというふうに思いました。BNIのビジョンは、世界のビジネスのやり方を変えるということだと思うんですけど、2つの意味があって、マーケティングのやり方を変えていくというのが1つ目で、2つ目は組織運営、組織構築のやり方を変えていくという意味もあるんじゃないかなというふうに思っています。従来、指示命令関係、上下コントロールする側、される側という組織の上の形を変えて、もっと信頼とか感謝と謙虚さとか、横の関係での組織構築をやっていく、それを学んで実践している場だというふうに思うんですね。そういうやり方に変えていくということを実践されているんだなというふうに思って、すごく感動しました。ありがとうございます。

安:はい、ありがとうございます。

大野:もう一つ。

安:もう一つ、はい。

大野:加えるとすれば、やっぱりそういったフリーランスとか、より個々の持っているタレントだとか、スキルを生かせるような、仕事をする形っていうのはBNIが、まさに、適切なプラットフォームというか、そこでそういったフリーランスを今までされてきた方も、これからチャレンジしていくっていう方も含めて、やっぱり横の違う専門分野の人たちが集まって、コ・クリエーション、要するに共に作っていくっていうことがすごく強みというか、彼らにとっての信頼できる心強い環境ということにはなるんじゃないかなというふうに思いますね。

安:はい、ありがとうございます。では、改めて大野さん、大竹さんのお話を受けて、松岡さん、いかがですか?

松岡:今まで5ベネフィットとか勉強させていただいてましたけども、こういった応用した形でお話が聞けて、すごく私も感動しまして、ますますBNI活動を頑張っていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

安:はい、ありがとうございました。お1人目の松岡秀典さんでした。ありがとうございました。

第225回 はじまるよ~!

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第225回は「はじまるよ~!」と題してお送りいたします。

安:さて、大野さん、大竹さん、こんにちは。よろしくお願いします。

大野:お願い致します。

大竹:お願いします。

安:今日は220回の「行く価値あるの?」というテーマでお送りしたポッドキャストを動画で見ながらですね、私も音声で聞きながらという少し趣向を凝らした回になっているんですが、大野さん。

大野:はい、単純な再配信よりも少し楽しんでいただけるのかなというふうに思いました。

安:はい、じゃあぜひ見ていきましょう。

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安:今回のテーマで「行く価値あるの?」っていう言葉は、実は私があるメンバーに今回のナショナルカンファレンスのお誘いをしてみた時の反応なんです。
今回、沖縄なので「沖縄に行くの?」って聞いたら、「え、それって行く価値あるんですかね?」って聞かれちゃったんですよ。
これって結構私の中では衝撃だったというか、まあ、そうやって実際に言う方もいらっしゃるは、いらっしゃると思うんですが、でもそういうイベントって、自分から価値を創りに行く良いきっかけになるんじゃないのかなって私は思ったので、ちょっとこの辺を掘り下げてみたいなって思っています。

大野:はい、ありがとうございます。多分、ごく自然なレスポンスなんだと思うんですよね。平均的なレスポンスだと思います。
安さんが今おっしゃったような提供されるものを受け取りに行くとか、あるいは自分でそれに価値を見出しに行くっていう意識っていうのは、多分かなりレベルの高い話で、なかなかそこまで普通の人は発想がいかないと思うんですよね。
なのでどういう価値があるのかっていうのは、今回皆さんにできるだけお伝えできればいいかなと思います。
ナショナルカンファレンスというのは、イベントに参加するっていうこと以外でも、いわゆる一般的にネットワーキング、人と会うっていうことを、そういった機会を活用するということを考えた時に、予定して計画的に誰かと会うっていうことはするじゃないですか、みなさん。アポを取って、例えば大竹さんとミーティングをするとか、ランチを食べるとか、安さんとコーヒー飲むとかっていうのは、アポを入れてみなさん自然にやってるんですけど、これって予定されていた想定内の出会いっていうんですか、既知の人、お互いに知ってる人同士が会うっていうことなんですけど、これはここで何か新しい化学反応が起きるとかっていうことは予想してないわけですよね。
計画されてなかった出会いっていうのは、そこからのリターンっていうのが予測できないわけですよ。なので、その価値の大きさっていうのは、予定していた出会いよりも予定してなかった出会いの方が、大きくなる可能性っていうのは高いんですよね。無限大にある。
それは人脈論的によく言われることなんですけど。なので計画的にいろんな人と、例えばBNIの方皆さんであれば、1to1を予定していくとか、あるいはチャプターミーティングで定期的にビジターの方との出会いはもちろんあるんですけど、もちろんそのビジターさんとの出会いっていうのは新しい出会いなので、予想していなかった化学反応が起こる可能性はやっぱりあるんですけど、そこに皆さんが例えばナショナルカンファレンスに参加するっていうことを考えた時に、どんな出会いが待っているか分からないっていう無限の可能性がそこに秘められているっていうのは、これって皆さんお一人お一人が覚えておかなくちゃいけないっていう貴重な事実としてあるんですよね。
大竹さん、カンファレンスに参加する意義みたいなところでお伝えしておきたいことってありますか?

