第176回 BNIの新しい可能性

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたします。

第176回は「BNIの新しい可能性」と題してお送りします。

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安:皆さん、こんにちは。BNIメンバーの安紗弥香です。オフィシャルBNIポッドキャスト、第176回は「BNIの新しい可能性」と題して、大阪北西リージョンNext Neoチャプター、カテゴリー・ガラスコーティングの三島俊彦さんをゲストにお迎えして、BNIジャパンナショナルディレクターの大野代表とのインタビュー形式でお送りいたします。それでは、インタビューをお聞きください。

大野:動画を拝見して素晴らしいなと思って、私も。

三島:ありがとうございます。

大野:変遷を持っていらっしゃったということは、当時はまだ始められたばかりということですよね、カンファレンスは2017年でしたっけ。

三島:2018年なので、おそらくコーティングを始めて3カ月ぐらいの頃にちょうど神戸のナショナルカンファレンスがあって、ブースを出させていただいて、その時に大野さんとインドのマック(Mac Srinivasan)が来られていて、絶賛していただいたことはすごく自信になりました。

大野:そこで出展されていた時に、私がスマホをきれいにしていただいたんですよね。

三島:そうです。

大野:コーティングしていただいて、ありがとうございます。

三島:いえ、とんでもないです。ありがとうございます。

大野:本当になんというか、やっていただいてすごい新品みたいになるじゃないですか。

三島:割れにくくなる、傷が付きにくくなるという部分もありますし、ガラスの製品って人間の目に見えない細かい傷がたくさんもともと付いているものなんです。それが溶剤で埋まることで、より平滑化するので光沢が出るようになるんですね。それで見た目がきれいにピカピカに見えるっていうところで、形を変えずに光沢感が出るので本当に物を大切にする方々であったりとか、このビジネスをやっていて思うのは、高い所得層の方々に対して非常に高い評価をいただいているということは実感しています。

大野:本当ですね。その後、順調に事業を伸ばされて、ビデオの中でおっしゃっていた全国50店舗というのもすごいですけど、これは事業形態としてはどういった形を取られているんですか。フランチャイズですか。

三島:フランチャイズになります。ビデオに映っていたお店が実は東京の秋葉原の店舗でして、東京の秋葉原の店舗はもうコーティングの売り上げだけでお店が回っているんですね。その状況っていうのは非常にレアケースといいますか、例えばスマホの修理店の1コーナーでコーティングを受けますとか、中には美容室さんの一角でコーティングを受け付けてますというものがあったりですとか。よく私は説明する時に、コンビニエンスストアの肉まんとかおでんみたいな商品なんですっていうことをお伝えするんですけれども、そういう位置付けで導入していただいて、テーブル1つ分のスペースでいろんな業態の方に導入していただける、比較的小規模なといいますか、フランチャイズビジネスの副商材として入れていただいてます。

大野:先ほどの数字の話に戻っていいですか。

三島:はい。

大野:全国50店舗のフランチャイジーになるんですかね。

三島:フランチャイザーですね。僕はフランチャイザー側で、フランチャイジーが50店舗いるということです。

大野:そうですよね。あと200の卸先とおっしゃいました?

三島:はい、そうです。

大野:これは溶剤を買っていただいているという。

三島:そういうことになります。スマホコーティングマイスターって、要はもうパッケージですよね、看板だったりとか商標だったり、ウェブサイトだったりとかっていうものをパッケージ化したものを利用していただいてる店舗は50店舗あって、逆にうちの店も看板はあるし、自分のところで集客をする販促活動ができるから、溶剤だけ売ってくださいっていう店舗さんが200店舗ほどいらっしゃるということですね。

大野:他のではなくて、三島さんのところの溶剤を使うメリットはやっぱりあるわけですか?

三島:そうですね。実際に弊社で使わせていただいている溶剤自体は、同業他社さんで使っているところもあるんですけれども。USPになるんですけど、一番の強みは何かというところを申し上げると、ガラスコーティングの性能であったり機能というところのお客さまの伝え方で、他社さんがあえてやらないことやっているといいますか、ガラスコーティングのセールストークをお客さまに伝える時に、ほとんどの業者さんというのは強度をうたうんですよね。コーティングをすると強度が上がります、割れにくくなりますというところがまず一番目にくるんですけれども、弊社の場合は一番目にくるのが見栄えの良さというか、美観なんですね。

大野:はい。

三島:ガラスコートをすることで、こんなにスマートフォンをきれいに使えます。さっきおっしゃっていただいたようなピカピカに、新品みたいに見えるというところ。そこのところをもうダントツで一番に持ってくるんですね。そこを意識して、全てウェブサイトだったり販促品なんかも作っている。
 あとは実際にお客さまに対して作業する際も、そこのところを一番伝えるようにしていまして、それは当然加盟店さんへの指導もそうなってくるんですけれども、伝え方の部分でお客さまに伝わる価値が同じ溶剤でも全く違うものになるんですね。他社さんで同じコーティング剤を使ってコーティングした方っていうのは、やっぱりいわゆる防御とか保護の部分に対して期待値も上げてしまうんですね。

