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安:第21回目ですね。
大野:そうですね。
安:今回のテーマは、どんなテーマでしょうか。
大野:今回はですね、「メンバーを増やそうとするな!」。
安:ほ~、増やそうとするな?
大野:はい。
安:またキャッチーなテーマですね。
大野:そうですか。
安:はい。一体、これはどういう意味があるのでしょうか。
大野:そうですね。多くのチャプターはやはりメンバー数を増やして、そうすることで当然チャプター内で交わされるリファーラル、ビジネスを増やそうというふうに思っていると思うのですね。ただ、メンバー数を増やすというところに意識を向け過ぎている気がしますね。
安:ああ~、なるほど。
大野:イギリスのアシスタント・ナショナル・ディレクターのフィル・バーグさんというディレクターがいるんですが。以前、彼が日本でトレーニングをやってくれたときにも言っていましたけれども、メンバー数を増やすことよりも、ビジター数を増やす。チャプターの定例会、チャプターミーティングに来てくださるビジターの数を多くすることを意識、フォーカスをしていくべきだというふうにおっしゃっていましたね。
安:はい。
大野:メンバー数を増やそうとすると、どうしても審査が甘くなってしまったりとか、不適切な人を入れてしまうとかっていうことが起きてしまいがちなのですよね。
安:はい。
大野:そこに意識をしなくても、十分な数のビジターをお迎えするということに焦点を当てれば、自然とメンバー数の増加につながるので、今回はその辺をお伝えできればなというふうに思っています。
安:なるほど。ビジターを増やすということもまた、メンバー数を増やすというのと同様に、非常に大事な部分になってくるかと思うのですけれど、例えばどんなふうに増やしていけばいいんでしょうか。
大野:まずはチャプターの定例会で、なぜビジターをお迎えするべきなのか、ここをメンバーの皆さんが、できるだけ腑に落とすということがまず第一歩だと思うの
ですね。
安:はい。
大野:例えば、ビジターさんが毎週たくさんいらっしゃるということのメリットは何か。逆にデメリットは何か。
安:はい。
大野:併せてブレインストーミングしたりとか。最終的には、ビジターさんが毎週たくさんいらっしゃって、活気がある定例会になって。緊張感もあり、プレゼンの質も高まって、その結果リファーラルも増えると。当然人数が多くなりますので、来られたビジターさんも活気があるチャプターを見て、「入ってみたいな~」というふうに興味を持ってもらいやすくなりますよね。
安:そうですね。
大野:もう一つ分かりやすいメリットとしては、毎週たくさんのビジターがお越しになっていれば、当然そこにビジネスのチャンスがあるわけですよね。メンバーの誰かのクライアントや、お客さんにそのビジターの方々がなる可能性は十分に当然あるわけです。
安:はい。
大野:もう一つ忘れてはいけないのが、ビジターとして来てくださる方々にとってのメリットなんですね。例えば、どんなメリットがありそうですか。
安:そうですね。ビジターさんにとってのメリットというと、一番はやはり多くの人に自分自身の仕事のプレゼンを聞いてもらえて、結果として自分自身のビジネスの売り上げにつながる可能性があるということでしょうか。
大野:そうですね。つまり、メンバーの誰かが、今すぐではなくても将来的にビジターさんのクライアントやお客さんになる可能性が存在しているということですね。あと、他にもですね、一度に何十人といういろんな分野の専門家と会えるという、なかなかある機会ではないと思うのですよね。
安:はい。
大野:もしかしたら、その時点で抱えている課題とか、問題を解決してくれる専門家がそこにいるかもしれないし。そのときすぐにではなくても、将来的に何かそういった問題に直面したときに、解決してもらえそうな専門家とのつながりが得られるというのは、非常に貴重な機会だと思うのですね。
安:はい。
大野:併せてそのビジターさんの大切な人、例えばお客さんだったり取引先のお役に立てる、その人たちが何か困ったことに直面したときに、力になってあげられる可能性が広がるっていうことだと思うのですよね。
安:はい。
大野:デパートの中に出店していると。朝10時になって、そのデパートがオープンします。お客さんが誰も入って来なかったら、皆さん商売になりませんよね。
安:そうですね。
大野:朝10時になったら、開店してできるだけたくさんのビジター、ゲスト、お客さまに来ていただくことで、ビジネスにつながる可能性がどんどん高まるということですよね。
安:そうですね。
大野:なので、メンバー数を増やそうとするよりも、ビジター数を増やすというところに意識を向けることで、よりメリット、チャプターにとってのメリットもそうですし、メンバーにとってのメリットも得やすくなるということが言えると思います。
よくありがちな状況としては、メンバーになりそうな人をビジターとして探してしまう人が、どのチャプターにもいがちです。特にビジターを呼ぶのが苦手なメンバーの方は、このパターンに陥っているケースが多いですよね。
安:ああ~、はい。
大野:ビジターとして、自分のチャプターに来てもらうというよりかは、むしろ自分のチャプターに来ることで、その人にビジネスの機会や、仕事や生活の上での問題や課題を解決する機会を得るチャンスを提供できると。要は目の前の、その人に対して貢献ができるというふうに考えたほうが、当然お声も掛けやすくなるということが言えると思います。
安:はい。それでは、お時間もそろそろ終わりに近づいてきましたが、大野さんからメンバーの皆さんに何かメッセージはありますか。
大野:そうですね。タイトルにあるように、メンバー数を増やすということを考えずに、周りの人たちに貢献をする、お役に立つという機会として捉えてはいかがでしょうか。
安:ありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
ビジターの方も、大切な人としてギバーズゲインの気持ちで接することを皆で共有したいと思います。有難うございました。
メンバーを増やすこではなく チャプターへの貢献のためビジターの数を増やす
周りの人に貢献する、今はそこを考えて行動します
自分もビジターを呼ぶことに関して苦労してますが、ビジターに貢献すると考えてこれから行動していこうと思います。
ビジターを増やすことで、自ずと質の高い新しいメンバーを迎えられる機会が増えるということが分かりました。
ありがとうございます。
ビジターの側になって参加してもらう。確かに大切なことですよね。勉強になりました。
ビジターを呼ぶことは、周りの人に貢献することができるということでビジター招待をするように心掛けてみよう。
私は大野さんが仰っていたれのとおり、メンバーになってくれそうな方にお声がけしていました。ですので当然ビジター招待数は少なくなっています。
みーてじんぐに参加すること事体が「自分の知り合いにビジネスの機会・課題を解決する機会を得るチャンスを提供でする…」という視点がありませんでした。
今後はいい意味で気軽にお誘いしていこうと思います。
メンバーを増やすのではなく、ビジターを増やす。
これは、メンバーにとってだけでなく、Forビジターとして、とても重要なこと。
質の高いメンバーを迎えるためにも重要事項。
来てもらうと考えるよりも、多くの専門家を紹介すると考える方がgiversになりやすいと理解しました。
チャプターにとってビジターは非常に重要だということを改めて知らされました。
誰でも良いと言う訳ではなく、信頼できる方をご紹介し、質の高いグループを作っていく事が大事と言う事が改めて認識致しました。
メンバーを増やすのは周りの人たちへの貢献。