大竹:はい、そうですね。今、大野さんのお話を聞いていて私が思い出したのは、「パルプンテ」っていう呪文なんですけど、私の世代で皆さん知ってる方いらっしゃると思うんですけど、要は何が起こるか分からない呪文なんですよね。すごくいいことが起こることもあれば、ちょっとだけいいことが起こることもあれば、何も起こらないこともあって、ちょっと悪いことが起こることもあるっていう、そういった呪文なんですが、結構コストがかかるんですよ。
MPが消費されるんですけどね。ただ、唱えないと何も起こらないっていうことがあると思っていて、どうしてもやっぱりコスパとか、タイパとか考えてしまうと思うんですよね。
でもこれ、もしかしたら人生を楽しむ秘訣みたいにもなるのかもしれないけど、予定していないこととか、想定していないことを起こそうと思ったら、自分から行動を起こしていかないと変わっていかないのかなという風に思うんですよね。でも、時間とかお金とかリソースは限られているわけで、どうやってそれを選択していくのかといったときに、想定外のことが起こる可能性を高めるにはどうしたらいいのかなという風に思ったときに、私はこの今回カンファレンスで一つの出会いの場だと思うんですけど、人と人との出会いっていうのは、すごく化学反応が起きやすい場だと思うんですよね。
かつ、なぜBNIのこういったカンファレンス、イベントに参加する価値がより高いのかなというふうに思ったときに、皆さんギバーズゲインの姿勢を持っているからこそ、より多くの出会いの価値、より多くの化学反応が生まれる価値があるのかなというふうに思うんですよね。
もしそこに集まる人たちが自分のことしか考えてなくて、「なんか、売れないかな」みたいな奪うことばかり考えていたとしたら、そこから化学反応が生まれる可能性って限りなく低くなっちゃうんじゃないかなと思うんですね。
もちろん0じゃないとは思いますけれども。ただ、そういったギバーズゲインの姿勢を持った人がそれだけ集まるってすごい奇跡だと僕は思っていて、そういう場が私たちに用意されている。
これってすごいことなんじゃないかなというふうに私は感じています。

大野:はい、ありがとうございます。本当そうですよね。今もうこの収録の時点で1500人以上の人が登録されているっていうことなんですけども、目標は多分確か2500 ぐらいの参加者ということで、それだけギバーズゲインを実践、日頃からされている、意識している人たちが集まっているということの価値ですよね。
イベントの価値っていうことだと思うんですね。はい、ありがとうございます。
ところで、先日ですね、BNI AI ディレクターコンサルタントっていうのをですね、チャットGPTに実装しまして、ディレクターの皆さんに公開しました。そこで早速なんですけれども、「ナショナルカンファレンスって行く価値あるのか?」っていう質問をしてみました。
ちょっと聞いてみましょうか。チャットGPTからの回答に入る前に、私個人的に思うんですけど、これ前からよくお伝えしてはいるんですけど、多分初めて聞かれる方もいるので、BNIのメンバーとしてプログラム利用料を払って投資してメンバーとして活動されてるんですけど、でもやっぱりせっかくメンバーなのにこのナショナルカンファレンスに参加しないっていうのは、その価値、自分が投資してる価値の半分以上を捨ててしまっているような、僕は感覚があるわけですよ。
でもそれはディレクターの目線ということなので、なかなかやっぱりチャプターのメンバーの皆さんって、そういったことを感じるっていうことがなかなか難しいと思うんですよね、普段。なのでこのチャットGPTでいろいろと素晴らしい価値のポイントを教えてくれているので、シェアしていきたいなと思ってます。
全国のBNIメンバーとのつながりが作れる、ということは、より多くのリファーラルの機会だとか、さっき言った化学反応を起こしやすいっていうことですよね。
その結果として、そこで得られた人脈だとか情報っていうのは、チャプター全体の成長にもつながりますよねっていうのが1つ目ですね。
2つ目がビジネス拡大のチャンス。これはやはり日本全国、それから世界中からいろんな人が参加してくれますので、その成功事例を知るということで、新しいビジネスの視点を得ることができたりとか、そして大きな人数、大きなネットワーキングの機会なので、新しいマーケット市場とか、あるいはその提携先なんかを見つける機会にもなりますよね。

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大野:海外の国については、もうすでに参加登録してくださっている海外のメンバーさんがいらっしゃるので、国として今多いのは台湾と、それからモンゴル。

