第9回「大義に尽くしつつ豊かな生活を送る」

参照(英語版):Episode 400: Make a Good Living While Serving a Greater Good

安:9回目は、「大義に尽くしつつ豊かな生活を送ろう」と題して、大野さんにお話を頂きます。英語版では、エピソード400をご参照ください。前回、ビジョンとミッションについてお話を頂きましたが、今回はBNIのコアバリューについてでしたよね?

大野:はい。そうですね。まず、今回のタイトルの「大義に尽くしつつ豊かな生活を送る」というところに注目してほしいんですけれども、大義って何でしたか。

安:大義ですか。

大野:はい。

安:非常に大きなイメージがありますが。

大野:Greater Goodと、英語では言うらしいんですけれども。

安:はい。

大野:分かりやすく言えば、公益と置き換えられるかもしれませんね。

安:はい。

大野:社会に尽くすという意味で捉えていればいいんじゃないかと思います。

安:はい。

大野:マイズナー博士もポッドキャストの中で言っていますけれども、私たち事業者、経営者は、利益を目的にしているわけですけども、同時に世の中に貢献していく、社会の役に立つということができると思います。
言い換えれば、単純に利益を追求する、利益を求めるというのではなくて、ビジネスとして成功しながら社会に貢献していく、世の中の役に立つということができるということですね。

安:はい。

大野:同時にマイズナー博士は、こんな言葉でビジネスを表現しています。オナラブル(honorable)。そして、ノーブル(noble)ですね。これは日本語に直すとすれば、ビジネスというものは、道徳的に称賛に値する。あるいは、もっと懐が深いものになるべきだというような言い方をしていますね。

安:なるほど。

大野:もう少し言えば、人の人生を変えるだけでなくて、コミュニティーそのものを変える力を持っているということがいえると思います。大企業のようにリソースはたくさんありませんけれども、小さな企業が集まってですね、協力し合えば、全体の合計よりもより大きな力を発揮するということは言えるんじゃないかと思います。
でも、世の中の役に立つって、そんなに簡単なことではないと思うんですよね。

安:はい。

大野:そのためには、まずビジネスとして成功しなくちゃいけないということが大前提になってくると思います。

安:そうですね。

大野:そこでマイズナー博士は、成功の前提としてカルチャーというものが大事だというふうに話してくれています。

安:はい。

大野:よく彼が言っているのは、「Culture is strategy for breakfast」という言葉があります。

安:はい。

大野:戦略をですね、カルチャーというものを食べてしまうと。文化というものは、戦略よりも大切なんだということを言っているわけなんですけども。

安:はい。

大野:ここにコアバリューというのが、大切な要素となってくるわけです。

安:はい。

大野:ただ7つを全部、今日お話ししようとすると、かなりの膨大な時間がかかってしまうので、今日は絞っていきたいと思うんですけども、まずざっと7つを簡単にご紹介しますね。

安:はい。

大野:まず1つ目が、皆さんよくご存じのギバーズゲイン。「与える者は与えられる」ですね。

安:はい。

大野:そして2つ目が、Building Relationship。あるいは、Building Meaningful Relationshipということで「関係構築」ですね。人との信頼関係、人との関係、人間関係を築いていくということが2つ目のバリュー。そして、3つ目がLifelong Learning。「生涯学習」という意味ですね。

安:はい。

大野:これについても後で話しましょう。そして、4つ目が「伝統とイノベーション」。Tradition + Innovationで、ちょっと相反する言葉のように聞こえるかもしれませんけども、これについてもまた触れていきたいと思います。

安:はい。

大野:そして、5つ目がPositive Attitude。「前向きな姿勢」とか、「前向きな態度」という意味ですね。これがこれまであったBNIのコアバリューなんですけども、あと2つですね。6つ目が、「アカウンタビリティ」。アカウンタビリティって、安さんは耳にしたことがありますか。

