第259回 ベテランの火を灯せ!

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第259回は「ベテランの火を灯せ!」と題してお送りいたします。英語版のエピソード942をご参照ください。

【参照】英語版
Episode 942: Engaging Long-Time Members

安:さて今日のテーマは「ベテランの火を灯せ!」ということなんですけれども、それでは今日も大野さん、大竹さん、よろしくお願いいたします。

大野:よろしくお願いします。

大竹:お願いします。

安:「ベテランの火を灯せ!」というのはベテランメンバーのことかなと思うんですが、大野さん、今回のこのテーマを選ばれた理由をぜひお話しいただけますでしょうか。

大野:そうですね。これはチャプターあるあるの一つだと思うんですけども、やはり経験の長いメンバーの人たちがそれが故にコツをつかんでとか、ある意味セーブをしてしまっているという部分があったりすると思うんですよね。人間関係も安定しているし、その結果マンネリ化したり惰性でやってしまうみたいなところに陥りやすいという話ですよね。そういったベテランのメンバーの人たちが自分自身の彼らの影響力というのをもう少し認識する必要があるのかなというところで今日のテーマといたしました。

安:ありがとうございます。まさに私自身もチャプターの中ではベテランの域に入っているので非常に考えさせられる回になりそうだなと思っております。

大野:今回は長年エグゼクティブディレクターを務めてくださっている大竹さんからこの辺の話を彼が中心にしていただきたいと思っています。安さんもベテラン領域に入っているメンバーということもあって適任じゃないかなと思っています。

安:はい、ありがとうございます。

大竹:はい、大野さん、ありがとうございます。このベテランのマンネリ化というのはいろんな組織において共通の課題なのかなというふうにも思います。安さんはどのように考えられますか?

安:はい。まさに私もメンバー歴としては12年を超えたということで、私の所属しているチャプターの中ではベテランという域に入っています。まさにこのベテランメンバーは長くなればなるほど経験を積んでだんだんその環境に慣れていくので、そうするとマンネリ化といいますか毎週同じアクションを大枠でいうととっているわけなので、自分のペースが分かってきたりとかなんとなくやり続けているから分かっているだろうといった知識をアップデートするという機会を考えなくなってくるというのがやっぱりあるのかなと思っていまして、そういったことが他のメンバーへいい影響ももちろんあるかもしれないですけど逆の意味での影響もあるんじゃないかなというふうに感じています。今回は英語版のポッドキャストの942を参考にお話をしているわけですけども、ここでもマイズナー博士と25年のキャリアを持っているティム・ロバーツさんとの対話でお話をされていまして、非常に私たちも気を引き締めないとなと改めて行動や言動を見直さないとなと思うような話だったので、この話ももしよろしければ大竹さんからお話いただきつつ、ベテランメンバーの火の灯し方などについてお話しできればなと思っています。

大竹:はい、ありがとうございます。英語版で「ベテランが陥るマンネリの正体」みたいな話があったと思うんですけど、自己満足とか自分自身に退屈してしまうみたいなそういう時期、期間があるというところで、一つは目標を見失ってしまっているというところがあるのかもしれないなと。なんとなく成果が出ているので今のままでもいいかなというところで新しい目標とか新しいチャレンジができていない状態。これ自分自身にもすごく当てはまるなと思って聞いてたんですけど、そうすると結局比較対象が周りと自分ということになるので、そうすると昨日の自分、先週の自分、去年の自分よりも成長してなかったとしてもまあこれでいいかという感じになってしまう。成長してない自分に対してすごく退屈してしまうということなのかなというふうに感じました。もう一つの視点は先ほど安さんがおっしゃられたように周りに対する影響を考えられていないというか気づけていないというところですよね。ベテランとして周りに対する影響に気づけていないという視点については安さん、どんなふうに感じられますか?