安:モンゴル、多いみたいですね。

大野:はい、それから韓国、他にもあったと思うんですけど、台湾は毎年まとまって参加してくださってるんですけど、モンゴルは多分初めてなんじゃないかな。
たしか10人ぐらいで行きます、みたいな話がありましたし、ビザの申請をするので招待状を送ってくださいって依頼が来てたのがコロンビア。インドネシアからもナショナルディレクターが3人来てくださるのと、あと、ベトナムのナショナルディレクターも来てくれます。あと、韓国ですね。台湾もそうです。

安:本当にワールドワイドなグローバルな機会ですね。

大野:そうですね。

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大野:そして3つ目が学びの機会です。これはもちろん大きな学びの機会ですけども、やっぱり世界各国から、あるいは国内選りすぐりのスピーカーをお招きしていますので、トップクラスの講演だったり、トレーニングというのが用意されていますから、ビジネススキルとか、BNIのよりうまく活用していく方法なんかを学ぶことができます。
BNIの成功メソッドみたいなのを直接学んで、チャプターに持ち帰ることができるというのが3つ目の価値ですね。4つ目が楽しく魅力的なイベントであるということ。
全国のメンバーと交流する機会でもあるし、楽しく学べる特別な機会であるっていうことですよね。
特にチャプターで一緒に行ったりすると余計に楽しくなりますからね。なのでそういった誘い合っていくっていうことで楽しみの要素が増えるし、カンファレンスで経験できることって、ビジネスだけじゃなくて人生にとっても貴重な財産になるというようなコメントを出してくれていてます。
5つ目のおすすめとしては、やっぱりAIもチャプター単位での参加を勧めてくれてますね。これは本当にそうだと思います。チャプター全員が参加できるのが理想的だと思います。
実際、過去に東京から京都に全員で参加するとか、新宿から全員で参加するっていうチャプターありましたけど、中には現地で京都で部屋を借りて、チャプターミーティングそっちでやろうっていうことをやってたチャプターもありました。
いいアイデアですよね。チャプターの定例会やるとか、チャプターのイベントもカンファレンスと同時に向こうで企画してみるっていうのもいいアイデアだなと思いますよね。
みんなで学ぶ、あるいはチャプターでまとまってグループで参加すると、持ち帰った学びっていうのも、チャプターチーム全体の成長につなげられるし、みんなで参加するとより多くの情報をシェアできますよね。皆さん視点が違うので、それを振り返って学びのポイントをシェアするってのはやっぱり価値が高くなりますよね。
6つ目は、実はチームビルディングの観点なんですけど、これすごくやっぱり大きいなと思いました。共通の体験をできるじゃないですか。普段のチャプターのミーティングとか、チャプターのイベントと違って、非日常の体験をみんなでするわけなんですよね。なので一緒に学び、感動を共有するっていうことができるので、メンバー同士の絆が深まるっていう効果がありますよね。終わった後、例えば帰りの移動中だったり、あるいは今回沖縄なので、沖縄に少し一緒に残って一緒に振り返りをして、学んだことをシェアしたりするということで、チームの一体感が高まるし、チャプターのビジョンをより明確にする機会にもなるんじゃないかって言ってくれてますね。
私達のチャプターもこんな風にできるとかね。あるいは、そういった新しいビジョンに磨きをかけるとか、目標を持つきっかけになるという点ですね。成功しているチャプターの事例を知ったりとか、チャプター全体で取り入れるべきポイントっていうのを話し合うことができるので、またとない機会になるんじゃないですかね。

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大野:いい回でしたよね。

安:改めて聞くととってもいい回ですね。本当に沖縄のカンファレンスが迫ってきてますので、改めて準備をされているメンバーの方、ディレクターの方もいらっしゃると思うんです。
さっき大野さんがおっしゃってたように、海外からの参加の方も今回すごく多いようで楽しみですね。

大野:全体の参加者数は今1800超えてるぐらい、確か。日程が4月のこの時期っていうのは、入学式が多いっていうことで、ちょっとお叱りをいただいたりもしまして。
確かに私の姪っ子も4月7日が入学式ということで、おじいちゃん行けなくてごめん、ごめんなさいって言って謝っておきましたけども、皆さん本当に日程でご迷惑おかけしました。行ける方は思う存分楽しんでいただきたいなと思います。

安:多分、普段のミーティングなどとも違って、すごく開放的になれる場所でもあると思うので、たくさんの方とのネットワーキングをぜひ楽しんでいただきたいですね。
大竹さんからも何かありますか?

