第108回 「いいね!」でいいの?

 参照:英語版Episode 561: Is a Facebook Endorsement Really a Referral? 

安:第108回は、『「いいね!」でいいの?』と題してお送りいたします。英語版のエピソード561をご参照ください。
このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社チームビルディング研修のJCTBの提供でお送りいたします。

Bangkok, Thailand - February 26, 2016: Hand holding iPhone with New facebook like button (6 emoji) on screen ,Social media are using for information sharing and networking
安:さて、大野さん、『「いいね!」でいいの?』、何の「いいね!」なんでしょう。

大野:これはFacebookページに対する「いいね!」ですよね。

安:はい。

大野:今回、英語版のポッドキャストでも、トピックとして取り上げられていましたけども。チャプターで時々、私のFacebookページに「いいね!」をしてくれたら、リファーラルですみたいな。最近でこそ少なくなったと思うんですけども、もしかしたら新しいチャプターで、あるいは経験の浅いメンバーの方が、そういったプレゼンテーションをされることがあったりするかもしれないという、今日はそのテーマでいきたいと思います。

安:なるほど。

大野:Facebookページの「いいね!」というのは、これはリファーラルなのかどうなのかという話なんですけども。

安:はい。

大野:まず一つ目は、何がリファーラルになるのかという定義の部分ですかね。

安:はい。

大野:マイズナー博士も定義をいってくださっていますけども。

安:はい。

大野:「Opportunity to do business with someone in the market to buy your product or service」といっています。日本語に訳してください。

安:えっ? お願いします。

大野:これはお尻から訳していかなくちゃいけないでしょうかね。

安:はい。

大野:あなたの商品やサービスを買う準備ができている。in the marketということですから、購入することを検討しているといってもいいかもしれないですね。

安:はい。

大野:そういった誰かとのビジネスをする機会というのが定義の仕方です。

安:はい。

大野:これをリファーラルといっています。これを自分自身のリファーラルとして定義し直すということは可能なんです。

安:はい。

大野:例えば安さんが、自分にとってのリファーラル、これを自分なりに定義する。ただそれは必ずしも同じ定義が、ほかの人に当てはめられるわけではないということですね。例えばマイズナー博士ご自身が、メンバーをされていたときのことを例に挙げてみますけども。

安:はい。

大野:講演の機会、スピーキングエンゲージメント。例えばサービスクラブといわれている日本でいうと社会奉仕団体ですね。ライオンズクラブだったり、ロータリークラブとかそういったところでの講演の機会を無料でいいので、紹介してくださいというようなリファーラルをリクエストされていたんだそうです。

安:はい。

大野:なぜかというと、そういった講演の機会をもらうことで、そこからコンサルティングの仕事につながっていたんだそうです。

安:なるほど。

大野:それから、その講演自体は無償でやるので、これは直接的なサンキュースリップにはならないんですけど。

安:そうですね。

大野:でも、実はそこからのご縁で、コンサルティングが取れたりすると、それによってトラッキングできるし、どれだけの売り上げにつながったかも分かるということですよね。

安:そうですね。

大野:1回の講演の機会から、どれぐらいのビジネスにつながったかということが、しっかりと確認できるということですよね。

安:はい。

大野:もう一つは、Facebookページに対する「いいね!」をリファーラルとすべきか、認めるべきかどうかという議論ですけれども。

安:はい。

大野:認めてもいいんじゃないかという意見が考えられるとすれば、例えば車を買ったばかりの人が、傷ついたりとかするのが嫌なので、コーティングをしようと、塗装にしたいと思っているとするじゃないですか。

安:はい。

大野:その業者を探すためにFacebookを活用したとすると。
要はそのFacebookページに「いいね!」が10個しかないページと、900個ついているページだと、たぶん900個ついているほうのお店に車を持っていくんじゃないかと。

安:はい。

大野:そういう話はありますよね。

安:そうですね。

大野:なので、ビジネスの可能性を高めるという意味合いはあるわけです。

安:はい。

大野:なので、これが認めてもいいんじゃないかという議論の理由になるかもしれないというところですね。

安:はい。

大野:一方で、いや、それはリファーラルじゃないでしょと。ノーのほうの理由ですけれども。

安:はい。

大野:それって、本当にビジネスの機会になるの? という基本的な疑問ですよね。

安:そうですね。

大野:答えは言うまでもないと思いますけども。直接的なビジネスにつながるということは、あまり考えられないですよね。一つの、1件の「いいね!」がね。

安:そうですね。

大野:そういった環境をつくるとか、そのステップの、あるいは、プロセスの一つにはなり得ますけども。

安:はい。

大野:それそのものが「いいね!」をすることが、直接ビジネスにつながるわけではないので。

安:はい。

大野:あとは、リファーラルの真正度確認もなかなか厳しいですよね。

安:確かに。

大野:メンバーシップ委員会で、Facebookページを調べられるんですかね、誰が「いいね!」をしたかって。

安:調べられますけれど、いつしたかまでは分からないですよね。その意味では非常に真正度確認も難しいのかなという気がします。

大野:そうですよね。手間とか時間とかを考えると、現実的ではないですよね。

安:そうですね。

大野:当然そのサンキュースリップ、要するに売り上げにつながったとかって確認することが難しいので。

安:はい。

大野:貢献の度合いがゼロではないけれども、計測するのが難しいですよね。

安:そうですね。

大野:マイズナー博士もやはり個人的には、推奨したいのは、リファールとしては認めないということ。

安:はい。

大野:この議論に関しては、チャプターのメンバーシップ委員会も巻き込んで議論をするように進めています。

安:はい。

大野:彼の推奨は、リファーラルとしては、「いいね!」は認めないということですね。

安:そうですね。

大野:「いいね!」というのは、英語でendorsementという言葉ありますけども、endorsementって辞書を引くと、商品の推薦というような意味なんだそうですけども。どちらかと言うと推薦の言葉に近いですよね。

