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参照:英語版 Episode 486: Inviting Visitors to Your Featured Presentation
大野:皆さん、こんにちは。BNIナショナルディレクターの大野真徳です。オフィシャルBNIポッドキャスト、今回は残念ながら安紗弥香さんは日本に、私は海外に出張中ということで寂しく一人でお送りしております。安さんファンの方、申し訳ありません。
第44回は、「メインプレゼンにビジターをよぼう!」というタイトルでお送りしてまいります。今回は、アメリカネバダ州のラスベガスよりお送りしています。
今日のポッドキャストは、英語版のポッドキャストで紹介されていますティファニー・ケロッグさんという、BNI歴12年の方が提唱していますユニークなビジターの呼び方についてお話ししたいと思います。
そのビジターの呼び方というのは、自分のメインのプレゼンテーションのときに、ビジターを呼ぼうというものです。チャプターミーティングにビジターを呼ぶことのメリットは数知れませんけれども、より多くのビジターが参加することで、部屋の中のエネルギーレベルがより高くなるということは、BNIのメンバーであればほとんどの人が体験していることだと思います。
せっかくメインスピーカーを務めるのであれば、ミーティングがエネルギーに満ちあふれたものであることを確実にしたいと思うんです。プレゼンターを務めるということは、実はクライアントとか見込み客、そしてほかにも来てくれそうな人たちで部屋をいっぱいにできるくらいの、たくさんのビジターを呼ぶチャンスを手にすることに等しいのです。
もう1つ忘れてはならないのは、スピーカーを務めるあなたのビジネスや仕事、そして自分の理念などを話すことで、ビジビリティとクレディビリティの両方を高めることができるということです。第23回のトピックのVCPプロセスのVとCですね。VCPプロセスって何だっけという人は、ぜひ第23回を聞いてみてください。
ティファニーさんは、10人のビジターを目標としておくことを推奨しています。あなただけのビジターで10人ということですね。そこにほかのメンバーが呼んでくれるビジターが加わりましたら、20人近くのビジターが来られることになるかもしれませんね。
では、どうやって10人ものビジターに来てもらうことが可能になるのかということで、あなたのメインプレゼンテーションに10人のビジターを呼ぶ方法というものを紹介してくれています。全てのステップはちょっとした作業を伴いますけれども、結果としてそれだけの人たちに来てもらって、部屋をエネルギーで満たせるんですから大したことはないですね。
まず書紀兼会計が、6週間先までのメインプレゼンのローテーションを発表する際に、自分の名前が入ったらすぐに計画を立て始めます。最初の1週間でまずトピックを決めます。ティファニーさんの著書の『Four and A Half Networking Mistakes』「4 1/2のネットワーキングの過ち」の中でも、彼女はBNIメンバーに、メインプレゼンのときにまずタイトルを決めることを勧めています。タイトルは、人が聞いたときに、足を運んで聞いてみたいと思わせるようなものでなくてはいけません。
4週間前になったら、プレゼンテーションを聞きに来てほしい40人のリストを作ります。そして、あなたがその日にプレゼンをするので聞きに来てほしいということを伝えて、日程を空けておいてもらう目的でメールを送ります。大切なポイントだと思うので繰り返しますけれども、10人のビジターを呼ぶのが目標でしたが、そのために40人の人たちにメールを送るというところがポイントです。
つまり、数多くアプローチすることがカギになります。そのため先ほどの日程を空けておいてもらうメール以外にも、Facebookにイベントを立てて、できるだけ多くの人たちにオンライン招待を送ります。
3~4週間前にプレゼンテーションの原稿を作ります。早めにこの作業はしておきたいですね。私もいつも自分にそう言い聞かせていますけれども、ついぎりぎりになってしまうことが少なくありません。ティファニーさんがやるようにしているのは、本番までに少なくとも4回から6回の練習をしておくということだそうです。
3週間前には、地域のメディアにニュースリリースを送って、BNIチャプターにおいてメインプレゼンターを務めるということを知らせます。実際にこの方法でティファニーさんは、自分の知らない人がメインプレゼンテーションを聞きに来てくれたことが何度かあるそうです。地域の新聞を読んだ人たちですよね。全国紙ではない地域の新聞は、そうした情報を常に探しています。あなたのプレゼンのタイトルと、プロフィール用の顔写真を添えて、どんなプレゼンテーションをするのかについての情報を送ります。そうすることで、ビジターを獲得することも可能になります。