大竹:そうですね。今改めて聞いてみてなんですけど、自分に対する質問を変えてみたらどうかなと思いました。
さっきの質問カンファレンスは自分にとってどんな価値があるのかという質問だったと思うんですけど、それを自分がこのカンファレンスの価値を高めるとしたら何ができるのか、そういう質問に変えてみたら、BNIでよく言うナプキンからエプロンに変えるだったりとか、ゲストではなくホストのように振る舞う。
そうすることによって全然違う景色が見えるんじゃないかなというふうに感じました。

安:確かにすごく大事な視点ですね。
今回はじめてカンファレンスに参加するよという方もいらっしゃると思いますので、ぜひたくさんのプログラムが用意されていて、もうアプリも使えるようになっていますよね。

大野:なりましたね。

安:はい。そこで参加されている方のお名前もわかるようになっていますので、ぜひぜひアプリを有効活用しながら、自分の目標を改めて設定して、是非有効なカンファレンスにご自身でまずしてみていただいて、それをまたみんなでシェアしていただけたらなと思います。

大野:あと、ちょっとしたアドバイスなんですけど、アプリの自分のプロフィールのところに顔写真を入れられるように、ぜひこれ入れていただけた方が価値が高まると思います。おすすめです。

安:はい、ぜひ。まだやってないよって方はぜひ。みなさんプロフィール写真とか沢山撮られてる方もいると思いますので、とっておきの1枚を設定していただけたらいいですね。
あと、公開収録もありますから、ポッドキャストの。こちらもみなさん楽しんで参加していただきたいなと思います。

大野:楽しみです。

安:大野さん、大竹さん、改めてありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがだったでしょうか。
皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。
一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第224回 BNIにおける時間の投資

【参照】日本語版:第223回 忙しすぎてBNIどころじゃない!(再)

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第224回は「BNIにおける時間の投資」と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト第223回をご参照下さい。

安:さて、大野さん、今回はBNIにおける時間の投資ということなんですが、ぜひお話をしていただけますでしょうか。

大野:はい、今回のこのテーマはものすごく大事だと思います。課題として感じるのが、多くの比較的新しいメンバーの方がBNIに時間を使うということと、自分の仕事、ビジネスに使うということを分けてしまってるっていうケースが多く見受けられると思うんですよね。
ここがBNIを理解する上で大事なポイントの一つになると思うんですね。
なのでここを少し掘り下げていければと思っています。大竹さん、今回のテーマはどうお考えですか?

大竹:そうですね。メンバーの方が退会されるケースで、チャプターの皆さんのお陰でリファーラルをたくさん頂いて、お仕事がたくさん増えましたと。
それによってチャプターの定例会とか1to1とか、BNIに関する活動の時間が取れなくなったので、卒業します、みたいなメッセージがあるんですよね。
これについて私、ちょっと違和感を感じていたんですね。卒業っていう言い方がいいのか、本当に良いことなのかどうかっていうこと。
これ今回のテーマにかかわるので、ぜひ掘り下げていきたいなというふうに感じました。

大野:新しいメンバーの方からよく聞くのは、思ってたよりも結構時間を取られちゃうBNIにっていう話ですよね。
これも新しいメンバーの方がそう感じるケースだけじゃなくて、実際にBNIを辞められた方の理由としてもよく触れられていると思うんですけども、ここをしっかりと理解してもらう必要があるなというふうに思いますので、まずBNIに投資する時間っていうのをどう捉えられるかっていうところなんですけど、BNIに投資する時間っていうのは、自分のビジネスに投資する時間っていう、これがイコールになっているっていうことだと思うんですね。
BNIっていうのは、いわゆる時間管理のマトリックスで思い出していただくと、 第2象限になるはずなんですよね。
これについては大竹さん、どう思われます?

大竹:そうですね。BNIのリファーラルマーケティングって長期的なプログラムなので、すぐに成果が出るというものでもないのかなというところで、プログラム自体がもともと 第2象限のものになっているのかなと思うんですよね。
かつBNIのやることって何かと思った時に、例えば学びだったりとか、自己成長だったりとか、例えばリファーラルパートナーを教育していく、そしてマーケティングの一部のプロセスを委任していくっていうことだったりとか、あと有益なネットワーク構築。すぐにはお金にはならないんだけれども、将来的に自分のビジネスとか人生の手助けになるようなネットワークを構築していくこと、まさに人生の第2象限でもあるのかなというふうに感じたりしています。