安:そうですね。

大野:推薦の言葉にするには、あまりにも簡単すぎるというか、言葉になってないので、「いいね!」だけですよね。クリック。

安:そうですね。

大野:あるいは、タップするだけですので。

安:はい。

大野:似たようなことで、例えば飲食店のポータルサイト。例えば食べログとか。そういうサイトが結構ありますよね。

安:ありますね。

大野:そういうところに例えば評価を書き込むとか。本を出版している人であれば、その書籍に対する評価とか書き込んでもらうと、リファーラルですなんていうのも耳にしたりすることありますけども、これも基本的には同じですよね。

安:そうですね。

大野:同じ理由でリファーラルとしては認めるべきではないですけれども、こちらのほうは、逆に文章が書かれているので。

安:はい。

大野:それを別の推薦の言葉のフォーマットにプリントアウトして、例えばフレームに入れて渡すとかいうことはできますよね。

安:あー、それはいいですね。

大野:二次活用ができると。

安:確かに。はい。

大野:流用ができるともいいますかね。

安:はい。

大野:あとは似たようなのはありましたっけ。

安:そうですね。今回のFacebookの「いいね!」と同じような例でいうと、メンバーの方が投稿した内容をシェアしてくださいと。

大野:ありますね。

安:シェアしたらリファーラルにしますよというのは、過去経験したことがあるんですよ。

大野:なるほど。これも同じですね。

安:そうですね。

大野:ライクというか、Facebookページの「いいね!」も、シェアも、割と簡単にできるじゃないですか、やろうと思えば。

安:はい。

大野:なので、お互いメンバー同士が助け合うという意味では、どんどんやるべきだと思いますよね。

安:はい。

大野:ただリファーラルとしては、認めるべきではない。チャプターの中でそういったものがリファーラルとして交わされることを認めるということは、そのリファーラルの価値を下げてしまうだけでなくて。

安:はい。

大野:チャプターの価値も下げてしまいますよね。

安:そうですね。

大野:ビジターさんから見たときに、「いいね!」を稼ぐために時間とお金を投資しなくちゃいけないのかって思われてしまいますよね。

安:それはもったいないですね。

大野:そうですね。

安:はい。

大野:マイズナー博士の講演の話がありましたけど。

安:はい。

大野:ところで、安さんも例えばいろんなところで講演とかできちゃいそうじゃないですか。

安:はい。

大野:実際やっていらっしゃいますよね。

安:そうですね。

大野:そういった分もやはりリファーラルになるんですか。

安:なります。はい。

大野:どういうプロセスで、ビジネスにつながっているんですか。

安:そうですね。最初のきっかけは、やはりBNIの方からいただいたリピートのさらなる新たなテーマでの講演につながったり、あとは来てくださった方と名刺交換をして、その方のお仕事のサポートをさせていただくというリファーラルにつながっていることがあります。

大野:はい。

安:これもマイズナー博士がおっしゃっているような内容に近いのかもしれないですね。非常にありがたい紹介をいただいているなと思います。

大野:はい。素晴らしいですね。

安:ありがとうございます。

大野:ところで、先ほどマイズナー博士の講演の話があったじゃないですか。

安:はい。

大野:安さんもそういった講演を結構されていると思うんですけども。

安:はい。

大野:その辺をちょっと聞かせてもらってもいいですか。

安:はい。ありがとうございます。マイズナー博士は、無償で講演を得て、そこから新たな広がりといいますか、お仕事の紹介を得るというところをすごく魅力的にお話しされていましたよね。

大野:はい。

安:私の場合は、無料の講演ではないんですけれども、その講演をきっかけに新たなリピートの講演だったり、あるいは、1歩踏み込んだコンサルティングのお仕事であったりと、仕事の幅が広がるというところが。

大野:そうなんですね。

安:はい。私にとってはすごくありがたいことでもあります。

大野:はい。ありがとうございます。

安:それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。

大野:そうですね。今回は、非常にシンプルな疑問点がテーマでしたけれども。

安:はい。

大野:「いいね!」に限らず、それと似たような安易なリファーラルというのは、新しいメンバーが入ったタイミングですとか、あるいは、新しいチャプターが立ち上がったタイミングでは、出てきがちだと思います。

安:はい。

大野:この辺はあらためてメンバーシップ委員会や、ほかのメンバーの人たちも巻き込んだ上で、再確認していただければと思います。

安:はい。ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社チームビルディング研修のJCTBの提供でお送りいたしました。

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