第18回 海外カンファレンスのススメ

安:本日、大野さんはどちらにいらっしゃいますか。

大野:はい。台湾のナショナルカンファレンスで、昨日終わりまして、台北にいます。

安:台北にいらっしゃるんですね。

大野:はい。

安:第18回は、「海外カンファレンスのススメ」ということでお送りしてまいります。本日はゲストの方がいらっしゃるということですが、それでは大野さんからご紹介をお願いいたします。

大野:はい。BNI東京港中央リージョンの「大竹通孝氏エグゼクティブディレクター」です。大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

大野:よろしくお願いします。

大竹:よろしくお願いします。

大野:大竹さんは、台湾のカンファレンスは何回目ですか。

大竹:確か3回目だったと思います。

大野:アジアのカンファレンスは結構参加されていますよね。

大竹:そうですね。ほぼ全て参加しています。

大野:今回は、日本からも30人以上の人たちが参加していて、非常に印象的でしたね。

大竹:そうですね。

大野:今回に限らず、海外のカンファレンスに参加するということの意義について、少し一緒に考えてみたいと思うんですけれども、大竹さんご自身はどの辺に何か価値を感じていらっしゃいますか。

大竹:BNIという同じ文化の中で、海外でギバーズゲインを実践して、その結果、自分のビジネスを拡大しているというメンバーやディレクターのお話を直に聞く機会、学びの場として活用しています。

大野:今回、特にメンバーの人たちがたくさん参加してくれているじゃないですか。

大竹:そうですね。

大野:その辺はどう思われますか。

大竹:はい。すごくうれしいですね。やっぱりメンバーの方に、もっとBNIのより大きな可能性とか価値に気付いてもらうという意味で、海外のカンファレンスは非常にいい場だというふうに思っています。

大野:海外のカンファレンスに限らず、人との出会いを積極的につくっているメンバーの皆さんって、やはり成功している人たちが多いと思うんですよね。

大竹:はい。

大野:ビジネスネットワーキングの基本になると思うんですけれども。洞穴(ほらあな)に閉じこもっているようだと、なかなかそういった人との出会いをつくれないですし、そういった人との出会いっていうものがいろんなチャンス、ビジネスの機会をもたらすと思うんですね。
ただ面白いと思うのは、人との出会いがもたらすチャンスとか機会というのは、事前に計算あまりできるものではないと思うんですよね。計算できないんだけれども、その可能性の大きさに気付いている人は意外と少ないんじゃないかなと思うんですけど、その辺はどう思われますか。

大竹:そうですね。私も元洞穴生活者として、そのように感じますね。

大野:洞穴、何年ぐらい生活されたんですか。

大竹:30年ぐらい洞穴におりました。

大野:ははは、30年。人との出会いという意味で海外のカンファレンス、もちろん海外のカンファレンスに限らず国内でのカンファレンスとか。もっと身近なところでは、リージョンの中でのトレーニングやイベントなんかも入ってくるんですけれども。特に今回海外のカンファレンスについてどんなメリット、あるいはどんな可能性というのが、メンバーの皆さんにとって潜んでいるんですかね。その辺は大竹さんから見るとどうでしょう。

大竹:そうですね。海外のメンバーの方と、実際にこう日本のメンバーの方が海外のカンファレンスで出会って、そこからビジネス、取引につながったというケースは本当にたくさんあるんですね。
それ以外にもですね、BNIの学びの場として、それをお互いに自分の体験をシェアする、共有するという意味でも、海外のカンファレンスに来ていて思うのは、皆さん同じような経験、悩みだったりとか気付きだったりとか、体験をされていらっしゃるんですよね。それをこう実際にメンバーの方の生の声を聞くことができるというのは、非常に大きな価値があるなというふうに考えています。

大野:はい。そうですね。もう1つ思うのは、やっぱり成功事例に学ぶという視点からするとですね、日本ではまだここまでの成功はしていないんだけれども、例えば今回であれば台湾で。

大竹:はい。

大野:105人のメンバーを擁するチャプター成功事例ですとか。

大竹:そうですね。パワーチームの成功事例なんかもおっしゃられていて、エンジニアリングの分野においてのパワーチームをつくることに成功して、93人のチャプターができたという事例がありましたね。

