第134回 これからのBNI JAPAN

安:皆さん、こんにちは。BNIメンバーの安紗弥香です。オフィシャルBNIポッドキャスト、今回もBNIジャパンナショナルディレクターの大野代表とともにお送りしております。大野さん、こんにちは。

大野:こんにちは。

安:よろしくお願いします。

大野:よろしくお願いします。

安:第134回は、「これからのBNI JAPAN」と題してお送りいたします。今回は、東京南リージョンのメンバーの皆さんと一緒に、公開収録形式でお送りしております。皆さん、よろしくお願いします。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたします。
それでは大野さん、今回も素敵なゲストがいらっしゃっていますね。

大野:はい。前回に引き続き、東京南リージョンから加納亜季マネージングエリアディレクターにお越しいただいています。
加納さん、ようこそポッドキャストへ。

加納:はい、よろしくお願いいたします。

大野:よろしくお願いします。
では、今回のテーマが「これからのBNI JAPAN」ということで、加納さんは何かその辺、思うことはありますか。

加納:そうですね。ディレクターにならせていただいて、メンバーを1年やったときぐらいに、お仕事がすごく順調に伸びてきたんですね。ギバーズゲインなので、大野さんがあるときに「加納さん、ディレクターをやりませんか」と声を掛けてくださったときに。

大野:はい。

加納:ディレクターが何か分からないけど、声を掛けてもらったことはやろうと決めていたんですね。それで、ディレクターになりました。それは、やはり自分が受けた恩を。当時生活も自分の仕事もすごく変わってきていましたので、それを何かの形で返さないとばちがあたると思ったんですね。それで、ディレクターにならせていただきました。その後、海外に行くグローバルカンファレンスがあるよと大野さんに声を掛けていただいたのですが。そのときにはその言葉にイエスと言えなかったんですね。でも、今振り返ってみると行かなかった2年間をすごく後悔しています。

大野:はい。

加納:やはり、世界から日本を見たときに、もっと早い段階でせっかくつながっている世界のBNIの皆さんに触れたかったと思うのと。グローバルカンファレンスのときに、私はもう30年近くやっているのよというご夫婦がいたり、BNIを誇らしげに語っている幸せそうな文化を見たときにすごく後悔しましたね。

大野:なるほど。

加納:ですので、日本国中に行くのもなかなか、自分のチャプターから外に出るということを躊躇(ちゅうちょ)する人がいる中で、もっともっとたくさんの人に触れて目を外に向けていただきたいなと思います。

大野:そうですね。それからずっと毎年の。

加納:そうですね。

大野:当時はインターナショナルカンファレンスといって、最近はグローバルコンベンションというふうに名前は変わっていますけどね。

加納:はい。

大野:今年も、ポーランドに明日行かれますか。

加納:はい。もうメンバーの皆さんも、そこを狙って今ものすごく人数を増やしているところなんですね。

大野:あ、すごいですね。ちなみにポーランドへ行かれる方、ちょっと手を挙げていただいてよろしいですか。あ、すごいですね。ほとんど手が挙がっていますね。

加納:自分1人だったら、自分の考えの自分の思考の中で行動すると思うんですけども。やはりこういうBNIの仕組み。いろんな変化を起こらせてくれる仕組みをうまく利用すると、自分では思ってもいないところに連れていってもらえるし。あと、想像できない人たちに出会わせてもらえるというのは本当に刺激的であり。

大野:そうですね。人との出会いって、予定して皆さん計画を立てて計算して会うのは結構多いと思うんですけど。計算しない出会いというのがすごく大切というか。思わぬ結果をそこからもたらすことがあるんですよね。やっぱり偶然会った場合、あるいは皆さんが何も期待しないでどんな人と会うのか分からないんだけども、そういったイベント、カンファレンスとかコンベンションに参加する。それによって何か人生が変わってしまうようなことが、きっとあるんですよ。

加納:はい。

大野:計算できない出会い。その可能性というのは、計算できる出会いよりも、もしかしたら可能性が何倍も何十倍も、もしかしたら何百倍も大きいのかもしれないというふうに思うんですよね。

加納:ほんとですね。自分は英語がしゃべれないからとか、自分の仕事は世界の人に関係ない仕事だからとかね。自分で制限をつくってしまう人は多いと思うんです。でもそれは自分だけのことで、自分の頭の中で想像できることだけで結論を出してしまうんですけども。そうじゃなくて、メンバーのためにだったり最初から戦略を立ててこんな人に会いたいと。そのために準備するということを、考えなかったなと思いますね。

大野:そうですか。これからのBNI JAPANについて、少し具体的に考えていきたいと思うんですけど。

加納:ぜひ。大野さんは、どうですか。これからの日本、8500人、現在。

大野:8500人、はい。正直言うと、私がちょっとイメージしていたよりもペースがかなり遅いんですね。なぜかというと、単純に私がメンバーで所属していたイギリスが、当時スタートから10年たっていて、すでに1万人を超えていたんですよ。

加納:うーん。

大野:なので、それが自分の中の1つの目安になっていたので、ある意味少しスピードとしては遅いのかなというふうに思っています。

加納:はい。

大野:ただ、これからのBNI JAPANの展開を考えたときに、やっぱりいろいろな役割というかBNIというコミュニティーですよね。日本におけるBNIコミュニティーというものの役割の大きさ、責任の大きさというのを、ひしひしと感じている今日このごろです。

