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第164回は「PAのチカラ」と題してお送りします。
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたします。
安:さて、大野さん。
大野:はい。
安:PAという言葉は、一体どんな意味があるんでしょうか。
大野:はい。これはBNIのコアバリューのひとつでもあるPositive Attitudeです。
安:あっ、Positive AttitudeのPAですね。
大野:はい。前向きな態度、姿勢ということですね。
安:はい。
大野:このところオンラインのミーティングがずっと続いてますけれども、そんな中でいろいろな光景を目にするんですけれども。あるチャプターのリーダーシップチームのメンバーの1人が、これからビジター減ると思うんですよねというような発言をされたんですね。
安:はい。
大野:それは、リーダーシップチームのミーティングの中での話だったので、それほど直接チャプターの中のメンバーに影響はなかったかもしれないんですけれども。
安:はい。
大野:リーダーシップチームが、やはりビジターが減るって思っているのであれば、これは恐らく減っちゃいますよね。
安:そうですねー。
大野:なので、今日のテーマはいろいろな状況。今のような困難な状況の中においてどれだけポジティブな態度を取れるか、ポジティブな姿勢を保てるかというテーマでお話をしていきたいと思います。
安:はい。とても大事なテーマになりますね。
大野:はい。メンバーの皆さんからもいろいろ声が上がってきていると思うんですけども。オンラインだとビジターを呼びにくいよね、みたいな声は聞きませんかね。
安:あー。あります。実際にありますね。
大野:呼びにくいということで終わらせてしまうのはネガティブな姿勢のままということで、あまり建設的ではないので。
安:はい。
大野:じゃあどうしたらオンラインでビジターが呼べるようになるのか、とか。逆にオンラインだから呼びやすいっていうこともあるよね、みたいなね。
安:はい。
大野:というようなことをチームでシェアするということも大切だと思うんですよね。
安:そうですね。
大野:他にメンバーの皆さんから聞こえるネガティブな声というのは、何かありますか。
安:あー、そうですね。オンラインになったからリファーラルが出しにくいとか。
大野:うーん、なるほどね。
安:そういう話を聞きます。
大野:はい。まあ外に出る機会がだんだん減ってますからね。それを理由に人と会えないからリファーラルを出せないということなのかもしれないですけど。
安:うーん。
大野:これはでも対面でなくても、オンラインで人と会うことはむしろより多くの人と会うチャンスでもありますもんね。
安:そうですね。
大野:普段なかなか会えない人と会う絶好の機会であったりもしますもんね。
安:そうですね。距離が遠い人ともオンラインだと瞬時につながるというメリットがありますしね。
大野:うーん。あと私が聞いたのはですね、対面でミーティングができないんだったら、そもそもミーティングの価値がないっていうような言葉も耳にしましたね。
安:んー、そういう言葉もあるんですね。
大野:それを聞いて私が思ったのは、そういう捉え方もあるんだなと思ったんですけども、どうやったらオンラインミーティングでメンバーである自分たち、そしてそこに参加してくれるビジターの人たちにとって価値をもたらすことができるかというね。
安:はい。
大野:前向きに考えるっていうことがやっぱり大切だと思うんですよね。
安:そうですね。
大野:今日、せっかくなのでBNIの日本の統計を少しご紹介しておこうと思うんですけど。
安:はい。
大野:例えば3月、オンラインミーティングに切り替わって1ヵ月間の数字なんですけども。リファーラルを見るかぎりにおいては、結構やっぱり交わされてますね。
安:おっ。
大野:3月では5万6517件。
安:おー。
大野:これは、メンバー1人当たり、ミーティング1回当たりの平均で2件、2.0。
安:それは何か出てますよね、結構、数が。
大野:そうですね。それで、これを昨年2019年の同じ3月、1カ月で比べてみると件数自体は去年のほうが若干多かったです。6万4000件ちょっとあるんですね。
安:はい。
大野:ただ、メンバー1人当たり、1週当たりのリファーラル件数は1.85だったので。
安:ほーお。
大野:1.85から2.0に、むしろ伸びてるんですね。オンラインでミーティングをやらなくちゃいけないというさなかでも。
安:はい。
大野:なので、リファーラル自体はむしろより件数が出せているという実績が出ているわけですよね。
安:そうですね。
大野:はい。あと、新しいメンバーをお迎えした人数を見てみると、248名の方が3月に入会されています。
安:あっ、2020年の3月で。
大野:そうですね。そのうちただ2つチャプターが発足しているので、この発足したチャプターのメンバー数を除くと167名。
安:んー。
大野:なので、既存のチャプターに新しいメンバーを167名お迎えすることができているということですね、この3月だけで。
安:おー、はい。
大野:この間に何人ぐらいのビジターさんがBNIのチャプターミーティングに参加してくださったかというと。
安:はい。
大野:1254名ですので、そうすると13%。
安:おおー。
大野:参加してくださったビジターさん1254名のうち、13%がメンバーとして登録してくださっているという数字になっています。
安:なるほど。予測といいますか、予想よりも大きい数字に思えますね。
大野:そうですね。
安:はい。
大野:ただ、一方でビジターの数だけ見ると前年同月比で4分の1ぐらいに減ってしまっているんですね。
安:はい。
大野:では、どうして減ってしまっているのかというところを少し一緒に考えたいと思うんですけども。
安:はい。
大野:先ほどの、リーダーシップチームの方だったり、メンバーの皆さんの中で上がってくる声を聞いていると、もうトライする前から無理って考えてしまっている。
安:うーん。
大野:これは前向きな態度とは決して言えないですよね。
安:そうですね。
大野:なので、まずビジターが呼べないだろうというのは、なぜそういうふうに思うのか。これはチャプターの中で意見を交わすというか、話し合っておく必要があると思いますね。
