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参照:第7回、第8回、英語版 Episode 397
安:第41回は、「世界を変えるのはだれ?」をお送りいたします。このオフィシャルBNIポッドキャストの第7回、そして第8回でもビジョンのお話をしてまいりましたが、併せまして英語版のエピソード397もご参照ください。それでは大野さん、「世界を変えるのはだれ?」というタイトルなんですが、これについてお話をしていただけますでしょうか。
大野:そうですね。このビジョン、BNIのビジョン、「Changing the Way the World Does BusinessTM」、日本語では「世界のビジネスのやり方を変える」というふうに言っていますけれども。
安:はい。
大野:私、個人的には初めてこれを聞いたときに、何かかなり大きな話だなとか、自分事として捉えるのがなかなか難しい言葉じゃないかなと思ったんですね。
安:はい。
大野:理解を促すという意味で、1つの考え方をお伝えできるとすれば、世界という言葉が結構大きな言葉に聞こえてしまうので、例えば「世界」というところを「日本」にとか、あるいは「地域」とかいうふうに、地理的にもう少し自分に近いところに変えていくというのも1つの考え方ですね。
安:はい。
大野:そうすると、世界のビジネスのやり方を変えるというのが、「日本のビジネスのやり方を変える」なり、あるいは「地域のビジネスのやり方を変える」というと、もう少し身近になってくると思うんですね。
安:はい。
大野:この世界というのは、地理的な意味だけではなくて、ほかにどんなことが意味としてあるかというと、やっぱり自分が生きている世界、自分の世界ということですね。あるいは、仕事をしている世界というふうに置き換えることもできると思うんです。
安:はい。
大野:そうすると、世界というのは、例えば自分が仕事をしている業界というふうに考えられるので。そうすると、業界のビジネスのやり方を変えるとか、業界をもっといいものにしていくというふうにも解釈ができると思うんですね。
安:そうですね。
大野:安さんはどうですか。このBNIのビジョンを初めて聞いたとき、あるいは最近思うこととかいろいろありますか。
安:はい。初めて聞いたときはやはり大野さんと同じで、すごく大きい内容なんだなと思ったんですが、その世界をいろいろな言葉に置き換えていくと考えたときに、私は自分自身がかつて身を置いていたコンビニ業界というのを思いましたね。
大野:うん。
安:私がやっぱりコンビニ業界というふうに考えたのは、自分自身が業界の中で仕事をしていたときに、もっともっとやり方といいますか、業界を良くしていける余地があるなということを感じたんです。
大野:はい。
安:具体的には、システムとかあるいは商品開発とか物流とか。そういった意味では、最先端を行っている業界なんですけれど。
大野:そうですよね。
安:はい。ですが、人に関するサポート、それを動かしていく人に対するサポートというのは、まだまだできることがあるのかなと思ったんです。
大野:ああ、なるほど。
安:そんな印象ですね。
大野:なるほど。それと安さんがコンビニ業界に関わっていくということで、今業界のもっと良くなりそうなところというと、人のサポート、そこをもっと変えていける、もっといいものにしていけるというふうなお考えということですね。
安:そうです。
大野:いいですね。素晴らしいですね。
安:ありがとうございます。
大野:安さんのように、業界をより良くしたいとか、そこに貢献をしていきたいという思いとか、志を持つBNIのメンバーがどんどん増えていったら、どんな変化を世界にもたらすことができるかということになるかと思うんですね。
安:はい。
大野:日本だけでなくて、世界中のBNIのメンバー21万人が、同じような志とかビジョンで、毎日仕事をしていったらどうだろうかということも考えられると思うんですね。
安:はい。
大野:ということは。
安:ということは。
大野:このビジョンを考える上で大事なポイントとして、じゃあ、この世界を変えるのはだれか?ということだと思うんですよ。
安:はい。
大野:これはBNIのビジョンは皆さん理解されているので、世界を変えるのは、主語はこれはBNIだろうと思ってしまっている方もいらっしゃると思うんですけれども、実はそうではないんですね。
やはり例えばBNIというもので考えると、よくこれはマイズナー博士なんじゃないかとか、あるいはCEOのグラハムさんじゃないかとか。BNIという会社が変えていくんじゃないかというふうに思ってしまっている人もいると思うんですけれども。実は今申し上げたように、BNIというのを構成しているメンバーの一人ひとりが、この世界を変えていく。つまりは、世界を変えるのは今このポッドキャストを聞いてくださっているあなたですと言いたいですね。
安:はい。
大野:なので、世界のビジネスのやり方を変えるというのを、初めて聞いたときにはなかなか身近に捉える、自分事として捉えることができない人も少なくないんじゃないかと思うんですけれども。
安:はい。
大野:ビジョンの本当の意味は、メンバーの一人ひとりが自分が関わっている世界、業界というようなものにどんな貢献がしていけるか。これは「ギバーズゲインの実践」だと思うんですけれども。そこに志を持つというところが大切であって、それがたくさんの、より多くのメンバーの人たちが同じような志を持つということで、大きなことが、世界を変えるということが本当に実現できるということになると思います。
安:そうですね。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージをお願いします。
大野:まずは今回のポッドキャストをきっかけに、ぜひ自分にとって世界というのは何なのか、世界のビジネスのやり方を変えるというときに、自分が関わっている世界、業界でもいいですし、会社でもいいかもしれません。その、自分にとっての世界が何なのかをまず定義してもらって、今度はその世界に対して、自分がどんな影響を及ぼせそうか、その業界に対して、あるいは会社に対してどんな影響を及ぼせそうかということを、ぜひ考えていただきたいと思うんですね。
安:はい。
大野:その上で、やはりそれを実際実現するためには、一人ではやっぱりできないことが多いと思うんですね。
安:そうですね。
大野:効果的に成果を上げる、ビジョンを実現するという意味では、やっぱりチームを作るということは非常に大切であり、欠かせないことだと思うので。どんなチームを作ればいいのかということも、ぜひこの年末に、いいタイミングだと思うので、来年に向けて考えていただければというふうに思います。
安:はい。私もぜひ見返していきたいと思います。ありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
自分の中の 世界を変える
一人では無理でも メンバーとなら成果ができる気がしてきました
感銘
「世界のビジネスのやり方を変える」の「世界」は自分であれば何に置き換えていけるだろうかと考える機会となりました。
新型コロナの影響で本当に様々な業界のビジネスのやり方を変えていくタイミングになっていると感じます。日本の生産性を高めていくことについて、今は良い機会なのかもしれません。
チャプターでも改めて考えていきたいと思います。
自分の関わっている世界とはビルメンテナンスのビジネスなのでどれだけ、この世界、社会に貢献できるのかを考えて同じ志を持つ仲間とより多く関わりたいです。
自分が関わっている世界は何なのか?改めて考えてみると自分が関わっている「営業支援」の業界の課題を考えて、チームを作ることも考えていこう。