安:あります。

大野:BNIではよくトレーニングなんかでも、アカウンタビリティという言葉が出てきますけども。

安:そうですね。

大野:辞書を引くと説明責任とかというふうに出てきてしまいますけども。ここでは例えば、責任感というふうに置き換えたほうが、分かりやすいかもしれませんね。そして、7つ目がRecognition。これは、誰かチームとか、コミュニティに貢献してくれた人がいたら、その人を承認する。貢献してくれた人に対してする「承認」という意味でのRecognitionですね。

安:はい。

大野:この以上7つになります。

安:はい。

大野:では、まず1つ目から。1つ目のギバーズゲインは、特に改めてご説明するまでもないとは思いますが。

安:はい。

大野:何か安さんありますか。

安:はい。ずばり行動の礎ですね。

大野:素晴らしいですね。

安:ありがとうございます。

大野:2つ目のBuilding Relationshipですね。

安:はい。

大野:3つ目はLifelong Learning、生涯学習でした。

安:はい。

大野:これについてはですね、私も最近すごく大切だなと思うようになったんですけれども。

安:はい。

大野:事業者がやはり成功するために大切な要素の1つだと思うんですね。

安:はい。

大野:ただ、生き残らないで途中でつぶれてしまう会社や事業者も少なくないと思うんですけども。

安:はい。

大野:例えば5年たったとき、あるいは10年たったときにどれぐらいの割合で生き残れているかという数字がよく話を聞くと思うんですけども。

安:はい。

大野:どんな数字を安さんは聞かれますか。

安:例えば10%しか残らないとか。

大野:そうですね。はい。5%なんていう数字も聞いたりしますよね。

安:はい。

大野:じゃあ、その失敗してしまう原因は何かというと、2つあると言われていて。よく言われるのがお金。1つ目。

安:はい。

大野:ただもう1つは何かと。

安:はい。

大野:これはビジネススキルと言われるんですけども。

安:はい。

大野:お金がなくてもビジネススキルがあれば、資金調達ができたりするかもしれません。

安:そうですね。

大野:ただ、お金があってもビジネススキルがなかったら、あったお金もあっという間になくなってしまうと、枯渇してしまうということは言えると思うんですね。

安:はい。

大野:という意味で起業家、あるいは経営者として学び続けるということが大切だと思います。

安:はい。

大野:ところで、安さん。

安:はい。

大野:安さん自身の学びの時間というのには、どれぐらいの費用と時間をかけていらっしゃいますか、年間で。

安:わあ、年間でですか。そうですね。だいたいこれも月ですとか年によって違いますが、だいたい35~40万ぐらいを予算として使おうというふうに考えています。

大野:事業規模からすると、そこそこの投資予算を割いていらっしゃる感じですよね。

安:そうですね。はい。

大野:先日もある経営者のグループで、同じ質問をしてみたんですけれども、予算として一定の金額を自分の学び、社長とか経営者の学びの時間、投資をしているという人の割合は、非常に少なかったですね。

安:はあ~。

大野:50~60人いたんですけども、手を挙げた人はわずかに2~3人でした。

安:えー? はい。

大野:ここは非常にもったいないと思うんですけども、やはり経営者、社長たるものは、やはり学び続けるということをしないと、自分の会社の成功はおろか、世の中に貢献するなんてことは、なかなかできないと思うんですよね。

安:そうですね。

大野:はい、そのためにも先ほどのStudying a Greater Goodのためにも、生涯学習を忘れてはいけないというふうに思います。

安:はい。

大野:ちょっとここでいったんまとめますと、3つコアバリューをお話ししました。まず1つ目はギバーズゲイン。2つ目はBuilding Relationshipということで、関係構築ですね。

安:はい。

大野:そして、3つ目がLifelong Learning、生涯学習でした。次回は、4つ目以降ですね。伝統と革新。そして、前向きな姿勢・態度、アカウンタビリティとRecognition、承認についてお話したいと思います。

安:はい。ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

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