第112回 もう30倍いけました?

安:第112回は、「もう30倍いけました?」と題してお送りいたします。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたします。
さて大野さん、30倍とはどのようなお話なんでしょうか。

 

 

Mercury in a sales thermometer rises past expectations and bursts through the glass

大野:これは多くのチャプターに共通してある問題として、メンバー間の温度差ということがよく言われると思うんですね。

安:はい。

大野:この温度差の原因の一つとして考えられるのは、よくメンバー歴の長い人たち、経験豊富なのかどうかは分かりませんけど、とにかくメンバーになって久しいという方がいて、一方で比較的新しいメンバーですかね。イメージしやすいように、3年未満の経験を持ったメンバーということにしておきましょうか。

安:はい。

大野:そうすると経験の長いメンバーというのは、メンバー歴の長い人たちというのは、ある意味BNIに慣れてしまって、例えばトレーニングを全然最近受けなくなってしまったとか。そうすると、BNIは古いバージョンを使っているという状況になりますよね。

安:そうですね。

大野:一方、比較的新しいメンバーの皆さんは、トレーニングを最近受けていらっしゃるので、最新版のBNIを持っているということなんです。

安:はい。

大野:ここが一つ温度差の原因になっていると思うんですけれども。残念なことに結果として、最新版のBNIを学んでいる人が、退会してしまうということも起こり得るわけですよね。

安:そうですね。

大野:やはり慣れとか、マンネリ化というのもあると思うんですけれども、そこそこの実績が上がっているんだけれども、それ以上に頑張って、もっと成果を大きくしようというモチベーションがなかなか出てこなくなってしまうということが背景にあるんじゃないかなと思うんです。

安:はい。

大野:じゃあ、どうしたら積極的にまたBNIを始めたばかりの頃のように積極的に関わることができるのかということですよね。

安:はい。

大野:積極的に関わるというのは、以前ポッドキャストの第36回から38回でもスリープラスワンというのを取り上げていますけども、そのうちの一つ、「Seek Engagement」ということで、積極的な関わり、メンバーとの関わりだったりとか、チャプターとの関わり、メンバーとの関わり、ビジターさんとの関わりとか、BNIそのものとの関わりというのはありますよね。

安:はい。

大野:じゃあ、その積極的に関わるモチベーションというのをどうしたら得られるかというところだと思うんですけども。今日は具体的な話として、経験の長さによって、今日はメンバーの皆さんにチャレンジ課題をご提案したいなと思います。
まず期間が短いほう、新しいメンバーの方からいきますと、時々お見掛けするのが、取りあえず1年やってみようと思いますとおっしゃっているメンバーの方。意外といらっしゃるんですよね。

安:いますね。

大野:これは非常にもったいないと思うんです。BNIは、特に最初の段階では、メンバーとの信頼関係を構築するというところが必須になってきますので、一朝一夕には関係はつくれませんから。

安:そうですね。

大野:なので、少なくともパワーチームのメンバーとの関係構築というのは欠かせないわけですよね。

安:はい。

大野:1年で成果を出せている人はラッキーと言ってしまってもいいかもしれませんね。

安:はい。

大野:3年たったら、逆にそれなりにちゃんと成果が出ていないとおかしいわけですよね。

安:はい。

大野:どのぐらい成果が上がっていればいいと思いますか。

安:そうですね。例えばスタートしてからどれぐらい売り上げが増えているかということでいうと、3倍から5倍でしょうか。

大野:いいですね。はい。3倍から5倍になっていたらいいですよね。

安:いいですね。

大野:ただ、そろそろ3年ぐらいになったら、次のステージもぜひ考えてほしいんです。

安:はい。

大野:3倍から5倍になっているということは、かなり成果としてもいいと思うんですけども、売り上げが年間で30%伸びたといったら悪くないですよね。

安:そうですね。

大野:でも、年間30%売り上げアップというところで満足してしまっては、もったいないと思うんです。BNIの仕組みというのは、実は自分が受け取ることができるリファーラルをコントロールすることができるんですよ。