安:そうですね。例えばなんですけど、チャプターの中で役割を担ったりある程度の行動をしてきて、だんだん後輩のメンバーに道を譲ろうとするようなベテランメンバーの方をよく見かけるんですね。私自身も結構経験があって一通りの役割を担ったから次は新しい方にどんどんその役割をお願いして、だんだん存在感を消そうとするんですけど、存在感って消えなくてやっぱりいるだけで凄い影響を持ってるんですよね。ベテランメンバーの方っていうのは。そうするとその人の行動とか言動とかにやっぱり中堅だったり新しいメンバーが意識を向けたりすることも多いので、決して行動の幅がちょっと狭まっていったからといって影響力が消えるわけではないということをベテランメンバーの方々は知っておく必要があるのかなと私自身は感じています。そういう行動を取り続けてでも影響力は変わらないもしくは影響力が増大しているというふうに考えたときに、そのベテランメンバーが動かないということは結果として他の人の例えばリファーラルの機会を損失させてしまっているとか、あるいは1 to 1の機会を減らしてしまっているということになってしまうと、チャプター全体の損失にもつながってしまうんじゃないかなと思うんですけども、大竹さんとしては、いかがでしょうか?

大竹:そうですね。確かに本人は意識していなくてもそのチャプターの物差し基準だったりとか、その天井にその人がなってしまうということもあるのかなというふうに感じました。じゃあそれを打ち破っていくために何が必要なのかというところで2つ目にお話をしていきたいのが「教えることが最強のリスタートになる」というお話ですね。私もベテランの域に多分入るんだと思うんですけど、長くBNIに関わらせていただいていて、マンネリになってしまっている時期もあるなというふうに思うんですよね。ベテランの方にもう一度やる気になってもらうためにはどうしたらいいんでしょうか?安さん。

安:はい。このポッドキャスト英語版の方ではマイズナー博士がどんなことをおっしゃってたかというと、例えばプレジデントとかバイスプレジデントといったようなちょっと重めの役割を担わせるということではなく、今までの経験を生かせるビジターホストであったりとか、あるいはメンターコーディネーターやエデュケーションコーディネーターといったような役割をベテランの方に担ってもらうというのはどうでしょうかねという話をされていました。確かに役割を担うという機会をいただけることによって、それまでなんとなく気持ちが離れかけていたといいますか、前面に立って自分自身も貢献していこうという行動を少し弱まりかけてたタイミングで、その役割をまた担わせていただくとやっぱり気が引き締まると言いますか、改めてBNIの基本に立ち返ろうという気持ちが芽生えるのかなというのは私も自分の体験から思っていまして、ちょうど少し前にバイスプレジデントになった後にさらにエデュケーションコーディネーターを連続で私も対応させていただいたんですが、そういう役割をいただくことによって改めてじゃあチャプターのルールってどうだったっけなとか、みんなが目指そうとしていることってどんなことだったっけなという風に視点が自分のことだけではなく他のメンバーや周りのチャプター全体に対して意識が向けられるようになったということがありました。これは結構有効なんじゃないかなと思うんですよね。そうするとベテランメンバーの方の再活性化につながっていくんじゃないかなって私も思うんですけど、大竹さんはいかがですか?

大竹:そうですね。今の安さんの話を聞いていて、自分の例えばチャプターとかチーム組織の中での存在意義を見失ってしまうときってあるのかなというふうに思っていて、自分が本当にここにいる価値があるんだろうか、意味があるんだろうかということを少しわからなくなってしまう。そんなときに起こりやすい現象なのかなというふうに思いました。もう1つ今安さんの話を聞いて思ったのは、無意識に受け取る側になることに慣れてしまっているということかなと思いました。ではなくて、自分が再度今経験を経て与える側になるにはどんな役割があるだろうか、できるだろうかということですね。それは自分自身で気づくということも必要だと思いますし、周りが「あなたにはこういうことを期待したいんだ」と。「こういう役割があるんじゃないだろうか」というところでベテランメンバーの存在意義を浅いと気づかせてあげるということこれも重要なんじゃないかなというふうに思っていて、与える側になった時に人は退屈することってなくなるんじゃないかなというふうに感じました。

安:確かにそうですね。やっぱり自分から動くっていうことをベテランメンバーだけではないとは思うんですけど、意識していくことによって当然その行動が変わって誰かに何かを提供できる機会も増えますし、逆にそういったことを意識しなくなってくると、どんどん不活性化が起こって最終的に影響力が悪い方向に作用してしまうと、結果としてチャプター全体が「あ、そういうのでいいんだ」というマンネリ化に向かってしまうというような非常に危機的な状況だなという風に感じました。