大野:はい。念のため、時間管理のマトリックスを初めて聞かれる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれないので、簡単に説明しておくと、第1象限、第2象限から第3、第4まであるんですけど、緊急度っていうのと、重要度で縦軸と横軸で考えた時に、緊急であり、かつ重要なものが第1象限ですよね。
緊急じゃないんだけれども、重要なことっていうのがこの第2象限ですね。第3、第4っていうのは、緊急だけど重要じゃないこと、そして緊急じゃなくって重要じゃないことってなるわけです。
今回大事なポイントとしては、第2象限をいかに時間を投資していけるか。緊急かつ重要ということの第1象限と、もう一つ、第3象限の緊急なんだけど、それほど重要じゃないことに、やっぱり時間はどうしても取られてしまう。
これは第2象限に十分な時間を割けていないから、緊急性の高いものがどんどん増えていってしまうという状況だと思うんですよね。
本来、第2象限への時間の投資が十分にできていれば、時間を作り出すことができる、時間の余裕もできるっていうはずなので、第2象限への時間の投資っていうものが、時間の余裕を作り出すっていうことにつながると思うんですよね。

大竹:そうですね。 第1象限、第3象限ってのは緊急なことなので、言われなくてもやらなきゃいけない状態になる、追い立てられるようにやるっていうことだと思うんですよね。
それに追われていると精神的な余裕とかもなくなっていって、どんどん生産性が落ちてしまうんじゃないかなと思うんですよね。
一方で、この第2象限っていうのは、緊急じゃないけど重要なことなので、先延ばしにしがちなことですよね。
だから予定したりとか習慣化しないと、これってやること自体を忘れてしまう。やることを意識しないと忘れてしまう。
でも意志の力って弱いので、環境がないとやり続けることができないと思うんですよね。だからBNIってこの第2象限をやり続けるための環境を提供してくれている時間なんだというふうに思うんですよね。
なので、BNIに時間が取られているとか、負担に感じてきてるっていうことは、BNIの活動に問題があるというよりも、自分自身の事業とか、自分自身の時間管理に問題があるっていう風に捉えていただけるといいのかなというふうに感じています。

大野:そうですね。ちょっと整理すると、まずBNIは自分のビジネスの時間であって、BNIのための時間ではないっていう前提ですよね。
それともう一つ、例えばチャプターの中での役割を引き受けて、リーダーシップチームであったり、あるいはサポートチーム、いろいろな役割があるじゃないですか。それを果たすっていうのはBNIの運営のための時間だから、自分のビジネスに関係ないって思ってしまう人が結構多いように思います。
これ実は落とし穴だと思っていて、チャプターにおける役割っていうものをしっかり果たすっていうことが、チャプター中で自分の信頼を高める、自分のビジネスのためにも大切だということを理解する必要があると思うんですよね。

大竹:そうですね、本当にそう思います。自分の器を広げていくことができるんじゃないかなというふうに思うんですよね。
以前聞いた話で、全力って何を意味しますか?って聞かれたときに、全力って自分の力の全力っていうのは当たり前なんだけれども、どれだけ周りの人の力も借りられるかって言うことが全力の範囲を広げていくことだという話があって。
なのでリーダーシップチームに選ばれたりとか、BNIの役職を担うということは、その中でどれだけ人の力を借りて目標を達成出来るかっていうリーダーシップ力を磨いたりとか、委任する力を磨いたりとか、全てのことを達成するのに自分の時間を使うだけではなくて、どうしたら人の時間を借りることができるのか、そういった訓練の場、そういった自分の器を広げる場でもあるのかなという風に思います。

大野:デリゲーションですよね。あと、よくBNIの創立者のDr.マイズナーがおっしゃってる言葉でもあるんですけど、一つの仕事のやり方は全ての仕事のやり方に等しいという、これはもう本当にその通りだなと思うんですけど、さっき言ったチャプターでの役割を果たすっていうことってめっちゃいい機会なんですよ。
なぜかというと、商品とかサービスを購入してもらう前から自分の仕事ぶりをイメージしてもらうことができるから。だからちゃんとチャプターの中の役割を果たしている人って、おそらく本業での仕事のやり方も同じように質が高いんだろうなって思うわけですよね。
なので、チャプターの中での役割をしっかりと果たすことで、自分のビジネスにおける仕事ぶりだとか、そのクオリティの高さっていうのを示すことになるので、積極的に役割を引き受けるべきだし、片手間にやったりとかしないで、しっかりとその役割をこなすということが自分のビジネスに直結しているってことを理解してもらいたいですよね。
実際にあった事例なんですけど、3役で書記兼会計を務められた士業の方がいらっしゃったんですよ。
その士業の方は結構得意分野がたっていて、金融に特化した行政書士だったんですよね。私は元々金融の畑で仕事をしていたこともあって、これは結構リファーラルを出せそうだなと思って、その方が入ってきてくれた時、すごく嬉しかったんですけども。実はチャプターでのリーダーシップチームとしての役割を見ていた時に、結構残念な場面を多々お見受けしてたんですよね。
それはチャプターのメンバーから見ても明らかにずさんな仕事ぶりっていうのが、ある意味評価を下げてしまってなかなかBNIの活動からの成果って得られないでいらっしゃって、結局辞められてしまったんですけど、すごくもったいないなと思ったんですよね。
さっき話したように、自社のサービスを買ったりとかして、体験してもらうことなく、自分の仕事ぶりをイメージしてもらう。そうすることで、例えばリファーラルプロセスのVCPプロセスってBNIでよく使われますけども、このVとCですね、ビジビリティとクレディビリティ、視認性と信頼性を高めることができます。

