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参照:オリエンテーション・オーディオ第7章、英語版Episode 272: Power Teams and Contact Spheres, Episode 411: Using Power Teams to Attract Visitors
安:第51回は、「パワーチーム成功の方程式」と題してお送りいたします。オリエンテーション・オーディオの第7章、そして英語版のエピソード272をご参照ください。
それでは大野さん、「パワーチーム成功の方程式」と今回タイトルが付いていますが、パワーチームのお話ということですね。
大野:そうですね。オリエンテーション・オーディオのほうでは、成功の方程式ということで10個の項目について触れていますね。
安:はい。
大野:そのうちの1番目にパワーチームがきています。
安:はい。
大野:まず最初に、「Contact Circle(コンタクトサークル)」あるいはコンタクトスフィア、これは英語ではContact Sphere、Sphereというのは球体、球という意味ですね。
安:はい。
大野:サークルはご存じのとおり円という意味ですので、日本においてはスフィアというよりはサークルというほうがなじみがあるということで、コンタクトサークルと呼んでいますけれども。
安:はい。
大野:コンタクトサークルというものと、それに対して「Power Team(パワーチーム)」。これもよく使われるんですけれども、これを混同している人が多いですよね。
安:ああー、はい。
大野:違いがよく分かっていない人も少なくないんじゃないかということで、まずそこの違いからお話ししたいと思うんですけれども。
安:はい。
大野:いずれも似ている部分と異なる部分とあるんです。まずコンタクトサークルですけれども、専門分野がお互いに補完関係にあると。なので、競合しないということですね。同じターゲットの顧客を用いる。そういう専門家の集まりですね。
安:はい。
大野:それに対してパワーチームというのは、コンタクトサークルと同じように補完関係にあって競合しない。同じターゲットとなるクライアント層を持っているということが前提なんですけれども。
安:はい。
大野:違いは信頼関係がすでに構築されていて、お互いにサポートし合うというんですかね。紹介を出し合う、リファーラルを提供し合うということに対するコミットメントが存在しているというところが大きな違いですね。
安:はい。
大野:コンタクトサークルというのが単なる、opportunity(オポチュニティー)とマイズナー博士は言葉を使っていましたけれども、英語版のポッドキャストの中では、コンタクトサークルについてopportunityという言葉を使って説明していましたよね。
安:はい。
大野:可能性あるいは機会ということで、可能性はあるんだけれども、まだお互いに頻繁にリファーラルを出し合っているという状況には、至っていないという段階ですね。
安:はい。
大野:一方でパワーチームのほうは、もうすでにopportunityという段階は過ぎていて。パワーアップチームのお互いパートナー同士で信頼関係ができていて、コミットメントがそこに存在しているということが大きな違いですね。
安:うーん、はい。なるほど。
大野:幾つかの例を挙げてみましょうか。
安:はい。
大野:よくトレーニングの中でも使われているのは「Wedding Mafia(ウェディング・マフィア)」。結婚をされるカップルを共通のターゲットにした、いろんなサービスを提供する専門分野の1つですね。どんなのがありましたっけ。
安:例えばウェディングプランナーさん。
大野:ウェディングプランナー。はい。
安:それからファイナンシャルプランナー。
大野:ファイナンシャルプランナー。
安:あとは、指輪などアクセサリーを作る方などなどがありますね。
大野:そうですね、はい。不動産屋さんとか旅行会社とか。
安:はい。生命保険とか。
大野:フォトグラファーとかね。たくさんありますよね。ビデオグラファーとかね。
安:そうですね。
大野:あとは、そうですね。英語版ポッドキャストの411のほうですかね。Farmer(ファーマー)、農家の人たちを共通のターゲットに持ったパワーチームについて挙げられていましたね。