大竹:例えばメンターとか周りに自分の経験を伝える役割になったときに、自分がそれをもちろん与えるという側面もあると思うんですけれども、相手の成長を手助けすることを通じて自分自身も成長ができるということなんじゃないかなというふうに思います。スティーブン・コビーさんが第三者伝授法というような言い方をして、教える立場になった時に自分にとってどんなメリットがあるのかということをすごく詳しく話されていらっしゃいますけれども、例えば人に教える前提で今まで自分が学んだことというのを伝えることによって、脳のスイッチが切り替わるんだと。そうすることによって単なる知識が自分の信念に変わっていくということ。教えることによって自分が言ったことと行動を一致させなければいけないという心理的な一貫性が働いて、自分のより大きな成果にもつながっていくというような話をされていたりします。あとはそれこそ信頼関係という面でも誰かに教える、伝えるということはその人との信頼関係をより深める効果もありますので、そうすることによってその信頼がやがては紹介とかビジネスにもつながっていくということがあるのかなというふうに思います。さて今までこの「ベテランに火を灯す方法」としてのお話をしてきたわけですけども、そうは言ってもやっぱりベテランのメンバーに他の例えば中堅や新メンバーが話をする、「もっと変わってほしい」という気持ちを前面に出すのって結構難しいんじゃないかなと思うのですが、ここでぜひ大竹さんからのアドバイスをメンバーの皆さんにいただきたいと思うんですがいかがでしょうか。そうですね。自分がベテランの立場だった時、「どう言われたら嬉しいかな」というのを考えた時に、ベテランだからこそ結構高い期待値を持たれてるのではないかなというふうに思うんですね。そうするとやっぱりできてないところとか欠けてるところに目が行きがちで、これができてないあれができてないというところに言われてしまうとなかなかやっぱり「そうは言っても…」というふうに思ってしまうので、そうではなくて今まで長い期間貢献してきてくれたことに対して感謝をしてもらうというところから始めていただけるとすごく受け取りやすいなというふうに自分の立場として思いました。

安:いいですね。私もいろいろとメンバーから「いつもありがとうございます」って言ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいですし、さらにこのメンバーのために何か私ができることあるかなという思いになるんですよね。感謝の言葉というのは本当に大事だなと。誰かの火を灯す特にベテランメンバーというのは今回のテーマではありますけれど、相手の行動や言動を変えていく本当にきっかけになる言葉なんじゃないかなってすごく思いますね。

大竹:そうですね。今感謝というのが一つ出たと思うんですけど、感謝の伝え方ってどうやって伝えたら相手に響くんだろうか、伝わるんだろうかというところで、先日BNIのトレーニングをさせていただいたときに、8年メンバーをされていらっしゃる方がいて、この方に自身がチャプターに対して貢献していることをどういうふうに感謝を伝えたらいいだろうかなと思った時に、当たり前のように皆さん感じるかもしれないですけど、その方って8年間毎週他のメンバーに対してリファーラルを提供し続けているわけですよね。そうすると400週、毎週毎週そのチャプターの仲間のこと、それから自分の周りの人に何ができるか、何が貢献できるかってことを考え続けたということなわけですよね。これに対して感謝しないわけにはいかないというか、そこをやっぱりみんな当たり前のように感じてしまっている。習慣になっているから当たり前のように感じてしまうかもしれないけど、でも毎週誰か周りの人のことメンバーのことを気にかけて行動することってこれ並大抵のことではないと思うんですね。そんなことを改めてみんなで感謝しましょうということで拍手を送ったんですけども、その感謝の伝え方についてもぜひこれを機会に考えていただければなというふうに感じました。

安:ありがとうございます。とても素敵なお話だなと思いましたし、大竹さんの今関わられているリージョンでも感謝というところを非常に大切にされていらっしゃいますもんね。こういった感謝というのは本当に当たり前かなと思うんですけれど、でも本当にそうではなくてやっぱり意識をして初めて言葉にもなると思いますし、それがその相手の方だったり周りの方の何かの未来を変えるきっかけにもなるんじゃないかなと思うので、ぜひ感謝の言葉というのは本当にお互いの火を灯すきっかけになる言葉なんじゃないかなと私も今聞いてて感じました。大竹さん、本当に今日はありがとうございます。

大竹:ありがとうございました。

安:そして大野さんもありがとうございました。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

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