大野:はい。

三島:ただ、ガラスっていうのは日常で使っていたり、ちょっとしたショックで細かいダメージが蓄積していくものなので、当然場合によっては割れることがありますということになってしまうんですけれども、そこに対する許容度というのをうちはある程度持っていただいた上で持ち帰っていただいているという、そこが一番違うところ。見た目の良さでお伝えしているところ、だから溶剤というよりかは接客の部分になると思います。

大野:ガラスコーティング、スマホのコーティングをしたとしても割れることもあるという説明を事前にしておくわけですね。

三島:そうですね。

大野:美しさを前面に出して。

三島:はい。

大野:今回こうやって実際にBNIの体験を、いわゆる成功体験を今回のビデオでシェアしてくださったわけですけど、特に三島さんがビデオで伝えていたこと、伝えていなかったことで再度触れておきたいことはどんなことですか。

三島:BNI活動を私自身やっていく上で、明確なキーワードというのがあるんですよね。それは何かというと、言葉にしたら化学変化という言葉になるんですけれども、やはり毎週いろんな業種の方のプレゼンテーションだったり、1to1だったりというのをたくさん聞いていくと、ふとした雑談からちょっとしたアイディアがひらめくことって多々あるんですよね。

大野:はい。

三島:それが自分自身では決して思い付かないことで、やっぱりメンバーとの関わりの中でいろんな話をしていく中でふと浮かんだり、専門業者が違うから他の人の言うことには全然思ったことを言えたりするんですけれども。そういうことから偶然的に生まれるアイデアだったりとか発想というものがBNIでは定期的にというか、一定の周期で必ず起こると自分は思っていまして。それに応じて、私自身は靴磨きからオーダースーツになり、スーツを売っていたけれどもコーティングになったというものがありますので、やはりその偶然の出会いから生まれるアイデアだったりとか発想というもの、そこはもともと私自身がいろんなところに興味を持ちやすいのもあるかと思うんですけれども、もっともっと多くのメンバーの方に、そういう目でBNIを楽しむのもすごくいいんじゃないのかと思っています。

大野:うんうん。

三島:専門分野をどんどん特化して突き進んでいくのももちろん一つですし、やっぱり他者の意見に耳を澄まして、例えば保険業の方とかっていうのは、プレゼン資料なんかを作る時にすごくカチッと作られるんですね。パワーポイントとかでキチッと作られる特徴があって、話し方もロジカルに話をされると。そういういいところを自分の業種に取り入れたら、プレゼンテーションがもっと感覚的なものではなくて理論的なものに、もしくは形が整ったものに変わっていったりですとか、そういういろんな業種の方が持っているいいところというのを取り入れていくと、やはり自分1人では当然できないことがどんどんできていくという。

大野:はい。

三島:そういうことが連続して起こるものが定例会であるというイメージがありまして。なので、姿を変えることに対しては恐れずにどんどんトライアルしていきたいと思っていますし、もっともっと成長できるだろうなと思っています。

大野:お客さんにちょっと待っていただく、そういったサービスのところであればいろいろなところで可能性があるということですよね。

三島:そうなんです。もともと副商材として広めたいなとは思っていたんですけれども、10分、15分程度という時間というのは、非常に長過ぎず短過ぎない時間だと思っていまして。私としては、せっかく来ていただいたお客さまとはできれば仲良くなりたいと思っていろんな質問をしていくんですよね。「今日はどこから来られたんですか?」からもありますし、「オフは何されてるんですか?」とかもあるんですね。

大野:うん。

三島:私自身はお客さまとして来られた方が実は事業主の方で、そのまま定例会のビジターになったりということもあるぐらいなんですね。それはいろんな業種の方に応用できるとは思っていまして、本当にいわゆるフロント商品とバックエンド商品の話じゃないんですけれども、お客さまとのきっかけを作る商材としても非常に優秀なのではないかなと思っています。

大野:そうですよね。いわゆるマーケティングみたいなのは、BNIもリファーラルマーケティングではあるんですけど、それ以外のマーケティングというのは使っていたりされるんですか。

三島:それ以外のマーケティング、そうですね、結構直感で動いてるところが多いんですけれども、スマホコーティングマイスターのホームページには常時Google広告をセットしている状態になっていまして。自分自身である程度精査したキーワードを付けて、多分もうフランチャイズがスタートした2年前ぐらいからずっと広告を出しっ放しで、月に本当に金額でいうと20万円前後ぐらいは広告をずっとかけているような状況に。