安:はい。
大野:専門分野について細かくは触れられていませんでしたけれども、どの人も農家の人たちを顧客に持っている、あるいは用いる人たちの集まりがあって、チャプターに農家の人たちばかりをビジターズデーで招いて、いろんなビジネスの機会を作り出すというというような話でしたね。
安:そうでしたね、はい。
大野:あと面白いところでは、これもアメリカではよくあるんですけれども。同じ弁護士という1つの資格を持った専門家たちが、1つのチャプターに何人もいる。私の聞いた例で言うと、十何人と言っていました。16とかかな。チャプターの何割ぐらいが弁護士なんだというような。
安:そうですよね(笑)。
大野:それは極端な例かもしれませんけど。例えば日本でも、弁護士で割と何でもやりますという人も少なくないですけれども。
安:はい。
大野:そういった人たちよりは、紹介する側からしたら、例えば不動産専門にやっている弁護士の先生とか、あるいは交通事故が得意中の得意ですという人とか。あるいは企業法務に特化しています、あるいは家族、離婚とかも入るんでしょうけれども、そういったものに特化している弁護士の人のほうが紹介はしやすいので、そういう専門分野が立っている人たちが集まって1つのチャプターに共存している、共生しているということは考えられますよね。
安:そうですね。
大野:ところで、安さん。
安:はい。
大野:おそらくリスナーのメンバーの皆さんは、「じゃあパワーチームというのは、どうやって始めたらいいのか」と思っていらっしゃると思うんですけど、どういう思いますか。
安:うーん。ディレクターに相談するとか。
大野:はい、正解です。
安:やった!
大野:素晴らしい。
安:はい。ありがとうございます。
大野:そうですね。まずはチャプター担当のディレクターコンサルタントに相談をしてください。
安:はい。
大野:次は?
安:次は、やっぱりどうやって始めるかということを知らないと、失敗する可能性もあるので学びます。
大野:何か失敗した経験がありそうな口ぶりですが。
安:そうですね(笑)。やっぱり何も知らないで始めようとしたことがあったんです、私の経験で。結果、失敗に終わったんです。
大野:そうだったんですね。そうです、正しいやり方を最初から学んで、それで始めたほうがいいですよね。
安:そうですね、はい。強く思います。
大野:そうですね。リージョンによっては、パワーチームワークショップというのをやっていたりするので、ディレクターコンサルタントに確認してみてください。
安:はい。
大野:次にどうやって、やっていくかということなんですけれども、そのステップをご紹介します。
安:はい。
大野:まず最初に、チャプター全体のパワーチームミーティングの開催日を決めます。これはパワーチームごとのミーティングではなくて、まず最初にチャプターで集まるということですね。
安:はい。
大野:それから2つ目に、チャプターのパワーチームコーディネーターを選出します。そしてメンバー候補者のリストアップを、それぞれのパワーチームでしてもらうという形ですね。
安:はい。
大野:3つ目。まだチャプターにメンバーがいない専門分野で、カテゴリーですね。既存のメンバーがすぐにでもリファーラルを提供できそうな優先募集専門分野、優先募集カテゴリーを各パワーチームで2つから3つ選ぶ。
4つ目。メンバー募集の戦略、作戦を立てる。
安:はい。
大野:例えば、候補者の人へのアプローチの仕方の例として、こんなふうに言えると思います。「私が参加しているBNIのパワーチームには、あなたと同じ分野で適切な人がいれば、新規のクライアント候補を紹介したいという人たちがいて、チームとしてはできるだけ早くその席を埋めたいと考えています」というような感じですね。
安:はい。
大野:面談をしてみて、その人がBNIに興味を持ってくれて、かつあなたもその人に興味を持てたら、チャプターミーティングに招待してください。
安:はい。
大野:5つ目が、チャプターのそれぞれのパワーチームの候補者リストを、できるだけ早く埋めていくという作業に移ります。
安:はい。
大野:最後に6つ目。最初の数名を採用できたら、担当ディレクターコンサルタントに、あなたのパワーチームに参加できそうな、ほかのカテゴリーについて相談してください。以上になります。