大野:そうでしたね。ほかにそういった海外のカンファレンスとかに積極的に参加して、何か成功した人の事例とかってありますかね。

大竹:そうですね。台湾のメンバーのジュリアさんなんかは、非常にいい事例なのかなと思うんですが。

大野:ああ、なるほど。

大竹:彼女は、もともと海外のカンファレンスに積極的に参加をしているメンバーだったんですね。香港のカンファレンスに参加をしたときに、その内容が非常にいいということで、彼女が自分のチャプター、リージョンに持ち帰って、それを発表したということなんだそうですね。
そうしたらその内容が非常にいいということで、いろんなメンバーから彼女に対する興味、関心、Visibilityが上がって、彼女のビジネスの信頼性、Credibilityにつながったということをお聞きしています。
彼女は、海外のカンファレンスのスケジュール、予定をあらかじめ押さえておいているんだそうです。実際にですね、そのカンファレンスで何が起こるかということは分からないんですけれども。何かそこに可能性を感じて、ほかの予定よりも優先してその日程を押さえているということですね。

大野:ああ、それはいいアイデアですね。

大竹;はい。なので先ほど大野さんが言われたように、こう何か意図して参加をしたというわけではないんですけれども、計算されていないその人との出会いの可能性の大きさですね、それを感じることができる機会だと思うんですね。

大野:うん、確かにそうですね。

大竹:おそらくBNIのカンファレンスで出会うメンバーというのは、皆さんギバーズゲインの精神を持たれている方々なので、

大野:はい。

大竹:要は、共通のカルチャーを持っているので、その可能性がより大きくなるという印象を持っています。

大野:つながりやすいですよね。

大竹:そうですね。

大野:はい。

大竹:もう1つ私が海外のカンファレンスに参加をして思うことなんですけれども、海外のBNIメンバーのホスピタリティーの高さ、これにはすごく感銘を受けています。

大野:そうですよね~。

大竹:私が参加していく中で、海外のメンバーと知り合いになって、非常に歓迎していただいて。例えば、ご自宅に招いていただいて、食事をごちそうになったりとかですね。実際に観光ですか、空いた時間については、こういったところがあるから一緒に行きませんかということで、観光に連れていっていただいたりとか。本当に、海外に自分の友人がいるという感覚を持つことができました。
海外に行ったときにどんな場所に行ったらいいかとか、現地の方に実際に案内してもらえるという機会はなかなか持つことができませんので、非常に海外を知るという意味でもいい機会だと思っています。

大野:はい。次は大竹さん、どこの国のカンファレンスに参加される予定ですか。

大竹:次は再来週4月15、16にあるベトナムのカンファレンスに参加をしようというふうに思っています。

大野:おお、素晴らしいですね。では、そろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたけれども、ポッドキャストを聞いてくださっているメンバーの皆さんにひとことお願いいたします。

大竹:はい。今、現時点でですね、海外とのビジネスっていうのを考えられていない方もいらっしゃるかもしれませんし、海外に行くということで、何か言葉のハードルとか、そういうものを感じられている人もいらっしゃるかもしれませんが、私がやはり実際に参加をしてみて感じるのはですね、皆さん同じBNIの文化、ギバーズゲインという考え方を共有していて、同じ理念を持っていると。
マイズナー博士がおっしゃっているように、リファーラルという共通の言語を話す人たちなので、非常にそのビジネスにおいても人間関係においても、つながりやすいということが言えると思います。

大野:そうですね。

大竹:まずは、観光を兼ねてでも構いませんので、気軽に海外のBNIのカンファレンスに参加されてみてはいかがでしょうか。

大野:はい。ありがとうございました。では、安さんにお戻しします。

安:はい。ありがとうございます。私もメンバーの立場で今、いろいろお話を聞いていて、やはり海外との例えばコネクションを持とうと強く感じなくても、気軽な気持ちで海外の方と接していく、機会を作っていくという意味で、カンファレンスというのは非常にいい機会だなと思いました。私も、今度、15日、16日のベトナムカンファレンス、検討してみようかなと思っています。

第18回 海外カンファレンスのススメ” への6件のフィードバック

  1. 海外のカンファレンスの大きさ
    利用したいですね
    ホスピタリティが深まり 仕事以外でも 同じ理念を持っているので
    繋がりやすい

  2. 海外の人々との交流ができる機会を活用できればと思いました。
    ありがとうございます。

  3. 海外のカンファレンスには余り関心がなかったのですが、この会を聞いて海外のカンファレンスに興味を持ちました。

  4. 海外の方との交流、リモートがこれだけ普及している現在では可能だと思うので、最初のきっかけの方法がわかれば出来る思います。

  5. 海外へのカンファレンスと言うとハードルが高く感じますが、観光を兼ねて気軽に行くと考えるとハードルも低くなりますね。今後検討しようと思いました。

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