大野:はい。

三島:それによって、いわゆるBtoCの店舗に来店されるお客さまっていうものの集客に使ったりですとか、あとはいわゆるフランチャイジーの募集に使っていたりというところをやっています。
 あとは、私自身の個人事業の頃からの習慣といいますか、いわゆるSNS、Facebookがメインなんですけれども、Facebookで自分の人となりを知ってもらいながら、こういうビジネスをやっていますっていうところは、常に発信するようにはしていまして、私と比較的仲良くしていただいてる方々はよくFacebookを見て面白いと言ってくれているというところもあります。そういったいわゆるビジネスの中で必要な信頼というところを築こうと、あえてやっているというところはあります。

大野:なるほど。ありがとうございます。おそらく三島さんにとっては自然なこと、例えば事業としてされていることが変わってきているじゃないですか、もともと靴磨きからオーダースーツでということで。

三島:はい。

大野:そこの部分って多くの方は結構すごく勇気が要ることだし、やろうと思ってもなかなか実行に移せない人も多いんじゃないかと思うんですけど、その辺はご自身の性格…。

三島:性格(笑)。性格は大いにあると思うんですけれども、非常に思考が単純だと思うんですけれども、やりたいと思ったことはやらずにはいられないっていうところなんですよね。そこは一番だと思います。

大野:はい。

三島:例えばですけど、1週間に7日間ありますと。仮に一つの仕事を5日間して、週休2日取っている人がいたとするじゃないですか。もう一個仕事をやりたかったらその2日間を休まずに仕事をしたらいいじゃないかって自分は思ってしまうんですね。やりたいこと両方できるし、というのを思ってしまうところがあります。
 なので、趣味と仕事は決して一緒というわけではないんですけれども、仕事をずっとしていることに何らストレスも感じないですし、全部自分で決めているので、やはり独立当初っていうのは、いろんな方がアドバイスやらをいろいろくれるんですけれども、最後は誰も守ってくれないって思ったんですよね。

大野:うーん。

三島:やっぱり最後は自分で自立しないといけないですし、自分で稼がないといけないというところがあって、自分で選択することというのは全て自分の責任であるならば、やって後悔のないようにしたいなというのは常に思っていますし。おそらく今後もBNIをやっていく中で、ものすごく面白い商材「これだ」って思ったら、また5年後とかは自分はコーティング事業をやっていない可能性ももちろんあるわけで、それはその時その時に自分自身が考えて取ったものなので、よく聞くんですけどやらない後悔よりは、やって後悔しようっていうところはすごくあります。

大野:私が個人的に興味のあるところなんですけど、これから例えば5年、10年という先を見据えた時にBNIを活用していくイメージというか、こんなふうに、BNIを使ってこんな事業に成長させたいというのがあれば教えてもらえますか。

三島:はい。分かりました。ここから5年、10年たってしまえば、本当にこんなリモートでビジネスをするというものがもっともっと進化をしていると思うんです。なので、おそらく5年後、10年後は今、私が目標に掲げている47都道府県でビジネスをしたいっていうところは、おそらく達成できているであろうと思っています。
 プラス、ちょっと不勉強だと思うんですけどZoomに同時翻訳機能が付いてしまえば、もはや外国の方と当たり前に日本語でしゃべっているような感覚で話ができる可能性があるというか、おそらくそうなるとは思うんですけれども。

大野:はい。

三島:そうなったときにBNIというのは本当に無限の可能性が、今でもあるんですけど、その無限の可能性が今とは比較にならないほど、今、私が「今日は沖縄の方と1to1します」というのと同じレベルで。そうしたら「今日の夕方の6時からフランスの人と1to1します」という日はさほど遠くないだろうなというイメージは持っていまして。そうなったときにスムーズにビジネスを展開できるような準備は整えておきたいというところは強く思っています。

大野:うーん。

三島:そうなったときも、おそらくBNIは最強ビジネスツールであるだろうというイメージは私は持っていまして、今40なんですけれども、50になっても60になってもBNIをやっていたいなとは思っています。

大野:はい。ありがとうございます。
 最後に私はいつもチャプターのメンバーというか、メンバーの皆さん、そしてリスナーの皆さんにメッセージをお伝えしているんですけど、三島さんからお伝えしたいことは何か一言でありますか。

三島:BNIを始めてから6年目にして気付いた新しい可能性があったというところで、やはり今BNIをやられていて、まあこんなもんかって思っている方もいれば、すごいなって思っている方もいて、多分そのどちらもまだまだ気付いていない部分がたくさんあると思います、というところはお伝えしたいなと思っています。

大野:なるほど。ありがとうございます。

安:とても素晴らしいお話でした。BNIを活用してビジネスのスケールアップを図っている三島さんの行動はとても励みになりますね。大野さん、三島さん、ありがとうございました。
 このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたしました。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

参考動画も合わせてご覧ください。

第176回 BNIの新しい可能性” への3件のフィードバック

  1. どこにでもビジネスのヒントが転がっている、定例会でのなんでもない雑談にヒントが沢山ある、気づくか気づかないか?との差が自分のビジネス拡大に大きく影響する。
    本当にそうだなと思いました。

  2. ありがとうございます。チヤンスをモノにるのものしないのもの自分次第だと改めて気づかせられました。

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