安:はい。
大野:ビジターを呼ぶっていうときに、オンラインのほうが呼びやすいということもあるじゃないですか。
安:そうですね。それこそ距離の問題がまずなくなるので、私のチャプターでも県外といいますか、東京ではない地域の方がビジターとして参加されたということもあります。
大野:そうですね。なので、例えば東京のチャプターであっても大阪のビジターさんに参加していただいてもいいわけですよね。
安:はい、そうですね。
大野:まあ確かに、大阪から毎週通ってメンバーになるということは考えにくいかもしれないですけれども、全国230を超えるチャプターがいろんなところからビジターを呼んで、BNIを知ってもらう機会が作れたらね。
安:あっ、それいい。
大野:メンバー候補の人を、その230以上のチャプターの中でお互いに紹介し合えるということになりますよね。
安:あー。いいですね、それ。
大野:はい。あと1つ、メンバーさんのシェアストーリーをご紹介させていただきたいんですけども。先日あるチャプターのオンラインのミーティングに参加させていただいていたんですよ。
安:はい。
大野:もうミーティングが終わる直前ぐらいに、ちょっとひと言ぜひシェアさせてほしいということで話されていたんですけども。その方はまだ、メンバーになって6週間ぐらいだったんですね。
安:うーん、はい。
大野:なので、メンバーになって1、2回は対面でのミーティングを経験されてるんですけど、その後はもうずっとオンラインでのミーティングしか経験されてないんですよ。
安:はい。
大野:だからもうオンラインのミーティングがBNIみたいな、そんな感覚でさえあるというふうにおっしゃっていましたけども。
安:はい。
大野:その方が、やっぱり入ってすごく本当によかったと思っていますと。
安:おー。
大野:こういう、世界中が困難に直面しているような状況の中で、このチャプターのメンバーの皆さんが前向きにお互いを助け合って、しかも楽しみながら前に進んでいる様子を見て本当に入ってよかったなって思うんです、というふうにシェアされてたんですよね。
安:へー、すてき。
大野:はい。まさにそこですよね。やっぱり前向きな態度で関わり続ける、行動するっていうことで困難な状況をマイナスにしないみたいな。
安:はい。
大野:プラスにしてしまうような力も秘めてると思うんですよね。
安:そうですね。
大野:はい。それで、やはり困っているメンバーをどうやって助けようかっていう話がされていて、結局そのチャプターでは例えば旅行の方とか、飲食の方とかがやっぱり困ってらっしゃるメンバーの方々がいらっしゃったんですけども。何を困っているって、やっぱりキャッシュフローだと思うんですよ。
安:そうですね。
大野:はい。なので、例えば旅行券だとか飲食券だとかを出してもらって、それをメンバーが購入するというような形で、かなり集まってそのメンバーの方々はだいぶ助かったという話をシェアされてましたね。
安:素晴らしい助け合いですね。
大野:そうですね。そういった、お互いが寄り添い合って困難を乗り越えていく。それで、ポジティブに楽しみながらというところが大切なポイントじゃないですかね。
安:そうですね。そのほうがやっぱりオンラインミーティングだからこその盛り上がりを見せられるんじゃないかなと思いますね。
大野:うーん。なので、こういうときだからこそ、例えばチャプターの中での自分の発言とか、あるいはご自身が経営されている会社の中での、社長としての自分の発言だとか、あるいは発信ですよね。
安:はい。
大野:ここはより一層気を付けなくちゃいけないと思うんですよ。
安:はい。
大野:だから、できるだけポジティブに励ますとか鼓舞するとか、そういったモチベーションにつながるような声掛けというのはすごく大切かなというふうに思いますよね。
安:そうですね。では、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバー皆さんへメッセージはありますか。
大野:はい。今日はリスナーの皆さんにぜひやっていただきたい行動があるんですけども。
安:はい。
大野:こんなさなかですから、1日に3人のお知り合いというか、お友達でいいと思うんですね。もちろんお仕事上のお付き合いのある方、懇意にしている方でもいいと思うんですけども。1日3人に電話をして「どうですか? 頑張ってらっしゃいますか? お元気ですか?」みたいなね、そんな簡単な電話でいいと思うので、やっぱりこういうときだからこそつながるということが大切だし、何かその人が困っているようであれば、例えばチャプターの誰かを紹介してお役に立てたりとかすることもあるかと思うんですよね。
安:そうですね。
大野:はい。なので、こういうときだからこそ困っている人、あるいは自分がその目の前の人のどんなお役に立てるかという視点で「How can I help you?」を実践する、それがギバーズゲインにつながって、結果としてリファーラルとかビジターとしてチャプターへの貢献にもつながると思うんですね。
安:はい。
大野:ぜひその、1日3人に電話をしてみていただきたいと思います。
安:はい。私も1日3人、やってみたいと思います。
大野:はい。
安:ありがとうございました。
大野:ありがとうございました。
安:今回もBNIジャパンナショナルディレクターの大野代表と、私BNIメンバーの安紗弥香でお送りいたしました。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたしました。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.
その行動は、思考から生まれる。
1日3人チャレンジしてみます。
私も、日に3人に連絡やお声がけならできそうな気がしてきました!
頑張ってみたいと思います。
有難う御座いました。
Positive Attitude、いつも心に置きたいと思います。
対面でのミーティングでいい所もあるかもしれませんが、オンラインミーティングでもいい所がたくさんありこれからはそこをハイブリッド化すればいいと思うし自分も1日3人に声掛けという目標は目指したいと思います。
Positive Attitude(PA)を常に持ち続けていきたいです。1日平日3人ならできそうですね。実践してみょうと思います。