第92回 なんちゃってBNI?

参照:英語版 Episode 162 “BNI Light Just Isn’t Right!”

提供:コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社チームビルディング研修のJCTBの提供でお送りいたします。

英語版のタイトルに、『BNIライト』という言葉が使われています。お手軽版BNIとでも訳せばいいでしょうか。

Kuala Lumpur,Malaysia 11th July 2016, Hand hold a can Coca-Cola light on red background. Coca Cola drinks are produced and manufactured by The Coca-Cola Company.

数年にわたってBNIのチャプターをいくつもビジターとして参加した人からのEメールを受け取ったマイズナー博士の話。メールに書かれていたのは、「毎週のチャプターミーティングに出席することなく、月に1回くらい出席して、一方でBNIの精神や原理、体系的な仕組みを取り入れてうまくやっていきたいと思いますが、どうやったらよいでしょうか?」

この話を聞いて、同じような考え方の人が日本にもいらっしゃったのをつい最近思い出しました。その方はご自身のメルマガでおっしゃるには、6年間で20ほどのチャプターにビジター参加して、なんと1000枚以上の名刺を集められたそうです。その名刺の人たちにメルマガを配信してきていたらしいのですが、最近になって、その人たち全員メルマガのリストから外したそうなのです。その理由は、その1000人以上の人たちの中からクライアントになってくれた人が一人もいなかったからなんだそうです。

マイズナー博士いわく、オリンピックでメダルを獲得できたら素晴らしいとは思うが、厳しいトレーニングやコンディショニングをこなさなくてはならない。そういう努力をせずに大きな成果を得られるのであれば誰しもそれをするだろう。だが、単純な真実は、他の人よりも楽をして同じ成果を得られる人はいないということ。そんなうまい話はない。

先ほどのメルマガの方が、「ミーティングに毎週出席はしませんが、たまに参加するつもりです。あちこちのチャプターで名刺を集めて、メルマガを送ってビジネスにつなげようと思うのですが、どうでしょうか?」と、事前に相談してくださっていたら、「そんなうまい話はありませんよ。」とアドバイスできたかもしれないのですが。

その方いわく、ギバーズゲインを標榜している割には、人に与えるということができない人たちばかりだと。

彼がメンバーになるならないに関わらず、ハンター(狩猟型の人)なのかファーマー(農耕型の人)なのかは、彼のいう1000名以上のBNI関係者はすぐに見抜けたはずですね。信頼関係を構築することに興味を持たずに、楽をして同じような成果を得ようというわけですから。

でも正直言うと、1000名のうち一人もクライアントにならなかったと聞いて安心しました。もし、彼がメルマガで、「皆さん!ご報告があります。BNIはメンバーになって毎週ミーティングに出席しなくても十分にビジネスになることが私の統計でわかりました!なんと1000枚の名刺のうち3割もの方たちがクライアントになってくださったのです!」なんて書かれたらショックです。

マイズナー博士は、「大きな努力なしに成功する秘密は、未だに秘密だ」と。BNIが世界中でこれだけ成果を出せているのは、その精神、原理、そして体系的なウィークリーミーティングがあるからこそです。その大切な要素を取り外してしまって、同じ成果を期待するのはばかげていると。飛行機の主翼を外して飛ばそうとしているようなものだと。

マイズナー博士も、BNIのプログラムは簡単だと言ったことはないし、事実簡単ではないと。でも、一貫してプログラムに取り組むつもりがあれば機能する。つまり、毎週出席して、プログラムやコンセプトを実践することがもちろん必要です。なんちゃってBNIのような会に心が揺れてしまうのはわからないわけではないが、労少なくして同じメリット(ベネフィット)を得られるBNIのお手軽バージョンは存在しないということだと思います。機能が実証されているBNIの仕組みを積極的に専念するBNIメンバーだけが、最善の結果を出せるということです。

かつて、BNIチャプターのミーティングを週に1回ではなく、月に2回のミーティングを試験的に一部で導入したことがあったそうです。その結果、月に2回だけミーティングをやるチャプターは、週に1回ミーティングを開催するチャプターよりも、リファーラルの件数が、平均で52%少ないことがわかった。毎週会うことで、お互いのことをより考えるようになり、結果としてより多くのリファーラルをもたらすことが明確になった。
従って、プログラムに従って定期的に出席することと、リファーラル獲得ということの間に、直接的相関関係がある。

では、毎週1回よりも多くミーティングを開催するというアイデアはどうでしょうか?いくつかのチャプターではチャプターミーティングの他に、パワーチームミーティングを月に何度か開催しているところもある。

1to1もチャプターミーティングとは別に会うので、同様に有効です。

 

メンバーの皆さんへのメッセージ:

人よりも楽をして同じ成果を得ることはできないという意味は、メンバートラフィックライトでも確認ができます。人よりも楽をして、他の人への貢献をできるだけ少なくして、成果をあげようとしている人がもしいたとしたら、逆にそれは時間と労力の無駄だと思います。チャプターの中で一人なんちゃってBNIをやってしまっていないか?自問してみてください。

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社チームビルディング研修のJCTBの提供でお送りいたしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です