第231回 独りBNIやってます。

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第231回は「独りBNIやってます。」と題してお送りいたします。

安:さて、大野さん、大竹さん、本日もよろしくお願いします。

大野:よろしくお願いします。

大竹:お願いします。

安:今回のテーマが、「独りBNIやってます。」という、結構キャッチーなタイトルなんですけれども、大野さん、これについてお話をしていきましょうか。

大野:はい、これ多分、いろんなチャプターで、特にビジターさんで、こういうふうに、「実は僕独りでBNIみたいなことを今までやってきているので」っていう話をされる方をお見かけすることが結構多いんじゃないかなというふうに思うんですけど、大竹さんどうですか?

大竹:僕も聞いたことありますね。

大野:独りBNIっていうものの考え方と、いわゆるBNIのチャプターという、チームでやるということもちょっと違いを、今日は掘り下げていけたらなというふうに思っています。

安:はい、では私もよく聞くこの「独りBNI」という言葉なんですけど、そもそも独りBNIって何なんでしょうねっていうところが結構気になるんじゃないかなと思うんですけど、大野さん。

大野:おそらく、私も実際自分でやってたりとか、見たことがあるわけではないんですけど、私が思うに独りの方が豊富に人脈を持っていらっしゃって、その方も結構人をつなげるのがお好きなんだと思うんですよね。役に立てるような人をいろいろ自分の人脈の中から紹介をしていくということを積極的にされている、いわゆるギバーなんだと思うんですね、与えることが好きな方だなと思うんですけど、なので、独りでいろんな人のために人を繋いでいますよということが、この独りBNIという言葉で表現されているのかなというふうに思いますね。

安:そうですね、確かに。私がお会いする方も同じようなことをおっしゃいますね。実際に人を紹介していくということに対して、喜びを感じている方がすごく多い印象がありますね。

大野:そうでしょうね。だから、BNIのチャプターと同じことができているかというと、必ずしもそうじゃないというか、むしろ大切な機会を逸してしまっている部分が大きいんじゃないかなと思って、今回このテーマを取り上げているんですよね。

安:ちなみに今おっしゃった、独りBNIをやっていますという方が見落としているというか、やりきれていない部分というのが、まさにBNIの活動の中で得られるものだと思うんですけど、大野さんとしてはそのあたりってどの辺がそうだなと思われるのかちょっとお聞きしてみたいなと思うんですが。

大野:よくぞ聞いてくださいました。BNIって実はチームスポーツとよく例えられるんですけど、先ほどの独りBNIの場合って、チームにはなってないんですよね。一人の方がいろんな方とつながっているので、その人がご自身の人脈のハブになっている。彼を起点としていろんな人をつないでいるということなので、チームではない。1対他という関係性なんですよね。一方でBNIのような、BNIのことをリファーラルグループというふうに表現することができるんですけど、リファーラルパートナーたちがグループの中にたくさん存在していて、お互いにリファーラルを通じて助け合っているという構図ですよね。そのチームとして存在しているだけじゃなくて、これはもしかしたらBNIの特徴というところになるかもしれない。あるいは文化というところかもしれないんですけど、そこのどういうカルチャーを持っているか。BNIとかそのBNIのチャプターがどういうカルチャーを持っているのか。あるいはどういうルールがあって、どういう時間の過ごし方を毎週していてとか。そもそも毎週ミーティングをやっている会というものが多分極端に少ないと思うので、そういった環境ですよね。あるいはコンテクストみたいなものがBNIの場合は、一人ひとりがコミットしやすい、そういう環境になっているということだと思うんですよね。なので、独りBNIはもちろん、その独りの方の頑張りによって、いろんな方がメリットを享受しているわけですけど、チームでちゃんとしっかりと動けるのであれば、それはチーム全員がステークホルダーでありつつ、お互いがコミットすることでさらに大きな成果というか結果をチームとして生み出すことができる、そういう環境を持っているということだと思うんですよね。なのでBNIと同じように、例えば誰かがリファーラルのチームを作ったとして、それが必ずしもBNIのように機能するかというと、そういうわけではないかもしれない。なぜかというと同じ環境設定と同じコンテクストという、特にカルチャーですよね。もう少しBNIよりゆるい方がいいかなとか、もっと楽しく一緒にお酒を飲んだり、食事を楽しむ方に重点を置きましょうとかっていう、いろんなカルチャーの作り方があるので、それによっては必ずしもリファーラルグループが機能しにくい状況だったりするかもしれないということですね。この辺大竹さんなんかご経験ないですか?

大竹:そうですね。今お話を聞いていて、独りでBNIをやることによって、自分とその相手との関係はどんどん強くなっていくと思うんですね。これが縦の糸だとしたら、その自分の周りの人たち同士の関係性、この横の糸ですかね。これがやっぱり強くなっていかない。一時的な関係で終わってしまうので、もしそれが横の糸も強いものになっているとしたら、この足し算の成果から掛け算の成果になっていくんじゃないかなというふうに思っていて、会社組織でも結構同じようなことがあるんじゃないかなと思っていて、リーダーと部下との関係性は強くできているんだけども、部下同士が関係性が弱くてチームになっていないと、バラバラだというところで、なかなか会社として目標に対する成果が出ていかないということってあると思うので、同じことが言えるのかなというふうに感じました。そういえば、私BNI加入する前に、ある人からBNIのことを聞きかじったことがあって、面白そうだなと思って、周りの人数名と、ちょっとやってみたことがあるんですね。BNIもどきみたいなのをやってみたことがあるんですけれども、火曜日の朝に毎週集まって、プレゼンテーションとかリファーラルらしきものを、出し合おうという会をやってみて、火朝会って呼んでました。火曜日の朝集まって火朝会とやったことがあるんですけど、7~8人、多いときは10人ぐらいかな、グループにはなったんですけど、まあみんな休むわけですね。休むときは連絡くださいと言ってもなかなか連絡してこないだったりとか、リファーラル毎回、持ってきましょうと言っても、まあ持ってこないとか、パス、パスみたいな感じなんですね。チームとしてコミットメントをきちんと持って、情熱を保ってやり続けるということがいかに難しいかということを自ら体験しました。