そして3~4週間前には、自分のニュースレターやブログ、そしてメルマガなどで告知します。2週間半から3週間前には、切手を貼った封書で、プレゼンテーションを聞きに来てくれるように招待状を郵送します。忙しい人たちもこの招待状を受け取った時点で、すでに日程を空けておいてもらっていますから、出席率も高くすることができます。一方でソーシャルメディアでも告知してありますから、プレゼンテーションの週には手紙を送った人たちに電話でフォローアップをします。「来てくれますよね」「お越しいただけるのをとても楽しみにしています」というのを忘れてはいけません。
そしてプレゼンの前日には、再度電話で「明日お越しいただけるのを楽しみにしています」「ご一緒できると思うと、わくわくしちゃいます」というような感じで、最後のフォローアップをします。これで実際ティファニーさんは、10人、12人、そして14人という数のビジターに来てもらえたそうです。彼女のリージョンでは毎月1人のビジターを呼びましょうという目標を持っているそうなんですけれども、毎月苦労することなく一度に10カ月分のビジターを呼べてしまうので、とても楽ちんなんだそうです。
毎回のメインプレゼンテーションで10人以上のビジターを呼ぶことで、メンバーになる人はそれほど多くなかったようですけれども、ほかのメンバーのクライアントになってくれたり、自分の見込み客がクライアントになってくれたりと、自分にメリットがあるだけでなくて、チャプターにも、そしてほかのメンバーにもメリットがあるので、十分その価値があるということでした。
話を整理すると、ビジターに来てもらうことで経営者や起業家、専門家としてのあなたをより知ってもらうと同時に、BNIについても組織として知ってもらう機会を作れるということですね。個人的にはせっかく10人以上の人が来てくれるんですから、2人ぐらいの人がメンバーとして加入してくれたら、ご紹介した一連の作業をする価値あると思いますね。
ティファニーさんがいいことをシェアしてくれていました。これは、ビジター招待だけではなくて、あなたの会社とか予定しているセミナーやイベント、そしてキャンペーンでも使えるのでよく聞いてほしいんですけれども、そうしたイベントについて、常に口にするということが成功のカギということです。自分の生活や仕事において、そのときそのときで何が起こっているのかということを常にシェアするということですね。
メインプレゼンテーションはそのうちの1つで、シェアするのにとてもいい口実ということですね。つまり、より多くの人たちがあなたの人生で起こっていることに関わってくれて、ビジターを呼ぶことも簡単になるということだと思います。ビジターに参加してもらうということで、定例会がダイナミックになるというのがメリットの1つでした。そして自分の専門性や強みを、あなたのクライアントや見込み客に見てもらうことができて、同時にBNIという組織がどう運営されているかを多くの新しい人たちに見てもらうことができるということでした。
それを実現するための戦略として、プレゼンテーションにタイトルを付けて、40人にメールの招待を送ると。Facebookイベントを作る。地元の新聞にニュースリリースを送る。これはみんなでやるべきですよね。自分自身の露出度を上げることになるし、ニュースレター、メルマガ、ブログで投稿して手紙を郵送で送る。最後に忘れずに、招待した人に前日の朝一に電話して、来てくれますよねと言うということでした。
当日は温かい笑顔で迎えて、居心地の良さを感じてもらう。この一連の作業をすることで、定例会の中でのメインプレゼンテーションの時間がとても盛り上がるはずです。たくさんの人があなたのメインプレゼンを聞きに来ているのを目の当たりにすることで、強く印象付けることができますね。
最後に今回ご紹介したティファニーさんは、YouTubeに『Networking for Success』というチャンネルを持っています。たくさんのマイズナー博士の動画が見られるだけでなくて、彼女自身もビデオグラファーとして活躍しています。
それでは、第44回オフィシャルBNIポッドキャストをラスベガスからお送りいたしました。
メインプレゼンは先ですが、ビジターをお呼びする時は同じようにやってみようと思いました。
聞きたくなるようなタイトルをたて40人にメールを送る
確認の連絡
10人以上のビジターですね
1度に10人のビジターを呼べるのは凄い事だと率直に思いました。自分もこれからは積極的にセミナーやイベントに参加をして、ビジターを呼べるようにしたいです。
ビジターの招待も、しっかりとした目標設定とスケジューリングが大切だと分かりました。
未だメインプレゼンにビジターを10名招待したことがないので、次回以降事前に準備をして、この中で出来ることをして次回メインプレゼンには10名のビジターを招待できるように心かけていきます。