第76回 フレンドシップとアカウンタビリティ

フレンドシップ(friendship)とアカウンタビリティ(accountability)

 

チャプターで毎週顔を合わせていると、短い期間でも仲良くなる。

気をつけなくてはいけないのは、仲良くなると甘えが出やすくなるというのが今回のトピック。

 

Friendship and Accountability
Friendship and Accountability

仲良くなるというのがフレンドシップの意味。

アカウンタビリティというのは、お互いが持っているプロフェッショナルとしての意識や、責任ある行動をとるという意味。

仲良くなると、そこが緩くなってしまいがち。

まるでシーソーのように片方上がるともう片方が下がってしまうような関係になりやすい。

 

チャプターにおいては、お互い自分のベストクライアントになるような人を継続的に紹介してもらうことを期待しているわけで、そうなのであれば、メンバー同士が、少なくともベストクライアントと同等かそれ以上の対応や付き合い方が当然必要。

 

いくつか具体的な例をみていきましょう。

 

1to1をドタキャンしてしまう。

当日になって「すみません、仕事が終わらないので今日は無しにしてもらえますか?」と言うようなのはマイナス。本来であれば1to1を通じて信頼関係を築くことができたはずなのにドタキャンによって信頼関係を逆に損ねてしまう。約束していた時間に遅れるだけでなく、連絡もしなかったり、30分以上も遅れて「お待たせしました、じゃあ始めましょうか」というような感じだと、がっかりさせてしまう。

 

あと、ドタキャンということで言えば、いくつも例があるが、メンバーが開催するセミナーに「行きますよ!」と言っていたにも関わらず、当日ドタキャンしてしまう。

 

ある飲食店のメンバーが3ヶ月で退会してしまった。退会のインタビューで話してくださったことは、普通のお客さんよりもはるかにチャプターのメンバーの方がドタキャン率が高いという衝撃的な告白だった。

 

毎週顔を合わせていて、仲良くなっているがために、逆にそこから甘えが出てしまって、気軽にキャンセルしてしまうというような構図になってしまっていた残念な例。

美容院や整体院なども予約することが多いが、BNIのメンバーであれば絶対にドタキャンは避けなくてはならない。

 

もう一つありがちな例として、納期の遅れ。毎週顔を合わせていて、「自分が忙しいのは一番みんながわかってくれているから、ちょっとやそっとの納期の遅れがあっても大丈夫だろう」というような甘えが出がちなので、そこは本当に気をつけなくてはいけない。

 

メンバーへのメッセージ:

メンバーとの関係構築において、フレンドシップのレベルをあげていくことが大切だが、それと並行して、アカウンタビリティ、つまりプロフェッショナルとしての責任ある行動、約束を守るということも、通常のお客さん以上に、大事にして行かなくてはならない。そこを常に意識してほしい。

第76回 フレンドシップとアカウンタビリティ” への4件のフィードバック

  1. わかってくれる、ただ迷惑かけていることは変わらない。

  2. 親しき中にも礼儀ありという言葉もありますが、やはりそこは一線を引くべきで、そういう所から信頼関係が崩れる可能性もあるので、まあ、常識的に考えてもドタキャンはよっぽどの事がない限りはいけないと思います。

  3. メンバー同士がベストクライアントと同等かそれ以上の対応や付き合い方が必要である事。
    親しい関係だったとしたも、ビジネスにおいては切り替えて、相手の事を考えて行動できる様な人間になろうとおもいます。

    メンバーの方と距離感を縮めていきたいと思いますが、自分の為に時間をつくっていただいてるという感謝の気持ちを大事にしたいですし、責任ある行動をとっていかなければと思います。

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