第37回 ピカピカチャプターへの方程式(2)

安:第37回は、「ピカピカチャプターへの方程式(2)」と題してお送りいたします。前回からの続きで、この方程式について大野さんにお話を頂きます。それではお願いいたします。

Compass needle pointing the word excellence, image suitable for business concept. 3D render illustration.

大野:前回は、メンバーがBNIにおいてより大きな成果を上げるために必要なこととして、3+1をご紹介しました。そのうちの1番目の、「Embrace Quality」「質を尊重する」ということについて、お話しさせていただきましたね。

安:はい。

大野:あらためてその3+1をご紹介しておきますと、1つ目が「Embrace Quality」「質を尊重する」。2番目が「Grow Your Team」「チームを育てる」、3つ目が「Seek Engagement」「積極的に関わる」。プラスワン(+1)として、「Share Story」「シェアストーリーを共有する」ということでした。

安:はい。

大野:今回はその2つ目ですね。「Grow Your Team」「チームを育てる」についてお話ししていきたいと思います。

安:はい、お願いします。

大野:まず、WHY?からお話ししたいと思います。なぜチームを育てる必要があるのか。言い換えると、なぜそのより大きなチャプターがいいのかということなんですけれども、ひと言で言えば、チャプターが発展するとメンバーのビジネスが発展しやすくなるからということですね。

安:はい。

大野:つい数年前だと思うんですけれども、日本でのチャプターの発足に必要な最低メンバー数というのは20名でした。安さんのチャプターは何名で発足されましたか。

安:20です。

大野:20ですね。それがその後いったん25名に引き上げられて、確か昨年でしたけれども、36名まで引き上げられました。同時に、チャプターに推奨されるメンバー数ということで、私も45名以上と言っていた記憶があるんですけれども、今では60名以上、60+(60プラス)というふうに言っています。

安:はい。

大野:じゃあ、なぜこんなふうに上がってきているんでしょうか。人数が増えているのかということですね。

安:はい。

大野:新しいチャプターの立ち上げの説明会でも、メンバー数が2倍になると、それによって、チャプター内で交わされるビジネスが4倍になるというふうにいわれていましたけれども、それは実は20名から40名に増えた場合の数値が、平均的な実績として使われていたものなんですね。

安:はい。

大野:ところが最近では、30名が2倍の60名になることで、チャプターで交わされるビジネスがなんと5倍から8倍になるという統計がいろいろな国で出てきているんですよね。

安:はい。

大野:つまり世界的にチャプターの平均サイズ、メンバー数というのが増えてきて、そうした大きなチャプターの実績が統計として使えるようになってきているということなんですよね。

安:はい。

大野:先日、アメリカのアナハイムで開催されましたBNIのグローバルコンベンション2016がありましたけれども、そちらでも香港や中国、そしてインドの事例が紹介されていました。

安:はい。

大野:中国の広州というところがありますけれども、そこのチャプターが111名でチャプターミーティングを開催している様子が写真付きで紹介されていまして、すごく圧巻でしたね。

安:圧巻ですね。

大野:この音声だけだとお伝えできないんですけれども、ポッドキャストのサイトのほうに画像でご紹介していますので、ぜひご覧いただければと思います。
インドには、世界一のメンバー数を誇るチャプターがありまして、何人だと思います?

安:111よりも大きいということですね。

大野:そうですね。

安:どれぐらいでしょう。

大野:122名だそうです。

安:おお~(笑)。

大野:その後また増えたりしているかもしれませんね。

安:はい。そういえば、その6分の1ぐらいなんですが、20名くらいの規模のチャプターのメンバーさんで、メンバー数はこれ以上増やさないで今くらいがちょうどいいなと言っている方がいたんですよ。

大野:ああ、なるほどね。

安:はい。

大野:それはBNIチャプターの、あるあるの1つですよね。

安:はい。

大野:その人たちがおそらく共通して口にされている理由というのは、人数が増えるとメンバー間のつながりが希薄になってしまうという懸念だと思うんですね。

安:はい。

大野:これは、メンバー数が増えることのマイナス面にのみ焦点を当ててしまっているということだと思うんですけれども、多くの人は変化というのを嫌いますよね。

安:そうですね。

大野:チャプターが変化する。つまり、メンバー数が増えるということで、例えば自分の存在が埋もれてしまうとか、居心地が悪くなるとか。言い方はあれですけれども、悪いことが起こるんじゃないかという。言ってしまえば、ネガティブな発想だったりするわけですね。

安:はい。

大野:だからやっぱり前提として、経営者であれば、その現状というものに甘んじることなく。常に変革というんでしょうか、より良くしていくという意識を持って行動してほしいですね。

安:そうですね。

大野:マイズナー博士の言葉を借りれば、これは前回もご紹介しましたけれども、“Why accept mediocrity when excellence is an option?”
日本語で言い換えると、エクセレンス(最高)という選択肢があるのに、なぜあえて月並みを選ぶのかということですね。

安:そうですね。こういう言葉でも置き換えられるかなと思って、いつも私たちが口にする言葉があるんですけれど。現状維持というのは衰退と同義語だという言葉をよく話すことがあります。

大野:うーん。そうなんですね。うまく言いますよね。

安:うふふ(笑)。

大野:やっぱりチャプターの成長のマイナス面ばかりに焦点を当ててしまうというのは、プラス面を知らないという単純なことである場合が多いと思うんですね。

安:はい。

大野:小さなリスクを取る、あるいは小さな犠牲を払うということで、逆に大きな利益を得られる可能性の高さというのを知らないだけという、そういう知識の差からきているというふうに思います。

安:はい。

大野:根っからのネガティブ思考の人は変わらないかもしれませんけれども、メンバー数を増やしたくないと言っていた人も、大きな利益を得られる可能性を知ると、考えが変わる人が少なくないと思うんですね。

安:はい、なるほど。それでは、そろそろ終わりの時間が近くなってきましたが、メンバーの皆さんにメッセージはありますか。

大野:はい。まずチャプターのメンバーシップ委員会の皆さんにお願いしたいこととして、先ほどの月並みで満足する人ではなくて、最高(エクセレンス)を常に目指す人というのをぜひ新メンバーとして迎え入れるという、明確な指針を忘れないでいただきたいというのと。これは新規はもちろん、更新の審査でも既存のメンバーがこの同じような意識を持っているかどうかということを常に問うてほしいですね。

安:はい。

大野:これはチャプターの成長についてのことだけではなくて、ご自身の、メンバー自身のビジネスについてもやっぱり同様のマインドセットを持っている人で、強いチーム、強いチャプターを作って育てていくんだという意識をぜひ大切にしていただきたいと思います。

安;はい、ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

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