大野:ありがとうございます。分かりやすいですよね。実際体験されてるっていうのはなかなかいらっしゃらないので、良かったと思います。ここまでは今、BNIを活用している人と、外の人の対比で話がされてきましたけども、これもうすでに皆さんBNIやってる人の中でも、実は違いがあると思っていて、BNIの仕組みから成果を上げようと思うと、実はBNIのメンバーとだけ、時間を共有すればいいんではなくて、実は外の人とも積極的に会う機会を作っていかないといけないんですよね。そうすることによって、チャプターで揃っているいろんな専門家たちの、ノウハウだとかスキルとか経験というものを生かせる。だから外の人と会った時にその人が何か困りごとを持っているとか、あるいは実現したい夢だとかビジョンを持っているとか、高い目標を持っているということが話を聞けて、その人たちのために役に立てる人っていうのを、チャッターの中から紹介したりとかっていうことができるかもしれないじゃないですか。そういうことを意識して外の人たちと、積極的に定期的に会われているメンバーの皆さんも少なくないんですけど、必ずしもチャプターの全員がそれを、できているわけではないと思うんですよ。特に例えば営業の得意な方っていうのは、BNIやられる前からおそらくいろんな見込み客、あるいは誰でも人と会うたびに 、誰かその人のために役に立てることがないかっていうことを考えながら話をしているんですよね。だから、お役に立てそうだと思えば、さっきの独りBNIみたいに自分の人脈の中からお役に立てそうな人を紹介したり、あるいは自分が持っている情報でその人の役に立てそうな情報を提供するっていうことを、自然とずっとやってこられているので、そういった人たちにとっては正しいことではないんですけど、でもBNIによって、チャプターのメンバー全員がそれをできているわけではないと思うので、できている方はぜひチームのレベルを上げるっていう意味で、色々と関わっていっていただくのがすごく大切かなと思ってまして、BNIってチームスポーツって言われると思うんですけど、チャプターの皆さん一人ひとりが、同じようにギバーズゲインっていう言葉をしっかりと理解して実践できる、BNIの仕組みがどうしたら機能するのかっていうことを理解して実践する、そのために外の人たちに会って、外の人たちにチャプターの力を借りて貢献する、お役に立つっていうことを、皆さんが日頃から心がけてやっていけるようなチャプターができると、例えば50人いるうち、それができてる人が数人しかいないチャプターと、50人全員が日々できてるチャプターだと、まるでそのチャプターが生み出す結果っていうのが、大きさが全然違っちゃうわけですよね。そこはしっかりと皆さんで意識してチーム力っていうものを上げていくっていうことを、意識してほしいなというふうに思いますよね。

大竹:そうですね。意志は環境に勝てないっていう言葉があると思うんですけど、人生でいろんなことが起こる中で、自分の意志だけで実現できることって、本当に少ないなというふうに思うんですね。でも周りも自分と同じように頑張ってる人たち、努力してる人たち、与える人たちがたくさんいる環境においては、多分それをきちんと習慣にしていくことができる。習慣を変えていけると、多分人生を変えていくことができるんじゃないかなというふうに思うんですよね。スポーツジムとライザップの違いみたいなのと思うんですけど、BNIはライザップに近いかなと、要は相手にコミットメントをして、そのコミットメント通りに自分が責任を果たしていくっていうこと、それによって自分も成長するし、相手との信頼関係も強くなっていくっていうこと、なので、それがやっぱりチームであることと独りでやることの違いなのかなっていうふうに感じました。

安:ありがとうございます。まさに一人でやっていることも大事ではあるけれども、BNIの仕組みというものが本当に素晴らしいものなんだなということが、今の大野さんや大竹さんのお話から改めて私分かったような気がいたします。では、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんから、あるいは大竹さんからメッセージはありますでしょうか。

大竹:はい、ありがとうございます。独りBNIっていうのをされてる方、本当に素晴らしいなと思うんですけど、自分一人が与えるのではなくて自分の周りにも与える人を増やしていく、そうすると、多分今やってることはもっと大きな波紋をよんで広がっていくイメージになるんじゃないかなと、閉じちゃってるのがすごくもったいない気がするので、それが少しずつ自分の周りに波紋のように広がっていくと、どんどん自分の周りの人たちの生き方とかビジネスのやり方が変わっていく、そんな世界を体験していただけたら、嬉しいなというふうに思いました。

大野:お話をさっきの独りBNIに戻すと、独りBNIみたいなことをやられている人こそ、BNIっていうコンテクストに、やってきていることをはめると、ものすごい可能性があると思うんですよね。すごくBNIに向いてるっていうふうに思うんですけど、ただそのBNIの持っている特有のコンテクストとか、環境というものを手にすると無敵になると思うんですよね。なので全国の聞いてくださっているメンバーの皆さんも、チャプターにそういうビジターの方が来られたら、「お待ちしてました!」という感じで、BNIのぜひコンテクストを活用して、無敵になっちゃってください、みたいなお話をしていいんじゃないかなと思います。

安:ありがとうございました。まさにご自身のリーダーシップをぜひBNIの環境でも発揮してもらえたら、もっと多くの人が大きなビジネスチャンスを手にすることができるかもしれませんね。大野さん、大竹さんありがとうございました。

大野・大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramや YouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは、次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

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