安:はい。

大野:よりレバレッジの効いたリファーラルマーケティングの使い方ということを、そろそろ考えてほしいタイミングなんですね。

安:はい。

大野:5年以上のメンバーはマストです。それから、入会当初と同じようなBNIの使い方をしていたら、すぐ次のステージに上がることをぜひ考えてほしいと思います。

安:はい。

大野:10年たったときに、すでに10年BNIのメンバーを続けてくださっている方もいらっしゃると思うんですけども、その方たちには、当初から30倍以上になっていますかという質問をお聞きしたいと思います。

安:はい。

大野:この質問に対しての答えが、まだもしノーであれば、残念ですけどもBNIの使い方をそろそろ見直していただきたいなと思います。

安:はい。

大野:できれば30倍というのは、5年で達成してほしいレベルですよね。

安:はい。

大野:例えば30倍というと、スタートしたときに1000万円の売り上げだった人が、30倍だと3億円ですよね。

安:はい。

大野:スタートしたときに1億円だったら、30億円なわけですよ。このくらいは、BNIを使い始めてから5年で達成するというところの一つの目安にぜひしてほしいなと思うんです。

安:はい。

大野:なので、皆さんそれぞれBNIの経験の年数に照らし合わせて、今、自分がどれだけの成果を生み出せているか。経験が長いだけだと本当にもったいないと思うんですね。経験が長いなりにより上手なBNIの使い方、リファーラルマーケティングの使い方ができているというのが、やはり目指すべきところだと思うので、まずは5年で30倍を達成というのを一つの目安にしていただけたらいいなというふうに思います。

安:はい。

大野:安さん、何年でしたっけ。

安:私はもうすぐ5年になります。

大野:30倍にそろそろなっていますか。

安:あー怖いな、これは(笑)。私もいろいろと、もっともっと活用の仕方を変えていきたいなと思います。

大野:そうですね。特にレバレッジを効かせるというところは、意識してほしいんですけれども。具体的な話としては、金の卵を産むガチョウの話をしましたよね。

安:はい。

大野:何回でしたっけ。

安:94回です。

大野:94回。

安:はい。

大野:そちらをもう一度ぜひ聞いていただいて、自分にとっての金の卵を産むガチョウは、どういうリファーラルなのか。これでもうレバレッジが効いているわけですよね。

安:はい。

大野:そこにフォーカスしたりとか、さらに大きなビジネス展開をするために、どんな今自分がリファーラル、自分のビジネスが、どんなリファーラルを必要としているのかというところを意識して、活用していただければなというふうに思いますね。

安:はい。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。

大野:ぜひ今回の話をチャプターで共有していただいて、メンバー経験の長さに沿って、どんな目標設定ができるかということをあらためて考えていただけたらと思うんですね。30%ではなくて、30倍にするにはどうやってBNIを使っていったらいいのか。その辺をぜひ考えていただけたらと思います。

安:はい。ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

第112回 もう30倍いけました?” への5件のフィードバック

  1. 出来れば30倍にする効果的な方法を例を交えて語って欲しいです。それを確立しておられると思うので。私のチャプターの中だけでも長くやられているにも関わらず30倍どころか2倍3倍にもいたっていない方が多くいます。日本のBNIメンバー全体を見ればそれが大半を占めると思うのですがどのポットキャストを聞いてもざっくりとふわっとした方法しか語られないように思います。
    ビジネスは結局のところ運だよと言ってるとしか聞こえてきませんがどう思われますか?幸い私は1年目でありますが入会して多くのリファーラルをいただいていると思いますが。

  2. いろいろなメンバーと1to1をしていると確かにメンバー内の温度差を感じる事がありますが、リファーラルを出しやすいメンバーと出しにくいメンバーが職によってあるのは事実だと思うし、でも、それを打開するには自分自身の努力次第だとおもいました。

  3. 具体的な期日や金額といった明確な目標を立て、それに向けてどう動いていくべきかをしっかりやっていきたいと思います。

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