大竹:役割ということではないんですけど、私が先日チャプターのミーティングに訪問させていただいて、見た素晴らしい事例をお話ししたいんですけれども、オンラインで定例会をしているチャプターで、ウィークリープレゼンテーションの時間が来ましたと。
皆さん一生懸命プレゼンテーションをして、行動要請をするわけです。毎回、あるメンバーが終わった後に、行動要請の部分をチャットに全員分書いてアウトプットするってことをされてたんですね。
それ素晴らしいなと思って、後で聞いてみたんですね。あれは何かのお役目なんですか?と、役割なんですか?って聞いたんですけど、そしたらいや、違うと。
彼女はいつもそれを自主的にやっているんだと。それでチャプターメンバーはすごく助かっていて、彼女の信頼性を高めるのにすごく役に立っていると思うというふうにおっしゃっていたんですね。
ですので、役割がなかったとしても、自分の仕事ぶりをチャプターミーティングでも示すことはできるという素晴らしい事例だなというふうに感じました。

大野:あとですね、よくBNIを始める前と始めた後で、投資すべき時間の期待値っていうのがずれてしまっていて、こんなに時間を取られると思ってなかった。
まあ、その取られるっていう解釈がそもそも違うっていうのは先ほどお話ししたとおりなんですけど、そもそもどれぐらい実際BNIのメンバーが時間を投資することが目安として具体的に時間をお伝えできるといいなと思うんですけど、例えば定例会はみなさん出席するので、ミーティング時間が1時間半から2時間で、その前後の時間を入れるとすると、1週当たり3時間とすれば、月に12時間くらいですよね。
あと、トレーニングは月に一つぐらいは受講していく必要があると思うので、2時間半から3時間、あと1to1どれぐらいですかね。

大竹:そうですね、週に2時間ぐらいでしょうかね、お二人ぐらい。

大野:そうすると月に8時間。あとは役職によってばらつきはありますけども、その役職のミーティングが月に4時間ぐらいあれば十分ですかね。
あとはコンタクトサークルとかパワーチーム、ここで月に1時間ぐらい必要かなという感じなので、合計すると月に28時間ですかね。
なので週7時間、1日あたりにすると1時間という計算になりますけども、どうでしょうかね。
この1日1時間っていうのを、いわゆる先ほど言った第2象限というところで投資していく必要があるのではないかということで、これ推奨というか、目安として言えるのではないかと思うんですけど、どうでしょうか。

安:そうですね。

大野:もしこの1日1時間が投資できないとしたら、おそらく先ほど話していた時間管理のマトリックスの使い方というか、時間管理の上で問題を抱えてしまっている状態だと思うので、そこに取り組む必要があるかなというふうには思いますね。

安:それでは、そろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメッセージはありますか?

大野:はい。最初に申し上げたとおり、BNIのメンバーとしてやっていく上で非常に大事なコンセプトだと思うんですよ。
理解しなくちゃいけないポイントだと思うので、ぜひ皆さんのチャプターで共有していただいて、エデュケーションスロットとかで、皆さん自身で、どれぐらいの時間が投資が必要で、それが第2象限への時間の投資だということを皆さん一緒に理解していただけると、よりチャプターで生産性が高まっていくというふうに思いますので、やっていただきたいですね。大竹さん、どうですか?

大竹:はい、ありがとうございます。そうですね。BNIに入ると、確かに時間の使い方ってちょっと変わると思うんですよね。なので定期的に、私なんかは3カ月に一回ぐらいなんですけど、時間の棚卸しをして、どういう時間にどれくらい割いているのか、第2象限、第1象限ってあると思うんですけど、どれぐらい割いているのかっていうその時間の棚卸しをしていただいて、自分が理想としている時間の使い方とどれぐらいギャップがあるのかということを確認をして、それを近づけていく、埋めていくっていう、そういう振り返りをしてみてはいかがかなというふうに思います。

安:ありがとうございます。BNIは第2象限という言葉が今日とても印象的でした。事業を進めていく上では、やはり自分が経営に対して時間を割くということがとても大事なので、それがまさにBNIの活動とリンクしてるんだなっていうことが、今日メンバーの皆さんに伝わったらいいなと思います。大野さん、大竹さん、ありがとうございました。
最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。
よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