加納:責任の大きさとは。

大野:そうですね。規模が大きくなるということは、それだけ社会的責任が大きくなってくるということに等しいと思うんですよね。なので、私たちBNIのコミュニティーを日本でつくっている一人ひとりがその責任を負っているんだなと。別に責任転嫁するつもりはないんですけど。
まさに、例えば皆さんの中で周りでBNIという言葉に対して、いろんな外の人たちの反応があると思うんですね。例えば、ビジターとして候補としてお声掛けをするときに、時々ネガティブな反応をされる人もいたりするじゃないですか。一方でポジティブな反応をされる方もいらっしゃるかもしれないんですけども。ネガティブな反応というのは、その方がどこかでネガティブなBNIの体験をしているということがあったりするわけです。
そういった残念な体験をされている人は、どうしてそういった体験をされているのか。それはやっぱり、私たち一人ひとりが考えていかなくちゃいけないし、ここで例えば私と加納さんで話し合っても、なかなか解決できる問題ではないということだと思うんですよね。

加納:うん。

大野:なので、皆さんのメンバーとしての一人ひとりのBNIコミュニティーの一員である皆さんが、チャプターの中で。そして隣のチャプターも含めて、例えば東京南リージョンというのは1つのコミュニティーの範囲ですよね。

加納:はい。

大野:はい。それで、自分たちのチャプターだけじゃなくて、隣のチャプターとか周りのチャプターがどんな状況かというのは、やっぱり気にかけてほしいと思うんですよね。その辺はBNIのこういう見た目のブランドだけじゃなくて、お互いどういう人たちがメンバーなのか、どういう行動、振る舞い、言動をしているのかというところが、すごく大切だなというふうに思います。お互い影響し合っているというところ。
ここは、ギバーズゲインブックのトウモロコシの話をぜひ、まだ読んでいらっしゃらない方は時間をつくって読んでいただきたいと思うんですけども。やっぱり自分たちのチャプターだけではなくて、共に発展していくという意識がすごく大切かなというふうに思いますね。

加納:数字的には1万人よりも8500人だったと、到達していないかもしれないけど、大野さんの中でこの13年間、確実に変わってきた日本のBNIはどんなふうに思いますか。

大野:はい。これは何が変わったのかどこが変わったのかというと、ちょっと分からない部分もあるんですけども。私の中で感じてきていることというのは、先ほど言ったように私たちの役割というところで言うと、社会的な役割も大きくなってきている。だから、自分たちのビジネスを発展させることはもちろん目的でやっているんですけども、ではその先にあるもの。
自分たちのビジネスを発展させるというのは、なぜやっているのかというのは、皆さんそれぞれ理由をお持ちだと思うんですよ。チャプターもそうだしBNIというコミュニティーもそうですけども。その先に自分たちができることは何だろうと。
例えば、具体的な数字で言えば今1万人いっていないような状況ですけども、10万人というのはいつかいくわけです。時間の問題だと思うんです。10万人になったときに、どんなことが自分たちにできるのかというのは、今からやっぱり考えておかなくてはいけないし、自分たちのそういった力を合わせて社会に対してできることは何だろうというのは、やっぱり考えておかなくてはいけないなと思うんですね。
なので、BNI JAPANとしてこんなことができるのではないかなという1つの例ですけども、児童養護施設の支援というのを。特に経済的な支援ばかりではなくて、むしろそういった施設、児童養護施設を卒園される。高校を出ると、子どもたちはいわゆる守られていた集団生活から離れて自立することが求められる状況なんですね。なので、食べていかなくてはいけないと。日銭を稼がなくてはいけないという思いで、どうしても近視眼的な目しか持てないような環境なわけなんですけども。
そういったところで、私たちBNIのコミュニティーの一員、メンバーの一員が、一人ひとりがそういったところで、例えばキャリア教育的なところ。起業についてとか、いろんなビジネスの方がいらっしゃるので、こんなビジネスもあるよこんな仕事もあるよみたいな話で。将来に対して夢を持ったり希望を持てるような関わりというのが、BNIのコミュニティーとしてできる1つのことではないかなというふうに思ったりもしています。

加納:うん、なるほどね。

大野:そういったことを一緒に考えて実現していくということを、これからやっていけたらなというふうに思うんですね。

加納:はい。さっき2人で、今が一番楽しい。やはり、積み重ねてきてやっとBNIが分かりだしてきて、今BNIがすごい楽しいよねと2人で話をしましたよね。

大野:はい。

加納:知れば知るだけBNIが楽しくて人のお役に立てるという組織だなということが、私はすごく感じております。

大野:そうですね、はい。

安:それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。

大野:はい。今回も加納さんをお招きしての回でしたけれども、これからBNI JAPANというコミュニティーがどんなふうに進化していくのか。BNIの世界的なグローバルなBNIの進化は非常に速くて、それをどういうふうにメンバーの皆さん一人ひとりにお伝えしていくかという、1つの課題ではあるんですけれども。同時に、やっぱりBNI JAPANあるいは東京、首都圏のBNIというところで。地域におけるBNIコミュニティーの役割というのも、一緒に考えていきたいと思っています。
なので、そういった話をチャプターでもする機会をぜひ持っていただけたらうれしいなというふうに思います。
加納さん、何かありますか。

加納:はい。振り返る時間にもなり、また自分自身が前を向く時間にもなって、とても貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

大野:はい、ありがとうございました。

安:大野さん、加納さん、ありがとうございました。
今回もBNIジャパンナショナルディレクターの大野代表と、東京南リージョンマネージングエリアディレクターの加納亜季さん、そして私BNIメンバーの安紗弥香、さらに東京南リージョンのメンバーの皆さんとお送りいたしました。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第134回 これからのBNI JAPAN” への2件のフィードバック

  1. 計算できない出会い。その可能性というのは、計算できる出会いよりも、もしかしたら可能性が何倍も何十倍も、もしかしたら何百倍も大きいのかもしれないというふうに思うんですよね。

  2. BNIが時代、時代に変化してきているように自分もBNIの活動、自分のビジネスかつ人間相性も進化しなければならないと思いました。

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