安:はい。
大野:いろいろとほかにも、パワーチームのワークショップで学べることがたくさんありますので、ぜひ始める前に学んでいただければと思っています。
安:そうですね、はい。
大野:もう1つ補足しておきたい点があるんですけれども。各パワーチームのミーティングを、以前は月に1回ミーティングを持つことを推奨と言っていたんですけれども、今は毎週のミーティングを推奨しています。
安:ほう。
大野:はい。ただ、やはり毎週顔を合わせるというのは物理的になかなか難しいというか、ハードルが高かったりするじゃないですか。
安:そうですね。
大野:なので、ぜひテクノロジーを活用してビデオ会議とか、今いろいろSkypeだったりとかできるようになりましたよね。
安:そうですね。
大野:それを使って、毎週のミーティングを行っていくということをお勧めしています。
安:はい。
大野:1回の時間は頻繁にやる分、少なくて済むと思うんですけれども。月に1回は顔を合わせて、残りの週はビデオ会議でやるというのをお勧めしています。
安:はい。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。
大野:はい。先ほど安さんが失敗した経験についてシェアしてくださいましたよね。
安:はい。
大野:ほかにも失敗する事例というのはあるわけです。
安:ああー、はい。
大野:それには理由があって、それを事前に知っておいていただきたい。わざわざほかの人たちが失敗の体験をしているものを、同じことを繰り返す必要はないので、ワークショップを受けていただいて、どうやったらそういった落とし穴にはまらないで済むかということを、ぜひ確認してからスタートしていただきたいと思います。
安:はい。大事ですね。ありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
安:ところで大野さん。終わりになる前に、どうしても伝えておきたいんですけれども。
大野:はい。何でしょう。
安:先週50回を迎えましたよね。
大野:そうですね。
安:先週の配信で、50回記念イベントをやるという話をしましたよね。
大野:そうですね。お祝いしましょうという話でしたよね。
安:あれ、実はもう結構お申し込みを頂いているようでして。
大野:本当ですか。2人?
安:いえいえ、もうちょっと。
大野:3人? 5人ぐらい?
安:もうちょっと。
大野:本当ですか!
安:倍以上のお申し込みを頂いているんです。
大野:2人だけで寂しくという感じじゃなくて。
安:なく。
大野:結構楽しくできそうな感じですか。
安:そうですね、はい。盛り上がりそうな。
大野:ですね。
安:はい(笑)。盛り上がりそうな人数になってきましたので。
大野:素晴らしい。
安:あらためてお礼とともに、もう一度日付をお伝えしておきます。
大野:そうですね。ありがたいことですね。
安:そうですね。今回は5月10日の水曜日、夜7時から三鷹のカンファレンスルームで、この50回記念イベントをやることになっておりますので、ぜひ皆さん、コネクトの申し込みをお願いします。違う?みんな、お申し込みをお願いします。
大野:お願いします。イェーイ!
安:イェーイ! すごい、すごい。
【告知】Podcast 50回記念祝賀パーティ詳細:
https://www.bniconnectglobal.com/web/secure/appsEventsViewEventDetails?eventId=155554
パワーチームをりこいできないので 分析しようと思います
聞きました。
さまざまなビジネスモデルや、専門分野の知識、メンバーの情報を理解しておく必要を感じました。
ありがとうございました。
聞きましたが、あまり良くわかりません
出来るだけ早くメンバーとの信頼関係を築き互いにリファーラルを出し合えるパワーチームを作りたいです。
ありがとうございます。
パワーチームの構築の仕方、よくわかりました。
パワーチームの作り方は、頭で理解は出来たけど、いざ、実際にやるとなると、何から一番最初に手を出せばいいのか?後、パワーチームを作ったけど、上手くいった日本の例や、上手くいかなった例などシェアして貰えると、更にイメージがつきやくなる気がします。ありがとうございます。