 

第223回 忙しすぎてBNIどころじゃない!(再)

Stressed business man rushing in the office

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

今回は、第83回の再配信です。

参照:英語版 Episode 534: I’m Too Busy for BNI

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第83回は「忙しすぎてBNIどころじゃない!」と題してお送りいたします。英語版のエピソード 534 をご参照ください。

大野:時間がないとか、BNIにかける時間がない、本業が忙しすぎるという話をよく聞くんですけれども。
どうですかね、BNIというのは本業の一部であるという認識が大切だと思うんですけれども。まさにその本業のマーケティング活動から、BNIの時間と本業の時間の区別というか、分けてしまうというところに課題があるように思いますよね。

安:はい。

大野:では本業に支障をきたしてしまっているという、その原因として考えられるものにはどういうものがあるかというところから考えていくと、
まず、そうですね。質の低いリファーラルを求めている、普段。あるいは、質の低いリファーラルを受け取っている。つまりは、求めるべきリファーラルの優先順位とか、計画性の問題ですよね。

安:はい。

大野:あとはどうですかね。

安:あとは、やはり、その質の低いリファーラルが来るというのは、プレゼンテーションの影響があるんじゃないかなと思いますけれども。いかがでしょう。

大野:そうですね、質の高い、より自分が求めているリファーラルをもらうためには、プレゼンテーションがしっかり準備されていて、計画ができていないといけないという事ですよね。

安:そうですね。

大野:もう一つ、これはビジネスの発展のプロセスとして大事なこととしては、チーム作り、つまり、チームビルディングができていないということも考えられますよね。

安:はい。

大野:つまりは、人を採用するとか、あるいはその社員でなくてもですね、業務提携だとか業務委託、あるいはその下請け先の開拓とか、場合によってはその信頼できる同業者との繋がりなんかもビジネスを発展させる、あるいは拡大させる上で欠かせないプロセスだと思うんですね。

安:はい。

大野:では、今回英語版でも紹介されているBNIに投資する時間から得られる成果というものをですね、最大化する方法というのを4つ紹介してくれていますので、ちょっと一緒に見ていきましょう。

安:はい。

大野:まず1つ目は、より質の高いリファーラルをもらうという事ですね。

安:はい。

大野:リファーラルにはいろんな段階があるという風に言われていて。例えば、10の段階があって、その一番下の10というのは、これが一番質の高いリファーラルとしたら、もうすでに成約されていると。

安:あ〜。

大野:まぁ、成約されているものだけがリファーラルというわけじゃないんですけれども、リファーラルの中でも最も質が高いというのは、もうすでに成約されていると、それに等しい状態ということが考えられると思うんです。そういったリファーラルをもらえるように、定期的にもらえるようになれば、本来だったら成約するまでにですね、自分で色々とクロージングまでの時間を投資しなければいけないわけなんです。それをやらなくて済むというわけですから、大幅に時間の節約ができるという事ですよね。

安:はい。

大野:つまりは、より質の高いリファーラルを求めるということで、時間は作り出される。あるいは、十分に確保できるということが言えると思います。

安:はい。

大野:これが、1つ目ですね。で、2つ目は、プレゼンテーションの準備ということで、色々とですね、アイデアをシェアしてくれています。安さん、準備ってどういう風にされていますか?

安:私の準備は、第55回のPodcastでも少しお話をしたと思うんですが。

大野:はい。

安:年間計画を立てて、その時期その時期にターゲットになる方に向けてのプレゼンを考えるということをやってますね。

大野:効率の良い組み立てというか、効率の良いプレゼンテーションの準備だと思うんですけれども、今回紹介されているのがですね、例えば、4つとか、あるいは場合によっては10個くらいのプレゼンテーションを一つの塊として準備しちゃいましょうというようなことを言ってますよね。

安:はい。

大野:例えば一つのテーマだったりとか、シリーズと言うんでしょうかね。そういったプレゼンテーションを一度に作ってしまうということで、時間の節約になるという風に紹介してくれています。

安:はい。

大野:これ良いアイデアですよね。

安:はい。

大野:ですので、まとまった時間をとって、例えば今後2ヶ月くらいの、ですから8回分くらいあるわけですけれども、プレゼンテーションをまとめて作ってしまうということで、先ほど安さんがおっしゃってくれていた計画的なプレゼンテーションの準備というのと同じように、効率化できますよね。

安:はい。

大野:はい、では3つ目ですけれども、1to1ですよね。1to1のミーティング、これはもちろんBNIにおいては非常に大切なわけです。

安:はい。

大野:どうやったら時間を節約できるかっていう観点で言うと、例えば移動の時間を節約するために、チャプターミーティングの前とか後にやることを薦めていますよね。

安:はい。

大野:場合によっては、そのミーティングがスタートするのが7時であれば、6時から1to1をしてしまうとか。ミーティングの準備もありますからね、実際には5時半とか。

安:そうですね。

大野:早く会場入りして1to1しなくちゃいけないかもしれませんが。日本でもいろんなチャプターでミーティングの後に会場の部屋を借りたりとか。あるいは、スペースを見つけて1to1されていることが多いと思います。

安:そうですね。

大野:あとはですね、英語版では、スタック1to1(stack 1-2-1s)って紹介してくれていました。

安:はい。

大野:いくつかの1to1を集中してまとまった時間にやってしまうという手法ですね。

安:はい。

大野:1to1大会とか、集中1to1みたいな言い方もできるかもしれないです。

安:はい。

大野:チャプターで比較してみたりとか。あるいは、メンバー数人でですね、一緒に1to1をですね、順繰り回していくみたいなやり方も一つかなという風に思います。

安:はい。

大野:もう一つ面白い質問が入っていました。

安:はい。

大野:電話での1to1はどうなのかと。これ最近だとビデオがついたZoomとか。あるいは、Skypeとか。色々そういったビデオ会議のシステムがインターネットで使えるようになってきていますけれども安さんはそういうの、やられたことありますか?

安:基本的にはないんですが、1回だけありますね。

大野:なるほどね。

安:Zoomで。

大野:仕事の上で、移動をお互いせずにですね。それぞれの拠点において、会議・ミーティングができるというのは非常に便利なってきているわけなので、活用しない手はないと思いますし。実際私もですね、BNIの例えばディレクターのチームとですね、ビデオ会議を毎週1回やったりとかしているんです。

安:はい。

大野:実際じゃあ、チャプターのメンバーとですね、1to1でこうしたビデオ会議を遠隔でやるのはどうなのかっていう質問があったらしいですけれども、カウントされるかっていう話ですよね、1to1として。

安:そうですね〜。

大野:これはですね、ディレクター・コンサルタント、ないしは、所属のリージョンのですね、エグゼクティブ・ディレクターに確認していただきたいと思います。

安:はい。

大野:いずれにしても言えると思うのは、マイズナー博士もおっしゃっているように、対面の1to1ほど効果的ではない。そうした電話とかビデオを使った1to1というのは、便利ではありますけども、対面での1to1ほど効果的でないのは確かだというふうにおっしゃっていましたよね。

安:はい。

大野:なので、補完的に使うというのは良いのですが、基本的に1to1は対面でやるというのが、原則でよいと思います。

安:はい。

大野:そして4つ目ですが、「運転中」と言っていました。日本の場合とくに都心部では電車での移動も多いですが、いずれにしても移動中にポッドキャストとか、オリエンテーションオーディオを聴いてしまおう、そうすることで学びの時間を確保する、という風に言っています。これは皆さん、やられている方は、少なくないんじゃないでしょうか。

安:そうですね、よく聞きますね。

大野:私もロンドンでメンバーをやっていたころには、車で毎週会場まで通っていましたので、仕事もほとんど車で移動していました。車の中でよく聴いていましたね。

安:なるほど。

大野:今4つご紹介しましたけど、もう一回まとめます。1つ目は、より質の高いリファーラルを求める。成約までの時間が短くて済みますから、新たな時間を生み出すことができます。2つ目が、毎週のウィークリープレゼンテーションをしっかりと準備する。事前にしっかりと準備することで、より質の高いリファーラルをもらうことができます。そして3つ目が、1to1を効率的にスケジュールする。チャプターミーティングの前や後、あるいは集中していくつかの1to1をまとまって行う。1箇所でやってしまう、ということをご紹介しました。

安:はい。

大野:そうすることで、移動時間を節約できますよね。そして4つ目が移動時間の活用。オリエンテーションCDですとか、このポッドキャストを聴いていただく。最近ですとビデオも出てきましたから、電車の中などで見ていただくことも良いかもしれません。

安:そうですね。

大野:運転中は危ないのでね。はい、動画はちょっと見ないでいただきたいんですけれども。

安:はい。

大野:音声だけで、運転中は我慢していただきたいなと思います。

安:はい。そうですね。
それでは、そろそろ終わりの時間が近づいて参りましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大野:そうですね、まずは皆さんもですね、仕事が忙しすぎて回らなくなってきたなと思ったら、ぜひチャプターの担当ディレクターに相談してみたりとか、あるいは、チャプター内でですね、いろんな効率よくBNIからの成果を満たす方法を成果が上がっているベテランメンバーからシェアしてもらうということも良いアイデアだと思います。